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引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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引きこもりと神姫
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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武装神姫のリン
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第八話<真・十兵衛、推参>

「おのれぇ~!!!ですわ!」
お嬢様はお怒りでおられた!
「むしゃくしゃするですわ!!」
お嬢様は非常にお怒りでおられた!
「憂さ晴らしですわよ!!」
お嬢様は非常にとてつもなくお怒りでおられた!
「ちょっと、あの目の前で幸せそうにしていやがるさえない一般人を捕らえなさい」
「かしこまりました、お嬢様」
というわけで?なんで俺はこんな所にいるんだろうね?
「あなたには罪は無いですわ。でも運が悪かったと思って諦めなさいまし」
「って!な、なんなんだ一体!?」
「うるさい!とにかくこれからあなたの神姫にはスクラップになってもらいますわ!」
「はぁ!?」
「ごらんなさい!」
「な!十兵衛!」
「あら、やはりそうでしたの?ならちょうど良いですわ!兄の敵も同時にとれましてよ!!」
「兄!?」
「そう!私の名は鶴畑和美!鶴畑大紀の妹ですわ!」
「鶴畑…ってあぁ!あの時の!!」
「思い出していただけたようね?ま、とにかくスクラップにして差し上げますわ!
もちろん勝ったら逃がして差し上げますが!以前のようには参りませんわよ!」
「??」
「御覧なさい!!」
「な!?」
戦闘ステージを見て俺は驚いた。そのステージの中心には十兵衛、その周囲には完全武装の神姫がひいふうみい…えと…三十はいるかな??
「って!!ふざけるな!!勝てるわけねえだろ!」
しかも十兵衛は丸腰である。
「そうよ?はなから勝たせる気は無いですわ」
「あいつらみたいにはいかないですわよ…」
いや、あいつらって誰よ…。
「本当なら起きる前にスクラップですが、慈悲深い私はあの醜い眼帯ちゃんが起きるまで待って差し上げますわ」
いや、待てって。勝てるわけねえだろよ。あぁ、もうだめか?
う、うぅ…何があったんですかぁ…。
こ、ここは…。
ピーピーピーピーピー…
え、ロックオンアラーム?
う…神眼起動…モードセレクト…衛星カメラ起動。
ここは…センター?室内カメラのハッキング開始…私がいるのは…闘技場…?
マスターは…いた!!え、何で縛られてるんですか!?あ!蹴った!!マスターを蹴ったぁ!!
あんの黒服ぅ!!それに誰ですかあの変な女の子は?あんな変な見てくれの女の子いるんですね…十兵衛びっくりです。
えと…周りには…うわ、何体いるんですか!?こっちは…何も無い!?武装が無いです!
「あら!!どうしたの醜い眼帯さん!!早く起きてスクラップになりなさいな!!」
な、なんですってぇ!!この眼帯を馬鹿にしたなぁ!
「早くしないとこのさえない一般人の愚かなマスターがあなたの代わりにボッコボコですわよ!?」
ま、マスターまで馬鹿にしたぁぁぁ!!!
許せない!!絶対許せない!!でもどうしよう…私には武器が無い。
…ウバエバイイ…
戦えないよマスター…
…ナラバワレニマカセテミロ…
え、声?
…タスケタイカ?ヌシヲ…
うん、助けたい…
…アイツラヲタオシタイカ…
うん、倒したい!
…チカラヲホッスルカ?…
欲しいです!マスターを守る力が!!
…ギョイ…
え?
…ワレニマカセロ…
むくりと起き上がる十兵衛。
「十兵衛!!」
「やっと起きましたわね!!さぁジャンヌ!!やっておしまい!!」
「了解!やれ!お前達!!」
その瞬間四方八方からレーザーやらミサイルやらありったけの火器が十兵衛に迫る。
「十兵衛ぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
爆煙に包まれる闘技場。
「あ、あぁ…」
唖然とする俺。
「やはりあっけないですわね。今度やるときは近接武器で痛めつけようかしら」
なんだと…。
「つまらないですわ。他の神姫を探しにいきますわよ」
て、てめえ…
その時。
「お、お嬢様!!」
とSPの声。
「なんですの?騒がしい…」
「こちら側の神姫が一体やられています!」
「何ですって!?」
そこで俺達は出会った。紅い左眼が光る、最強の剣士に。
立ち上る黒煙が白く変わる。その中から紅く、ひたすらに紅く輝く光が一つ。
密室の空間に何故か突風が吹き、白煙を吹き飛ばした。
「な、なななななな!?」
「十兵衛!」
そこには動かなくなった神姫とそれを倒した神姫がいた。
倒れているのはアーンヴァルタイプ。その腹部に突き刺さっているのは黒い手。
その手の主は
「じ、十兵衛…」
だった。鋭い眼光。今までの十兵衛が放ったことも無い圧倒的な殺気。
…俺はこの十兵衛をどこかで見たことがある。
銃を構えた時の十兵衛じゃなくて、もっと違う…。
そうだ…あの時だ…対セイレーン戦の最後、俺が屋上で見た十兵衛と同じだ。
「ど、どうなってますの…?」
お嬢様は思わず後ずさり。
「ふ、ふん!ただのまぐれですわ!!ジャンヌ!!」
「了解!」
まただ。また四方八方からの攻撃。
十兵衛はアーンヴァルに突き刺した手刀を引き抜き、左眼を一層紅く光らせた。
ドォォォォォン!!!
