審査速報
特別審査員・舞華の独断による審査結果発表
新たな挑戦者が出れば随時加筆します
1日目
結果発表
シルク(クッキー) 技術5・味7・課程68 合計80点
ノアール(クッキー) 技術10・味10・課程55 合計75点
アール(バタークッキー) 技術2・味6・課程70 合計78点
ノアール(クッキー) 技術10・味10・課程55 合計75点
アール(バタークッキー) 技術2・味6・課程70 合計78点
「というわけで、1日目の優勝はシルクちゃんに決定しましたー!」
わーぱちぱち…
「優勝したシルクちゃんには『グレーテル・スターターセット+α』が贈られます。おめでとうございましたー!」
「ってこの封筒、何?」
「あらあら、それは『目録』ですよ。今ここでグレーテルを渡されても神姫どころか人間でも持てませんからね」
「ですから、後日そちらの都合の良い日にウチの社員が設置に伺いますのでそれに日付と時間を指定して社員に渡すか、一旦家に帰ってから設置場所を検討してからご連絡ください」
「そして技術賞にはノアールさん、敢闘賞にはアールさんが選ばれました~」
「お二人には特製メイド服が贈られます~」
「マスターさんとキャッキャウフフしてくださいねー」
「ちなみにこの服、なんと鳳凰カップ限定品なんですって」
「正当派である紺のロングスカート型のシックなメイド服ですね。でもエプロンのスミに鳳凰の刺繍が縫い込んであるんですよ~」
「勿論優勝したシルクちゃんにも+αとして贈られます」
「ではこの辺で結果発表を終わりにしようと思います」
「それではみなさん、また明日~」
わーぱちぱち…
「優勝したシルクちゃんには『グレーテル・スターターセット+α』が贈られます。おめでとうございましたー!」
「ってこの封筒、何?」
「あらあら、それは『目録』ですよ。今ここでグレーテルを渡されても神姫どころか人間でも持てませんからね」
「ですから、後日そちらの都合の良い日にウチの社員が設置に伺いますのでそれに日付と時間を指定して社員に渡すか、一旦家に帰ってから設置場所を検討してからご連絡ください」
「そして技術賞にはノアールさん、敢闘賞にはアールさんが選ばれました~」
「お二人には特製メイド服が贈られます~」
「マスターさんとキャッキャウフフしてくださいねー」
「ちなみにこの服、なんと鳳凰カップ限定品なんですって」
「正当派である紺のロングスカート型のシックなメイド服ですね。でもエプロンのスミに鳳凰の刺繍が縫い込んであるんですよ~」
「勿論優勝したシルクちゃんにも+αとして贈られます」
「ではこの辺で結果発表を終わりにしようと思います」
「それではみなさん、また明日~」
審査風景
シルクちゃんの場合
「ああっ、なんか危なっかしい手つき…」
「でも一生懸命頑張ってますよ。そこがまた健気で高得点です」
チーン
「…さて、お味は…」
「でも一生懸命頑張ってますよ。そこがまた健気で高得点です」
チーン
「…さて、お味は…」
技術5 味7 課程 68
「合計80点~」
「あの、舞華さん。その点数ってのは…?」
「採点は、技術10点・味10点・課程80点の計100点を満点とします」
「…随分偏った点数ですね」
「はい。このコンテストは技術や味を重視するとは伺ってません。つまり、『いかに神姫が愛するマスターの為に一生懸命作るか』が重要だと聞きました」
「うむ、その通りだ」
「ですから、技術や味よりも、その作る課程を重視した採点といたしました。先ほどのシルクちゃんの場合、解らないことはマイちゃんから一生懸命聞き、かつ全ての作業は自分でやり、キチンとしたクッキーを作りました」
「そうでしたね」
「よく初心者は『初めてなんだから解らないことだらけだ』と開き直って、人の意見を全く聞かずに殺人料理を作ったりします」
「あはは…」
「ですが、シルクちゃんにはそれがありませんでした。人の意見を聞き、かつ自力で頑張る事が大事なのです」
「なるほど~」
「というわけで、シルクちゃんは80点でした~」
パチパチ
「あの、舞華さん。その点数ってのは…?」
「採点は、技術10点・味10点・課程80点の計100点を満点とします」
「…随分偏った点数ですね」
「はい。このコンテストは技術や味を重視するとは伺ってません。つまり、『いかに神姫が愛するマスターの為に一生懸命作るか』が重要だと聞きました」
