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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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浸食機械
引きこもりと神姫
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白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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妄想神姫
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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妖精の騎士、その御印は虹の如し




“W.I.N.K.”の搭載・定着と充電の為に、我が“妹”達が眠って数時間。
その間に私・槇野晶もシャワーや仮眠を取り、目覚めたのはつい先程だ。
見れば充電は完了していた……傍らに収納してある“アルファル”もだ。
チェックプログラムも異常なし。起動して良さそうだ……では起こすか!

「ん……そろそろいいぞ。起きてくれんか、アルマ・ロッテ・クララ?」
「……むにゃ。あ、後三分寝かせてください~……ぅぅん、ふぇ……?」
「アルマお姉ちゃん、寝坊しちゃダメだよ。晩御飯に間に合わないもん」
「ば、ばんごは……ええっ、もうそんな時間ですかクララちゃんッ!?」
「ふふふっ。アルマお姉ちゃんってば~、まだおやつの時間ですの~♪」

寝惚けていた事に気付き赤面するアルマ、それを見て笑う二人の神姫。
ロッテもクララも……慣れた故とはいえ人が悪いな、全くこの娘らは。
ともあれクレイドルから彼女らをそっと抱き上げ、作業台に移動する。
ふむ……特段挙動に変化はない。“W.I.N.K.”の定着は成功した様だ。

「どうだ。色々とメンテナンス等もしてみたのだが、具合は平気か?」
「ん……何も問題はないですの~♪ただ、今回の“教本”は随分……」
「容量がありますよね?普段は圧縮されてるから気になりませんけど」
「つまりこれから扱う“モノ”も、それだけ複雑な構造を持つんだよ」
「御明察。複雑さでは“Valkyrja”や“SSS”等足下にも及ばぬぞ」

そして、それに見合った多機能さも当然備えている。だがそれは、過日
アルマが敗北した時の様に“装備に振り回されてしまう”危険を孕む。
振り回されないだけの挫折と克服、そして熟練に最大の補助。それらが
全て揃ったとはまだ言い難い。だが、歩を止めるという選択肢も無い。

「それでも自分の物にしないと、次のステージにも進めない……と」
「そう言う事ですの、アルマお姉ちゃん。でも、大丈夫ですの~♪」
「マイスター(職人)だもん。ボクらの特性は、多分考えてるんだよ」
「有無。世界でたった三つの、“お前達の騎士”を作ったつもりだ」

不思議な顔をする皆を作業台の上に降ろし、私は三つの箱を取り出した。
簡単な辞書サイズのそれは、表具に“Alma”“Lotte”“Clara”の名前が
彫金で施されており、一見して三姉妹専用のキャリアケースだと分かる。
皆が覗き込む中で、私はそっとロッテの名が刻まれた箱の上蓋を開いた。

「これは、“EL:DoLL”に関わる装備一式を収める為の専用ケースでな」
「あ、“フェンリル”と“ライナスト”に“レーラズ”が入ってますね」
「“マビノギオン”も入ってるんだよ……でも、この中央の物は何かな」
「幾つものパーツが、フレームで繋がってますの……外部装甲ですの?」
「半分正解だ。ロッテ、起動させてみるが良い。“アルファル”をな!」

私の言葉を受け、ロッテが軽く瞑目する。その時、箱の中央で眠っていた
鋼の塊に光が宿り、宙へ緩やかに浮かぶや否や……変形を開始したのだ!
複雑に連動した幾つものフレームが、部品を引き寄せては繋ぎ合わせ……
干物の様に平べったかったそれは、コンマ数秒で全く別の形状となった。
それは、白と黒にクローム系……モノトーンで構成された、謎の物体だ。

「きゃぁっ!?こ、これって……もしかして“UFO”……ですか?」
「形状は近いが、電磁浮遊システムとブースターで飛んでいるだけだ」
「……待って。これの通信パターンは、ぷちマスィーンズなのかな?」
「有無。流石に無から自律思考型の戦闘用超AIは作れぬからな……」
「それでも、こんな物を作るなんて……マイスター、怖い娘!ですの」

とは言え、コアモジュール以外の部分については私の手も入っている、
系譜的には“ぷち”であるが、規模と能力等その全てが従来とは違う!
『単騎で一人の神姫を補佐する』……それを実現する為の機構なのだ。
ロッテはそれを見抜いたらしく、目の前の構造物に見入っている様だ。
暫く辺りを見回した“アルファル”も、ロッテへと視線を定めて……。

『Are You my-master? If so is, please acquire nickname to me.』
「……私に名前を下さい、でいいかな?ヒアリングは特訓中なんだよ」
「有無。ただこれは、“アルファル”が唯一喋れる言葉だ。通常時は」
「“ぷち”同様、言葉を越えた繋がりを持って接する……ですよね?」
「そうだ……さあロッテ、これはお前だけの“妖精騎士”だ。任せる」
「わたしだけの名、ですの?ぅ~ん……“フィオナ”はどうですの?」

それを聞いた途端、UFOは直ちに変形。神姫より一回り大きい人の姿を
取った……と言っても、神姫達よりは遙かに“ロボット側”なのだがな。
ともあれ、その姿を見せた“妖精騎士・フィオナ”はロッテに対して跪き
臣下の礼を取った。ロッテは手を取り、軽くキスをする。主従の成立だ。

「ではフィオナ、今後はわたしと姉妹……そしてマイスターの為にッ!」
「嬉しい事を……アルマとクララ、お前達の騎士も出してやっておくれ」
「はいっ!ロッテちゃんが“フィオナ”……あたしは“モリアン”で!」
「ケルト神話からの引用だね。ならボクは……“アルサス”でどうかな」

パーソナリティが女性……“ぷち”なのだから“雌”か?……と察して、
ロッテ同様二人も捻った名前を付け、自分の箱に念じる。それと同時に、
全く同じデザインをした“妖精騎士”が飛び出し、アルマとクララに対し
跪き、臣従の意思を示す。二人がこれに応じたのは言うまでもない事だ。
“アルファル”もそれに応じて、機体色がモノトーンから神姫達の色……
即ち、それぞれ紅・蒼・翠に変化した。意思表示の一環で行った様だな。

「さて。彼女らはお前達の戦い方……“クセ”を学ぶ事でより進化する」
「なら今後は、フィオナ達も一緒に特訓しますの♪いいですよね、皆?」
「勿論ですよっ。セカンド昇格の試合まで、あまり時間はないですしね」
「新しい相棒と一緒に、どこまで己を引き出せるか……頑張ってみるよ」

──────どこまで私が皆を高めてあげられるか、頑張るよっ。







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