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 十五センチのパートナーを肩に乗せ、少年は街を歩いている。
 行くアテはあるが、そこがどこかは分からない。簡単に言えば迷っているのだが、今の少年にはそれすらも気にならなかった。
「ね、峡次さん」
 肩に腰掛けた少女の声に、少年は柔らかく言葉を返す。
「んー? どした、ノリ」
 通りに面したショウウィンドーをひょいと覗き込めば。そこにはバイザーを上げて微笑む、相棒の姿が映っている。
「真直堂に、戻るんですか?」
 その言葉に、ショウウィンドーに映った峡次の顔が、わずかに歪む。
「……ヤなこと思い出させるなよ」
 正直、あの店に兄がいた事については、未だに気持ちの整理がついていない。兄と殴り合った事は気にしていないが、あの店に再び足を踏み入れる気になるにはもう少し時間がかかりそうだった。
「よかったぁ……」
 ぼやく峡次に、ノリコはため息をひとつ。
「何で?」
 峡次からすれば、今日は兄のことを除けば色々と得る物の多い一日だった。しかし、ノリコから見れば状況は何も変わっていないはずだ。むしろ真直堂に出入りできなくなったぶん、悪化したと言っても良い。
「だって……戻らないなら、返品も出来ないじゃないですか」
 もう何度目の問いだろうか。
 少年の苦笑にノリコはうつむいたまま。バイザーこそ下ろしていないが、これでは今までと変わらない。
「いい加減しつこいぞノリ。何度言えば安心するんだ、お前」
「だって……すごく、心配だったんですもん」
 肩の少女を手に取って、ヘルメット越しに軽く撫でてやる。瞳に浮かんだ涙の粒を拭っても、不安げなその表情が晴れる気配はない。
「それでバイザーか」
 だから、少女はバイザーを上げようとしなかったのだろう。目元を深く覆えば表情を消すことが出来るのは、今までで散々実証済みだ。
「……峡次さん」
「んー?」
「わたしの不安……消して、くれませんか?」
 何の気無しに言葉を返す峡次だったが、続く言葉に息を飲む。
「……えっと」
 それを自力で解決するのは、彼女ひとり作ったことがない峡次にとって、随分と敷居の高い課題だった。せめて同じアパートの少女たちがいれば力になってくれたのだろうが、彼女達は秋葉原で別れたきり。
 ここがどこかは分からないが、呼べば答えが返ってくる距離でないことだけは確実だ。かといって、ここで携帯を取り出すほど峡次も空気が読めない男ではない。
「……どうすればいいんだ?」
 だから、少年はそう問うた。
 澄んだ青い瞳を、正面から見つめて。
 そうすることしか、思いつかなかったから。
「わたしにも……千喜さん達がしてたみたいな事、してください」


マイナスから始める初めての武装神姫

その8



 ……えっと。
 ノリコ、さん?
「……見てたの?」
 まあ、ベルは把握してたはずだし、ノリもあれを見ていてもおかしくはないか……。
「ベルさんから、千喜さんの不安を取り除いてあげてるんだって教えてもらいました。だから……」
「……ベルさぁぁん」
 正々堂々としてるようで案外趣味悪いぞ! ベルさん!
「あの後の千喜さん、すごく幸せそうでした。だからわたしにも……して欲しいんです」
 う……。
 あれは幸せというか、何というか。確かに機嫌は良かったけど……な。
「いや……まあ、なぁ……。ノリにはまだ早いっていうか、な……」
 そもそも、俺はノリをそういう対象にしたいなんて思ってない。そりゃ、あんな事しちゃったし、可愛いし、仲良くなれたのは嬉しいに決まってるけど……それは友達とか、戦友とか、妹分として仲良くなりたいんであって……だな。けっして夜のオカズとか……
 と思ったけど、そのひと言は地雷だった。
「早くなんかないです! プシュケさんが起動したのだって、わたしとそんなに変わらないじゃないですか!」
 あー。
 プシュケも起動して、ひと月経ってないんだっけ……?
