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**えりゅしおん order 0.5 珈琲と神姫と男と女?
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いらっしゃいませ、エリュシオンへようこそ~
本日のメニューは幕張にある新東京神姫センターと、
そのおとなり、喫茶&MMSショップ エリュシオンの日常のおはなしです。
カランカラ~ン!
「いらっしゃ~い」
「&ruby(るみ){留美}ちゃ~ん、コーヒー一杯おねが~い・・・・」
「&ruby(はるか){遥}さん、また徹夜ですか?」
「そうなのよ~新筐体に不具合あってね~、もう・・・お化粧のノリが悪くって~・・・」
「はぁ・・・・お化粧ですか・・・・・」
「あら、ため息なんてついてどうしたの?」
「いえ・・・遥さんも男らしい格好すればモテるでしょうに・・・・」
と言いながら、コーヒーを差し出す。
「ありがと・・・ん~~美味しい」
「でも、この前もさ~、センターに来た子に口説かれたのよ~」
「どっちですか?」
「もちろん、男の子よ オ・ト・コ・ノ・コ♥」
「・・・・・・・・・・」
「前途ある若者をおかしな道に引き込まないで下さいよ・・・・・・・」
「あら?」
作業を終えたみつるが上がってきた。
「後生ですから・・・・・」
「貴方だって昔口説いたじゃない」
「ええ・・・・すっかり騙されましたよ・・・・・・」
「ああ・・・忘れもしない・・・あの熱い夜を♥」
「へ~~~・・・そんな事があったんだ~~~・・・・・」
「ありません!!」
「私の身体を何度も求め、あまつさえあんな・・・・・・」
「おいおい、新婚を苛めるのもそれくらいにしとけ」
助け舟を出しつつ階段を上がってきた男の名は
「ショウちゃ~~~~~・・・・・・・ぐはっ!」
遥さんはその声の主、愛しのショウちゃんのもとへダイブ!
ショウちゃん、もとい博士はそれを紙一重でかわし首筋に手刀の一撃。
遥さんは体勢を崩してそのまま・・・・階段を転げ落ちていった。
・・・・・・・死んだかな?
「博士に何しやがる、このオカマ野郎~!」
「こらリリカ、そうゆう言い方は良くないぞ」
「でも博士~~」
「痛たた・・・相変わらず照れ屋さんなんだから~~ショウちゃんは♥」
・・・・・・・このオカマさんはアンデッドとかそういった類の方ですか?
「おい、リリカ・・・・・殺っとけ」さすがに博士も容赦しない。
パンパンパン!・・・・立て続けに3発の小さな銃声。
しかし、それより一瞬早く小さな2つの影が標的の前に躍り出た。
「&ruby(こりゅうせん){弧流閃}!!」
銃弾の1発は白い神姫の手にした刀によって両断され、
「ステディプロテクション!」
残る2発は、黒い神姫の手にした盾から発せられたスキルによって完全に停止した。
「リリカちゃん、お店の中で発砲しないでね」
「&ruby(くみこ){琥魅瑚}姉さま!」
「母さまのお店を汚すのは良くない・・・・殺るなら外で」
「&ruby(やみさばき){闇捌}姉さま!」
「闇捌・・・・あんた何気に酷くない?」
「そう?」
カランカラ~ン!
「はい、いらっしゃ~い」
「あ、やっぱりここにいた・・・支配人、いい加減仕事に戻って下さいよ~」
「「ダレ?」」
「さっき話した男の子」
・・・・・・・・・・・・
「ほらぁ~、挨拶は?」
「あ、えっと・・・&ruby(おかじま ゆうすけ){岡島祐介}です・・宜しくお願いします」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「それじゃ行きましょうか♥」
「はい、支配人♥」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、隣接する神姫センターの支配人 遥さんは自分の職場へと戻っていった。
「すでに遅かったか・・・・・南無・・・・」
「やれやれ・・・・・またですか・・・・・・」
「あいつ・・・・これで何人目だ?・・・・・・・」
こうして、今日もエリュシオンの一日は始まった。
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