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第1部   戦闘機型MMS「飛鳥」の航跡


  • 第8話 「爆兎」


ズンズズン・・・ドオン・・・ボム・・・ボウン・・・

遠くで鈍い砲撃音が響く・・・

重装甲戦艦型MMSの「ドセットシャア」「ウォース・パイト」はスーザンを残して廃墟となったゴーストタウンを併進する。

ドセット「スーザンの奴、うまく新手の神姫部隊を引き付けたかな?」
細田「あの砲声が聞こえている間は生きてるってことだな」
パイト「護衛のアラキナたちが戻ってこない・・・・相当苦戦しているようだ」
和田「なんにせよ・・・」

和田はバトルロンドの筐体の前で腕を静かに組む。

和田「これでようやく我々の当初の目的を達成できるということだ」

ドセットとパイトがこくりとうなずく。
和田がすっと手をかざす。
和田「廃墟ステージに全体に無差別爆撃を開始しろ!!強き者弱き者関係なし!!SクラスだろうがCクラスだろうが関係なし!!全てわけへだなく区別なく粉砕しろ!!邪魔をするものは主砲で叩き潰せ!!火力と物量ですり潰せ!!」

ドセットがチカチカっと発光信号でパイトに合図を送る。
パイトもそれに答える。

爆弾倉がゆっくりと開かれる。そこにはぎっしりと爆弾が積まれていた。


時間は10分前にさかのぼる・・・

水上ステージの隣に位置する廃墟ステージ、そこではさまざまな神姫が慌てふためいて、逃げ惑っていた。

バイオリン型 「戦艦型神姫の定期便ですわよ!!みんな逃げて!!」
サソリ型「戦える神姫は前へ!!」
フェレット型「わ、わたしは逃げますね!!」
天使コマンド型「ええーさっき何チームかが迎撃に出たんじゃないの?」
建機型「今日は3隻もいるらしいですよーこれぱっかちの神姫じゃ止めれないです」
マーメイド型「・・・キャノン砲装備の神姫は集まってください!!撃沈できなくても近づけさえしなければ・・・」
コウモリ型「私はイヤだよ!爆撃が終わるまで、どっか隠れているね」
砲台型「このコウモリヤロウが!!武装神姫なら正々堂々と戦いやがれ!!」
花型「ビルの上から攻撃すれば!!」