「うむ、その通りだ」
「ですから、技術や味よりも、その作る課程を重視した採点といたしました。先ほどのシルクちゃんの場合、解らないことはマイちゃんから一生懸命聞き、かつ全ての作業は自分でやり、キチンとしたクッキーを作りました」
「そうでしたね」
「よく初心者は『初めてなんだから解らないことだらけだ』と開き直って、人の意見を全く聞かずに殺人料理を作ったりします」
「あはは…」
「ですが、シルクちゃんにはそれがありませんでした。人の意見を聞き、かつ自力で頑張る事が大事なのです」
「なるほど~」
「というわけで、シルクちゃんは80点でした~」
パチパチ
ノアールさんの場合
「うわっ!スゴイ手慣れてますよ?」
「流れるような手つき。隙がないですね」
チーン
「さてお味は…」
「流れるような手つき。隙がないですね」
チーン
「さてお味は…」
技術10 味10 課程 55
「合計75点~」
「ををっ!優勝候補と見られたノアールさんですが、なぜこのような点数に?」
「技術、味ともに完璧です。が、基本を押さえる事に気を取られ、大事なことを忘れています」
「大事なことですか…?」
「そうです。『自分に出来る精一杯のことをやる』という姿勢がちょっと弱かったです。失敗を恐れるあまり、こじんまりとしてしまったのです」
「あらら、厳しいご意見で…」
「あれほどの技量があればもっと冒険してもよかったかもしれませんね」
「というわけで、ノアールさんは75点でした~」
パチパチ
「ををっ!優勝候補と見られたノアールさんですが、なぜこのような点数に?」
「技術、味ともに完璧です。が、基本を押さえる事に気を取られ、大事なことを忘れています」
「大事なことですか…?」
「そうです。『自分に出来る精一杯のことをやる』という姿勢がちょっと弱かったです。失敗を恐れるあまり、こじんまりとしてしまったのです」
「あらら、厳しいご意見で…」
「あれほどの技量があればもっと冒険してもよかったかもしれませんね」
「というわけで、ノアールさんは75点でした~」
パチパチ
アールちゃんの場合
『きゃぁぁぁ!! え、えっと!』
「なにやら悲鳴が聞こえますね」
『あわわわ! 大変!』
『あ、あの、落ち着いて。落ち着いて火を消してください』
「なにやらスゴイ事になっているようですが…」
「グレーテルの耐火能力が証明されてますね」
『あ! 入れすぎです! 半分取り除いてください』
『は、はい! きゃぁぁ!!』
ガシャーン!
「…」
「…可愛い(ぽそっ」
チーン
「…さて、お味は…?」
「なにやら悲鳴が聞こえますね」
『あわわわ! 大変!』
『あ、あの、落ち着いて。落ち着いて火を消してください』
「なにやらスゴイ事になっているようですが…」
「グレーテルの耐火能力が証明されてますね」
『あ! 入れすぎです! 半分取り除いてください』
『は、はい! きゃぁぁ!!』
ガシャーン!
「…」
「…可愛い(ぽそっ」
チーン
「…さて、お味は…?」
技術2 味6 課程70
「合計78点~」
「技術点が2って、今までで最低ですね」
「ノアールさんとは正反対に、気合を入れすぎ暴走気味になってしまったのが原因かと」
「あららー。まぁ確かに気合入りすぎてましたね」
「ですが、それも全ては愛するマスターの為。そして最後は立派なバタークッキーになりました」
「それでも僅かに及ばず、残念でした」
「というわけで、アールちゃんは78点でした~」
パチパチ
「技術点が2って、今までで最低ですね」
「ノアールさんとは正反対に、気合を入れすぎ暴走気味になってしまったのが原因かと」
「あららー。まぁ確かに気合入りすぎてましたね」
「ですが、それも全ては愛するマスターの為。そして最後は立派なバタークッキーになりました」
「それでも僅かに及ばず、残念でした」
「というわけで、アールちゃんは78点でした~」
パチパチ
「あ、それと最後に、キッチンに僅かながらも被害を出した罰として『ぎゅ~っの刑』の処しますんで、あとで審査員席に来るように」
「…権限を乱用しないで下さい…」
「…権限を乱用しないで下さい…」
「うふ、うふふ…」
むにゅ
ぎゅ~~
「く、苦しい…」
むにゅ
ぎゅ~~
「く、苦しい…」