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鋼の心 ~Eisen Herz~


第29話:フロントミッション



 漆黒の闇を割くようにフランカーのヘッドライトがトンネル内を照らす。
 とは言え、速度が速度だ。
 闇に浮かんだ道は認識するよりも早く後方へと流れて行く。
 頼りになるのは視界よりもむしろ地図。
 途中数箇所のパイプの繋ぎ目以外は、平坦な円筒形の中を突き進んでゆくだけなのでそれでも問題は無い。
「この分なら、思ったよりも早く着きそうですね……」
 ピアス型のオプションである、短距離通信機越しにカトレアの声が聞こえた。
「……ん」
 如何とでも聞こえる反応だけを返し、アイゼンは少し速度を落す。
「……そろそろ中間地点」
「地上では海上プラントに向けて出発した所ですかね?」
「……多分」
 彼女達が行く集合パイプの中は送電線もある為、外殻には防磁処理が成されているので外部との通信は出来ない。
 アイゼンたちの目標破壊と、祐一たちの施設突入のタイミング合わせは完全に時間に依存だ。
 刹那を争うようなシビアさでは無いが、破壊が早ければ、祐一たちの突入前に防衛線が復帰してしまう可能性があるし、遅ければ、突入した祐一たちは防衛線に阻まれ一巻の終わりだ。
 しかし、現状道程半ばで消費時間は半分よりも少ない。
 この分ならば充分に間に合うだろう。
「……!!」
 少しだけ狭くなっている集合パイプの繋ぎ目を潜り抜け、アイゼンとカトレアは再びスロットルを上げて加速する。
 タイムリミットまで、あと12分13秒。


「さて、そろそろ行こうか?」
 一同を見渡し、島田雅が言った。
「所で、祐一は? 後ついでに美空ちゃんとリーナも」
「船室で何か弄ってたましたが」
「?」
 セタの解答に首を捻りつつ、雅は甲板の窓から船室をのぞく。

「……何者だったんだ、あのじいちゃん?」
 そう呟く祐一の前にはジュラルミンのケース。
 神姫センターを出る際に、謎の老人から貰った物だった。
 中身は……。
「神姫用のパーツね。……それも、ストラーフとアーンヴァル用の追加パーツ?」
 横合いから覗き込むリーナ。
「市井じゃ出回ってない品ね? ケースのロゴがFrontLineって事を考えると、件の老人。FrontLineの関係者だったのかしらね?」
「……すぐ使えそうだな……。素性は分らないけど、造りはしっかりしているみたい……」
 メンテナンス用のハッチから内部をざっと調べた限りでは特に不審な点もない。
「カナードと追加ブースター。リアウイング用の新型エンジン……。それから強化型の追加センサー、っと……」
「これなら換装するのに10分要らないわね。……如何する、美空?」
 リーナに問われ、肩の上のパートナーと目を合わせる美空。
「……」
 微かに頷くフェータに頷き返し、美空は、
「お願い、フェータに使ってあげて」
 そう答えた。


 海底を走る回廊を抜け、アイゼンとカトレアがプラント基部に到着したのは予定時刻の5分前だった。
「……地図だと、ここが最下層のホールですね……。目標は一階層上のホールから扉一枚隔てた場所」
 非常灯で微かに照らされた広大な空間は、かつて、掘削資源の集積場として使われていた筈の場所。
 使用後のメンテナンスで清掃されたのか、床には土などは落ちておらず、放棄された年月に等しい埃が堆積しているのみだった。
「ここからなら距離的に2分かからないで辿り着ける。……辿り着いてしまえば、ブレードでケーブルを切るだけ、10秒あれば充分ね……」
 そう言って、カトレアはエレベーターに向かうアイゼンの背を追った。
「スイッチを押してはいけませんよ?」
「……?」
 『△』と刻まれたコントロールパネルに手を伸ばしたまま首を傾げるアイゼンに、カトレアは溜息を付いた。
「エレベーターが動けば、当然施設を管理している目標に情報が流れます。……ここには居ないようですが、先ほどのブラックタイプが大挙して押し寄せてくるかもしれません」
 ん~? と暫し考え、アイゼンは、
「……ぽちっとな」
 スイッチを押した。
「何で押すんですか!?」
 流石に怒鳴るカトレア。
 もちろん、取り返しが着く筈も無く、エレベーターは軋みを上げながらゆっくりと上昇してゆく。
「……他のルートは人間用の扉だけ。……あれは重くて開けられない……」
「天井を溶断するとか出来るでしょう!? この装備のスペックなら、2分もあれば二人掛りで充分な大きさの孔を開けられた筈です!!」
「……それはわかってる……」
「なら―――」
 激昂するカトレアの眼前で、アイゼンは静かに頭を降る。
「―――……どっちにしたって、バッテリーを壊せば気付かれる。……戦闘は避けられない」
「あ」
 確かにその通りだ。
 アイゼンたちの行う破壊工作は、施設外でのブラックタイプのコントロールを奪う為の物で、施設内の敵までは無力化出来ない。
 目標を破壊すれば、当然ながらそこに戦力が差し向けられる。
「……目標破壊後、私たちはマスターと合流する為に1階まで昇らなければならない。……敵との戦闘は必至。……なら、その時に余力がある方が良い……」
「……」
 目標達成の為ならば、確かにカトレアの案がベストだろう。
 だがしかし、『その後』まで考えるのであれば、それはアイゼンの案に劣る……。
「……それに」
「?」
 一端言葉を切り、アイゼンはエンジンユニットを手に取り、戦闘準備を整えて行く。
「……それに、破壊前に敵が居る可能性も大きい」
「え?」
 上昇するエレベーターにあわせ、ゆっくりと二階の床が近付いてくる。
 そして、それが背丈よりも低くなった頃。
「……あ」
 上層ホール中央に佇む『敵』の姿をカトレアは捉えた。


