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第十八話 札無姫

 俺は蒼貴に紫貴との合流を急がせて、紫貴の現状を確認する。彼女は早夏と交戦しており、岩場の壁を背にしてバックユニットでタイヤのみの横走りによる回避や斜面装甲による防御で攻撃をやり過ごして、そのまま攻撃に転じるが、いかんせん手が多い。
 こちらが最大の攻撃であるエアロヴァジュラを仕掛けてもマウントされていたアルトアイネスタイプの大剣ジークムントをサブアームで用いる事で防御し、空いた自らの手で握られたカロッテMP6による牽制からのロッターシュテルンが飛んでくる。
 辛うじてその攻撃を避けて反撃のアサルトカービンを放つ。攻撃は当たりはしたが、大半は能動的に動くスカートアーマーで防がれてしまった。

「自慢のパワーも手の数には敵わないみたいですね~」
「くっ……」

 まるでヒルダを相手にした時と同様のシチュエーションだが、それよりもタチが悪い。早夏の方は、パワーは無いものの、手の数に加えて攻撃のバリエーションが多いのだ。
 こちらもサブアームはあるにはあるが、そこまで器用な代物ではない。
 しかしそんなことは言っていられない。何とか蒼貴がこちらまでたどり着くまでは保たせなくては二対一になって負けてしまう。手を打つ必要がある。

『紫貴、蒼貴から逃げた石火が来る。それまでに何とか早夏に可能な限りダメージを与えるぞ』
「マジ!? どうしよう……」
『落ち着け。今から言うことをやるんだ。そうすれば少なくとも足止めはできる。……その隙にやれ』
「わかった!」

 俺が小声で話した作戦に希望を持ったのか、紫貴は気合を入れなおして後退を始める。
動きを変えたことを理解した早夏はジークムントとロッターシュテルンをしまって、カロッテMP6二丁による追い討ちに切り替える。
 紫貴はその攻撃をサブアームでガードし、その間にアサルトカービンをエクステンド状態で準備を始める。
 さらに作戦を悟らせないようにアサルトカービンを撃ってみせる。牽制目的で撒くそれはサブアームで阻まれ、ロクなダメージを与えられない。全くもって厄介な装甲だ。

「どこに逃げようが同じですよ~!!」
「くっ……!」

 ガードを重ね、疲弊する中、目標ポイント……ねずみ返しになっている岩盤に辿りついた。これで当初の目的にしていた事が実行できる。さて、ここで問題なのはネズミ返しをどうやって効率よく破壊するかだ。
 感づかれないようにやるのは難しいが、上手く破砕ポイントを狙いつつ、奴と戦っていないとならない。

『紫貴、弾倉を今からSPME+の順番で装填し、撃て』
「了解。上手くやるわ」

 俺が暗号を送ると紫貴は弾倉を装填し、それを一旦しまって、エアロヴァジュラで応戦する。逃げるのを止めたと思い込んだ早夏は再び近接のためにロッターシュテルンとジークムントに取り替えて、また手数の多い攻めを始める。
 紫貴は相手のペースに巻き込まれないようにサブアームで捌き、アサルトカービンをサブアームにぶつけたり、誤射に見せかけたりして目的であるねずみ返しの破砕ポイントを撃ち抜いていく。少々狙いが雑になっているものの、上手い具合に脆くなってきている。
「グルグル回って本当の手で狙えないんじゃ、勝ち目が無いですよ~?」
 お調子者の早夏はからかいながらロッターシュテルンとジークムントを連結し、何かの構えをした。恐らくはスキルか何か、それも大技なのは予想できた。

『紫貴! 今すぐPにリロード! 目を潰せ!!』
「は、はい!」

 咄嗟の指示に戸惑いながら紫貴は弾の残るSのマガジンを排出し、指定されたマガジンでリロードする。
 それが終わった直後、スキルを放とうとしている早夏の姿があった。俺の意図を理解した紫貴は速やかにPの弾丸をばら撒き始める。

