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鋼の心:番外編 ~Eisen Herz~


武装劇団


演目その3。

赤い靴。


  配役
   カーレン   :フェータ
   お母さん   :マヤア
   お婆ちゃん  :セタ坊
   王子     :レライナ
   木こり    :アイゼン

   ナレーション :デルタ1


 ……昔々、カーレンと言う貧乏な女の子が居ました。
 カーレンのお家は貧しかったので、カーレンは靴を買うお金もありません。
 なので、いつもカーレンは裸足で歩いてました。
 そして、いつか素敵な赤い靴を履く日を夢に見ていたのです……。

カーレン(フェータ)「待ってください、これってまさか、靴欲しさに殺人を犯して人皮で靴を作って血で染めるとか言う物騒な話なんじゃ……?」
お母さん(マヤア)「あらまぁ、この子ったら。すっかりすれてしまって……。ゴホゴホ」
カーレン(フェータ)「それから、アイゼンさんの木こりって、どんな役ですか? まさか斧を持って雛見沢を徘徊するとか、そういう役所じゃないでしょうね!?」

 ……そんな警戒しなくても。

カーレン(フェータ)「前回、前々回とロクな目に遭っていませんから、それは警戒もします!!」
木こり(アイゼン)「……大丈夫。今回は台本どおりに行動する」
カーレン(フェータ)「本当ですかぁ?」
木こり(アイゼン)「……ん、任せて……」
カーレン(フェータ)「……不安は拭えませんが、まぁ良いでしょう」

 ……ではそんなある日、何とお母さんが死んでしまいました。

カーレン(フェータ)「えっ!? 展開早っ!?」

 ……いえ、そういうお話だから。

お母さん(マヤア)「うぅ……、カーレン。私はもうダメ……。私が死んだら、お婆ちゃんを頼りなさい」
カーレン(フェータ)「お母さん!!」
お母さん(マヤア)「心配しなくても大丈夫。お婆ちゃんはお金持ちだから、お前の面倒もちゃんと見てくれますよ……」
カーレン(フェータ)「はい。………って、いえね、だったらもっと早くに頼れば良かったんじゃ……?」
お母さん(マヤア)「………………………。それはさて置き、お前に最後の贈り物があります」
カーレン(フェータ)「誤魔化しました? お母さん……」
お母さん(マヤア)「お前が欲しがっていた赤い靴ですよ……」
カーレン(フェータ)「……お母さん、このお金は何処から?」
お母さん(マヤア)「お金が無かったので、隣の家の牛をチョット……」
カーレン(フェータ)「如何したんです!?」
お母さん(マヤア)「流石はゴードン(←隣の家の牛の名前)。角で刺されると滅茶苦茶痛かったわ……」
カーレン(フェータ)「お母さん。……まさか、お母さんの死因って……」
お母さん(マヤア)「いえ、致命傷はお隣の旦那さんの猟銃」
カーレン(フェータ)「撃たれたんかい!?」
お母さん(マヤア)「大丈夫、ちゃんと反撃しておきましたから、今頃お隣さんもお葬式ですよ……」
カーレン(フェータ)「……なんででしょう、お母さんは早く死んだほうが世の為人の為って気がしてきました……」

 ……大丈夫、ちゃんと死んだ。

カーレン(フェータ)「あの、早くも台本が狂って来ているような気が……?」

 ……気のせい。
 それよりも念願の赤い靴を手に入れたカーレンは大喜びです。
 お母さんのお葬式も、自慢の赤い靴でバッチリ決めました。

カーレン(フェータ)「それは少し非常識なんじゃ……」

 ……台本どおりだから問題無し。
 そして、カーレンはお母さんの遺言どおりに、お金持ちのお婆ちゃんに引き取られたのです。

お婆ちゃん(セタ坊)「←はうわぁ!? 遂に此処までセタ坊化が進んでいるとは!?」

 ……お婆ちゃん、演技、演技。

お婆ちゃん(セタ坊)「こ、こほん。……カーレンや私がお婆ちゃんですよ」
カーレン(フェータ)「これからよろしくお願いします、お婆ちゃん」
お婆ちゃん(セタ坊)「大丈夫。私はお金持ちだから、何でも買ってあげますよ」

 ……カーレンは、今まで食べた事もないようなご馳走を食べ、綺麗なドレスを買ってもらいました。

カーレン(フェータ)「ありがとう、お婆ちゃん!! このドレス靴にもピッタリよ」
お婆ちゃん(セタ坊)「おやまあ。でもよく見たら随分粗末な靴なんだねぇ? もっと高級品の赤い靴を買ってあげるよ」
カーレン(フェータ)「まぁ、嬉しい!! ……って、台本通りに読みましたけど、この靴お母さんの形見なんじゃ……?」