「……ま、そりゃそうか」
 納得してどうするよ、俺。
 これじゃ完全にノリのペースだ。
 何とか、納得して諦めてもらわないと……。
「そうだ。この先に、人気のない公園があるんですよ?」
 ……へ?
「なんで知ってんの?」
 当然ながら、俺はノリにナビなんか入れてない。そんな金があったら、使うべき所は他に沢山ある。
 そもそも、市販のナビにそこまで気の利いた説明が入ってるとも思えないけど。
「ベルさんに教えてもらいました」
 ……ベルさぁぁん!
「お役に立てるでしょ? わたしも」
 得意げに微笑むノリに、俺はそれ以上反論する事が出来なかった。



 ノリの言うとおり、公園には誰もいなかった。
 オフィス街の公園でも、外回りのサラリーマンが休憩してるとか、遅れた休憩を取ってるとかで誰かしらいると思ってたけど……穴場ってのは、どこにでもあるもんなんだな。
「じゃ、ノリ……」
 いくら人気がないとは言え、ベンチで堂々とやれる度胸はない。茂みの影、まわりから見えないようになっている所にそっと腰を下ろし、俺は膝の上にノリを座らせてひと言。
「脱いで」
「へっ?」
 言われ、ノリはぽかんとこっちを見上げてる。
「だから。服、脱いでってば」
 もじもじする背中をそっと手のひらで包んでやれば、小さな体がビクッと震えて……。
 俺は閉じかけたバイザーに軽く親指を引っかけて、表情を隠す事を許さない。
「……あ、あの……峡次、さん? 何で、はだか……?」
 隠れていないノリの目には、明らかな不安の色が浮かんでる。そりゃ、千喜は裸にはならなかったけど……サイズ違うもんなぁ、アイツとは。
「ノリの服、ベルからの借り物だろ? 汚すわけにはいかないし」
 それに、俺はドール服の洗濯の仕方なんか知らないぞ。自分で買ったなら、ネットで調べて適当にやってもいいけど……精液の落とし方なんて載ってるとは思えないし、だいいち鳥小さんからの借り物でそんな一発勝負をする勇気もない。
「なでなでだけなら、そのままでもいいけど……」
「や……です」
 それで納得してくれたんだろう。ノリはおずおずと立ち上がり、ヘルメットを引き上げた。
 濃いブラウンの髪がサラリと流れ、木陰に差し込む陽差しを弾いて……って、ええっ!?
「……それ、脱げるの?」
「脱げますけど?」
 さも当然という風に言うノリだけど……。
「なら、何で今まで……」
 言いかけた途中で気付き、俺はその言葉の続きを飲み込んだ。
 ヘルメットには、バイザーが付いてるからな。
「峡次さん?」
「何でもないよ。続けて」
 ノリからバイザー付きのヘルメットを受け取り、取り出したハンカチの上にそっと置いておいた。
「……はぁ」
 不思議そうな顔のまま、ノリはそっと自分の腰へと手を回す。
 ぱち、という小さな音は、スカートのスナップが外された音。腰の固定を失えば、柔らかな布地は合成樹脂の長い脚に引っかかることなく、すとんと足首まで滑り落ちた。
「ひゃ……っ。やっぱり、恥ずかしいです……」
 隠すものの無くなった股間を、ベルから借りたTシャツの裾で隠しながら。俺の膝の上で、ノリは顔を真っ赤にしてうつむいている。
 頼みのバイザーはもう無いから、顔の隠しようもない。
「なら、やめてもいいよ。無理しなくていいんだからな」
 そもそも、エッチなことしないからって、ノリを返品するとか全然考えてないし。こんな良い子を手放す気になんか、なるはずがない。
「……ますたぁぁ」
 そう言いながらも、ノリは頬をぷぅっと膨らませ、恨めしそうにこっちを見上げてる。