「そんなものなんか!!」

 早夏は紫貴の迎撃に臆することも無く、突っ込んでいく。恐らくは近接系の大技で一気に仕留められると踏んだ突撃なのだろう。しかし、それは間違いだ。
 紫貴は何とか目的を果たすためにサブアームを両方とも犠牲にして、それを止めるや否や顔面にアサルトカービンを浴びせた。

「くっ!? み、見えない!!?」
「ペイント弾の味もなかなかのもんでしょ!?」

 前が見えないことに困惑する早夏を紫貴は蹴り飛ばして体勢を崩すと必要なマガジンを腰に、エアロヴァジュラを背中にマウントして、ボロボロになったヴィシュヴァルーパーをパージする。
さらにアサルトカービンをMに切り替え、それを前の見えない早夏の間接箇所に的確に撃っていく。
「ぎゃぁ!? 何ですか!? これ!? ネバネバしてるし、動けないじゃないですか~!!?」
『餅を知らんとは日本製とは思えんな。まぁいいさ。仕上げだ! アーナンタ∞アサルト!!』
「はい!!」

 紫貴は最後のマガジンE+を装填してSの時に脆くしたねずみ返しにありったけ叩き込む。E+……Nitroジェリカンを詰めて火力を高めた炸裂弾がたくさんの爆発を生み、ねずみ返しにヒビが入り、砕けた。

「な、何ですか!? 何が起こったんですか!! 痛っ!! うわぁぁぁ!!」

 砕けてできた岩なだれが早夏に降り注ぎ、彼女を埋め尽くす。バックユニットのおかげで本体に致命的なダメージを受けないものの、これで早夏は行動不能状態だ。
SPEARで岩盤を脆くして、PAINTで目潰しをし、MOCHIで動けなくして、EXPLODによるアーナンタ∞アサルトで岩盤を破壊し、岩なだれで下敷きという作戦。ねずみ返しが壊れなかったらどうしようかと思ったが、何とか間に合ってよかった。
これで当分は早夏は放っておいていい。少なくとも蒼貴と合流するまでは大丈夫だ。

「早夏!! あんた、よくも!!」

 叫ぶ石火が二丁拳銃を放ちながら、紫貴に突っ込んでいく。それに反応する彼女はすぐに腰のマガジンと取り替えて応戦を始める。
何とか予定通りに来た。何とか間に合って助かったが、ここからが本番だ。

『紫貴! 行くぞ!!』
「ええ!」

 俺の掛け声と共にアサルトカービンをリロードによって開いたアタッチメントに取り付けて、背中のエアロヴァジュラを抜き放って走る。
 驚異的な紫貴の脚力は石火のダッシュ力に追いついて、ブレードで一太刀を浴びせた。しかし、彼女はそれに付き合うことも無く、BKピストルのナイフを使って受け流し、もう一つのナイフを突きつけた。
 それをもらおうと思わない紫貴は銃を持つ腕に蹴りを入れて、軌道を逸らせて手を出しつくさせると、片手にアサルトカービンを持って追撃に入る。
 さすがに蜂の巣になるのは分が悪いと踏んだ石火は二丁拳銃で後退し、リロードを始めた。

「オーナー! 蒼貴は!?」
『後、十メートルってとこだ。何とか持ちこたえてくれ。今はお前に全神経回して命令しているんだからな!』
「ありがと!」

 自分だけに集中してくれているという事に胸を熱くする紫貴はその期待に応えるべく、追撃から反撃へと転じる。
 サブアームも無いこの状況で石火を倒すにはただブレードを振り回すだけでは勝てない。そう判断している紫貴はアサルトカービンを軸にした攻撃に切り替える。マガジンを積んであるヴィシュヴァルーパーをパージしているため、残っているマガジンは二つ。主力にするには難しい。何とかしてブレードにつなげられる決定的な支援をこの二つで一回でもチャンスを作り出せれば何とかなるだろう。

