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えむえむえす ~My marriage story~

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● 三毛猫観察日記 ●



◆ 番外編2 「カルチャーセンターに行こう!」 ◆



アキオの屋敷に来て5日目。私は専用に用意された部屋で寛いでいます。
ご家族はみんな海外で働いているので、屋敷にはアキオとお手伝いさんしか居ません。
今まで研究所の外に出た事が無かったから一般常識が不足してるけど、それでも
彼がとんでもないお金持ちだって事は解ります。

『お~い桜花、そろそろ出かけるぞ』
ドアの外からアキオが声を掛けた。もうそんな時間なのね。
今日は二人で近所の「神姫カルチャーセンター」とかいう所に行く予定。
そこでは幾つもの神姫向け教室が開催されているので、それを参考にして
これからの私の目標を決めよう、というのです。

「はい、今行きます!」
とりあえず軍服に着替える。さすがに今着てる部屋着「ぶるまぁ体操服」のままで
外出するのは恥ずかしい。ってこれ、本当に協会で着用が義務付けられている
神姫の標準装備なの!?なんかアキオに騙されてるような気がする。

着替え終わってリビングまで行く。
「なんだよオマエ、軍服なんかで街中を歩くつもりか?」
「仕方ありませんよ。他に服を持っていないんですから」
「ああ、外出着ならちゃんと用意したぞ」
アキオが背後から何かを取り出した。
「これは『ばにぃがある』と言ってな、ぶるまぁと同じ協会指定の標準装備だ。
 神姫が外出する時はコレを着ていないと、法律違反で逮捕されてしまうんだ」

アキオの目をじ~~~~~~~~~っと見る。あっ、泳いだ。
とりあえずサブマシンガンで2,3発撃っておく。
「イテテっ!!おい、怪我をしたらどうするんだよ!」
「火薬を減らしたから大丈夫ですよ。バカ言ってないでマトモな服をください!」
「何だよノリが悪いなぁ……じゃコレはどうだ?『はだかえぷろん』と言ってな、
 イタリアの有名なデザイナー「ハダーカエ=プロン女史」が今年発表した最新の……
 痛い痛い痛い止め止め止めマジ痛いイテイテ死ぬ死ぬ止めろぉ~~~~!!!」


新大阪の駅から歩いて10分。9階建てのビルの前に来ました。
ちなみに私はアキオが用意していた「普通の」ワンピースを着てます。有るなら最初から
出しなさいよ、もう!

受付の案内板をチェックします。
「え~っと、1階は全部バトル関係か。まぁ一番メジャーだからな。
 でも今のオマエには関係無いよな。逆に戦う必要が無くなったばっかりだし。
 さてと……何か気になる教室はあるか?」
「う~ん、やっぱりスポーツ関係ですかね。後はダンスとか料理とか作法とか……」
「それじゃ殆ど全部だな。なら上から順番に全部見てみるか?」
「はい!」


〔9階・料理関係〕
 「料理は得意ですよ!サバイバル訓練で野ネズミやヘビを丸焼きにしてましたから。
  今度ごちそうしますね!」
 「……普通の店で買える食材に限定しろな……」

〔8階・手芸関係〕
 「お裁縫はナンバー4が得意でした……うううっ…」
 「だぁぁ~~~この階はパスだ!!!」

〔7階・作法関係〕
 「茶道は俺も帝王学で叩き込まれたな。それで桜花、どうだった?」
 「お茶菓子が美味しかったです!」
 「……あっそ」

〔6階・愛の営み関係(18歳未満おことわり)〕
 「よし!!!!!!!」
 「何が『よし!』ですか!大体アキオはまだ高校2年生でしょう!」
 アキオの耳を引っ張ってこの階を後にする。

〔5階・ダンス関係〕
 「ココから下は体育系の教室みたいだな」
 「エアロビはダメですね。でも社交ダンスは面白かったですよ!」

〔4階・水泳関係〕
 「神姫って水に浮くんだよな。最近知ったよ」
 「私も泳げますよ。……何ですかそのヒモみたいな水着は!着ませんよ!!」

〔3階・個人競技関係〕
 「テニスとか卓球とかダーツとか。何か面白そうだな」
 「ですね!ちょっとテニスとか保留にしておきましょう」

〔2階・団体競技関係〕
 「サッカーとかバスケとか野球とか。う~ん、面白そうではあるんだが…」
 「いくらリミッターをしてても、私とチームを組める神姫なんて滅多にいませんよ」