「やります! やるんです……から」
 う……これは、正直。
「な、なら、シャツも脱いで。あんまり引っ張ると、伸びちゃうぞ?」
 俺は務めて優しい声で、ノリにそう声を掛ける。
 いや、これはこれで、正しい反応なのか、俺。
「は、はぁい……」
 俺の様子を知ってか知らずか、ノリは股間を隠していたシャツを、そっとたくし上げていく。
 つるりとしたあそこに続いて、ぽっこりと膨らんだ下腹が露わになって。
「あの……峡次さん」
 胸元まで上げたところで、ノリが俺に背中を向けた。
「どうしたの? やっぱ、恥ずかしい?」
「そうじゃな……いや、恥ずかしいですけど、そっちじゃなくて……。あの、背中……」
 良く見れば背中側の襟元がスナップで留められている。これを外さないと、シャツが脱げないらしい。
「あ、ああ」
 シャツの中から伸びるのは、すらりとした背中と、細い腰。そこに埋め込まれた拡張用のハードポイントが、ノリが機械仕掛けの女の子であることを俺に強烈に意識させる。
「あの、峡次さん……恥ずかしい、です」
 スナップを外せと急かすお尻が、ハードポイントの下でふりふりと揺れている。
 その動きは、とても機械とは思えなくて……。
「待ってな……」
 神姫、なんだぞ。ノリは。
 意識してどうする。ノリは機械で、相棒で、戦友になる……女の子で。
 うう。考えれば考えるほど、スナップを外そうとする手は思ったように動かない。
 指の中でぱちりという音がしたのは、たっぷり深呼吸を繰り返せる時間が経ってからのこと。
「……ふぅ……っ」
 もそもそとシャツを脱いでいるノリを横目に、長い長い息を吐く。こんなに緊張したの、高校受験の面接の時以来だぞ……。
「ありがとうございます!」
 ようやく脱げたシャツを胸元に抱きしめて。ノリが見せてくれたのは、あどけない満面の笑顔だった。
 う……。
 ……バカ。
 神姫なんて考えたヤツのバカ!
 こいつ、どう見ても女の子じゃねえか!
 たった一日で、恥ずかしがって、悲しんで、悩んで。捨てられるかもしれない恐怖と戦い抜いて。俺の話を聞いてくれて、最後には笑ってくれて。
 ちょっと大きさが違うだけで、見せてくれた優しさも、悲しむ気持ちも、人間と一緒じゃないか。
 無理。
 コイツにそういう感情を持つなとか、無理だわ。
「……ノリ」
 借り物のシャツとスカートを受け取って、汚れないようにヘルメットの脇に置きながら、俺は彼女の名を呼んだ。
「はい?」
 裸の素体が恥ずかしいのか、ノリは両手で胸元と股間を隠しながらもそう答えてくれた。
「可愛いな、お前」
「……ふぇっ?」
 いきなりの言葉に、きょとんとしてる。
 ま、そりゃそうか。五分前の俺だって、こんな事言うなんて思ってなかったくらいだし。
「たくさん大好きするから……たくさん安心してくれな?」
 だけど、可愛いもんは仕方ない。
 頭を指先でそっと撫でてやれば、くすぐったそうに笑ってくれる。
「……はい!」


 ノリコを膝に乗せたまま。ズボンのベルトを外し、チャックを開けば、トランクスで張られたテントが現れた。
「これが……峡次さんの……?」
 身を屈めれば神姫でも入れそうなテントを、ノリは興味深そうに覗き込んでる。
「そこ、外してみ?」
 テントの頂きには、二つの布を繋ぎ止めるプラスチックのボタンがひとつ。
 ノリは俺に言われるがまま、両手でボタンを外してくれた。
「ひゃっ!」
 結束を失ったテントは押し上げられる力に弾けて別れ、中から飛び出すのは俺の分身だ。
「こ、これ……なんですか?」
