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武装神姫のリン
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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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美咲さんと先生
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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
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白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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アスカ・シンカロン
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戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
Knuckle princess

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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
徒然続く、そんな話。
妄想神姫
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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騎士姫と、覚醒せし鋼竜(前半)




意識が闇の淵よりゆっくりと引き揚げられていく……嗚呼、この様な事が
前にもあったな。あれはそう、私・槇野晶が“アルファル”を作った時。
そして今宵もまた徹夜を重ねて、『新製品のテストベッド』という建前の
装備を、我が“妹”達を重量級ランクへと送る為の“相棒”を創造した。
彼女らの挑戦を支えるだけでなく、我がMMSショップ“ALChemist”の収益
拡大という意味でも、この徹夜は極めて重要な……むぅ、意識がッ……。

「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ!もう朝ですの、起きてくださいですの!」
「……う、む?葵か……ふぁ、あぁぁ……いかん、寝てしまう所だった」
「全く、日暮さんの所から帰ってきてから根詰めっぱなしで……もうっ」
「すまんな、つい興が乗ってしまった。もう朝か、アルマとクララは?」
「御飯食べて、今はお風呂ですの。わたしも元の躯に戻ってきますの♪」

未だ意識に霞の掛かった私に茶を差し出し、葵は下階へ降りていった。
そこで彼女はHVIFから意識を切り離して、“ロッテ”に戻るのだ。
程なく見慣れた神姫素体の彼女が上がってきて、私に朝のキスをす……
こら貴様、見る物じゃないッ!それよりも今は重要な物があるのだ!?

「改めておはようですの、マイスター♪あ、二人も戻ってきましたの~」
「マイスターおはようございますっ。夕べからずっと作業してましたね」
「有無、日暮に焚き付けられてからどうも収まらなくてな。突貫工事だ」
「おはようなんだよ……で、完徹の成果とかは一体どうなったのかな?」
「おお!それだ、それをお前達に見てもらわねばならんッ。実はな……」

そう言って、私は未塗装のボックスを三つ取り出した。“EL:DoLL”で
用いていた物と同型なのだが、その厚みは相当量増している。これは、
重量級ランクで用いる拡張型サイドボードと、同サイズのコンテナだ。
つまり使用法も全く同じで、このボックスを丸ごと装填する形になる。

「随分大きな箱なんだよ。この中に、ボクらの“相棒”がいるのかな?」
「そうだ、これから超AIを設定するのでまだ動かないがな……ほれっ」

興味津々なクララ、心配そうなアルマと意味深な笑みを浮かべるロッテ。
三人の神姫が箱を覗き込むと、そこには意味不明の構造物が入っていた。
無論意味はあるのだが、格納状態の“相棒”は複雑なユニットの塊だな。

「これも、ぷちマスィーンズのAIを使うタイプのモジュールですの?」
「む、鋭いなロッテ。私の培ったノウハウを最大限活かすとなれば、な」
「でも……アルファルに輪を掛けて複雑ですね、これは一体何ですか?」
「有無、聞いて驚くな。これはな……“竜”だ!機械のドラゴンだッ!」

流石にテレビの様な反応がある筈はなく、皆ぽかんと口を開けるばかり。
……私もそんな珍妙なリアクションは不要なのだが、説明が足りないか?

「り、竜……ってあの、ファンタジーなどで出てくる『がお~』って?」
「訳が分からないと言う顔だな、アルマや。竜型のぷちと考えればいい」
「攻性生物である“竜”を以て“変幻自在”な戦術を織りなす、かな?」
「その通りだクララよ。その翼・尻・爪・牙。更に異能……それらこそ」
「“変幻自在”な戦いに相応しい力だ!ですの♪でも“才能”は一体?」

ロッテのツッコミを受けて、私はもうふたつの箱を取り出す。最初のは
アルマ用の“EL:GrAND”である……そう、軽量級の“EL:DoLL”同様、
重量級装備にもコンポーネント名がある。それが“EL:GrAND”なのだ!
で、当然取り出したのはアルマ以外の二人……ロッテとクララ用の箱。
その蓋を開ければ、先程とはそれぞれ全く異なった構造物が顔を出す。

「この通り“アルファル”とは違い、新装備はお前達個人専用の逸品だ」
「えと……つまり、その性能等もあたし達一人一人に合わせたんです?」
「有無!例えばだ、アルマ。お前の“竜”……“灼地龍”は白兵戦重視」
「……そう言えば爪っぽい物も、他二機より大きいもん。それにこの角」
「で、ロッテ用“霜天龍”は射撃特化。クララの“樹海龍”は魔術用だ」
「う~ん……マイスター、この娘達の超AIの準備は出来ていますの?」

その言葉を受けて、三姉妹が私を一斉に見上げる。成程、一度動かさねば
分からぬという事らしい。私は、メンテナンス用サーバに箱を接続する。
超AIのデータを焼き込み稼動させる事としたのだ。だがその前に……。

「一つ注意がある。三人とも、手懐けるまではくれぐれも気を抜くなよ」
「ふぇ?え、えとマイスター?それって、一体どういう事なんですか?」
「言葉通りだ。以前練習用に作っていた超AIの情報を使うのだが……」
「……待って、確かアレは“乱暴”過ぎるって封印してた筈なんだよ?」
「有無。だが、今のお前達なら……私の信じる“妹”達ならば大丈夫だ」
「相変わらずマイスターは無茶苦茶ですの……でも、信じてますのっ♪」

──────そして、荒ぶる神の獣が目を醒ますんだよ……。







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