すさまじい爆発。
「今度こそやったわね!!」
やがて爆煙が晴れてゆく。そこで俺たちが見たのは
「!?」
闘技場にたたずむ神姫が一体。周囲には夥しい数の神姫の首と残骸…指揮を取っていたジャンヌと呼ばれていた騎士型の神姫も首以外がバラバラに砕け散って散乱していた。
「な、なななななななななぁぁぁ!!!!????」
私は指揮を下し、周囲の神姫達に発砲させた。
轟音とともに立ち上る爆煙。
「やったな…」
私は勝利を確信した。その時だ
『ぎゃぁぁぁぁぁ!!』
「!?どうした二十番機!!」
『うあぁぁぁぁぁ』
「三十六番機!?」
なんだ、あの煙の中で何が行われているというのだ!
その後も仲間達の叫びが響いた。そして
『じゃ、んぬ様ぁぁぁぁ…』
「二番機…」
配下に置いていた全神姫が一瞬にして全滅。私は身構えた。
そして爆煙の中に影。
「うおぉぉぉぉ!!」
私はありったけの火器を発射した。が…。
ヒュン!
撃ったはずのミサイルが爆発しない。推進力を失った火薬の筒がぼとぼとと落ちてゆく。
「…」
一体の神姫がこちらに向かってくる。おぞましいほどの殺気。手にはライトセ-バーを握っていた。
「なんだと!?」
私はもう一度ミサイルを撃つ。
ヒュン!目の前の神姫が剣を振るう。ミサイルは一瞬にして前部、中間、後部に分断され、またもや火薬の筒がぼとりと落ちた。
「…」
鋭い眼光を放ちこちらに向かってくる黒き神姫。
「ま、まさか起爆システムのみを切り落としたと言うのか!」
私は思わず声を荒げて言った。
「う、うあぁぁぁ!寄るな寄るな寄るなぁぁぁ!!」
私は手にしていたマシンガンを乱射した。ミサイルは既にそこをついていたので発射できない。レーザーもまとめて乱射した。
ドガァァァン!
「!?」
いきなり肩に装備していたレーザーライフルが爆散した。そこにはフルストゥ・クレインが突き刺さっていた。
「なんだと!?」
ゴバァァァン!!
もう片方に装備していたレーザーライフルも爆発。同じくフルストゥ・クレインが突き刺さっている。
「!?うあぁぁぁぁぁ」
私はマシンガンを放ち続けた。しかし紅眼の左眼を持った神姫の歩みは衰えない。
「…」
ヒュンキンカンキンシャキンカイン…
凄まじい剣裁きによって撃った弾が次々と真っ二つになってポトポトと落ちていく。
「寄るなぁぁぁぁ」
シャキン!!
「はっ…」
手にしていたマシンガンが切り落とされた。
思わず腰が抜ける。
「な、なんなんだ…お前は…」
「…」
無言で見下ろす紅き殺意の持ち主。
「…十兵衛…」
「…は…?」
「…我が名は十兵衛…刻め」
「な!何をいきなり!!ええい!!私が負けるなど!!」
「…弱い輩ほどよく吠える…」
「き!きっさまぁぁぁ!!」
私は剣を取り。その刃を十兵衛という敵に振るう。
ヒュン…。
が、あっさりと避けられる私の剣。
「…ふん…貴様の剣は見切った…」
「な!!なんだと!!」
仮にも私は騎士型!剣を馬鹿にされるのは気持ちの良い物ではない!
「…貴様に剣を語る資格無し…目障りだ…消えろ…」
「はっっっっ!?」
その瞬間私の体は砕け散った。最後にその黒き眼帯の剣士は言った。
「…貴様も剣を持つ者なら、覇気、身にまとうまで修行しろ…」
く、駄目だ…私はこの相手には勝てない…。その剣に迷いが無い…私は…私は…。
「…剣の一、<渇咄水月刀>…」
十兵衛が呟く…そこで私の意識は途絶えた。
「十兵衛!十兵衛!!」
鶴畑のお嬢ちゃんが泣きながら足早に撤収し。自由になった俺は速攻で会場に走った。
「十兵衛!!」
そこにはただただぽつんと立ち尽くす眼帯の持ち主がいた。
「…十兵衛?」
その顔は心なしか悲しそうな、罪悪感のようなものをもった憂いの表情をしていた。
「…主…」
十兵衛はこちらに気付くと静かに歩いてきた。
「十兵衛」
「申し遅れた…我が名は十兵衛。無垢なる十兵衛を守護する真なる十兵衛」
「あ、あぁ…よろしく…」
「…限界か…主…」
「?」
「…後は…頼む…」
そう言うと十兵衛は俺の手のひらに横たわり、眠りについた。
あの時と一緒だ。おっと言い忘れていたぜ。
「有難う、十兵衛」
まったく…十兵衛に銃兵衛に真・十兵衛か…一体これからどうなることやら。
俺は幸せそうに眠る十兵衛に対し、微笑みながらそう思った。






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