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ホーリー、バトルデビュー!! 後編


「それではバトルアリーナ第2戦、レディ・ゴー!!」
ついに試合がはじまった。まず先手を取ったのは、メイリンだった。
 「いくニャ~!猫手分分拳(ねこのてぶんぶんけん)!!」
 猫爪をつけた腕をぐるぐる回し、メイリンはホーリー目がけて突進した。
 (ふうん、結構直進的な動きなんだ)
 余裕でひらりと避けるホーリー。避けられたメイリンは勢いあまって闘技場の外で転んでしまった。
 「あだだだ…、でもこんなことじゃ負けニャいもんっ!!」
 メイリンはめげずに立ち上がり、再びホーリー目がけて突撃した。
 『バカ、何やってんのよ!あんな攻撃じゃ避けるに決まってるじゃないの!!もっと考えて攻めなさいよ』
 耳元にある通信用のスピーカーで沙耶がしかりつける。それを聞いたメイリンは突進を止める事にした。
「あ、そうだった。こんな攻撃じゃ相手だってつまんニャいからね」
 メイリンは少し後ろに下がると、助走をつけてジャンプした。
 「奥義・猫猫回転脚(まおまおクルクルきゃく)!!」
空中で回転しながらホーリーに攻撃を仕掛けるメイリン。もちろんホーリーはこれを避けた。
 ガリガリガリ。闘技場の床を砕く猫猫回転脚。当然メイリンは埋まってしまった。
 「うううっ、こんな事になって情けないニャ…」
 自分のやったことが情けなくなったメイリンは穴からはい上がり、ペタンと座り込んでしまった。
 「あらら、座り込んじゃった。大丈夫?」
 メイリンに声をかけるホーリー。どうやら彼女もメイリンに同情してしまったようだ。
 『どうしたのよ、早く闘わないと負けるわよ!』
 耳元から沙耶の怒鳴り声がこだまする。
 「そんな事言われたって…。どうやって攻撃したらいいか分からないニャ~」
 『ったく、しょうがないわね。これからあたしが指示するから、その通りに動くのよ』
 「…分かったニャ…」
 メイリンは立ち上がると、両手にはめているネコハンドを外し、武器を召喚した。
 「来来!猫龍刀(まおろんとう)!!」
 すると空から青龍刀みたいな武器が降ってきて、メイリンの前に落ちてきた。
 「び、ビックリしたニャ…。こんな手前に降りてくるとは思わなかったニャ」
 メイリンは刀を拾い上げると、ホーリーに向けてかまえた。
 「さあ、ここからが本当の勝負ニャ!!」
 やる気モードになったメイリンを見て、ホーリーはにっこり笑った。
 「さっきのは小手調べなわけね。じゃ、ホーリーも手加減しないからそのつもりでね」
 ホーリーもトンファーブレードを構えて戦闘体勢に入った。
 『恒一が調べたデータだと、このメイリンは格闘戦が基本スタイルらしい。いきなり接近戦に入らないで少し間合いを取って闘った方がいい』
 「了解。接近戦と見せかけて離れて攻撃すればいいのね」
 『ああ。もし接近戦に持ち込まれたら、無理に反撃に出ないで防戦に徹するんだ。そうしないと相手のペースに巻き込まれる可能性があるから、気をつけるんだぞ』
 いずるの指示に従って、ホーリーは間合いを取りながらメイリンの出方を待った。
 『メイリン、あたしが行けと言うまでこのままの距離を保って。もしかしたらあっちが先に攻撃を仕掛けてくるかもしれない。そのときまで待つのよ』
 「うん、このまま待つことにするニャ」
 メイリンは猫龍刀を構えたままその場を動かないようにした。

