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武装神姫のリン
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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン
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2015年

えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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悪魔に憑かれた微駄男
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えむえむえす ~My marriage story~

2013年

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
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2012年

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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
樫坂家の事情!
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2010年

おまかせ♪ホーリーベル
戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
Knuckle princess

2008年

武装神姫のリン
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師匠と弟子
マリナニタSOS!(仮)
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
徒然続く、そんな話。
妄想神姫
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剣は紅い花の誇り
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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クラブハンド・フォートブラッグ
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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晴れた昼下がり。
特にやることもないのでボーッとしてるわたし。

「何ポケッとしてるの?」
横からわたしの顔を覗き込む人がひとり。
上へはね気味の髪型にはつらつとした表情。
「悩んでることがあったらすぐに私に相談しなさいっ…ごほっ」
胸を叩いて…勢いよく叩きすぎてむせてるこの人は 天乃宮未来(あまのみやみらい) 、わたしの一年先輩なの。
「でも…先輩は微妙に専門外なの、神姫ファイトの話だから」
「バトロンの事? …スィーマァちゃんの事ね?」
「はい…」

あれから敗北を重ね、後一敗で40連敗。
いまのスィーマァなら勝てる相手でも決着がつかない。
「うーん。…やっぱり精神的な問題じゃないかな?」
「やっぱりその結論に達しますの…」
一度も勝ってない(引き分けはある)となれば、自分のアイデンディティに疑問を持つのは当然。
しかも自分を負かす相手は必ずゲイトだ、自信が持てなくなるのはわかる。
「最低でも年度が変わる前に何とかしないと、下手したら思いつめて…」
その言葉を受けて怖い映像が頭をよぎる。
「ひゃーっ!? まずいよマズイのぉっ」
「慌てない。大事なのは「なにが得意かを気付かせる」って事かしらね」

スィーマァの得意なのこと?
…うーん、ケーキの切り分け?

「駄目だこいつ…早く何とかしないと…」
「ひどいですよ先輩~!」





拳と拳がぶつかる。
…拳というより、鉄拳と言った方が適切か(材質的な意味で)
「右から踏み込まれた時の反応が遅い! 相手が拳を握った瞬間に手を出す!」
「ぐぅぅ…!」
アームとアームのぶつかり合い。
本来、機械腕による格闘戦を得意とするムルメルティア。だがスィーマァは正直、アーム戦が苦手であった。
「くぁっ!」
左アームでナァダの攻撃を受け流す…が
「右がガラあきになってるぞ」

ズシッ


「ぐぉふぅ……!?」
本体へ直接攻撃を受け、吹き飛ぶスィーマァ。
「すまん、強く叩き過ぎた」
反応はない、痙攣を起こしている。
「まずいな」


……


「………う」
「気がついたか?」
右わき腹への鈍痛と共にスィーマァは目を覚ました。
「自動修復機能の許容範囲で良かった。もし限界を超えていたら腹を開かにゃならんしな」
「ぴっ!?」
自分の腹が開かれるのを思い浮かべ縮こまる。

「ふ…ふふ…」
「どうした?」
顔を伏せたまま笑うスィーマァ。
「…私って、ホントに駄目ですね……ふふ」
「おいおい…」

「生まれて一度も勝ったことのない、得意なはずの分野も苦手、オマケに戦意までうしなうなんて…」
ぽろり、ぽろりと零れ落ちる涙。
「私なんて…武装神姫失格ですね…」


ぽんっ


そっと頭に置かれる手。
「みぇっ?」


ぱたん


そしてそのままナァダの膝枕へ。
「…確かに、戦いの本質は勝つことにある。しかし勝つという気持ちが負けていれば勝てる戦いも勝てない、お前の状況はまさにそれだ」
「……」

「自分に自信が持てない者が勝てるはずが無い、…そのはずだ」
ふわりとした髪を撫でる。
「アーム戦がどうしても駄目なら、その発想を捨ててしまえばいい。ようは逆転の発想だな」
「……」
「…スィーマァ、どうした?」



「…すぅ…」
「何だ、寝てしまったのか。…まあ、話を聞いていたのならどうにかなるだろう」


~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~


夜、具体的には午後11時05分。

かたっ

「すぴーっ…」

ひゅっ… がたん!

「むぅ……どうも寝苦しい…」
多分夕飯のコロッケが胃をムカムカさせてるんだと思う。
微妙な吐き気を催しつつ起き上がる…と、ここで机に目がいった。

ひゅっ


ひゅっ


小さな影が素振りをしていた。
「スィーマァ」
「あ…!? すみません、起こしてしまいましたか?」
「んー、胸やけで起きただけだから違うの」

…そうだ、この際だから聞いてみよう。
「スィーマァ、あなた…ゲイトに勝てる自信ある…?」
それを聞き、少し黙った後。
「自身はないですけど、勝てる見込みは掴みましたよ」
あら、いつの間に?
「だから、ちょっと用意してもらいたい物がいくつか…」





「これで負けたら40連敗だな、古代」
「いちいち言われなくてもわかっているの!! そのテングっ鼻をへし折ってやるから!!」
嫌味で言ってるにちがいない、こいつは昔っからそうだったもん。
「さあ、さっさと始めようぜ」

……

リフトから対戦筺体へと進入してゆく神姫達。
そのデータと姿が液晶に映し出される。
ゲイトはスタンダートなチーグル+サバーカ装備。

対するスィーマァが携えるものは、拳銃ただ一丁のみであった。
「古代、遂にヤケでも起こしたのか?」
「そんな訳ないじゃないの、わたしはいつでも真剣に組んでるもの」
あまりにも自信が溢れているすすみを見
「…何を企んでいる?」
そう呟いた吹雪であった。


[battle start スィーマァVSゲイト]









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