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序章:宣言姫

 そいつが来たのは輝との戦いが終わって一ヶ月程、経った後だった。
 俺が大学の課題レポートをまとめている時にインターホンが鳴ったのだ。両親は共働きであるため、インターホンに答えるための奴は俺と妹しかいない。実は妹が玄関に一番近いのだが、人が来たというのに妹は玄関に行く事もせず、反応がなかった。
 俺は仕方なく、勉強机から離れて玄関へと足を運んだ。インターホンは一回なったきりだ。外で人が待っているだろう。
 玄関にたどり着いた俺はそれを開け、外にいる人にみた。そこには角の折れたアークプロトタイプと知らない少年が立っている。アークの知り合いなのだろうか。そういえば、彼女は最近、充電には来なくなった。今回はそれが関係しているのだろうか。

「お前は……」
「久しぶり。ミコちゃん」
「俺はミコちゃんじゃない。というかその子は誰だ?」
「それは今から話すよ。どこか落ち着いて話せるとこはない? 長い話になるから」
「……わかった。少し待ってろ。ちょっと準備をしてくる」

 事情を察した俺は外へ出るための準備をするために少年とアークを待たせて部屋に戻った。そこで部屋着から着替えると蒼貴と紫貴を、事情を話して鞄にしまって、家を出た。
 待っていた少年達を連れ、城尊公園へと向かった。その公園は広い丘をそのまま、公園として作り上げたもので丘をぐるりと歩ける散歩コース、昔に作られてそのまんまの木造の遊具が設置されている。自然も多く、緑の多いのどかな公園だ。
また、丘の上に二階建ての簡素な造りの望楼がある。上って見渡せば遠くまで景色を見ることができる。静かに話をするにはいい場所だ。今回、話を聞く場として選んだのはそこだ。
 到着すると俺は公園の入り口で少年に缶ジュースをおごって渡すと「ありがとうございます」とお礼を言い、アークに微笑みかけた。
 そうされた彼女はなんと微笑み返した。以前はそんな表情をすることはあまりなかったため、俺は驚いた。この少年はアークにいったいどんな影響を与えたのだろうか。

「ずいぶんと仲がいいんだな」

 城尊公園の一番高い場所を目指し、丘を登りながらアークに話しかける。

「ええ。私のマスターだから」
「……なるほど。今回の話はそれか」

 つまり、今回俺を訪ねたのはマスターができたから巣立とうとする宣言をしに来たという事のようだ。見た所、とても素直でまっすぐな少年だった。この子にならアークを託しても良さそうに思える。

「そう。ほら、響」
「初めまして! オレ、天野響って言います! 百日のマスターです!」

 アーク――百日に促されて、彼女のマスターである響が元気のいい挨拶をする。印象は違うが誰かに似ている気がする。

「尾上辰巳だ。そのアークに世話を焼いていた奴だ。天野って……もしかして輝って兄貴がいないか?」
「はい。います。歳が離れていますけど」
「道理で似ているわけだな……」

 天野という苗字が気になって聞いてみるとやはりそうだった。元気な返事をする活発そうな性格だというのに輝とはこうも対照的とは兄弟は面白い。

「あなたが百日の言っていた人なんですね。聞いていたとおりの人なんだなぁ」
「どんな事を吹き込んだんだよ。ア……っと今は百日だったか」
「ふふっ。素直じゃないけど、いい奴って吹き込んでおいたよ」
「あのなぁ……。まぁいい。それで話ってのはその名前も関係あるんだな?」
「うん。今から話すよ」

 アークプロトタイプ――百日は頷き、少年――響も頷いて俺達以外に誰もいない望楼で語り始める。
それは俺も蒼貴も紫貴もいない、少年と疾走姫の作り上げた小さな物語だった。






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