「ブラックタイプ、迎撃に来ました!! LC3の射程まであと5分!!」
「……マヤア、アルストロメリア、ストレリチア。……現状では航空戦力はお前達3人だけだ、フェータが出られるようになるまでの間は、敵を倒すより引き付ける事を優先して!!」
「はいです。がんばるです!!」
「……集団戦ハ苦手ナンダガ、……マァ仕方ネエナ……」
 そう答えて離陸するアルストロメリアとストレリチア。
「……良く分らんが、ビューってやってゴーってして、ドンパチド~ンってやればいーんだな?」
「マヤァはもう、好きに戦っていいよ。……味方だけは誤射しないでね?」
「おうよ!!」
 ぐっと親指を立てて笑うと、マヤアはアーマーモードから一瞬で変形を終えたレインディアバスターに乗り、先行する二人を追いかける。
「……さてと。……頼むぞアイゼン、カトレア……」
 数瞬の後、午後の空に爆光が灯り、激戦の幕開けを告げた。


「こ、これは、神姫なの?」
 アイゼンとカトレアの前に立ちはだかるのは、紛れも無く異形。
 太い6本脚と、朱天形の鋏で構成された両腕。
 機体上部には背後から伸びるフレキシブルアームの先端に大小二種類の砲身。
 全体的なシェルエットは、あえて言うならばサソリのソレだった。
「……ここが狙い目って事ぐらい、敵も分っている。……当然護衛を置く」
「でも、こんなのと戦っている時間なんて無いんですよ!? マスター達の突入まであと5分も無いのに!!」
「……だから、『私たち』が来たの……」
「……」
 息を飲むカトレア。
 確かにその通りだ。
 今するべき事は唯一つ。
「……見敵必殺、サーチ&デストロイ。ですか……」
「ん」
 頷くアイゼンの横顔は、微かに口端を吊り上げた笑みのそれ。
「……良いでしょう。粗悪品のマリオネット如き、この私の敵ではないと教えて差し上げます!!」
「……ん」
 頷き、同時に左右に分かれて加速。
 あっという間に壁を蹴って敵へ向かうのと、今しがたまで居たエレベーターが、敵の主砲で粉砕されるのはほぼ同時だった。


「……地下に敵? ……海底の集合パイプからですか……」
 最上階、コントロールルームで戦場を映し出すモニターに目を向けるフブキ。
「なるほど、そんなルートもありましたね……」
 防衛用に配置していたのはアルアクランが一機。
 恐らく間に合わない事を承知で、一応ブラックタイプを1ダースほど差し向ける。
「……と言うことは、外の連中とタイミングを合わせるつもりですか……」
 今から迎撃に出ている1000以上のブラックタイプを呼び戻しても間に合わないだろう。
「……ならば」
 フブキは、残りのアルアクランの出撃準備を整え、自らも刀を手に取る。
「……ここまで辿り着けるかどうか……」
 目を閉じれば、今でも鮮明に思い出せる主の姿。
「……我が主の期待、裏切らないで頂きたいものですが……」
 最早、時間も残り少ない。
 恐らく間に合わないのだろうと思いながらも、彼女は手を抜くつもりは無かった。
「……主よ、最期の命令。……もしかしたら、果たせるやも知れませぬよ……」
 そこに微かな希望を残しつつ……。













 すっかり月一更新が板についてきたALCです。
 というか私生活がガクガクな上に「ぼくらの」の10巻でマチが、マチがぁぁぁぁぁ(泣)。

 小説版には出てこないわ、アニメじゃお兄ちゃん撃ち殺すわ、なにかと不運な娘でしたが、まさか原作版が一番悲惨な結末だとは……(良い子なのに……)。
 これでウシロが最後の通常戦。引継ぎ戦は多分コエムシでしょうな……。

 とまぁ、そんな感じで欝ってた間にオリジナル神姫(フルカスタムハウリン)などを作りつつ、気付けばもう2月も半ば……。
 あれ、正月終わったのってついこの間だったじゃん?

 と言う訳でこの一ヶ月はこんな感じでした。



 作った神姫は「fg」ってサイトにUPしてますので、気が向いたのでしたらば是非見てやってください。

 ようやくG級ハンターになったのにナルガ倒せないALCでした~。
 ではまた。

 あ、次の更新はきっと来週ぐらいに……。 出来るとイイナ……。




























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