シナリオ戦のススメ

最初に覚えるゲームの勝利条件は、相手のWC(WL)を倒したら勝ちです。
この形式をベーシックバトルと言います。非常にシンプルな形式なので
時間の無い時などに好まれます。キャスターキルという呼ばれ方をしたりもします。

ある程度ゲームに慣れてきたら、シナリオを使って遊んでみる事を
お奨めします。これをシナリオ戦と言います。
依然、相手のWC(WL)を倒したら勝ちなのは変わりませんが
シナリオ戦では勝利条件が追加されます。
よくあるのは特定の地点を占拠する条件。
相手のWC(WL)を以外を倒したら勝ちというのもあります。
なぜシナリオ戦をお勧めするかというと、こちらの方が
ベーシックバトルより要求される能力が多岐に渡り
編成に幅が生まれ、なおかつ積極的なプレイングが必要となるので
ゲームが面白くなる為です。


シナリオは大別して六つあります。
勝利条件によって編成の向き不向きが変わってきます。
シナリオによっては編成に制限の入る場合も。
順番としてはテレインの配置、シナリオの選択、編成です。
シナリオの選択はダイスロールで行いますが
双方の合意があれば任意のシナリオでも構いません。

勝利条件に関わる要素としてコントロールという概念があります。
これは一定の範囲内に自分のモデルが完全に入っており
敵のモデルが入っていない状態を指します。
この時、ユニットの場合は全モデルが
この条件を満たす必要があります。

1.ブレイクザライン
まず戦場を六つのエリアに均等に分割します。
こんな感じに手前三つ、奥三つに均等割り。
□□□
□□□

追加される勝利条件は、第三ラウンドの「相手ターン終了時」に
手前二つ、奥一つのエリアをコントロールしている事。
勝敗の決定が相手ターンという変わった条件です。
追加条件の達成が難しいので、往々にして敵WC(WL)の暗殺で決着します。

コツ:ソロを多めに編成すると
エリアをコントロールしつつ動きやすくなります。


2.マングドメタル/クロー&ファング
編成ルールに特徴があり、ウォージャックないし
ウォービースト以外入れてはいけません。
ソロもユニットも、バトルエンジンもダメ。
WCはWJのみ。WLはWBのみという事になります。

追加される勝利条件は敵のWJ(WB)の全滅です。
手持ちのモデルによっては双方の合意の下
別のシナリオが選ばれる事も。

コツ:普段のゲームと違って、最後にWC(WL)が
頑張るという事が出来ないので、早めに前線に出しましょう。
WJ(WB)支援に特化したWC(WL)や接近系WC(WL)と相性が良いです。


3.キリングフィールド
戦場を手前と奥に二分割するライン上に
直径2インチのコントロールゾーンを三つ配置します。
一つはラインを等分する点を中心に。残り二つは
それぞれ最初の点からライン上を16インチ離れた点を中心にします。

追加される勝利条件は、コントロールポイントの7点先取です。
第二ラウンド以降の自ターン終了時、コントロールゾーンに
自分のモデルのベースだけが重なっていると確保している事になり
確保しているゾーンの数だけコントロールポイントを獲得します。
(1ターンの最大獲得ポイントは3)累積7ポイントで勝利です。
相手のターンに確保していてもポイントは得られません。
完全に重なっている必要は無く、ベースが少しでも重なっていればOKです。
また、このシナリオの場合はユニットの中の1モデルでも条件を満たします。

コツ:押さえるポイントが三つと多いので、ソロなどの低コストモデルを多めに編成すると
ポイントをコントロールしつつ動きやすくなります。


4.モッシュピット
戦場の中心点から半径8インチのエリアを設定します。

追加される勝利条件は、第三ラウンド以降
自ターン終了時にエリアをコントロールする事です。
正面からの派手な殴り合いになりがちです。

コツ:とにかく大急ぎでエリアに踏み込むことです。
特に後攻側は損害覚悟で踏み込まないとあっさりシナリオ負けする事も。


5.ノーマンズランド
戦場を手前と奥に二分割するラインを中心に
幅8インチのエリアを設けます。

追加される勝利条件は、第三ラウンド以降
自ターン終了時にエリアをコントロールする事です。
モッシュピットに似ていますが
エリアが横長なのでぶつかり方がマイルドです。
このシナリオも敵WC(WL)の暗殺で決着する事が多いです。

コツ:後攻側は先攻の主力と正面からぶつかる事を避け
まずはエリア内に入る事を考えましょう。戦場端を
ソロに走らせるものいい手です。


6.スローダウン
戦場を手前と奥に二分割するラインを引き
両端から8インチの点を中心に半径5インチのエリアを
二つ設定します。

追加される勝利条件は、第三ラウンド以降
自ターン終了時に両方のエリアをコントロールする事です。

コツ:やはり後攻側は先攻の主力と正面から
ぶつかるのではなく、まず片方のエリアをコントロールする事を
意識しましょう。また、ソロなどの低コストモデルを多めに編成すると
エリアをコントロールしつつ動きやすくなります。

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最終更新:2013年03月22日 18:03
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