 ああそうか。千喜と鳥小さんの絡みじゃ、出てきてない物体だもんな。ノリは驚くというよりも、不思議そうに俺のアレを見つめてる。
 その視線が、ふいと逸れた。
「怖くなった?」
「そ、そんなこと、ないですよ?」
 嘘だ。
 天を突くそれを、ノリは明らかに怖がってる。
「触っても、いいよ?」
 俺の言葉に恐る恐る手を伸ばし、指先でつん、と突いてみれば、腰の一点だけで固定されたそれはブラブラと左右に揺れる。
 数度つついても、俺のモノはブラブラと揺れるだけ。
「う~」
 いきなり噛みついたりはしないって分かって少し安心したんだろう。今度は竿の部分をぺたぺたと触ってみてる。
 どうすればいいのか分かんないんだろうけど、その困った顔も可愛くて、俺はつい言葉を掛けるのを忘れてしまう。
 ……やば。
「……なんか、へにゃってなりましたけど?」
 力を失い、トランクスの上にくたりと横になったそれをしゃがんで眺めながら、ノリは首を傾げてる。
 しまった。和みすぎた。
「いや、なんというか……ノリが可愛かったから、さ」
 間違ってはないぞ。性的な方向じゃないけど。
「そ、そうですか? やだ……峡次さんったら」
 今度の可愛いは反応する余裕があったんだろう。ノリは力を失った俺のアレを、抱き枕みたいにきゅぅっと抱きしめてくれた。
 う、先端に押し付けられたほっぺた、すごく柔らか……っ!
「ひゃあっ!」
 いきなり勃ち上がったそれに反応しきれず、ノリは俺のお腹にぽすんと弾き飛ばされる。
「な、なんか、今度はおっきくなったんですけど……?」
「……いや。ノリが可愛かったから……」
 間違ってないぞ。今度は性的な意味だけど。
「えっと……わたし、どっちにすればいいですか?」
 ノリも困ってるけど……難しい問題だな。
 性的な意味では後者の方が正しいんだけど、可愛いか可愛くないかで言われれば、前者だって十分以上に可愛らしいわけで。
「えーっと、ノリがしたいようにしてくれれば、それで……」
 言いかけて、言葉を止める。
 なんか、視線が痛い。
 嫌な緊張で力を失ったアレも、くにゃりと垂れる。
「……すいません。ホントにノリコさん可愛かったんで、俺は両方満足です」
 ついでに俺の頭も、がくりと垂れる。
「とりあえずズボン脱ぎますんで、ノリコさんが気になった方でお任せします」
 茂みの影から園内に誰もいないのを確かめて、邪魔になりそうなズボンとトランクスを膝の辺りまで脱いでおくことにした。
 コレで何があっても……って、結局期待してるんじゃないか、俺。
「わかりましたぁ」
 どうやら俺の想いが通じたのか、ノリは俺のアレを勃たせる方向でしてくれるらしい。お腹の側からアレにまたがるようにして、引き上げようとしてる。
「ん……っ!」
 アレの上で両脚をすいと伸ばし、萎えた俺のアレを両手で持ち上げるノリコ。大きく開かれた左右の膝頭の間では、形の良いお尻が揺れている。
「あ、大きくなってきたぁ」
 ゆっくりと身をもたげたアレがぺたりと触れたのは、ノリコの股間あたりだった。そこからぐっと押し上げるように……。
 すると、抵抗がすっとなくなってしまう。
 ノリが俺のアレが大きくなるより早く、腰を引いたんだ。
「……へっ?」
 さっき弾き飛ばされたのがこたえたんだろう。ノリは俺のアレの上から離れると、反対側に回り込んで、もう一度きゅっと抱き付いてきた。
「っ! そ、それ……っ!」
 じりじりと勃ち上がるアレを押し上げるように、ノリは全身を俺の分身に擦り付けてくる。
「え? 痛いですか?」