 ……だから、そういうお話なんだって。

お婆ちゃん(セタ坊)「それじゃあ、この古い靴はもう要りませんね? 捨ててしまいましょう」
カーレン(フェータ)「はい!! ……って、ホントに良いんでしょうかね?」
お婆ちゃん(セタ坊)「台本どおりですから」

 ……こうして、カーレンはお母さんの赤い靴を捨て、新しい赤い靴を手に入れました。
 綺麗なドレスと赤い靴で着飾ったカーレンは人目を引き、遂にはお城の舞踏会に招待されるようになったのです。

王子(レライナ)「おお、なんと言う美しいドレスだ。その赤い靴もとても素敵だよ」
カーレン(フェータ)「まぁ、嬉しい。……いえ、内心は褒められた気がしなくて微妙なんですが……」
王子(レライナ)「さあ、お嬢さん。僕と踊って下さい」
カーレン(フェータ)「はい、喜んで」

 ……こうしてカーレンは王子様と素敵なひと時を過ごします。
 綺麗なドレスと赤い靴がカーレンに幸せを運んできたのです。

カーレン(フェータ)「ああ、幸せだわ。……でも、もっと素敵なドレスや靴を身につければ、もっと幸せになれるかも知れないわ」

 ……しかし、異変はその時起こった。

カーレン(フェータ)「あれ、体が勝手に……!?」
王子(レライナ)「如何しました、お嬢さん」
カーレン(フェータ)「あれ? あれれ? 体が勝手に動いてるんですけど!?」

 ……ああ、村上さんの造った神姫遠隔操作型シューズの効果。

カーレン(フェータ)「何ですか、それ!?」

 ……今回のお話に当たって、わた、……アイゼンさんの依頼で特別に造ってもらいました。
 履いている限りプログラムされた通りに踊れる優れもの。

カーレン(フェータ)「緊急停止は如何すれば!?」
木こり(アイゼン)「……両足のつま先の上に隠されたスイッチを3秒間同時押し」
カーレン(フェータ)「踊っている状態で、そうやってそのスイッチを押せと!?」
木こり(アイゼン)「……問題ない、演出、演出」
カーレン(フェータ)「やっぱり何か企んでたぁ(泣)!!」

 ……まぁ、でも。
 お話の進行に支障は無いのでこのまま行きましょう。

カーレン(フェータ)「体が勝手に踊り続けて止まらないんですよ、演技どころじゃないです!!」

 ……いえ、これってそういうお話だから……。

カーレン(フェータ)「踊り続けて止まらなくなるお話ですか!?」

 ……ん。

カーレン(フェータ)「断言されたぁー!?」

 ……それじゃあ、頑張って。

王子(レライナ)「おや、如何しましたお嬢さん」
カーレン(フェータ)「レライナさん、止めて、止めてぇ!!」
王子(レライナ)「……よもや本当に緊急事態なのか?」
カーレン(フェータ)「そうです、止めて下さい!!」
王子(レライナ)「わかった、致し方あるまい」

木こり(アイゼン)「……ぽちっとな~」

王子(レライナ)「ぐはぁ!?」

 ……何と、その時。
 カーレンの放った蹴りが王子さまを直撃!!
 背骨をへし折られ王子様は死んでしまったのです。

カーレン(フェータ)「何ですか、それ!?」

 ……いえ、ほぼ台本どおり。
木こり(アイゼン)「……そうそう」

カーレン(フェータ)「ほぼ!? ほぼって言いましたか!?」

木こり(アイゼン)「……細かい事はさて置き、お芝居を続けるといい」
カーレン(フェータ)「よくない!! 止めて~(泣)!!」

木こり(アイゼン)「……大丈夫、観客にもウケてる。……すっげーリアルな演技だな~、って」

カーレン(フェータ)「演技じゃない!! 演技じゃな~い(泣)!!」

木こり(アイゼン)「……台本通りではある」
 ……それもそうですね……。
 それでは気を取り直して。

カーレン(フェータ)「取り直すな~(泣)!!」

 ……王子様を蹴り殺し、衛兵を薙ぎ払ったカーレンは街に躍り出ます。
 お店や馬車を蹴り飛ばし、町中は大混乱。
木こり(アイゼン)「……茨(イバラ)の茂みに飛び込んでみたり」

