いつからご飯・味噌汁・焼き魚が日本の朝食の代表になったんだろうか?
礼奈がウチに住み込むようになってから初めての休日。
「兄さん、ご飯できたよー!」
礼奈がそう言いながら俺の部屋のドアをノックする。
「おう、今行くよ」
「ごっはーん♪」
朝はいつもテンションの低い俺とは反対に元気いっぱいのタマ。まぁこれはいつもの事だ。
目を擦りながら食卓を見手見れば、実家を出てからは見る事の少なかったご飯、味噌汁、焼き魚のまさにTHE・日本の朝食。
と言っても見る事が少ないのは材料はあったが作る気が無かったからなのだが。え?納豆?俺はあまり好きじゃないからパス。
「おぉ、なんだか久々に魚を見た気がするぞ」
「兄さんどんな生活してたの・・・?案外住み込みになって正解だったかも・・・って言うかなって良かったよ絶対」
礼奈は半ば呆れ顔で俺を見ていた。まぁ俺からしても当然の事だと思うが。
「さぁ和章様とタマも席に着いて下さい。早くしないとマスターの作った朝食が冷めてしまいます。」
「そうだった、俺もこんなうまそうな飯冷ましたくないからな。さ、食べようか」
キルケの一言で俺達は席に着き、ほかほかと湯気を立てる朝食を一口食べてみる。
「うん美味い。実家出てからこんな美味いもんを家で食ったのは初めてだ」
あまり美味しいもんだからは物凄いスピードで朝食を食べまくった。
「本当?嬉しいな!」
「これだけ美味い飯作れるんだ、きっといい嫁になれるぞ礼奈。兄妹じゃなけりゃ俺が嫁にもらいたいくらいだな。はははは」
「やだ兄さん、おだてても何も出ないよ?」
なんだか礼奈の顔がうっすら赤かった気がするが、多分気のせいだろう。
「兄さん、ご飯できたよー!」
礼奈がそう言いながら俺の部屋のドアをノックする。
「おう、今行くよ」
「ごっはーん♪」
朝はいつもテンションの低い俺とは反対に元気いっぱいのタマ。まぁこれはいつもの事だ。
目を擦りながら食卓を見手見れば、実家を出てからは見る事の少なかったご飯、味噌汁、焼き魚のまさにTHE・日本の朝食。
と言っても見る事が少ないのは材料はあったが作る気が無かったからなのだが。え?納豆?俺はあまり好きじゃないからパス。
「おぉ、なんだか久々に魚を見た気がするぞ」
「兄さんどんな生活してたの・・・?案外住み込みになって正解だったかも・・・って言うかなって良かったよ絶対」
礼奈は半ば呆れ顔で俺を見ていた。まぁ俺からしても当然の事だと思うが。
「さぁ和章様とタマも席に着いて下さい。早くしないとマスターの作った朝食が冷めてしまいます。」
「そうだった、俺もこんなうまそうな飯冷ましたくないからな。さ、食べようか」
キルケの一言で俺達は席に着き、ほかほかと湯気を立てる朝食を一口食べてみる。
「うん美味い。実家出てからこんな美味いもんを家で食ったのは初めてだ」
あまり美味しいもんだからは物凄いスピードで朝食を食べまくった。
「本当?嬉しいな!」
「これだけ美味い飯作れるんだ、きっといい嫁になれるぞ礼奈。兄妹じゃなけりゃ俺が嫁にもらいたいくらいだな。はははは」
「やだ兄さん、おだてても何も出ないよ?」
なんだか礼奈の顔がうっすら赤かった気がするが、多分気のせいだろう。
朝食を済ませて休んでいると、礼奈が寄って来て「兄さん、今日ヒマ?」と聞いてきた。
「今日と言わず毎日暇だ。ニートだからな」
「それ自慢にならないよ・・・ってそれはともかく、ヒマならさ、一緒に出かけない?」
「それは構わないが、どこに行くんだ?」
「それはお楽しみ。あ、そうだ。タマちゃん、キルケ、悪いけど留守番しててくれない?」
「えー?なんでー?」
タマは不満をこぼしていたが、キルケは何か思う事があったらしいのかいつもの事なのかは知らないが、無言で頷いた。
その顔はなぜか笑顔だった。
「今日と言わず毎日暇だ。ニートだからな」
「それ自慢にならないよ・・・ってそれはともかく、ヒマならさ、一緒に出かけない?」
「それは構わないが、どこに行くんだ?」
「それはお楽しみ。あ、そうだ。タマちゃん、キルケ、悪いけど留守番しててくれない?」
「えー?なんでー?」
タマは不満をこぼしていたが、キルケは何か思う事があったらしいのかいつもの事なのかは知らないが、無言で頷いた。
その顔はなぜか笑顔だった。