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えむえむえす ~My marriage story~

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{イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編}

「それじゃあパルカ以外は散開。敵は見つけ次第破壊しろ」
「「「はい!」」」
「いけ!」

俺の声と共に夜のアンダーグラウンドの街に散開する三人の神姫達。
最近、イリーガル・レプリカの出現率が低下してるらしい。
多分アンダーグラウンドのオーナー達がよってかたってイリーガルを破壊しまくるからだろう。
そりゃあ数も減るわなぁ。

「お兄ちゃん…」
「………」

左肩に座ってフル装備したパルカが暗い顔で俺に問いかけてきた。

「また…私だけ出撃禁止なんですか?」
「…あぁ」

俺はというとパルカの答えに声低く答えた。
あの高速道路でのバトル以来、パルカに軽くトラウマみたいなものが出来ちまった。
それはバトルでの恐怖感が普通の神姫より何倍も感じてしまうもの。
あまりにも増幅された恐怖感でパルカはバトルになった途端に力が抜け闘う事が出来なくなってしまうのだ。
『しかた無い・しょうがない』という言葉で済ませる事は出来るが、本来の『武装神姫』としての役割を果てせなくなってしまう。
パルカはそれが怖くて、自分が闘えないと知っててもこのように俺と一緒にアンダーグラウンドに来る。
俺的には来て欲しくないのだがパルカがどうしても、と言いしかたなく同行を許可してるだけ。
でもアンジェラス達みたく散開させて敵の討伐には行かせない。
行かした所で返り討ちになるのは目に見えてるからだ。

「あの…私は闘え」
「『闘えます』か?嘘つけ」
「でも!」
「でももクソも無い。今のお前じゃイリーガルの奴等にバラバラにされるのがオチだ。恐怖感は少しずつ直すしかない」
「私は役立たず…ですか?」
「『武装神姫』としては役立たずだな」
「! お兄ちゃん…」

パルカの心の痛い所を言葉で突き刺す。
俺はこういう事に関してはストレートに言う野郎だ。
同情とかあんまりしてやらない。
そいつの為にもならないからな。

「でもお前は何も『武装神姫』として役立つ必要は無い。お前にはお前の他に役立つ事があるさ」
「…けど」
「アンジェラス達が出来て自分だけ駄目、なのが許せないのか?」
「はい」
「まぁ気持ちは解らなくもない。だから少しずつ恐怖感を克服しようぜ、俺と一緒に」
「お兄ちゃん、嬉しいですぅ。私はお兄ちゃんの武装神姫になれて嬉しいです!」
「何も弐回も言う必要はないって。逆に恥ずかしいぞ」

さっきまで泣きそうな顔だったパルカが今は少し涙を流しながら喜んでいる。
まったく、本当に世話の掛かる妹みたいだぜ。
アンダーグラウンドの街を歩きながら路地裏の角を曲がる。
すると。

「ひ、ひぃー助けてくれ!」

一人の三十歳ぐらいの男が恐怖に怯えた顔しながらこっちに走って来た。
なんなんだいったい?

「イリーガルの神姫だ!俺の武装神姫は壊されて、近くまで来ている!!」
「チッ!こんな時に!!」

マズイなぁ~。
今はアンジェラス達を散開させて討伐しに行かしてるから、あいつ等がいない。
居るとしたらパルカだけ。
でもパルカは…。
クッ、兎に角この場は逃げるしか。

「お兄ちゃん!私にヤらせてください!!」
「馬鹿!お前じゃ無理だ!!」
「き!?来たー!奴等だ!!」
「ッ!?」

男はそのまま逃げてしまった。
俺は敵を見据えると数は1、2、3!
三体もいやがる!
マズイにも程がある!
あの男、とんでもない置き土産してれやがったな!
今度あった時には必ず暴力をプレゼントしてやる!

「お兄ちゃん危ない!」
「エッ!?ドワッ!」

パルカは俺の右手を無理矢理に引っ張る。
そのせいで俺はバランスを崩し地面に右膝を付けるような体制になった。
そしてさっきまで俺の頭や上半身があった場所に敵が撃った弾が通過していく。
あ、危なかったー。
パルカがもし引っ張ってくれていなかったら、今頃俺の上半身は蜂の巣のように穴だらけになっていたぜ。
でもマズイ状況には変わりない。
どうするべきか!?
考えろ、考えるんだ!

「お兄ちゃん…私、行きます!」
「え!?ちょっ、ちょと待てパルカ!」

ライフフォースを右手に持ちパルカは俺に背中を見せながら言う。

「ここでお兄ちゃんを守らないと皆に怒られちゃいます!」
「でもパルカ!お前はまだ!!」
「お兄ちゃん!心配してくれるのは嬉しいですけど、私は弱くありません!!もう皆の足を引っ張る私じゃないんです!!!」
「!? パルカ、お前…」
「叱るのは後です。今はお兄ちゃんの目の前に居る敵を倒します!」
「パルカー!」

パルカはスピードを出して敵に向かっていった。

パルカの視点

私はお兄ちゃんの大声を無視して敵に向かって飛んでいく。
敵は飛び道具系で弾幕はるような形で撃ってきて少し怖いです。
でも今の私は恐怖感なんかありません。
あの時、お兄ちゃんが敵に狙われた時に私は咄嗟に行動が出来た。
そしてお兄ちゃんを助けた瞬間、何かかが身体からはじけ飛んだような感覚があり、今までの恐怖感がまるで嘘のように無い。
多分、自分が死ぬ事と私が死ぬ事に怯えていたのだと思う。
でもそんな事で怯えていては必ずいつかは死んでしまいます。
お兄ちゃんや皆を死なせないためにも、私が頑張らないといけないと思いました。
そう思えば私は怖くない。
だから恐怖感も感じない。
今の私なら出来る!
ごめんなさい、お兄ちゃん。
言う事きかなくて…。
ありがとう、お兄ちゃん。
心配してくれて。
でも私はお兄ちゃんを守りたいから。
だから。

「だから私は闘います!ヴェーニア!!」
<ヴェーニア>

ジャララララ!!!!

