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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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武装神姫のリン
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「おーわーんねーぇーぞーちくしょー!」
「マイマスター集中!」

いったい何回目のやりとりなんだろうか。数えるのもバカらしい気がする。

「遊びたいよぉーバトルしたいよぉームラクモさんいぢりたいよぉー」
「マイマスターの場合いつも遊んでばっかじゃないか!バトルだってあの二人の影響で挑戦してくる相手が増えてるっていうかいぢるってなに!?」

「おわんねぇーよぉームラクモさん手伝ってよぉー言語処理ソフトあるから英語だって簡単だろぉー?」
「そういうのは自分でやらないと意味ないの!英語で赤点とったマイマスターの自業自得じゃないか」
「だるーいめんどーいムラクモさん愛してるから手伝ってぇー」
「そんな愛の告白嬉しくないよッ!」
部屋のデスクで際限なくだれまくっているマイマスターは、めんどくさそうな間延びした声で私に次々と無理難題をふっかける。
早い話、今回のテストで遂に赤点を出してしまったので、補修の宿題を持ち帰ってやっているという状況。

開始30分くらいは集中できていたはずなんだけど、いきなり糸が切れたようにだれん、としてしまった。
それから夕食をはさんで2時間、今に至る。ちなみにあんまり進んでなかったりする。
「ほら、がんばれマイマスター。今日は私のメンテもする予定だったんじゃないの?このままだと両方とも終わらないよ?」
その言葉に反応したのか、ゆったりと上半身を上げてくるりと私のほうに顔を向ける。
「そうそうムラクモさん、今回のメンテさ、スリープ無しでやってもよろしーかい?」
……?
スリープ無しで?
「どうして?」
「いやさー、綿棒で間接の細かいところ掃除してもさ、いまいちちゃんとできてなさそーなこと言うじゃん?」
確かに。メンテはしたのに、まだ腕とかに何か詰まってたり引っかかってたりすることが時たまある。
見たらかなり細かい埃やチリなんかが入り込んでるみたいだった。
「その場で直接ムラクモさんの意見聞きながらやれば、ちゃんと綺麗になるかなってことでさ」
「うーん、まぁ、大丈夫だとはおもうんだけど……」
なんとなく、変な違和感がするにはしたんだけど、マイマスターの言うことももっとも。
だから、この場はOKしてしまった。
「んじゃーさっさとこんな課題緒わらせっか!おんどりゃぁあああああッ!」
物凄い勢いで参考書と英和辞典を駆使し、取り掛かり始めた。

普段からそれくらいのやる気をだしてくれたらなぁ。



時間は過ぎ11時頃。
「終わった……ぜ」
その一言でペンを置き、マイマスターは燃え尽きたかのように机にへたりこんだ。
「お疲れ様」
一方私は、クレイドルに座り込んだままマイマスターをずっと見ていただけ。
実は手伝おうか、なんて考えたりもいたんだけど……。
―――自分で言ったこと、曲げるわけにもいかないし。
せめて一言ぐらい労ってあげてもいいかな、なんて思って、耳元で、そんな風に言ってみた。
恥ずかしさで頬の辺りが少し熱くなったのは、秘密。

そうしたら、がばっと、燃え尽きたとは思えぬはやさで上半身を上げたわけで。

「うわわっ!」
思わずびっくりして、尻餅なんかついてしまった。
「さてメンテだ、これもさっさと終わらせるぜー」
そんなこと言いながら、いそいそど準備を始めるマイマスター。
なんでそんな元気になるんだろう。


「そんなわけで、やってきましたメンテタイム。実況はワタクシ、相沢晃がお送りします」
「いや、いらないから実況。そもそも私とマイマスターしかいないのに」
「ノリよノリ、ふぉっふぉっふぉ」
「そればっか……」
本当にボケが過ぎるなぁ、マイマスターは。
「それじゃーまぁ、腕からいきますか、はいりまーす」
水で軽く湿らせた綿棒が、肩から二の腕をなぞる。
「ん……っ」
冷たさと、濡れた綿の感触で、少しぞくっと、きた。

―――なに、いまの。

「ムラクモさん大丈夫?冷たかったかな」
「大丈夫……気にせず続けて、でないとまた遅くなるよ」
とりあえずそういって誤魔化す。
「ん、そーか。んじゃ遠慮なく」
なんだったたんだろう、今の、電流が走ったようなの。
水で漏電?でも腕の外装が割れでもしなきゃ水が入り込むわけは無い。