 裏スジの辺りに頬を埋めたまま、無邪気にそう聞いてくるノリ。
「い、いや……」
 回された腕もカリを擦るように当たっていて、ノリが力を込めるたび、勃ち上がる速さを加速させていた。
「それとも……」
 限界まで大きくなったそれの陰に隠れ、ノリの表情は分からない。
「……気持ち良かったです、か?」
 その言葉と共に、俺の分身を抱いていたノリの感触がふっとなくなってしまう。
「ノリ?」
「だってここだと、峡次さんの顔、見えないんですもん」
 真上を指している分身を満足げに見遣り、ノリはくすぐったそうに笑ってる。
「へへぇ……。じゃ、もっとやってあげますね?」
 次にノリが抱き付いてきたのは、横からだった。
 爪先立ちで、一杯まで背を伸ばして。
 充血した俺の先端に、二つの膨らみの感触が伝わってくる。
「あ、なんか出て来たぁ……。ちゅ……」
 それに続くのは、切っ先に触れる唇の柔らかさ。
「ちょっ……!」
 じゅる、という何かを吸い上げた音に、俺の分身がビクンと身を震わせる。もちろん、しっかり抱き付いたノリが弾き飛ばされる程じゃない。
「なんかしょっぱいです。これ……なんですか?」
「えっと……これは、気持ち良くなったら出てくるっていうか……」
「じゃ、気持ちいいんですね!」
 口元を透明な液体でベタベタにしたまま、ノリは嬉しそうに先端に頬ずりしてみせる。粘り気のある液体は、小さなノリの口元もほっぺたも、余さずべったりと汚していく。
「……うん。すごく」
 俺はそんな健気でいやらしい光景に、息を飲み下すのが精一杯。
「よかったぁ……。ちゅ、ちゅぱ……」
 ノリは笑顔で俺の粘液に舌を這わせてる。形の良い胸を、程良く膨らんだお腹を、俺の肉棒に擦り付けたままで。
 可愛いノリコ。
 無邪気なノリコ。
 優しくて、恐がりで、心配性で。
 俺の大事なパートナーになってくれた、ノリコ。
 そのノリコが、穢れていく。
 穢されていく。
 他ならぬ、俺自身の手で。
 それが……。
 それが……。
「ノ、ノリ……もぅ……出そう……」
 愛おしくて、たまらなくて。
「出る……? どうしたらいいですか?」
「そのまま、気持ちよくしてくれたらいいよ」
「はいっ!」
 ノリの声が弾けて、擦り付けるペースがさらに速くなる。口元から溢れた粘液は胸やお腹を伝わり落ちて、肉棒との間で白い泡を立て始めていた。
「ノリ……ノリコ……っ!」
 汚されていくノリコのエッチな姿に、胸がドキドキして、呼吸も自然と速くなって。下腹にかかるきゅぅっとした感覚が、それが近いことを示してくれる。
「はい。たくさん……出して、ください……っ!」
 全てを受け入れようとするノリコの声を引き金に、俺の黒い想いがノリの顔に叩き付けられた。
「ひゃっ!」
 二度、三度。
「ん、んむっ……んぶっ!」
 ビクビクと脈打つ度、俺の精はノリの顔を白く汚していく。ノリはそれを必死で飲み下そうとしてるけど、小さな唇で間に合うはずもない。
 口から溢れ、こぼれ落ちたそれは、粘液の作っていた道をたどって身体中へ流れ落ちていく。
「ふぁ、ああ………」
 顔にびしゃびしゃと叩き付けられたそれは、そのまま喉を、胸元を、お腹を伝って足元へと滴って……。ノリはあっという間に精液だまりの中央に立たされてしまう。
「う……ノリ、ぃ……」
 ようやく射精が終わった頃には、ノリは俺の精を全身に浴びてドロドロになっていた。
 惚けたようにぺたりと腰を落とせば、足元に溜まった精液が小さなお尻をぐじゅりといういやらしい音と共に出迎えてくれた。
「これ……なんですか? 峡次さぁん……」
