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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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引きこもりと神姫
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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{イリーガル・レプリカ迎撃指令}

アンダーグラウンドの夜。
小道や裏道を途方もなく歩く。
あれから神姫センターから出て、俺の腕時計が10の所に時針指し示した頃、溜息をつく。

「ご主人様、そんなに気を落とさないでください。まだ始まったばかりじゃないですか」
「そう言ってもなぁ…」

右肩に座り、フル装備したアンジェラスは俺の事を気付かってくれてるみたいだ。
心遣いは嬉しいのだが…正直、時間を無駄にしてるような気がしてどうしようもない。
それに元気が無い理由は他にもある…。
そして何故こんな無駄な事をしてるのかと言うと、時間をさかのぼること2時間と30分前。


「諸君、我々のこの町にイリーガルの神姫が何体か出現した情報が入った。諸君も知ってるとうりに、これはイリーガル・レプリカ迎撃指令と酷似しているものである」

薄暗い神姫センターの受け付け近くにある電光掲示板にデカデカと書かれてあった。
スピカーも横についてるので音声も流れている。
誰の声だが知らないが大人の男の声だった。
オーナー達は全員、その電光掲示板を注意深く見ていたので、俺もヒョッコリと見てみた。

「敵の数は10万体以上、詳細不明、オーナーも詳細不明、たた明白な事はイリーガルの神姫達によって我々人間のオーナーと神姫が被害を受けている事。酷い被害の時は死人が出ている」

ヘェ~、この町で起きてるのか。
たまにしか来ないから情報が少ないだよなぁ。
でもこの町にもでたか。
イリーガル・レプリカ迎撃指令…。
2037年××月、所属不明の神姫による襲撃行為が頻発。
この事件はかなり深刻の問題になってきているらしい。
そこでこの事態を解決するべく、『MMS管理機構・日本支部兼アジア地域統括支部』は登録している全オーナーに迎撃を依頼した。
なんでも、ターゲットの正体がMMS管理機構に保管されていたイリーガルAIデータを、どこぞの馬鹿野郎がハッキングして盗んだらしい。
しかもタチが悪い事に、犯人はイリーガルAIデータを複製し、別素体に移植しちまったという。
ほんでもってこの始末だ。
全くもっていい迷惑だぜ。

「被害はかなりの額にもなっていて、死人の数も増える一方…この町では前代未聞の事件だ」

神姫を使った殺人かぁー。
あんまり聞いて良い気分にならない話だ。

「このままでは、こちら側がやらればかりである。そこで諸君達に検討したい。この事件を我々の手で解決しようではないか!イリーガル・レプリカ迎撃し、見事に犯人を倒す事が出来れば、それなりの報酬がMMS管理機構・日本支部兼アジア地域統括支部から献上さえてもらえるはずだ!!」

報酬と聞いて『ウオオオオォォォォ!!!!』と叫ぶアンダーグラウンドのオーナーの常連さん達。
償金稼ぎじゃあるまいし、やる気が減る。
結局は金で動く奴等か…。

「エントリーしたい者は受け付けで登録できる。では諸君、健闘を祈る!」

それっきり電光掲示板は電源が切れたかのようにプッツリと画面が真っ黒になり、再起動したのかいつも通りの武装神姫の情報を報せる電光掲示板に戻った。
他の周りに居たオーナー達は受け付けの所に行き、我先にさっきへと償金のために登録している。
俺はそんな欲にまみれた野郎共を見ながら迷っていた。
登録するべきか登録しないべきか…。

「お前はどー思う?」
「私ですか?…正直、分かりません。でも登録するもしないのも、ご主人様の意志で決める事なので私は何も言いません。私はご主人様の意志に従うまでです」

アンジェラスは淡々と言う。
神姫としてはある意味まともな返答だが、俺的には不愉快極まりない発言だった。
何故ならアンジェラスの言ってる事は人任せと同じ事を言ってるのだから。
もっと悪く言えば『私は貴方の命令をなんでもききます』とか『私の意志は貴方の物』とか『私は貴方の奴隷です』こうなる。
少し極端過ぎたかもしれないが、少なからず当て嵌まるはずだ。
折角、自分という『意志』とか『自我』を持っているのだ。
そんな俺の命令に従うだけの神姫なんて、神姫侵食に犯された神姫と同じじゃないか。
更に言うなら、人間の命令をきくそこら辺にある機械と同じ。

「ご主人様?」
「………」
「ご主…ヒィッ!?」

アンジェラスは俺が黙っていたので顔色を伺ったみたいだ。
そして俺の顔を見て恐怖を感じ驚いたのだろう。
多分、今の俺の表情は自分でもかなり恐い顔してるはず。
この際だからアンジェラスに一言だけ言ってやった。

「二度と『絶対服従、俺の意志に従う』みたいな事を言うな」

ドスが効いた声で言うとアンジェラスは俯きながら『…はい』と元気無く答えた。
そして俺は受け付けに行き償金稼ぎの登録した。
アンジェラスが二度とあんな言葉を口にしないで、と悲痛な思いながら…。


そして今に致る。
今までのいきさつで俺が元気を無くしている理由が解ると思う。
全くもって面白くない話さぁ。

「?どうかしましたか、ご主人様??」
「…帰ろうか。調子が悪いし、敵はこなさそうだ」
「…そ、そうですね。なんかご主人様、気分悪そうですし」
「………」

俺は無言のまま愛車がとまっている駐車場に足を向けた。
ホントに、今日は憂鬱な…日だ…。






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