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ep04

飛鳥ちゃんお姉様のお友達と会う




「うわぁ…」
思わず感嘆の声を上げてしまった
インプットされている知識では知っていたが、実際見てみるとその熱気に圧倒される
ブースには幾つものアクセスポッドとモニターが置かれ、その中では武装神姫が所狭しと戦っている
戦っている神姫達も様々な武装をしている
なんか知らない装備が多いような?
私、公式武装しか知らないからな…
「あ、あのハウリン、可愛い服を着て戦ってますね?」
フリフリの大量に付いた服を着用し、杖の様な物で戦っているハウリン
一体どんな人がマスターなのだろうとマスター席を見ると…
「…同じカッコしてる…(汗」
そこには、ハウリンと同じコステュームを纏った美人さんがいた
ガラガラガラッ!
突然、隣のスペースからものすごい音が聞こえ(といっても、スピーカーからだが)驚き振り向く
「…なにしてるの、あのサイフォス…だよね?」
ドリルやら杭打ち機やら持った真っ黄色なサイフォス型と思われる神姫が、対戦相手そっちのけでゴーストタウンの解体工事をしていたり
「すぱぁぁぁぁく、えんどぉ!!!」
他のスペースではお姉様と同じマオチャオ型(きゃっ♪)が電撃で相手を黒コゲにしてたり
「ふっ…こんなヤツ、倒すまでもないわ」
とかいいながらトドメを刺さずドローを重ねているストラーフがいたり
等々…
「なんか、スゴイ所ですね」
「そうだよー。みんな一生懸命戦ってるんだよー」
お姉様が私にぶら下がりながら答えてくれる
「どうだ美孤、久々に対戦していくか?」
お姉様のバトル…
ファーストランカーの実力が見られるのかな…?
ふとあの時のお姉様を思い出す
あの冷たい目をしたお姉様…
ぞくり
「ん?どうしたの飛鳥ちゃん?」
私に貼り付いていたお姉様は、一瞬体が強張った事に気付いたようだ
「いえ、なんでもありません」
「ほんとー?」
いつもの笑顔で私の顔を覗き込むお姉様
「ここの熱気に押されただけだろ?」
マスターがウインクしながら話す
どうやら助け船を出してくれたようだ
ですがマスター、ウインク下手ですね
「どうしたのコウちゃん?目にゴミが入ったの?」
等と漫才やってると
「あーっ!美孤!最近見ないと思ったらどこ行ってたのよ?」
突如、背後から叫び声が聞こえてきた
「あっ、こてっちゃんだー!久しぶりだねー」
「こてっちゃん言うなー!私の名前は『小鉄』だ!」
振り向くとそこにはハウリン型とアーンヴァルB型神姫がいた
どうやらハウリン型の方が叫んでいた小鉄さんらしい
「すいません、姉がいきなり騒ぎ立ててしまって…」
隣のアーンヴァルB型が謝り出す
「何言ってるのよクロテン。この程度じゃ騒いだ内に入らないわよ!」
このアーンヴァルB型はクロテンさんって名前なのか…
いくらなんでも安直すぎないですか
…人のことは言えないかな…?
「あれー?こてっちゃん、この子は?」
「ふっふっふ。私の可愛い妹の『クロテン』だ!」
「よろしくね、クロテンちゃん。あ、この子は私の妹!」
と言ってズイっと私を前に押し出すお姉様
「あ、私は飛鳥と言います。小鉄さんと、クロテンさんですね。お姉様がいつもお世話になってます」
ペコリ
「私はこれからお世話になるのですが…宜しくお願いします」
ペコリとクロテンさんがお辞儀をする
「あらー、礼儀正しい妹さんだねー。姉と違って(ぼそっ」
「そうだよー。私と違って礼儀正しいイイコだよー(はぁと」
お姉様、そんなにこやかに言わないで下さい…
「って!そんな事より美孤!」
「ふえ?」
「私と勝負しなさい!勝ち逃げなんて許さない!」
「うん、いいよー」
挑戦状をアッサリと受け取るお姉様
「今日こそアンタを倒す!」
ビシッ!と決める小鉄さん
…ん?今日『こそ?』
「おい小鉄、お前まだ美孤ちゃんに挑戦するのか?」
今まで台詞の無かった小鉄さんのマスターさんが小鉄さんに話しかける
う…
メガネを掛けたインテリ風なカッコイイ人じゃない
ウチのマスターとえらい違い…って!私にはお姉様が…
という私の無駄な葛藤を余所に話が進んでいる模様
「当たり前だ!我がライバルと認めた神姫だからな!」
「ってお前、美孤ちゃんに勝った事無いだろ?
「うっさい!今日は勝つ!」
「なんか小鉄ちゃんも張り切ってるようだし、いいんじゃないですか?」
「…まぁいいか。もし美孤ちゃんに勝てれば、ファースト昇進試験の受験資格が貰えるし」
どうやら小鉄さんはお姉様に負けてはいるものの、結構な実力者らしい
「それじゃ、あそこ空いたから、バトルしようよ!」
都合良く、待ち客の居ないスペースが空いたので、そこでお姉様と小鉄さんがバトルする事となった