 それから数分が経過したが、未だに両者はその場に動けずにいた。
 「沙耶ち~ん、いつ動けばいいんニャ~?」
 『もう少しじらしてからよ。あっちがガマンできなくなってから動くの。わかった?』
 「うにゅ~」
 一方のホーリーも、もうガマンの限界に来ていた。
 「ねえ、あとどの位このままでいるの?」
 『今動いたらあちら側の思う壺だ。動きがあるまでうかつに動かない方がいい』
 「でも、このままじゃ時間だけが過ぎちゃうよ。もう残り時間も無いんじゃないの?」
 いずるは掲示板に映し出されている時刻を見た。ホーリーの言うとおり、残り時間はあと12分しかない。このままの状態で時間切れになれば引き分け扱いになるが、この決着の仕方ではホーリーは満足しないだろう。だが、今動いたら相手の思惑通りになってしまうのは目に見えている。相手の動きがない限り、こちらに勝機はないだろう。
 「悪いな、もう少しだけガマンしてくれよ。あっちも我慢できなくなってるはずだから」
 互いに動きが生じるのを見計らう両者。そして数分後…。
 「もう時間がないニャ!こっちから攻撃を仕掛けるニャ!!」
 なんと動き出したのはメイリンの方だった。メイリンは刀を水平に保ちながらホーリーに突き進んできたのだ。
 『バカ!もう少し待ってって言ってるのに!!』
 真っ向から突撃してくるメイリンに対し、ホーリーはまだ動かずにいた。
 「どうやらあっちの方から動いたようね」
 『よし、十分引き付けてからジャンプして後ろに回りこむんだ』
 「了解」
 メイリンが突進する瞬間、ホーリーはその場でジャンプして、背後に回りこんだ。
 「悪いけど、ダウンしてもらうよ」
 そしてショートマシンガンでメイリンの背中を狙い撃ちした。
 「うニャニャニャ~~~~!!!」
 至近距離の連射をモロに受けたメイリンは、痛がりながら倒れてしまった。
 『あちゃ~。どうしてくれんのよ、作戦が目茶苦茶じゃないの』
 「ごめんニャ~。でも、これからは沙耶ちんのアドバイスなしでやることにするニャ」
 メイリンはヨロヨロと起き上がり、再度ホーリーに立ち向かっていった。
 『な、何考えてるのよ!あたしの指示に従ったほうが勝てるはずなのに…』
 しかしメイリンは首を横に振った。
 「沙耶ちん、それは違うニャ。確かに沙耶ちんに言うとおりに闘えば勝てるかも知んニャい。でも、これで勝ったってあちしは素直に喜ぶ事なんて出来ないよ。だからあちしは自分の力だけで戦う事にしたんニャ」
 メイリンはホーリー目がけて猫龍刀を振り下ろした。しかし…。
 『ホーリー、新装備を使って受け流すんだ』
 「OKいずる、やっとこれを使う時がきたようね」
 バックパックの一部が分離・変形し、ホーリーの左腕に装着される。そしてそこからエネルギーフィールドが発生した。
 「これがホーリーベルの新兵器、フィールドディフェンダーよ!!」
 ディフェンダーから発生したエネルギーは、猫龍刀の攻撃を跳ね返し、刃をボロボロにした。
 「ニャンと!あちしの猫龍刀がこんなにボロボロに…」
 メイリンは猫龍刀を捨て、天高くジャンプした。
 「こうなったらこれで勝負ニャ!!猫獣拳奥義・猫猫分分脚(まおまおぶんぶんきゃく)!!」
 回転しながら蹴る構えを取るメイリン。そしてそのままホーリー目がけて落下していった。
 『来るぞホーリー!』
 「分かってるって。んじゃ、行きますか!ホーリーベルの必殺技!!」
 左腕に装備されたディフェンダーが変形し、弓の形をした武器になった。
 「聖なる愛の矢、受けてもらいます!ホーリー・スイートアロー!!」
 エネルギーの矢が放たれ、メイリンに命中した。バランスを失ったメイリンはそのまま地面に激突した。
 「あなたの人生に、幸あらんことを…!」
 そしてその瞬間、ホーリーの勝利が確定した。
 「メイリン選手、KO負け!勝者、ホーリーベル!!」
 ホロスクリーンに映し出される勝者の名前に、沙耶は表情一つ変えずに立ち上がった。
 (…負けた、か…)
 沙耶はヴァーチャルカプセルがある所まで歩き、カプセルのふたを開けた。そこには目がぐるぐる回っているメイリンの姿があった。
 「ごめんニャ~、あちし、勝てなかったニャ~」
 「ごめんを言うのはあたしの方。だって、メイリンの気持ちなんてこれっぽっちも分かかろうとしなかったもの。だから…」
 沙耶が言いかけると、メイリンは頭を横に振って言い返した。
 「ううん、そんなことニャい。だって、さっきあんな事言ったのは、あちしのことを心配してたからでしょ。あちしはそれに気が付かなかっただけ。悪いのはあちしの方ニャ」
 「メイリン…、あんたって人は…」
 沙耶はメイリンを両手で拾い上げ、そのまま抱きしめた。
 「次の試合は絶対いい成績残そうね」
 「わ、分かったニャ。分かったけど、苦しいニャ~~!!」
 二人はそのまま退場していった。それを見ていたホーリーには、その様子が理解できなかった。
 「あの二人、仲がいいんだか悪いんだか」
 「こんな愛情表現もあるんだよ。な、いずる」
 観客席から恒一が飛び出してきて、いずるとホーリーのところに来た。
 「まあ、そういうことになるのかな…」
 いずるはあの二人のことを見て、少しだけほほえましく思うのだった。

