戦うことを忘れた武装神姫 その4 後日談
第04話・戦うことを忘れた武装神姫-4 の続き。
その日、久遠が帰宅した後の話であります。。。
その日、久遠が帰宅した後の話であります。。。
お土産のプリンを賞味ながら、食後のひととき。昨夜の件を
他の神姫達に話すと、皆一様に驚いた。
「へー、リゼって歌が上手かったんですね。」
とシンメイ。
「もう、別にそんなに上手いわけじゃないんだから・・・。」
照れながらも嬉しそうなリゼ。
「ねえねぇ、なにか歌ってよ。」
エルガがリゼの腕を掴んで懇願する。
「え、えー、じゃぁ・・・マスター、あのCDまだあったよね?
いいかなぁ。。。」
「ほいきた。」
さっとCDを用意し、さくっと再生。 3曲程をさっくりと歌う。
他の神姫達に話すと、皆一様に驚いた。
「へー、リゼって歌が上手かったんですね。」
とシンメイ。
「もう、別にそんなに上手いわけじゃないんだから・・・。」
照れながらも嬉しそうなリゼ。
「ねえねぇ、なにか歌ってよ。」
エルガがリゼの腕を掴んで懇願する。
「え、えー、じゃぁ・・・マスター、あのCDまだあったよね?
いいかなぁ。。。」
「ほいきた。」
さっとCDを用意し、さくっと再生。 3曲程をさっくりと歌う。
・・・上手い。
・・・こりゃぁ・・・デビューできるんでない?
・・・ってくらいに上手い。
・・・こりゃぁ・・・デビューできるんでない?
・・・ってくらいに上手い。
拍手喝采。赤面し、照れに照れるリゼ。でもトコトン嬉しそう
でもある。。。 本来なら長姉になるべき生まれでありながら、
俺の所においては末妹と何とも微妙な立場であり、本人も相当
コンプレックスを抱いていたようだが・・・そろそろ吹っ切れ
たのだろうか。
「リゼ、すごいじゃない。」
中でも、人一倍嬉しそうなのは、リゼと(ロット上は)同期のイオ。
「そうだ、日本の昔からの歌とかも歌えるの?」
シンメイが手を叩きながら聞いた。
「知っている曲ならいけるよ。そう・・・とおりゃんせ、とか。」
と言ったリゼ、静かに歌い始め・・・
でもある。。。 本来なら長姉になるべき生まれでありながら、
俺の所においては末妹と何とも微妙な立場であり、本人も相当
コンプレックスを抱いていたようだが・・・そろそろ吹っ切れ
たのだろうか。
「リゼ、すごいじゃない。」
中でも、人一倍嬉しそうなのは、リゼと(ロット上は)同期のイオ。
「そうだ、日本の昔からの歌とかも歌えるの?」
シンメイが手を叩きながら聞いた。
「知っている曲ならいけるよ。そう・・・とおりゃんせ、とか。」
と言ったリゼ、静かに歌い始め・・・
・・・シンメイが震えあがってしまった。
上手い人が歌うと、テッテー的に不気味さが増すこの曲。
怖い話がどうにも苦手なシンメイには、久々の一撃となったようで、
こんどはシンメイが寝付けなくなってしまった。結局この日の夜は、
シンメイの話し相手をするハメになってしまった。。。
上手い人が歌うと、テッテー的に不気味さが増すこの曲。
怖い話がどうにも苦手なシンメイには、久々の一撃となったようで、
こんどはシンメイが寝付けなくなってしまった。結局この日の夜は、
シンメイの話し相手をするハメになってしまった。。。
昔話を怖がるほど、繊細な心の神姫たち。
そう、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。
そう、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。