「よーし、いっちょ頑張るかな」
お姉様の武装は、結構な重武装だった
フブキの紫苑と紫蘭にマオチャオの鉄耳装に天舞靴、それにアーンヴァルのリアウイングにEXブースターが6本追加
武器としてお姉様の両腕に付けられたギガンテス、リアウイングには吠莱壱式がマウントされ、さらに左腕にはスラスターが4器付けられたシールドがマウントされている
最後にゴーグルを掛け、準備完了
…よく見ると、リアウイングに書かれている文字が、『01a』ではなく、『MF』をあしらったロゴマークになっている
ウイングだけでなく、吠莱やシールドにも同様ののロゴが。一体何なのだろうか?
「それじゃ、いってくるねー」
と言って、アクセスポッドへと入るお姉様
少しの時間の後、モニターにお姉様と小鉄さんが現れる
「こてっちゃん、今日はガチガチだねー」
小鉄さんの装備も重装備だった
ハウリン用の胸甲・心守と頭甲・咆皇に、ストラーフ用のGA4アームとサバーカ
背面のGA4アームにはシールドが二枚も装備
武装はハウリン両腕に吠莱壱式が二門も装備されている
機動を捨てた、重攻撃型らしい
「今日こそお前を倒す!」

試合開始
「まずは小手調べー」
と言いながら距離を取るお姉様
「って!相手は吠莱二門ですよ?」
お姉様正気ですか!
「わざわざ吠莱二門に撃たれに来るとは、相変わらずね!」
といいながら吠莱2門を構える小鉄さん
「遅いねー。こっちから行くよー」
お姉様は既に構え終わっていた
ドシュゥ!
吠莱壱式から光弾が放たれる
「そんなの効くか!」
構えを解き、防御態勢を取る小鉄さん
ドゴッ!
ゼロというわけでは無いようだが、殆ど効いてないようだ
「あれれー(汗」
ダメージがマトモに与えられなかった事に驚くお姉様
「今度はこっちの番だよ!」
再び吠莱を構え、発射する小鉄さん
ドシュッ!
「わわっ!」
間一髪避けるお姉様
「まだまだぁっ!」
もう一門の吠莱を発射
「きゃぁっ!お姉様!」
初弾をギリギリで避けたお姉様に2射目が襲いかかる。どう見ても直撃コースだ
「なんのぉ!」
お姉様は左手のシールドを振り回しスラスターを全開、通常では有り得ない軌道を描き攻撃を避けた
「相変わらずイカれてるな!」
「へっへーん、今度はそっち行くよ!」
避けた勢いのまま、小鉄さんへと急接近するお姉様
「私に接近戦だと?ふざけるな!」
近接レンジへと入ったお姉様に、吠莱を鈍器替わりにして殴りかかる小鉄さん
ブン!ブン!
「そんなの当たらないよ!…っとと」
吠莱の2撃を避けた所に今度はGA4アームが振り下ろされる
「なんの!」
再びシールドを振り回し、コレを避ける
「ふっ、掛かったな!」
「え…?きゃっ!」
ドガッ!
避けたと思った所に、今度はサバーカの強烈なキックが入る
吹き飛ばされるお姉様
「コレでトドメだ!」
吠莱を2門構え、お姉様をロックオンする小鉄さん
「お姉様!危ない!」
ドン!ドン!
光弾が放たれる
「甘いよ!まだまだ!」
ゴォッ!
背面ブースターを吹かし、回避するお姉様
「ちぃっ!避けられ…しまった!」
なんとお姉様は吠莱を回避しただけなく、そのまま小鉄さんへと突進していった
「はいぱー☆ねこきーーーっく!」
ごすっ!
攻撃後の僅かなスキを突いたお姉様のキックが、小鉄さんの胸にヒットする
「ぐはぁ!」
そのままクルクルと飛ばされる小鉄さん
「アイタタタ…ちょっと効いたかな…しまった!美孤は?」
体勢を立て直したものの、お姉様を見失ったようだ
「左だ小鉄!早く逃げろ!」
「えっ?」
慌てて左を向く小鉄さん
しかし、お姉様は既に長距離レンジへと飛んで行き、吠莱を構えていた
「いっくよー!プラズマショットー!」
バシュゥ!
派手な電光を撒き散らしながら小鉄さんへと向かって飛んでいく光弾
「くっ…シールドは…間に合わない!」
小鉄さんはシールドのフィールド発生を諦め、心守の腕部とGA4アームで防御態勢を取る
バチバチバチッ!
「えっ?…きゃああっ!」
瞬間、ものすごいスパークが発生し、小鉄さんを襲う
強烈な電撃が防御を突き抜け襲いかかったのだ
「さらにいくよー!必殺!ナックルブラスター!」
ガコン!
お姉様は両拳を前に突きだし、その前面に盾をセットする。そして盾に付いたスラスターが卍状に展開する
「いっけぇーーーー!」
盾が付いたツインロケットパンチが放たれる
それはスラスターが噴出される事により超高速回転をし、さらにフィールドに包まれ、威力が何倍にも跳ね上がった
ガッ!
そしてそれは、電撃によりガードどころか動く事さえ出来ない小鉄さんを直撃した
「が…は…」
悲鳴を上げることさえ出来ずに四散する小鉄さん
『勝負あり!勝者・美孤!』
AIジャッジが、お姉様の勝利を告げた