いったいなんだろうと考え込んでる間にも、身体の掃除は続く。
二の腕の往復から、肘の関節、そして手首、指先へ。
その間も、ぞくぞくとした感覚が止まらない。
「ん……ふ……」
これのせいで思わず声が出てしまいそうになる、けど、我慢。
これくらいならまだ、なんとか耐えられる。
「腕の関節どう?まだ細かいのあるか?」
いわれてはっとなる。
そうだ、そのためにスリープモードにしてないんだから。
「あ、うん……大丈夫だ、引っかかるとこ、ないよ」
軽く曲げたり動かしたりしたり。ヘンなとこはない。
「そか、んじゃ頭あげてなー、首の辺り掃除するから」
言われるがまま頭を上げて、やりやすいように肩にかかった髪を掻き上げる。
―――いつになっても綿棒がこない。
見ると、綿棒を持ったまま私を見て固まっているマイマスター。
「マイマスター、なにぼーっとしてるんだ?」
「あ、いや、うん。今の仕草が色っぽいなーというか、エロいなーというか」
ちょ、ちょっと!?
「え、エロいとか言わないでよ!ただのメンテなんだから!」
「はっはっは、愛いヤツよのぅ。苦しゅうない苦しゅうない」
「苦しいよ!」

もう、何かにつけてヘンなこと言うんだから!

「まま、続けるぜ。機嫌なおしてなー」
―――別に怒ってなんか、ないけどさ。
そして首に綿棒が触れる。
―――!
「ひゃんっ!」
「うおぅ!?」
な、なに、今の何!?
すごい、ぞくってどころの話じゃない。身体が思わず反応するくらい、すごいのが来た。
「大丈夫か?痛かったりしたか?」
「だ、大丈夫、大丈夫だから!」
声まで上げてしまった。恥ずかしくて、目を合わせられない。自分で大丈夫と言う事で、なんとか自分自身を誤魔化すけど……。
これ、すごいマズい。ただのメンテだし、普段指で触れられても平気だったから綿棒なんて、と軽く見てた。
今まで感じたことの無い、痛みとは全く違う刺激。強く歯を食いしばっても、勝手に声が飛び出してしまう。
そんな私にお構い無しに、マイマスターの持った綿棒は容赦なく、私にその悩ましい刺激……いや、快感というべきものを与え続ける。
首から左腕、そして……それは遂に、胸に来た。
「ココは流石にぬらすとまずいわな、こっちで磨くぜ」
くるりと反対側、濡れていないほうにも誓えて、私の胸の辺りに触れる。
「うぁっ!」
びりっときた。おもいっきりびりっときた。
痛かったわけじゃない。腕や首のときよりもはるかに強い刺激が走っただけ。
今のはほとんど悲鳴だったんじゃないかと、自分でも思う。

―――でも、それに対するマイマスターの反応が、今度は違った。

「ごめんな、でもちょっち我慢してくれなー」
そういって、胸の間の辺りを何度も往復させる。
それも一定の速さじゃなく、強弱がついてるような気がする。
「やっ、まいます、たっ、やめっ、ちょっと、やめぇっ!」
声にならない声をなんとか紡いで必死に懇願する。いくらなんでも刺激が、強すぎる!
でも、綿棒は止まらなかった。それどころか、今度は胸の間から、ふくらみのほうへ。
「やめてって、言ってるの、にぃッ!?」
胸の先端で綿棒をくるくるうと回転させて、激しく擦られる。
すこしふわっとしたそれは、連続して強烈な感覚を私に叩き込む。
「やめ、やめぇっ、やっ、あぁっ、やぁああっ!」
身体中が刺激に反応して勝手に暴れまわる。
乱される意識の中、なんとか綿棒を掴んで胸から離そうと力を込める。
「ああ、ムラクモさん離して。次のとこ磨くからさ」
冗談じゃない、このままじゃおかしくなりそうなのに!
熱い体を落ち着けながら、私はマイマスターに口を開いた。
「や、やっぱり、スリープにしてからにしようよ!そのほうが、その、抵抗とかしないからやりやすいと、思うし」
考えてみたら、メンテで綿棒とはいえ、足の付け根とか触れられるのは、かなり恥ずかしい。
こんな性格してるけど、私だって一応……女だし。
「……ぬっふっふ」
この笑い方は……物凄く、やな予感がする。
何か良からぬコトを企んでたり、ロクでもないこと言い出すときの笑いだ……っ!
マズい、この上なくマズいっ!
「物事を途中で投げ出すなんてナンセンス!俺は最後まで突っ走るぜ!」
やっぱりー!!
「なな、なんでそういう情熱をふつーの場面で使わないかなぁ!?マイマスターだからって、こんな、こんなっ!」
「こんな、何だねー?俺はただムラクモさんのメンテナンスをしてるだけなのだよ?やましいことは何も無いっ!よって再開」
「だ、断言っ、断言したぁっ!?」
何でそう簡単にすっぱり言えちゃうのかなこの人はぁぁっ!?
「今度はボディをふきふきしましょーねぇー、うふふ」
「エロオヤジの発言だよっ!それ、ふぁぁっ!」
不意に襲い掛かる濡れた綿棒の感触。今度はおなかから下腹部にかけてのライン。
胸のときと同じ、強弱をつけて擦られる。
「ま、まいます、たぁっの、ばかっ、ばかっ、やめてぇって、やっ、ぁああああっ!?」
必死に静止の声を出そうと口を動かすのだけど、絶え間なく身体に走る感覚が、私の声を歪めてしまう。
「……やべぇ、マジやべぇ……ムラクモさん、すげぇ可愛い」

―――っ!!?