大気中から無数に精製し、ライフフォースを中心にして翼状に展開させる。
このお兄ちゃんから貰ったこの武器で敵を倒します!

「蒔く!」
<セミナーレ>

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!!

ライフフォースから無数の銀の矢を全方位に向けてばら撒くように放つ。
すると敵はバラバラに散開し銀の矢を避けていく。
敵の一体目の姿が見えました!
犬型のハウリンです!
姿が見えたのならこっちのモノです!

「ヴェーニア!奔る!!」
<ヴェーニア&ルケーレ>

再びライフフォースを中心にして銀の矢を再生させ翼状に展開させる。
でも銀の矢を半分程残し残りの半分を弾丸のように相手に撃ち出した。

「!?キャー!?!?」

ハウリンは銀の矢に命中し地面に落ちていく。
残り二体です!

「ヤァアアアアーーーー!!!!」

紅緒が私の後ろから攻撃してきました。
でも瞬時に振りかえりライフフォースを敵に向けて。

「護る!」
<レメディウム>

ジャララララ!!!!
ガキャン!

ライフフォースから広がるヴェーニアの翼で私を覆い、敵からの攻撃を防ぐ。
更に敵の武器、破邪顕正をガッチリとヴェーニアの翼で取り囲み抜けなくした。
そしてそのまま。

ギギギギ、バキィ!

破邪顕正はヴェーニアの翼の力で折ってしまいました。
これでは相手は攻撃できません!
今です!

「断つ!」
<セクティオ>

ズバッ!

「グヮァー!」

大きめな銀の矢、一振りを手に取りライフフォースにセットし、そのまま大上段から相手に斬りつける。
紅緒は斜めに斬られ、そのまま身体の中身を盛大に噴出しながら落ちていった。
残り一体です!
でも何処にいるのか解りません。
完全にロストしてしまいました。
今のうちに再生しといた方がよさそうです。

「ヴェーニア」
<ヴェーニア>

ジャララララ!!!!

再び銀の矢を再生させる。
ハウリンを倒すために半分程使ってしまいましたからね。
だからの次に備えて再生させたのです。
でもライフフォースは疲れていないかな?
大丈夫かな?

<大丈夫、マスター、心配、ナイ>
「でも心配だよ。私だけのライフフォースなんだから」
<マスター、酷似、オールマスター、性格>
「私がお兄ちゃんと似ている?」
<一部断定>
「少しだけって…でもなんだか嬉しいです。本当の兄妹みだいで…」
<! マスター、敵発見、ドウスル?>
「勿論、倒します!」
<承諾!>

ライフフォースを構える。
敵はヴァッフェバニーですか。
ならお互い飛び道具が主要ですね!

バババババ!!!!

敵はSTR6ミニガンを乱射してきました。
私は負けじとライフフォースから銀の矢を乱射させる。
途中、銀の矢と敵が撃ってきた弾がぶつかり合い弾同士が砕け散る。
でもこのままの状態が続くのでしたら私の勝ちです!
なぜなら。

カチッカチッ

「ナッ!?弾切れ!」

敵のヴァッフェバニーはSTR6ミニガンが弾切れに気づき慌てる。
その隙が命取りです!
私はライフフォースのお願いしてヴェーニアして銀の矢を補充。
そして再びライフフォースを敵に向けて照準、というより私の目と勘で狙いつけ。

「壊ツ!」
<ディルエレ>

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!!

「ッ!?」

大量の銀の矢がヴァッフェバニーに飛んでいき、叫びあげる前に銀の矢の餌食となり絶命した。
ヴァッフェバニーだった残骸がボロボロと落ちていく様を見ながら、息遣い荒く両肩を上下に動かす程、私は疲れていた。
今頃疲れが出てきたのかな?
少し無茶しすぎました。
これじゃあ姉さんと同じです…。

「パルカ!」
「!? お兄ちゃん!?!?」

地上を見るとお兄ちゃんと姉さん達が居ました。
お兄ちゃん、私、お兄ちゃんの事守れたよ!
闘えたよ!

「お兄ちゃん!」

私はお兄ちゃんの胸に飛び込み自分の顔をこすり付ける。
あぁ、お兄ちゃんの匂いがします。

「まったく、危なかっしい行動するなよな。クリナーレの事言えないぞ」
「そうだよパルカ!ボクがいる時にせめてバトルしてよ!!心配じゃないか!!!」
「姉さん…。ウフフッ、これで姉さんとおあいこですね♪」
「ナッ!?パルカァーこのー!調子にのるなよ!!」
「おい!俺の胸で暴れるな!!」

お兄ちゃんは怒鳴っていましたが顔は笑っていました。
無言だったアンジェラス姉さんとルーナさんも笑顔で私を見ていてくれました。
そして姉さんも私にじゃれ付きながらも笑っていました。
私はこの笑顔を守るため、皆を守るために恐怖感を克服できたのでしょうか?
もし違ったとしても別にどうでもいいです。
結果的にお兄ちゃんや皆のために頑張れたのですから。






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