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武装神姫のリン
第13話 「進攻」

日本時間にして午前4時15分。
「べーオウルフ」本部サーバーへの突入が開始された。
モニターには基本はヴァッフェバニー装備ということで見た目はほぼ同じだが装備の各部が違う神姫たちが画面いっぱいに表示されている。
左腕に表示されるマークからそれが世界のあちこちから、この作戦のために集まった戦力であると分かる。
その数は
なぜこれほどの戦力が必要なのかというと、べーオウルフのサーバーのセキュリティはとてつもない防御力を誇るからである。
まずは厳重なファイヤーウォールが13、そしてそれを全て抜けたらすぐに待っているのが無数の防衛ユニットだ。
ウィルスのデータを調整した単純な物ではあるが、その攻撃はハチの針を思わせるように接触と共に膨大なバグデータと即効性のウィルスを対象に注入して消えてしまう。しかも消えた分新たに補充されるというオマケつきだ。

ユニットが無限増殖するのでこちらは同じく数に物を言わせて進路を確保、少数精鋭の強行突破から防御ユニットをつかさどる本体を停止させるほかに取るべき戦法が無い。
もちろん精鋭というのはSSFメンバーのことであるが、道を開くことでも十分な危険が伴う上、一度押し負ければそのまま全滅という事態もありえた。
そのため、村上静菜は各国のプロフェッショナルに協力を要請したのだ。

モニターを見守る村上静菜へ通信が入る。
「ハイ、静菜。 こっちは大方確保したぜ」
「ご協力に感謝するわ」
「OKOK,俺たちもこいつらの犯罪は許せなかったんだ、あいつらが捕まるのを生で拝めるんだ。それでチャラだよ」
通信相手はアメリカでネット犯罪の阻止、犯人の検挙を中心に活動する警察の特殊部隊の隊長だそうだ。

「ありがとう、もし余力があるならほかの部隊のバックアップを頼めるかしら?」
「OK!任せとけって!!」
そうして通信が切れる。

そうして振り返る静菜。
ソコには7体の神姫が各々の想いを胸に秘めて、マスターの肩に立っている。
「準備はいいかしら?」
皆は首を黙って縦にふる。
だが俺のほうを見て最後の確認といわんばかりに
「いいのね、失敗すれば帰ってこれないかもしれないわ」
そう言った。
「私はマスターの元へ必ず帰ります。」
即座にリンが返答する。
「私もこんなところで終るわけにはいかないんですのよ」
つられるようにティア応えた。
「そう、分かったわ。 じゃあ、お願いね。」
そうしてすぐに静菜の顔が変わる。先ほどとは違う「SSFの最高責任者であり指令の村上静菜」が立っていた。

「SSF、出動しなさい」
「「「「「「「ヤー」」」」」」」」
そうしてファムをはじめとするSSF所属の神姫が。リンとティアがユニットに身体を預ける。
「転送座標指定。X1966へ固定完了。」
一が報告する。
「リン」
俺はリンに声をかける。
「マスター、私は必ず帰ってきます。必ず。」
「ああ、信じてる、全部見てるから。がんばれ」
そうして短い誓いのキス、約束のキスをかわした。



外見上は正に砦を思わせるような概観のべーオウルフの本部サーバの末端に降り立ったSSF。

SSFがココまで入り込めば防御ユニットを押さえる必要もなくなるため、背後で聞こえる銃声が遠くなる。たぶん戦線を少しずつ下げているのだと思えた。

「さて、ここからはスピード勝負。 一気に本陣を叩きます」
ファムが指揮を取る。
今回はリンとティアは最初は戦闘に参加せず、中枢を制圧するための特殊装備コンテナを運び、それをSSF正規メンバーが周りを固めて防衛しつつ進むというものだ。
とはいえ、すでにべーオウルフ側も対策を取っておかしくない時間帯だ。
最初に大部隊にて道を開いてサーバーに直接SSFを送り込むという作戦の第1段階は終了したが、敵の保持する戦力は少なく見積もっても神姫にして100はいるだろうという予想だ。
そのためコンテナの余剰スペースにはありったけの重火器などの弾が収められている。
コンテナ自体に推進機能が備わっているためリンとティアはそれを操作するだけである。

コンテナの出しうる最大速度で中枢へと向かうSSF。
午前4時27分。彼らに遂に敵の第1陣が襲い掛かった。
敵はマオチャオタイプだった。その全てが両腕にドリルを装備して特攻してくる。
その目には感情が宿っていなかった。
しかしそれでも彼女たちにも"意識"はあるのだろう。瞳の奥に怯えが見て取れた。
ファムはそれにより一瞬ためらったが、意を決して手にしたサブマシンガンをフルオートで連射した。
全身を蜂の巣にされて倒れるマオチャオに向かってファムはつぶやいた。
「眠ってください。そして恐怖も怯えも感じない世界へ」
そうしてファムは次の標的へと突進して行った。