数十機あまりの神姫が右往左往する。
ガレキの山に隠れる者、戦おうと武器を手に取る者、戦場から逃げ出そうとする者でごったがえす。


その中で何十体かの完全武装の神姫が集まって話い合いをしている。

チーム名「あっさり塩味」

□ウサギ型MMS 「ミラー」 Sクラス 
オーナー名「江原 正」♂ 45歳  職業 高校教師

□天使型MMS 「マイク」 Sクラス 
オーナー名「石田 圭祐」♂ 42歳  職業 配管工

□ハイスピードトライク型 「ライベン」 Aクラス
オーナー名「後藤 敦」♂ 26歳  職業 メーカー営業マン

□火器型 「ダニエル」 Aクラス
オーナー名「堀内 賢」♂ 26歳  職業 メーカー営業マン

□砲台型 「メリッシュ」 Aクラス
オーナー名「大滝 寛」♂ 28歳  職業 パン屋

□悪魔型 「カッパーゾ」 Aクラス 
オーナー名「岸田 恵子」♀ 17歳 職業 高校生

□シスター型 「ウェイド」 Bクラス
オーナー名「田岡 麻美」♀ 13歳 職業 中学生

□種型 「アパル」 Cクラス 
オーナー名「小森 創介」♂ 13歳 職業 中学生

□天使コマンド型「フランシス」 Cクラス
オーナー名「草尾 毅」♂ 17歳 職業 中学生


江原「いいか、ミラー俺たちはこっちにまっすぐ向かってくる定期便を迎え撃つ、こんな廃墟ステージでコソコソとネズミのように隠れているのは許さない」

ミラー「・・・戦艦型神姫が本気になってくればイチコロですね」

江原「違う、作戦がある」
筐体のタッチパネルを操作しマップを取り出す江原。
江原「連中は、端から爆撃するためにここから来る、だがガレキが道路をふさいでいるこの道に、なんとか誘い込むんだ、工夫して考えてみろみんな」
ライベン「ここに?」
ミラー「戦艦型神姫が立ち往生、道をふさいだ所を両脇から叩く・・・ということですか・・」
マイク「どうやって戦艦型神姫を潰すんです?」
ミラー「餌で釣り、スラスター及び機関部分を破壊する」
ライベン「餌はなんですか?」
ミラー「お前だ、トライクモードに変形して奴らの前に出て、誘い出すんだ」
ライベン「俺かよ・・・」
フランシス「何で戦艦型神姫を撃破するんですか?みんなロクな重武装も無いですよ?」
ミラー「・・・くっつき爆弾で」
ダニエル「くっつき爆弾?」
マイク「そんな武器あったかな?」
ミラー「昔見た、戦争映画であった」
マイク「なんですかそれは?」
ダニエル「どういうもので?」
ミラー「砲台型の砲弾が余ってるっていっていたな」
ウェイド「何台か砲台型がいたけど、定期便が来るって聞いて逃げ帰っていったよ、弾薬もそのまんま」
ミラー「それを使おう」
ミラーはアパルのソックスをじーと見る。

ミラー「綺麗な靴下だな、アパル」
アパル「はい!!マスターから昨日プレゼントでもらった・・・靴下・・・なんです・・が・・・・」
アパルはどういうことなのか理解しはじめて言葉が詰まる。

ミラー「靴下を履いている神姫から靴下を脱がして、砲弾を詰め込んで信管を埋め込む、靴下に接着剤を塗って目標に向かって投げるとくっつく、【くっつき爆弾】だ。他にいい手があれば聞こう」

ライベンがペッと唾を吐いて毒づく。

ライベン「いいね、靴下まで武装にするか」


アパルは靴下を脱いで砲弾を詰め込んで、接着剤に浸す。
アパル「はあ・・・せっかくマスターに買ってもらった靴下なのに・・・」
小森「ぼやくなアパル、靴下ぐらいいくらでも買ってやる」

ダニエルは壊れた教会の鐘楼の上によじ登る。

堀内「どうだダニエル?」
ダニエル「いいぞ、ここからなら敵の動きが見渡せる。

カッパーゾが砲弾を地面に埋める。
岸田「何してるの?カッパーゾ」
カッパーゾ「地雷です」

ミラー「悪くない、なんとかなりそうだ」
江原「アラモの砦だな・・・」
ミラー「うまくいかないと全員、お陀仏ですね」

メリッシュ「アパル、よく聞け」
アパル「なんですか?」
メリッシュ「俺は撃ったら逃げ込む、身軽にするために弾薬は持たない、お前は代わりに弾薬を持って待機しているんだ、いいな、大丈夫か?」
アパル「は、はい」
アパルはCクラスで大規模なバトルに参加したことはない、しかも相手は巨大で重装甲の戦艦型神姫だ。戦艦型神姫なんて見たこともない。
アパルはルーキー神姫なので、直接的な戦闘には参加せずに補助で動くことにした。

アパル「こ、こるなるとは・・・」
メリッシュ「エライ災難だな、お前も」
メリッシュはアパルに砲弾や弾薬を持たせる。
アパル「ま、まったくです」
メリッシュ「イチカバチかだ」

メリッシュは、ぽんとアパルの肩を叩く。

アパルはふーーーと息を吐く。ずるりと砲弾が地面が落ちる。
アパル「うああわ・・・あわあわ・・」

メリッシュ「落ち着け・・・」

メリッシュは冷めた目でアパルを見つめる。


ぞろぞろと何機かの神姫がそそくさと逃げていく。
カッパーゾ「フン、腰抜けどもめ・・・」
ライベン「一生そうやって強い奴から逃げていればいいさ」
ウェイド「賢いんだよ、連中は」

ウェイドがジェリカンのアルコールをぐびぐびと口をつけて飲む。

ウェイド「嫌なことから逃げられるうちは、逃げればいいさ。いざ逃げるに逃げられない状況になったときこそ、武装神姫の真価が発揮されるんだよ・・・」
ライベン「誰の言葉だ?」
ウェイド「・・・俺の言葉さ」