「お姉様、お疲れさまでした」
「えへへー、ぶいっ!」
バトルを終え、アクセスポッドから出てきたお姉様を出迎えた私に、ニッコリと笑ってブイサインを出すお姉様
「あーもう!悔しい!」
「残念でしたね、姉さん…」
向こうでも、小鉄さんをクロテンさんが出迎えていた
「しかしお姉様、あんな戦い方、無茶すぎます!」
「えー?そうかな?」
「そうですよ。余りの怖さに、まだ私のCSCがドキドキしてます…」
「ん?どれどれ…」
ムニュ
「あっ…お姉様…」
お姉様は私の左胸に手を当てた
「…ホントだ、すごいドキドキしてる」
「お姉様!こんな所で…」
「あっ、ゴメンね、つい…」
慌てて手を離すお姉様
「でもね美孤ちゃん。コレが私の戦闘スタイルなんだよ。ずっと戦ってきて、今の私になったんだよ?」
「ずっと…こんな戦い方を?」
「飛鳥…美孤はいつもこんな戦い方をしてとんでもない二つ名で呼ばれてるんだ」
「二つ名…?どんなです?」
「マッドネスキャット(狂気の猫)さ」
不意に男性の声が聞こえた
小鉄さんのマスターさんだった
「全く…美孤はこんなに可愛いのに、不本意だ…」
「まぁ今日はともかく相手の態度悪いと、こんなんじゃ済まないからな」
「これじゃ済まないって…あ…えと…」
「あ、ゴメン。俺の名前教えてなかったっけ。俺は柳家祐太朗。気軽に祐ちゃんって呼んでくれ」
「解りました、柳家さん。それで、これでは済まないってのは…?」
「…まぁいいか。んでね、その時は弄ぶんだよ、相手を」
「弄ぶ…?」
ぽっ
「ああいや、そういう意味じゃない。猫が捕まえた獲物で遊ぶようにね…」
「獲物で遊ぶ…?」
「相手の武器全部壊して逃げ回る相手をチビチビ撃つとか、手足を一本づつへし折っていくとか…」
お姉様がそんな事を…?
「一番怖いのは、その時の目だね。冷酷非情とは、あーいうのを言うんだろうな」
…あの時のお姉様の目が思い出される
「まぁ、そういう風になるのは、相手がとんでもないクズ野郎な時だけだけどね」
確かにあの時の私は最低だった
お姉様を見かけだけで判断し軽蔑してた
私は…
「どうしたの飛鳥ちゃん?」
「うわっ!」
考え込んでいたら、お姉様が顔を覗き込んでいた
「お姉様、もしあの時、私がお姉様の言葉に気付かず愚かなままだったら、私をどうしていましたか?」
「んー、そうだねぇ…考えてなかったよ」
「え?どうして?」
「だって、飛鳥ちゃんなら絶対解ってくれるって思ってたから」
「お姉様…」
「あたしと戦ったみんなも、気付いてくれるといいな。自分がどんな非道い事したか解れば考えも変わると思うんだ」
その為にお姉様は…
「私も、お姉様みたいになれるかな…」
ボソっと呟いた私にお姉様は言った
「なれないよ」
「え?」
驚く私も撫でながら
「だって、飛鳥ちゃんは飛鳥ちゃん、私じゃないもの」
といったお姉様の顔は、とても優しかった






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