 「今日のホーリー、なかなか健闘したな」
 アリーナが終わり、成績表を見た恒一は、いずるとホーリーの顔を見て感心していた。
 「結果は3勝2敗。初参加でこの成績というのは結構いい走り出しだわ」
 小百合も成績表を見て二人を褒め称えた。
 「だよね~。これでもホーリー、一生懸命がんばったんだから」
 「これも小百合さんが立ててくれた練習スケジュールのおかげです」
 小百合にお礼をするいずる。それに対してホーリーは結果に酔いしれている様子だ。
 「でも、次のレベルに上がるためにはポイントを稼がないといけないから、勝ったからと言って気を抜くのは禁物よ。これからも練習を欠かさずにやらないと負けちゃうわよ」
 「はい、これからも練習試合お願いします」
 「でもね、いずる君」
 小百合は立ち止まったかと思うと、いずるに向かって指を差した。
 「本業である学校のことも大事よ。これからは学校と練習、バランスをとってやらないとね」
 「は、はい」
 小百合はニコッと笑うと、いずるの手を取って外に向けて歩き出した。
 「今日は私がおごるから、焼肉食べに行きましょう。この近くにおいしいお店があるのよ」
 それを聞いた恒一は、居ても立ってもいられなくなった。
 「何、本当かよ!じゃあ、遠慮しないでいただくとしますか!!」
 そして一緒に外へ出て行った。
 「いや~、よかったな、いずる!試合もよかったし、焼肉も食べ放題だし、いいこと尽くしだぜ!!」
 バンバンといずるの背中を叩く恒一。しかしいずるの心境は焼肉ではなく、別なところにあった。
 (竜崎さん、今頃何をしているんだろう…?アリーナには出場してなかったし…)
 いずるは神姫バトルに出場すると宣言をした竜崎のことを気にしていた。まだ未知数の竜崎とその神姫…。いずるの脳裏から竜崎のことが離れなかった…。

 「昇龍天雷!!」
 とある会場。ここでは神姫トーナメントが開かれていた。そこで竜崎のチームは試合をしていた。そして今、凛花の必殺技、『昇龍天雷』がうなりをあげて相手をリング外に吹き飛ばしたのだった。 
 「決まった~!!なんとこのブロックの優勝者は、竜崎賢市&凛花の新ユニット、『チームフレグランス』だ~!!」
 その瞬間、竜崎のチームは短期間でトーナメントの頂上に立ったのだった。
 「どうやらこのブロックでは私に勝てる相手はいないようですわね」
 「そのようだ。初めてこの大会に出たけど、こんなに弱いとは一体どういうことなんだろうね」
 優勝トロフィーと記念品を手に持ち、会場を後にする竜崎たち。しかし彼には何かが物足りなかった。
 「都村いずると國崎観奈…。彼らと闘うためには更なる経験が必要だな。早いところ次の試合の手続きを済まさないと」
 「だったら次はあたしにやらせてよ~」
 カバンから來華が飛び出し、竜崎の肩に止まった。
 「そうだな、次はお前が強くなる番だからな」
 「主人のためなら、火の中でも水の中でも闘っちゃう!ねっ、凛花姉」
 來華は気合十分の様子だ。
 「無茶だけはしないでね」
 対する凛花は少し呆れ顔だ。
 「さて、今日の試合はこれで終わりだ。今日はお前達の好きな物を買ってあげるから」
 「わーい、やったー!!」
 「それでは私、最新のドレスがほしいです」
 「えー、ずるいー!じゃ、あたしもすごいもの買って!!」
 それぞれに買うものを注文する二人。竜崎は愛車のドアを閉めると、夜の街へと走り出した。
 (さて、強くなっていく僕達に君達は勝てるかな…?対戦する日を楽しみにしているよ…!!)
 竜崎はアクセルを踏み込み、スピードを出した。そして市街地のあるほうへ走り去っていった…。


つづく







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