それぞれのオーナーたちは戦艦型神姫が来るのを待つ間、昼飯を食べたり雑談に花をさかせている。
戦いと戦いの合間のほんのひと時のささやかな平和な時間・・・

ゴーン・・・・ゴオオオオン・・・・オンオンオン・・・

低い重低音のエンジン音が廃墟のビルの谷間から響いてくる。

カタカタと小さな小石が音に反響して震える。

ダニエル「来たぞー!!」

半分壊れた教会の鐘楼からスナイパーライフルを片手に身を乗り出して叫ぶダニエル。

ミラー「ダニエル!!数は?」
ダニエル「東から2隻、カタリナ社製の重装甲戦艦型神姫!!ヴィクターⅡ級2隻!!まっすぐにこっちにくる、護衛はいない」

ミラー「護衛無し?」
ライベン「罠じゃないのか?」
ミラー「ライベン!トライクモードで敵を誘え!」
ライベン「了解!」
ライベンはガキンとトライクモードに変形する。

ミラーが叫ぶ。

ミラー「お前らも攻撃準備!!」

ウオオンウオン・・・ライベンのリアパーツのエンジンが唸る。
後藤「幸運を!」
ライベンのオーナーの後藤がイヤホンで話す。

ライベン「俺は生まれつきツイてる!!」

ギュオン!!

エンジンを吹かしながらライベンは戦艦型神姫に向かっていった。


メリッシュとアパルが廃墟のビルの中に入り、メリッシュの大砲に砲弾をセットする。

アパル「セットよし」
メリッシュ「クソッタレ、やっぱり12時きっかりに出やがった!」

ウェイドが飲んでいたジェリカンのフタを閉めると信管を刺した。


ドンドッドドン・・・ズズン!!

何発かの砲弾が廃墟の手前で爆発したと同時に大慌てでライベンがトライクモードで戻ってきた。


ミラー「うまく誘きよせたか?」
ライベン「ハアハア・・・ハア・・・」
ライベンは荒い息を吐いている。

ライベン「くそう、俺を見てすぐに、主砲でぶっ放してきやがった!!後ろを見ている暇なんてねえ!!」

ゴゴゴゴ・・・ゴンゴオン・・・ゴゴゴゴン・・・

低い重低音が近づいてくる。
ミラーとライベン、フランシスはガレキの山に身を潜め、廃墟の入り口を注視する。他のチームの神姫たちもじっと身を潜めて隠れる。
ぎゅうときつくライフルを握りしめる砲台型。ビルの壁にへばりつくコウモリ型、マシンガンの弾を込める天使型など、他にも数十体の神姫が戦艦型神姫を待ち伏せていた。



ドセットシャアは廃墟ステージの手前でピタリと止まった。

ドセット「・・・・・」
細田「待ち伏せているな、これは・・・」
パイト「さっきのトライク型が斥候でしょう」
和田「ふむ・・・・」

和田は顎に手を添えて考える。

和田「ドセット!迂回しろ!パイトは直進」

ドセット「了解」
和田「爆弾倉を閉めろ!!市街戦、砲撃戦用意!!」


ゴゴゴン・・・・ゴゴゴ・・・

ドセットはライベンを追わずに廃墟の外を迂回する。


ミラーはスコープで、ガレキのスキマから様子を伺う。

ミラー「迂回しやがった!!」
ミラーは半分壊れた教会の鐘楼にいるダニエラを見る。

ダニエラは手で合図する。


ミラー「1隻は左へ行く」

ゴゴゴゴゴン・・・ゴゴゴ・・・ゴゴゴゴ・・・

一隻は左へ迂回しもう1隻がまっすぐ直進してくる。挟みこむつもりだ。ゆっくりと速度と高度を落とし、地面スレスレを戦艦型神姫が進んでくる。

カシャン
安全装置をはずすメリッシュ。その横でごくりと唾を飲むアパル。

パイトは十二分に警戒しながらゆっくりと進む。

ゴゴゴゴ・・・・

ミラーとライベンの手前にあるガレキの山の砂が振動で降るえ、さらさらとこぼれる。

カチンとカッパーゾが地面に埋めた地雷のスイッチを入れた。


To be continued・・・・・・・・





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