「2時方向から敵の第2陣、来ます」
勇気が叫ぶ。
「もう感知済み。 セリナ、ミサイルで迎撃するからタイミングあわせ、おねがい」
「了解!! セット完了したよ。」
「カウント残り3…2…1…ファイア」
メイが呟くと寸分違わぬタイミングでミサイルの雨が降る。
それは敵の約3割を消し飛ばしたようだ。しかしまだ数が多い。
煙の向こうから現れたのはストラーフタイプ。全員がフル装備で身を固めていた。
しかも敵は予想外の方法で突貫してきた。
1体が小さくジャンプするもう1体がタイミングを合わせてサブアームを突き出す。そこにつま先を乗せて思い切りジャンプ。突き出しの勢いを加えた速度で弾丸のように迫ってきて、セリナにまわし蹴りを食らわせた。
セリナも上手く空のミサイルポッドを盾にしたが衝撃はそれを貫通してセリナのダメージを与えた。
しかし敵のストラーフは蹴りを食らわせたと同時にエイナによってコアを貫かれて消えた。
「ダメージは?」
エイナがセリナを起こして聞く。
「大丈夫。こんなの痛くないよ」
すぐに起き上がるセリナ。持つ意味の無くなったミサイルポッドを捨て置き、コンテナからライフルを取り出した。
「今度は近づかれる前にコレで倒しちゃうから。」
「無理はしないで。」
「分かってるよ、っと行っけー」
換算でエイナの背後25mに出現したストラーフを1撃の元に葬った。
「ありがとう。」

「…遅いね」
キャルは素早くストラーフの懐に飛び込むと同時にナイフで切りつける…フェイクで注意をそらしつつ足払いで体制を崩し、リボルバーでフィニッシュ。
「キャル!!」
ファムがアングルブレードをまっすぐに投擲して、キャルの右側から攻撃を繰り出す敵を撃破、そのアングルブレードをキャルが抜き取って身体を反転させ、迫っていた2体の内1体を倒し、もう1体の腕を切断。その懐にファムが飛び込んでフルストゥ・グフロートゥを突き刺す。

「やっぱりすごい…」
燐は思わず声を漏らす。
「そうですわね、っと私たちはこれあ最優先ですわ、お姉さま」
「うん、分かってる。 でも…なんだかいやな予感がする」
そんな中,2人のいるコックピットの正面に敵が現れた。
「ぬかった…!!」
キャルが叫ぶが2人とも間に合わない。
そうして敵がフルストゥ・グフロートゥを構えて突進してくる。
「させません!!」
燐は即座に武装。コックピットのガラスを叩き割って正面から敵にぶつかった。
交錯してすぐに燐は隼を食らわせて敵を吹き飛ばす、その数秒後敵は爆発した。
「ごめん…あのサイズでステルス機能を使うとは思わなかった」
申し訳なさそうにメイが通信をしてくる。
「いいえ、これも私の役割ですから。」
「おねえさま!! びっくりしたじゃないですか!私がマシンガン撃とうとしたら飛び出すんですもの」
「ごめんね、でもたぶんマシンガンで止まらなかったとおもうし、自爆覚悟だと思ったから。」
「たしかに、あんな爆発は今まで無かったです」
「女のカン…燐も女なんだ…」
なんか意味深な呟きを放ってメイは持ち場に戻った。
それからは順調に侵攻し、中枢へかなり近づいた。
このころには敵の数もかなり減っていた。SSFのカウントでは撃端数は160を超えている。
にもかかわらずまだSSFメンバーの誰一人として大きな手傷を負うということは無かった。

「おかしいです、いくらなんでも敵の数が少なすぎる。増えるどころか減っています。」
「大ボス登場の前触れじゃないですか?」
セリナがちょっと頬を緩めながら言う。
「…案外冗談ですまなさそうね…」
「えっ!」
バツのわるそうな表情でセリナが口をつむぐ。
「メイが感じ取った。 超巨大機動ユニットみたい。 大きさは…私たちの7倍ぐらい。
これはアレを使わないと倒せないと思う。」
エイナが皆に伝えた。
「じゃあ、私がアレを」
ファムが名乗り出た。
「静菜。ここでアレを使います。 いいですね?」
静菜はしばし沈黙。ふと顔を上げて。
「いいわ、でもアレの元を提供してくれたのは藤堂君よ。 どう?」
俺に目配せする静菜。
「使ってくれ。 あれがこんなところで役に立つとは、おれの仕事も捨てたものじゃない。」
「分かりました。 では使わせていただきます。」

そうして燐とティアの運んだコンテナの左半分が開かれた。
姿を現したのはストラーフ用のレッグユニットとアームユニット。しかし純正と違うフォルム。その理由は各部に小型スラスターユニットが増設されてたためだ。もちろん共通ジョイントを利用しているためパージも可能になっている。
また拡張バックパックに接続された「翼」 そして、フル装備状態のストラーフの全高をも越す長さの柄を持つ大鎌だった。
いちおうそのほかにサブアームの上腕部から接続するガトリングガンもあるが今は必要ない。その気になればサブアームを介することなしで手動で砲撃可能だからだった。

「短期間の訓練でどれだけ使いこなせるでしょうか」
それらを全て身に着けたファムはさながら本物の悪魔といった風貌だった。
そしてファムが大鎌を構えると共に"ソレ"は出現した。





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