『連射してまた近づけ、ブレードはしっかり狙えよ!』
「わかってる!!」

 アサルトカービンを集中的に連射し、紫貴は石火との間合いを詰める。

「そんなんじゃ、当らないよ!」

 弾道を見て避ける千里眼の彼女は何の事もなく、かわしてそのまま、二丁拳銃の斉射で返す。戻ってくる弾丸にバックユニットの無い紫貴はブレードで当る箇所だけ防御し、残りを避ける事で足と止めない。

「これで!!」
『……ん!? 紫貴! 左へ!!』

 辿りついて一閃を放とうとする中、俺はある事に感づき、警告を発する。しかし、その反応は遅かった。紫貴の身体はがくんと倒れ、ヘルメットが砕けて吹き飛んだ。

「え……!?」

 紫貴の背後……岩なだれで出来た岩山の中から手が一つ飛び出していた。そう。左手だけ何とか抜け出した早夏からの攻撃だった。
 彼女は餅と岩の束縛を何とか抜け出して、すぐに動いた右手でカロッテMP6を放ったのだ。その攻撃は正確性に欠けて紫貴に致命的なダメージを与えられなかったものの、石火への攻撃を止め、跪かせた。

「立場逆転だね。でも今回は……降参は無しだ」
「ひっ……!?」

 石火は非情な言葉と共にBKピストルを紫貴に突きつけ、トリガーを指にかける。紫貴は目を思わず、閉じてその銃弾を待った。

『……来たかっ! 蒼貴っ! 神力開放! そのまま突っ込め!!』
「はああぁぁっ!!」

 その言葉の瞬間、銃声が響くと同時に何かがぶつかり合う音が混ざる。紫貴は何が起きたのかわからず、その真実を見るために目を開けた。
 弾丸は自分の脇の地面に着弾して、そこを抉っている。自分に傷は無い。
 石火の方を向くとそこには……。

「ごめんなさい。遅れてしまって」

 蒼貴がいた。神力開放の出力上昇を用いる事で、間一髪で接近して石火に体当たりする事で彼女を吹き飛ばし、何とか攻撃を阻止した。

「もう! 遅すぎよ!! こんなのの二対一なんてもうイヤ!!」

 立ち上がって、ブレードを持ち直した紫貴はアサルトカービンで何とかバックユニットを外す事で抜け出している早夏に注意を向けつつ、蒼貴に文句を垂れる。彼女はそんな言葉に苦笑で返しながら、石火に塵の刃で作った苦無を三つ投げつけて牽制する。
 これで二対二にも戻る。失ったものは多いが、これならやれる。

「文句なら後でいくらでも伺います。……今は」
「こいつらが先よね! 私たちの力、見せてやりましょう!」

 叫ぶと同時に石火と早夏が蒼貴と紫貴に前後から挟撃を仕掛けてくる。石火はBKピストル二丁とミサイルによる援護射撃、早夏はマシンガンと剣による武装の少ない紫貴に対する攻撃と両方とも近接を軸に攻撃を重ね始めた。
『紫貴は早夏に攻撃。蒼貴は紫貴からアサルトカービンを借りて、それで石火を釘付けにしつつ、紫貴の援護をしろ。紫貴は石火に気を配る余裕は無い』

「ええ。BMの時間がありません。……畳み掛けますよ!」
「了解っ!」

 俺の指示通りに紫貴は蒼貴にアサルトカービンを渡すとブレード一本で走り、蒼貴は借り受けた武器で石火をアサルトカービンで連射しつつ、鎌による近接戦を始める。今は頭数を減らすのが第一だ。かといって石火という強敵を放置できない。ならば余裕のある蒼貴で彼女を押さえつつ、隙あらば二対一とするが早い。
 先に接近したのは蒼貴だった。彼女は石火に連射で横への移動を封じて鎌で薙ぐ。その攻撃に石火はナイフで防御をし、もう一つの拳銃を至近距離から放つ。
 蒼貴はわかりやすいその攻撃をターンして回避し、蹴りを返す。石火はバックステップする事でそれを避けるが、足の爪まで計算に入っていなかったのか、蹴りそのものは入らなかったが、その爪が石火の右腕に傷を付ける。