1階のロビーで休憩。アキオはソファーで缶コーヒーを飲んでいます。
「気になったのは料理と茶道と社交ダンス、あとテニスですね」
「ふむ……1階のは見なくていいよな?今更バトルなんて興味無いだろうし」
「そうですね……」
神姫バトル教室のある方を見る。大勢の人だかりが出来ています。
「アキオ、あれ何かあったんでしょうか?」
「ん?なんだろう。ちょっと見ていくか」


『大阪の連中ってこんな腰抜けばっかなのか!?そんなに俺達が怖いのかよ!!』
『何を偉そうに言うとるねん。そないレギュレーション違反なモンでエバりくさりおって、
 アホちゃうか!』
『ココは公式ルール関係無いだろうが!口だけ達者なガキは黙ってろ!』
『口だけかどうか、今から教えてやるわ!』
『待ちなさい、君は戦っちゃダメです!何かあったら明日の公式戦に響くでしょう!』
『せやけど先生……』

何となく事情が解った。レギュレーション違反のゴツいストラーフを持ち込んだバカが
フリー対戦で暴れているのね。それを見かねた女の子…中学生かしら?が勝負を挑もうと
したけど、教室の先生に止められてるみたい。

ギャラリーの会話が耳に入ってきました。
「……ヒドいよな、初心者の男の子に無理やりバトルを仕掛けて神姫を破壊しやがった」
「もう勝負はついてたのにな」
「あの子が怒るのも無理ないな。俺も許せないけど、アレには勝てる気がしない…」
「だよな。あんなのと戦ったら俺の神姫も破壊されちまう」

『先生スマン!やっぱウチ戦う!!』
女の子がバトルステージの方へ向いました。
『ちょっと待ってください、私が戦います!!』
大声を出す私。みんなの視線が集まる。
「アキオ、ごめんなさい。勝手な事をしちゃって…」
「何言ってる。あと2秒遅かったら俺が叫んでたよ」

アキオと私は、女の子と先生の所に行きました。
「アンタ大丈夫か?連中は卑怯な手を使ってくるで?」
「装備に慢心している時点で自分の弱さを晒してます。私の敵じゃないですね」
「え、エラい自信やなぁ~」
「まぁ安心して見ていて下さい。それよりアキオ」
「ああ、今日は武装も武器も何も用意してないんだよな。どうするか」
「とりあえず武器だけでも……」
「そうだな。……先生、ここで売っている一番高い武器って何です?」
「受付で展示してる日本刀「花鳥風月」ですね。ですが高価なので貸してくれませんよ」
「いえ、買いますよ」
「か、買うって!あれは本当に高いんですよ!!高純度のタタラ和鋼と隕鉄を使用した
 本物以上の日本刀で、博物館クラスの一品なんですから!」
アキオは懐からア○ックスのブラックカードを取り出しました。
「うわぁ、初めて見た!……ちょっと待っててください、持ってきますから!」
先生は受付の方へ行きました。

先生から渡された日本刀を鞘から抜きます。
「どうだ桜花、行けそうか?」
刀に見入ってしまう。
「凄い………空気まで切れそう………行けます、充分すぎます!」
「よし、それじゃあのバカを少し懲らしめてやれ!」
「了解です!」


バトルステージの上に立つ。相手のストラーフ「エアリス」を見る。
両肩にミサイルランチャー、アームパーツに天使型のレーザーライフルと巨大な鎌、
自分の両手にグレネードとサンタ型のホーンライフル、腰と脚部に小型ミサイル。
滅茶苦茶な重装備ね。
対する私。普通のワンピースと「花鳥風月」のみ。