「精液。……俺がものすごくエッチで、気持ちよくなったら……出るの」
「せい……えき。……峡次さん、わたし……峡次さんのこと、気持ちよく出来たんですか?」
「うん。すごく気持ちよくなった」
 ノリにしごかれてる間も、先走りで汚れていく様も、精液を浴びている所も……射精後の脱力感も、こんな話も。どうしていいのか分からないくらい、気持ちいいもの。
「嬉しい……」
 全身に絡みついた精を両手でそっとすくい上げ、ノリは白く濁った粘液を静かに口元へ。
「ノリ……?」
 ちゅるり、じゅる、という粘液質な音がして、それは少しずつノリの躯の中へと流れ込んでいく。
「んく…」
 半分ほど飲み込んだところでノリの動きが止まる。限界なのかとも思ったけど、口の中から粘っこい音がしてる辺り、味わうように口の中で転がしているようだった。
「ちょっと、苦いんですね」
 悪戯っぽく出した小さな舌の先には、白いモノがねっとりと絡み付いている。
「苦いなら、無理しなくても……」
 その艶姿に息を飲みながら、そう言ってはみるけど……ノリがやめる気配はない。眉を軽くしかめながらも、こくこくと喉を鳴らして残る白濁を飲み下していく。
 けふ、と小さな吐息をひとつして、ふわりと笑顔。
「でも……これが、峡次さんの安心なんですよね?」
 ……う。
 もう、言葉も出ない。
 その笑顔は反則だろ、ノリコ。
「……ぁ」
「どした?」
 何か気付いたのか、ノリはその場を立ち上がった。股の辺りに溜まっていた精の残りが太ももを伝って流れ落ちるけど、気にした様子もない。
「ね、峡次さん」
 ノリは艶っぽく笑うと、片手をそっと自分の股間へ持っていく。
 何をするのかと思ったけど……。
「見て、ください」
 二本の指が触れるのは、股間の中央、見えないほどに細い筋の入った部品。
 人工筋肉で閉じられたそこを、指先でくぱぁと押し広げた。
「…………っ!」
 内から溢れ、こぼれ落ちるのは、白く濁った粘液の塊。とろり流れて糸を引き、ノリの足元に小さな精液の溜まりを作り上げていく。
「峡次さんの白いの……わたしのなかに、たっぷり入ってるんですよ……。ぜぇんぶ、峡次さんでいっぱい……」
 全身も、胎内も。
 躯の全てを俺に汚されきってなお、ノリの笑顔はさっきまでの無邪気さを失わない。
「ノリ……そんな事言ったら……俺……」
 そんなノリの背中をぐいぐいと押すのは、再びいきり立った俺の分身だ。
「……はい。もっと欲しいです。峡次さんの、安心」
「なら……ノリの事、もっと俺の物にするからな」
「……はいっ!」
 それを嫌がる気配もなく、ノリは精液の残る俺の先端にキスをして。
 一杯の笑顔で、安心という名の欲望を受け止めてくれた。



「もう、いいですよ。峡次さん」
 ノリのその言葉に、俺は蛇口をきゅっとひねる。
 水量を増した流れに重なるのは、小さな悲鳴だ。
「ひゃっ! 逆、逆ですってばぁ!」
 慌てるその様子が楽しくて、蛇口を閉める動きがついつい遅れてしまう。
「……もぅ!」
 したたる雫を薄いブラウンの髪に受けながら、ぷぅっと頬を膨らませてる。
「はいはい。悪かったから、手ぇ出して」
 ポケットからハンカチを出した俺に、ノリは首を傾げた。
「わたし、自分でやれますよ?」
 半ば強引に手を取って、ゆっくりと水分を拭き取っていく。
「いいから」
 両手が終われば、今度は水場の縁にノリを座らせて。
「ねえ、峡次さん」
「んー?」
 こちらにすっと伸ばした右脚を、ハンカチで包み込んでやる。指先で軽く押さえれば、水の染みがハンカチに広がっていった。
