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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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「接近して相手をすぐ倒すクリナーレで」
「さっすがアニキ!話がわかるぜ!!」

頭の上で騒ぎ喜ぶクリナーレ。
まぁ喜んでくれるのは嬉しい。
だけど他の三人は少し残念そうな感じだ。
『後で他の奴等と戦うから、その時にな』と言うとパア~と明るい表情になる神姫達。
さて、そろそろ対戦するか。
装備…よし!
指示…よし!
ステータス…よし!
クリナーレを筐体の中に入れ、残りの神姫達は俺の両肩で座ってクリナーレの観戦をする。

「クリナーレ、負けんなよ!」
「おう!任しときな、アニキ!!」
「頑張ってクリナーレ!!」
「クリナーレさん~頑張って~!」
「姉さんー!無茶はしないでくださいねー!!」
「闘いに無茶はつきものだぜ!」

クリナーレは余裕綽々な笑顔を俺に見せ筐体の中へと入って行く。
気がつくと俺は両手で握り拳をつくっていた。
いつになく俺の心は興奮していたのだ。
何故だろう?
多分、誰かを応援している事によって熱くなっているのかもしれない。
それとクリナーレに勝ってほしい、という気持ちがある…かもなぁ。
俺は筐体の方に目を移すと中には空中を飛んでいる二人の同じ武装神姫達が居た。

READY?

女性の電気信号が鳴り響き、一気に筐体内の中に緊張が走る。
勿論、外に居る俺達もだ。

FIGHT!

闘いの幕があがった。
お互いの距離150メートルからスタートして、まずは二人とも距離を縮め接近する。
クリナーレはDTリアユニットplusGA4アームに付いてるチーグルを相手のストラーフに向ける。
すると敵のストラーフもクリナーレと同様にDTリアユニットplusGA4アームに付いてるチーグルをクリナーレに向けた。
そのままお互いの距離が縮まっていく。
70…60…50…40…30…20…10…0!

ガキャン!

鈍い機械音が辺りに響く。
DTリアユニットplusGA4アームのチーグル同士がぶつかった音だ。

「この!」
「うりゃっ!」

クリナーレが先に叫び上げ遅れて敵のストラーフも叫ぶ。
お互い両手を突き出しさらに互いの両手同士で掴みあう。
チーグルもその状態だ。
二人とも引かない力押しの戦法。
チーグルと自分達の両手で押し合い睨みつけあう状態が数秒たった。

「…そりゃ!」

敵のストラーフは何を思ったのか、自分を軸にしてクリナーレをブンブンと回す。
遠心力によりドンドン、と回転するスピードが速くなる。

「セイッ!」

ストラーフの掛け声と同時にクリナーレを離した、地上に向けて。
クリナーレは物凄いスピードで斜めの角度で地上に落ちていく。
いや、地上に落ちる前に廃棄されたビルにぶつかってしまう。
このままじゃマズイ!

「クリナーレー!」

俺は叫んだ、だがクリナーレからの返答はないまま、そのままビルに突っ込んだ。

ドガシャーン!

ビルの壁をブチ破りそこらじゅうに雷みたいな亀裂が走る。
もう一回軽い衝撃でも当てればビルは倒壊するような亀裂だ。
って、ビルの様子よりもクリナーレの状態が気になる。
すぐさまビルに穴があいた部分に集中し目を凝らして覗く。
視力は良い方なので多少離れていても見える…はずだ。
…いた!
グッタリと上半身を壁に寄りかかり座っている。

「大丈夫か!?クリナーレ!」
「イテテ~、大丈夫だよアニキ」

ヨロヨロと覚束ない足で立ち上がるクリナーレ。
これはちょっとヤバイかもなぁ。
筺体に付いてるコンソールを見るとクリナーレのLPは半分以上無くなっていた。
ちょっとどころではなく、かなりヤバイ。
あの野郎…無理なんかしやがって。
そんなヤバイ状態のクリナーレに追い撃ちがきた。
敵のストラーフがクリナーレがぶつかって出来た穴からモデルPHCハンドガン・ヴズルイフを撃ってきたのだ。
撃った数は二発。
何とかしてクリナーレはその二発を避けたものの、ただでさえフラフラの状態なので転がるように倒れ込む。
だが、幸いな事に転んだ場所が瓦礫の壁だったので敵のストラーフが追撃出来なくなったこと。

「クリナーレ、大丈夫なら返事をしろ!」
「ごめん、アニキ。やっぱり、ボク…負けちゃうかも」

弱々しい声で言うクリナーレ。
こんなにも弱々しいクリナーレを見たのは久しぶりだ。
前は違法改造武器を使った時に泣いたんだったけ。
今のクリナーレはあの時と同じだ。
このまま戦闘を続ければ精神的に弱気になってしまう。
どうする…どうすればいい!
俺に出来る事は何かないのか!?

「しっかりしてください、姉さん!弱音を吐く姉さんなんか、姉さんじゃありません!!」
「!?」

いきなりの大きな声が聞こえたので俺は驚愕する。
声の主は左肩に座っているクリナーレの妹、パルカだった。
怒った表情にも見えるけど悲しい表情にも見える、なんとも言えない表情だ。
自分の姉をまるで叱っているようにも元気づけてるようにも見える。
俺もパルカの事を見習わないといけないなぁ。

「クリナーレ!お前は力はそんなものか!?違うだろ。お前はそんなヤワな奴じゃないだろうが!!頑張れ!!!」

瓦礫に隠れていてクリナーレの姿は見えないが、俺とパルカは諦めない。

「そうよ、クリナーレ。貴女なら勝てるわ!」
「クリナーレお姉様はいつも元気な人ですわ。頑張ってください!」

アンジェラス、ルーナが後から応援する。
考える事は皆同じということか。
よし、このまま応援し続けるぞ。

「負けんな!クリナーレ!!」

大声で応援し続けていると他のオーナー達が『なんだ?』とこっちに来くる。
けど今の俺には野次馬なんてどうでもいい。
今はクリナーレの応援に専念するべき。
そう思った時だった。

「分かってるよ!ボクが負ける訳ないだろう!!」

クリナーレの大声が聞こえた。

ドカーン!