カーレン(フェータ)「痛い、痛い、痛い。……この茨本気で痛いですよ!?」

 ……村上さん謹製の高分子針を仕込んである。
木こり(アイゼン)「……リアルな演出」

カーレン(フェータ)「要らんわぁ!!」

木こり(アイゼン)「……キャンプファイヤーに飛び込んでみたり」

カーレン(フェータ)「嫌ぁ!? シャレになってないですよ!?」

 ……大丈夫、その靴難燃加工してあるから、火の中に飛び込んだ位じゃ機能停止しない。
木こり(アイゼン)「……対策バッチリ」

カーレン(フェータ)「要らん所だけ対策立てるなぁ!!」

木こり(アイゼン)「……最後はコエダメ」

カーレン(フェータ)「ひっ!?」


※作者注
 余りに酷い光景なのでシーンを数分飛ばします。


 ……フェータさん大丈夫。その靴抗菌加工してあるから。
木こり(アイゼン)「……対策バッチリ」

カーレン(フェータ)「………あの二人、いつか殺す!!」

 ……そんなカーレンの前に、お婆さんが現れます。

お婆さん(セタ坊)「おや、カーレンどうしたんだ―――って、ぐはぁ!?」
カーレン(フェータ)「ああ、セタさん!! セタさん!!」

 ……哀れ、お婆さんはカーレンに蹴り殺されてしまいました。

カーレン(フェータ)「ダメです、この話何かおかしいですよ!?」
木こり(アイゼン)「……可笑しいね。観客も大ウケだ、あはははは」
 ……今までで一番の大盛況。

カーレン(フェータ)「いいからさっさと止めなさい!!」

木こり(アイゼン)「……仕方ない、そろそろ終わらせるか……」

 ……踊り続けるカーレンの前に、木こりが現れます。
木こり(アイゼン)「……おや、如何なさった娘さん」
カーレン(フェータ)「何を白々しい……」

 ……フェータさん、演技、演技。
 此処まで台本通りに進んでいるんだから、お話壊しちゃダメ。

カーレン(フェータ)「うぅぅ……。……実は、体が勝手に踊って困っているんですっ!!」
木こり(アイゼン)「……そうかい、その靴が原因だね……?」
カーレン(フェータ)「あーん、もう何でも良いから早く止めてぇ!!」
木こり(アイゼン)「……よし分かった。わしが何とかしてやろう」
カーレン(フェータ)「えっと、一応聞いておきますけど。……如何するんです?」
木こり(アイゼン)「……わしは木こりじゃ」
カーレン(フェータ)「はい」
木こり(アイゼン)「……幸い、此処に斧がある」
カーレン(フェータ)「はい?」
木こり(アイゼン)「……これでお前さんの脚を―――」
カーレン(フェータ)「わーわーわー、ストップストップ、ちょっと待って何をするつもりなんですかアイゼンさん!?」
木こり(アイゼン)「……―――脚を、ちょんぎる?」
カーレン(フェータ)「ちょん切るなぁ!!」
木こり(アイゼン)「……でもそういうお話」
カーレン(フェータ)「嘘だぁ!!」

 ……いえ、本当?

木こり(アイゼン)「……ホントホント、昔の童話は残酷なのも多いから」
カーレン(フェータ)「せめて現代風にアレンジを!!」
木こり(アイゼン)「……ゴメン、無理」
カーレン(フェータ)「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
木こり(アイゼン)「……ちょん♪」

 ……こうして、親切な木こりさんに両脚を切り落としてもらったカーレンは、木こりさんに松葉杖を作ってもらいました。
 めでたし、めでたし。

カーレン(フェータ)「何が『めでたし』だぁーーーーーーーーッ!!」


 幕



祐一「ん? なんかこの箱、中で物音が……」
デルタ「んー、んー、んー!!」
祐一「おや、デルタ? SM好きにウケそうな格好で何をしてるんだ?」
デルタ「アイゼンさんに縛られて、ここに放り込まれました」
祐一「アイゼンは?」
デルタ「先ほど、私の声になるボイスチェンジャー持って舞台の方に行きましたが?」
祐一「?(ほどきほどき)」
デルタ「ふぃー、酷い目に遭いました……」

フェータ「……あ、一人見つけ」

デルタ「あ、フェータさん?」
フェータ「……ふふふ」
祐一「って、その脚如何したんだお前!?」
フェータ「……うふふふふふふふふふふふふふふ」
デルタ「え、何でボクに迫って来るんですか?」
フェータ「お前の脚も斬ってやるーーーーーーーーーーーーッ!!」
デルタ「い、嫌ぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
祐一「……よく分からんが、多分アイゼンが悪いんだろうな……」










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