「わたし、上手に出来ましたか? お役に立てましたか?」
 拭いてもらうのは気に入ったのか、ノリが嫌がる様子はない。右脚が終われば、今度は自分から左脚を伸ばしてくれた。
「……気持ち良かったよ。すごく」
 これじゃどっちがマスターか分からないな、と思いながら、左脚の水分も吸い取っていく。
 でも、悪い気分じゃない。
「なら、良かったです」
 ノリは優しく笑ってくれてる。
 同意の上とはいえ、あれだけヒドい事したってのに……。
「ノリさ。あんま、無理しなくていいからな」
「だから、無理なんて……ひゃっ!」
 頭にふわりと掛けられたハンカチに、可愛い悲鳴。
「俺は、ノリが笑ってくれてれば十分なんだから。体は、自分で拭いてな」
 いくらエッチの後といはいえ、ノリの裸の体を触るのはちょっと気が引ける……
「え?」
 んだ、けど……な。俺としては。
「……拭いて欲しいの?」
 白いハンカチをかぶった物体が、こくりと頷いた……ように見えた。
「じゃ、行くぞ?」
 ハンカチの端から頭を出させて、そのまま左手でハンカチごとすくい上げる。ノリの小さな体をハンカチで包み込み、そっと右手で水分を吸い取らせていく。
「あの……峡次さん」
「ん?」
 水気を吸ったハンカチが貼り付く白い肌にちょっとドキドキしながら、務めて平静にノリに答えを返す。
「無理しなくて良いなら……ワガママ、言っていいですか?」
「何?」
 返品はしないって何度も言ったから、流石にそれはないだろうけど……。ノリ、あの辺かなり気にしてたからな。
 まあ、ここまで精液まみれにして返品なんて常識で考えてもありえない、ってのは分かってくれてるだろうけど。
「はい。ソフトクリーム……」
 ……は?
「あの、ソフトクリーム、もうちょっと、食べてみたくて……」
 呆然としてるのをどう取ったのか、俺の手の中でノリコはあたふたと言葉を続けてる。
「あのパリパリも、食べてみたかったっていうか……その、ダメなら……いいんです、けど」
 最後の辺りは、蚊の鳴くような小さな声。
 けど、の後は何て言ったのか聞き取れなかった。
「もっと食べたいなら、言えば良かったのに」
「ご、ごめんなさい……」
 ……ごめんなさい、か。
 あの時、かなりイライラしてたもんな。ノリの表情にまで気を回す余裕なんてなかったし。
「……こっちこそゴメン。そうだよな、あんなイライラしてたら、ノリも言いづらいよな」
 それがこんなに落ち着いたのは、手段はどうあれノリのおかげ、か。
「すいません……」
「いちいち謝らないの」
「はい。ごめんな……ひぅっ!」
 おでこを軽く叩こうかとも思ったけど、その代わりに濡れた頭をぐしぐしと拭いて、ヘルメットを被せてやる。
 胸の辺りも入念に拭いておこうかとも思ったけど、取り返しのつかないことになりそうだったからやめておいた。
「そんなのワガママのウチに入らないからさ。言いたいことは、ちゃんと言おうな。お互い」
「はい……ありがとう、ございます」
 ありがとう、ならよし。
 今度は指先で、頭を軽く撫でてやる。
「じゃ、もうひとつだけ……いいですか?」
「いくらでも言ってよ。聞けるかどうかは、言われてから考えるから」
 ちなみに金はないから、装備の強化は却下だぞ。作り貯めした装備は使えそうにないから、しばらくは基本装備だけで頑張らないと。
 服は……いつまでも千喜や鳥小さんに頼るわけにもいかないから、近くのショップで何とかしよう。
「帰ったら、もう一回……してください」
 ……は?