それと同時にビルの反対側の壁が爆発した。
その爆発から勢いよく飛び出すクリナーレ。
表情は元気いっぱいのいつものクリナーレだった。

「クリナーレ!」
「アニキ、パルカ、アンジェラス、ルーナ。応援ありがとう。ボク、頑張るからしっかり見ててね!」

左手を元気よく振るクリナーレ。
フッ…心配掛けやがって。
まぁこれでいつものクリナーレに戻ったから大丈夫だろ。

「さっきはよくもヤッてくれたな!倍にして返すんだからー!!」

クリナーレが敵のストラーフに物凄いスピードで突っ込む。
あれ?
この光景はデジャブーだぞ。
あっ!
戦闘が始まって最初に敵と接触した時の場面だ!

ガキャン!

再び鈍い機械音が辺りに響く。
DTリアユニットplusGA4アームのチーグル同士がぶつかった音。

「また振り飛ばされたいのかな?」
「フン!残念でした~、次に振り飛ばされるのはお前だよ!」

お互い両手を突き出しさらに互いの両手同士で掴みあい、二人とも引かない力押しの戦法になる。
最初の時とまるっきり同じ。
チーグルと自分達の両手で押し合い睨みつけあう状態が数秒たった。

「それ!」
「!今だ!!」

敵のストラーフがまた振り回そうとした瞬間の隙をクリナーレは見逃さなかった。

ゴツン!

なんとお互い掴んだままの状態で敵のストラーフの頭にクリナーレが無理矢理の頭突きをかましたのだ。
あまりの痛さにストラーフは自分の頭を両手で押さえてフラフラとバランス悪く飛ぶ。
その間にクリナーレはアングルブレードを右手と左手に一ずつ持ち二刀流になる。

「クラエーーーー!!!!」

ズバズバズバズバ!!!!

「オマケだーーーー!!!!」

グシャ!

アングルブレードで4回斬った後に回し蹴りをして吹っ飛ぶストラーフ。
そのまま吹っ飛んだ敵のストラーフは反対側にあるビルの壁にぶつかり、LPが無くなり力尽き地上に転落していき、ゲーム終了した。
俺の方の筐体に付いてるスピーカーから『WIN』と女性の電気信号の声が鳴り響く。
多分、相手の方では『LOSE』と言われてるだろう。
そりゃそうだ。
勝ちがあれば負けもある。
二つに一つ。

「勝ったよ!アニキ!!」

筐体の中で俺の事を見ながら喜ぶクリナーレ。
俺も自分の神姫が勝った事が嬉しくて微笑む。
両肩にいるアンジェラス達も喜びハシャイでいる。
そうか…。
これが武装神姫の楽しみ方か。
確かにこれは楽しい。
おっと、クリナーレを筐体から出さないといけないなぁ。
筐体の出入り口に右手を近づけると勢いよくクリナーレが飛び出して来て俺の右手に抱きつく。
そのまま俺は右手を自分の目線と同じぐらい高さまで持っていきクリナーレを見る。

「頑張ったな、クリナーレ」
「エッヘン!アニキやみんなの為に頑張ったんだから!!」
「言ってくれるじゃねぇかー、こいつ」
「…アウッ」

俺は右手の手の平に居るクリナーレを更に左手の手の平と添えるようにくっ付けて、お茶碗のような形を両手で形どる。
両手でよく水を掬う時にやるあの形状だ。
その形を保ちつつ親指の腹の部分でクリナーレの頭を撫でる。
この撫で方はクリナーレのお気に入りだそうだ。
何でも、俺に抱かれているようで気持ちいいらしい。
まぁ…クリナーレがそれがいいと言うなら俺はなにも文句は言わん。

「いいなぁ…。ご主人様、ご主人様、次の試合は私を指名してください。絶対勝ちますから!」
「ダーリンのご褒美を貰うために頑張らないといけませんわね」
「あの…私のバトルは最後でもいいので…もし勝ったら、お兄ちゃんのご褒美くれますか?」

両肩で何やらクリナーレに嫉妬しているように見える三人の神姫達。
そんなにご褒美が欲しいのか?
まぁ今日はトーブン、ここにいるつもりだから一応全員バトルさせてやるか。
俺はクリナーレの頭を撫でるの止めて離すと。

「え!?もう終わりかよ~。もっと撫でてー!」

離した親指を無理やり掴み自分の頭に擦り付けるクリナーレ。
はぁ~…我侭な奴だ。
まぁそこが可愛いだけどな。
だがもし、ここでまた再びクリナーレの頭を撫でると両肩に乗っている三人に何されるか解らないので撫で撫ではお預け。
クリナーレを両手から左肩に移動させ、俺は次の筐体に向かった。
闘いはまだ始まったばかりだ。

「さぁ行くぞ!俺達のバトルロンドの幕開けだー!!」

こうして俺達のバトルロンドがスタートした。
そしてこの日からクリナーレの二つ名が出来た。
名は『重力を操る者』…。






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