「くっ! ならこれをもらっておいてよ!」

 その痛みに顔をゆがませつつ、BKピストルとミサイルのコンビネーションを仕掛ける。拳銃が放たれると同時に残っているミサイル全てが一斉に飛び出して蒼貴に殺到する。

『カービンで迎撃』

 俺は咄嗟にそう言い放つ。ミサイルだけ何とかすれば何ということの無い攻撃だ。
 蒼貴は俺の意図を読み取ると拳銃は回避し、三つのミサイルにありったけのカービンの弾を放り込む。
 ばら撒かれる弾のいくつかはミサイルをかすり、それを爆発させて攻撃を無力化する。
 アサルトカービンの弾が切れると蒼貴はそれを捨て、開いた手に塵の刃で増やした苦無を持って三本を石火へ、一本を早夏の方へ投げつけた。

 紫貴はブレード一本で早夏に戦いを挑んでいた。アサルトカービンが無いため、中距離も早夏のテリトリーと化しているが、ブレード一本で一対一というシチュエーションそのものは紫貴にとっては得意な状況である上に罠にはめた為にプレッシャーを与えていることからむしろ紫貴にとってはいい方向に向かっている。

「はぁっ!」

 カロッテMP6の連射の中、ブレードで必要な箇所だけ守るように防いで接近してブレードで横に薙ぐ。
 早夏はそれをジャンプして避け、そこから剣で反撃をしようとした。しかし、紫貴はそれを予期していたかのようにブレードを戻すと宙にいる早夏を突く。
 彼女はそれに驚いて咄嗟に剣でブレードの軌道を逸らして何とかそれから逃れて、もう一つのマシンガンを構える。
 紫貴はそれに蹴りを入れて体勢を崩させて、早夏はそのまま地面に尻餅をつく形で着地し、もう一撃加えようとしている紫貴にマシンガンを撒いて距離をとらせる。
 さらに彼女はカロッテMP6を連射して、間合いのアドバンテージで物を言わせる攻撃を続ける。これならば一方的な攻撃も可能というわけか。

 ――だが、今回は二人だ。

 そう思った瞬間、遠くから苦無が一本飛来する。それは肩に突き刺さり、一瞬の隙を生じさせた。

「あああぁぁっ!!」
「今ね!」

 紫貴は蒼貴の援護から続けて接近し、正面斬りと袈裟斬りの二連撃をけしかける。
 早夏は剣で一撃目を受け流すが、続く二撃目を受けてしまい、咄嗟にマシンガンで防いでしまったため、それが壊れる。

「ならこの切札で!!」
 ――切札……切札ね……。

 早夏は内部アーマーにマウントしていたらしい切札を取り出そうとする。それを使えば紫貴を倒せるらしいが……そんなものはない。

「あれ? どこ!!?」
「よそ見している暇あるの?」

 戸惑う早夏に紫貴は容赦なく、接近してエアロヴァジュラの一閃で駆け抜ける。直後、紫貴がブレードに付いたオイルを払って背中のアタッチメントにつけると、早夏の胸から時間差で切断の音と一緒にオイルが噴き出し、そのまま倒れて戦闘不能となる。

「オーナー、使います」

 蒼貴はいつの間にか持っている切札……極意之巻「飯綱」をスカートアーマーから取り出すとそれを口に咥え、構える。

「それはっ!?」
「盗む時に見つけましてね」

 石火は驚きつつも二丁拳銃を構えて蒼貴を狙い撃ちにする。しかし彼女は銃弾が来る前に紫色の煙と共に爆発し、姿を消した。
 その光景に効果を知る石火は何とか蒼貴を捉えようと辺りを見回すが、彼女は既に背後にいた。左右非対称な盗賊姫は口の軽い双銃姫を抱きしめるとそのまま、大きく真上へと跳躍し、そのまま地面へと急降下して叩きつけた。
 蒼貴はその場から警戒しながら離れるが、石火はピクリとも動かない。
 彼女の戦闘不能を確認すると、俺の画面に『YOU WIN!!!』の文字が浮かび上がり、俺の、いや……俺達の勝利を宣言した。







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