「…………何を?」
 俺の手の中、濡れたハンカチに包まれて。
 ノリコは軽く頬を染め、うつむいたまま。
「もう一回……峡次さんのものに、して欲しいです」
 さっきのって、さっきの、だよなぁ。
「……気に入っちゃった? エッチなこと」
 俺の問いに、ノリは顔を真っ赤にして……。


 無言のまま、バイザーを下ろすのだった。



 赤い空を、カラスが飛んでいる。
 地元じゃ珍しくもなかったけど、こっちに来てから見るのは初めてだ。最近の都会は、カラスも住みにくい場所になったらしい。
「……ベルの地図、電車の路線図は無かったのな……」
 東条に着いたのは、夕方になってから。
「ですねぇ……」
 ベルのくれた地図に従って、最寄りの駅に着いたのは良いけれど……そこから東条に帰れる路線に辿り着くまでが至難の業だった。
 っていうか、内回りとか外回りって何なんだ。
「峡次さん。巴荘ですっ! 着きましたっ!」
 俺の肩でノリが元気良く指してくれる。
 ああ、やっと辿り着いた……。
 千喜達、無事に帰れてるかな。
「あ、お帰りー」
 そんな事を考えていると、巴荘の門の所で千喜が手を振ってくれていた。
「すまん、せっかくのアキバがグダグダになっちゃって。帰り、大丈夫だった?」
 あれからラッシュの時間だったはずだし、千喜がそれに巻き込まれやしないかは気になってたんだけど。
「鳥小さんと一緒に、店長さんに送ってもらったよ」
 思ったほど、機嫌は悪くないみたいだ。
「そうなんだ……良かった。ホントに悪かったな」
 とにかく、今回の件は俺が全面的に悪い。帰ってるなら、後で鳥小さんにも謝っとかないと。
「何とかなったみたいですわね」
 そのはずなんだけど、千喜の頭にいるプシュケも千喜と同じでむしろ嬉しそう。
「ご心配をお掛けしました。千喜さん、プシュケさん」
 俺の肩で、ノリもぺこりと頭を下げる。
 千喜はその手をノリの頭にそっと伸ばして。
「ちょっ!」
 やば! 今読まれたら……。
 思ったときにはもう遅い。千喜はノリの頭を、指先で優しく撫でていた。
「……えーっと」
 あー。
 ノリに手を出したの、きっとバレただろうな。
 お互い様とはいえ、殺されるくらいで済むかなぁ。
「いや、ノリが喜んでるなら、エッチな事したくらいで蹴ったりしないから」
「……え?」
 だって、真直堂じゃ……。
「わたしの嬉しい、伝わってますか? 千喜さん」
 俺の心配をよそに、ノリは千喜の指先にしがみついて、ニコニコと笑ってる。
「ん。すっごく。良かったね、ノリ」
 いや、まあ、蹴られないなら何でもいいんだけどね。俺としては。
「じゃ、そういうわけで」
「えっ!?」
 次の瞬間、俺は千喜に腕を執られ、思い切り引っ張られていた。
「おい、ちょっ! どこ行く気だよっ!」
 ぐいぐいと引きずられ、辿り着いたのは倉太さんの101号室。
 あ、そうか。倉太さんも帰ってるんだっけ。
「峡次、帰って来たよーっ!」
「お帰りなさい、峡次クン」
 ドアを抜けてそこにいたのは、エプロンを着けた鳥小さんとベル。
「よし。これで歓迎会、出来るね!」
 歓迎会!?
 しかも、問答無用で倉太さんの部屋で?
 いや、まあ、初日は俺もいきなり鳥小さんの部屋に上がり込んだけどさ。
「倉太ー! 新入り、つれてきたー!」
「あら、早かったのね!」
 ……へ?
 千喜に答えたその声は、少し高めの女の子の声。
「初めまして、武井峡次さん。千喜たちから聞いてるわ」
 テーブルの上。にっこり笑って答えてくれたのは、身長十五センチの小さな姿。
 プシュケでも、ベルでも、もちろんノリコでもない。
 見た事もないブラウンの髪のポニーテールは、規格神姫じゃない、ネイキッドベースのオリジナルのものだろう。
「……倉太、さん?」
「よろしく!」
 その神姫は、俺の問いに答えるように、右手を一杯に伸ばしてくれた。

 え?

 マジで!?





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