「何だその格好は……私に壊されに来た自殺志願者か?」
「……本当の戦力差を説明するのも面倒だわ。来なさい、結果で教えてあげる」
「生意気なセリフを…喰らいな!」ミサイルを一斉発射。
捻りの無い弾道……着弾点を見切った私は少し下がって地面に伏せる。
爆風をやり過ごした後、爆煙に紛れてエアリスの背後に廻る。

「どっ、何処に行った!?」
「後ろよ」
エアリスは振り返ると、ライフルとグレネードを乱射し始めた。
でも狙いが定まっていない。楽々回避する。何と言うか、武器に振り回されている感じ。
なんか相手にするのも馬鹿馬鹿しくなってきた。

「アキオ、もう面倒だからイッキに行きます。リミッターを外す許可をください!」
「そうだな。よし……『桜花・限定解除!』」
体中の隠されたリレー回路が繋がる。コアユニットのバイパス回路が閉じられ、反応速度が
飛躍的に向上する。瞳が赤く燃え上がる。

「終わりにしてあげる、覚悟なさい!」
「やれるもんか!」エアリスが残ったミサイルを発射した。
私はジャンプして、発射されたミサイルを空中で斬り裂いた。その残骸を足場にして
エアリス目掛けて跳びかかり、その目前に着地する。
最初はライフルとグレネードを斬る。次は背後に廻りアームパーツを切断。
そのまま跳んで両肩のランチャーを切り落とす。最後に脚部パーツを破壊。
一秒も掛からなかった。

呆然としている彼女の首筋に花鳥風月を当てた。
「決着がついたところで、破壊した神姫のマスターに謝ってもらいましょうか」
「な、何を」
花鳥風月に力を入れる。
「わ、解った!…………ごめんなさい」


エアリスとマスターは逃げるように帰っていきました。
「アンタ達、ようやったで!!」
他のみんなも喜んでくれています。神姫を破壊された男の子も……
「それにしてもハンパ無いなぁ!何か特別な装置でも仕込んでるんちゃうか?」
「ななな何を言っている、そそそそんな訳ないだろ!!」
アキオ、実は隠し事がヘタ?
「ふ~~~~~~ん。アヤシイなぁ~~~~~~」
「………あっ、俺達これから用事があったんだ。それじゃサヨナラぁ~!」
アキオは私を掴むと、急いでその場から逃げ出しました。


後日。
アキオの元にカード会社から花鳥風月の支払明細書が来ました。
「……………………………………………………………」
「どうしたんですか?固まっちゃって」
肩越しに明細書を覗き見る。
「ひぃふぅみぃ………わぁ~ゼロがいっぱい♪」
「『いっぱい♪』じゃねぇぇぇぇぇぇぇ!なんだこりゃ、家が一軒買えるぞ!!!!!」
「いいじゃないですか。アキオはお金持ちなんだから」
「バカヤロウ、物には限度があるだろうが!返品だ返品!!返しに行くぞ!!!」
「でもこれ、取扱説明書に『開封後の返品はご遠慮願います』って書いてありますよ?」
「どこぞの通信販売かよ!!!」

ソファーでずっと考え込んでいたアキオが口を開きました。
「……桜花、オマエこの刀を気に入っているか?」
「ええ、こんな繊細な武器、初めて見ました!」
「………じゃ、オマエが払え」
「は、はいぃ?」
「オマエが体で払え!!」
「い、いやぁっ……やっぱりアキオは私の豊満なボディが目当てだったのね!!」
「違うわボケぇ!!!刀を使って金に見合う働きをしろ、って言ってるんだ!!」
「何だ、そういう事ですか……つまんない」

二人で色々考えた結果、結局公式バトル大会にエントリーすることになりました。
まぁ今まで私が居た世界と違ってスポーツみたいなものだから、あんまり抵抗は
ありませんしね。

「あっ、あの時の大阪弁の女の子。彼女も公式リーグに参加してるみたいですね」
「う~ん、大会で会うかもしれないなぁ」
この時のアキオは知る由もありませんでしたが、彼女「金城彩音」とは、それから
長い付き合いになるのでした。



第十三話 タイガーキャット現る! へ進む

番外編1 アキオの休日 へ戻る (注:神姫破壊表現あり)
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