普段のおちゃらけた時とは違う、酷く真面目なトーンで可愛いと言われた。
その一言で、全身が熱くなる。バトルの時と似た、でも少し違う、CSCが燃え上がるような熱さ。
股間の辺りからは、この熱を冷やすためなのか、冷却用の液体が次々に溢れ出てくる。
そして、体中を貫く強い刺激と相まって、身体の置くから、何か、得体の知れないものが迫ってくる。
「なにっ、かっ、なにかくる、よぉっ!や、や、あ、あ、やだ、やだっ、やだっ!こわっ、こわいっ、こ、わい、よぉっ!」
湧き上がるように迫るその感覚が恐くて、助けを求めるように、思わずマイマスターのほうに手を伸ばしてまう。
私の差し伸ばした手に、マイマスターの指が触れた。少しごつくて、暖かい感触。
このマイマスターこそが、この謎の感覚を与えているというのに、私はその感触にすがりつくように、ぎゅっと手に力を入れる。
「大丈夫、俺がいるから」

―――マイマスターっ!

もはや津波といってもいいそれは、私は意識の上に覆いかぶさる。
「まいますたっ、まいますたぁっ!まいますたーすきっ!すきっ!すき、っいいっ!」
静止の言葉を吐き出そうとしていた声はすでに、理解できない叫びを上げて。
身体はもう自分の意思とは関係なく、でたらめに仰け反るだけで。

「あ、あ、あ、あ、あ、あぁあああああああああああああああッ!!」

私が、真っ白に―――



目を覚ますと、よく見知った天井。
よくわからない全身のけだるさと、下腹部あたりの違和感。
―――なに、してたんだっけ?
ぼーっとする頭をなんとか回転させて思い返してみる。
―――スリープ前のログの検索……っ!
でてきた行動の過去ログで、全てを思い出した。
はしたなく喘いで、まるで自分から求めるように、マイマスターのことを連呼して……。

「○×△∵νδ¥*@(д)―――ッ!!!」

あああああなんてことだ!マイマスターの前で、あんな、あんなコト……っ!
晒してしまった痴態に、顔どころか、身体全部が真っ赤になりそう。

「あー……その、気がついたか、ムラクモさん……」

あたふたしてると、不意によく聞き慣れた声。その声に、一瞬ドキリとしてしまう。
うなだれたような姿勢と、申し訳なさそうな表情のマイマスターが、いた
眼が合った瞬間、再び胸に湧き上がる、あの熱。
「あ、あ、あ、あの、まいますたー、さっきのは、そ、そ、その」
思ったように声が出ない。
「あー、うん、あれだ、なんつーかあれなんだ」
あれってなにっていうかええと、私も、なにか、ちゃんと言わないと、でも、えっと。

「調子に乗りすぎましたっ!ごめんなさいッ!」

―――はぇ?
それこそ、擬音が聞こえてきそうな勢いで頭を下げられてしまった。
「悶えるムラクモさんが可愛すぎて手が止まりませんでしたっ!ほんとーに、申し訳ゴザイマセンでしたァッ!」
なにかものすごいことをカミングアウトしながら、がくんがくんと頭を下げ続けるマイマスター。
突然すーっと、クリアになっていく思考。
女の子を、その……あんな風にいじめるなんて許せるはずがない。死ぬほど恥ずかしかったし。
本当なら、私はそこで怒るはずだった。いつもどおりの私なら絶対怒ってる。
でも、不思議と怒る気にはなれなかったのは、なぜだろう。

さっきの痴態の中に、その答えがあった。
そのときは、押し寄せる快感で全く覚えが無かったのだけど

―――そうだ、私は、このどうしようもなくバカなマイマスターのことが好きなんだ。

だから、未だにごめんなさいごめんなさい二度としませんと、壊れたように騒ぎ続けるこのバカなマイマスターに、一言だけ言ってみた。


「……ちゃんと、メンテ終わらせないと、ダメだよね……?」


そのあと、「それってどういう意味!?」というマイマスターと軽く悶着したのは、ひみつ。










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