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「第七話 「美少女戦士、登場!?」」(2006/10/22 (日) 11:15:27) の最新版変更点
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注)主成分:バトル、ギャグ、パロディ、スラング少々
少しでも暴力描写に嫌悪を抱かれる方は、読むことを避けて下さい。
「美少女戦士、登場!?」(1/8)
内なるコニー(何…?今アタシが見ているのは夢?幻?だってよ…アタシの目の前にいるのは…
メ イ ド さ ん じ ゃ ね ぇ か よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ!?)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
話は数時間前に遡る。
さて、今日はセカンドリーグの第5戦目。
あれからコニーも冷静に戦いを行う事が出来て、現在通算3勝1敗。最初にリンちゃんと
戦う事が出来たのがいい結果になっている。あれからもリンちゃんとそのマスターとの
交流は続いており、戦闘データなんかもメールで送りあっている。2人はお互い良い
ライバル関係で居るようだ。
コニー「んっふっふ~♪今日も華麗かつクールに勝利ですわ~♪ああ…リンちゃんにも
この勇姿を見せたいくらい…ラララ~♪」
…連勝が続いて少し調子こいているような気がするが…?
コニー「それでマスター?今回のお相手は誰ですの!?」
「え~っと…犬型のココと、マスターは…戸田静香さん、女性だね。」
と、
目の前に現れる、長く美しい黒髪を靡かせた…まばゆいばかりの知的な…まさに
『美少女』を絵に描いたような超美人。そしてその肩に乗る犬型の神姫、ココ。
そしてその超美人を前に心を奪われる……俺。
「お…岡島…です。今日は宜しくお願い…します(*゚Д゚)=3」
静香「初めまして、戸田静香です。こっちはココ、孤高に哮る者と書いてココです。
そちらの神姫の事は聞き及んでております。『トリガーハッピー』のコニーさん
…でしたよね…?クスwお互い悔いの残らない試合をしましょう。では…。」
そう言って白魚のような手と握手を交わすと、彼女は更衣室へ向かっていった。
「美少女戦士、登場!?」(2/8)
「は…はぁ~~~~~~ぃ…(*゚∀゚)ノシ」
ジャロ「マスタ~…どうしたのだ~?」
ノワル「ありゃりゃ~、完全にアッチの世界に行っちゃてるよ~;」
ヴェル「マスターの…馬鹿!」
ぎゅむっ!
惚ける俺のほっぺを思い切りつねるヴェル。
「痛ってぇ~~~~!!何すんだヴェル!」
ヴェル「…知りません!!いいコニー!今回は絶対に勝つのよ!ギッタンギッタンに
してあげなさい!」
コニー「フッ…お任せあれ!あっちがビューティーなら、こっちはクールに勝って
みせますわ!」
内なるコニー(だ・れ・が・『トリガーハッピー』のコニーさん…クスwだ!?あんのアマ~!
てめぇの大事なワン公、目の前で穴空きチーズにして血風呂(ブラッドバス)に
沈めてやるから覚悟しやがれよぉぉぉ……!!)
天の声『お~い、どこがいい結果になってんだ~…………?』
「美少女戦士、登場!?」(3/8)
バトルステージは夜の繁華街。風俗店のけばけばしいネオンがそこかしこに光る。
これが疑似空間だというのだから、今の技術は恐ろしい。
バトル開始直後、漆黒のコートを羽織っていたココ。その軽装と攻撃方法から、
機動力を生かした近接戦闘重視タイプとであろうと俺は見た。
今回、ノワルのサバーカとGA4アームを装備させ、近~中距離での高機動射撃戦と
一撃必殺の近距離仕様にしたコニーに、中距離を維持しながらの射撃を指示した。
その戦術が功を奏し、ココのコートに確実にダメージを与えていった。
コニー「フフ…どうしましたココさん!顔色が悪いですわよ?」
内なる(ry(ヘッ…!口ほどにもねぇじゃねぇか…!こりゃ楽勝か?)
ココ「……………!」
静香「………………!!」
どうやら2人は何か話し合ってる様子だが、何故かココの顔が…赤い。
何か起こると判断した俺は、
「コニー!右サブアームにフルストゥ・グフロートゥを装備、一気にケリを付ける!」
コニー「了解(アイサー)!」
だっ!
一気に距離を詰め、斬りかかるコニー。
コニー(ジ・エンドだ!!!)
と、
ぶわっ!
コニー「!?くっ!」
突如目の前に舞うコート、それを真一文字に切り裂くコニー。
その切り裂いた先にいたのは…。
「美少女戦士、登場!?」(4/8)
メ イ ド さ ん で あ っ た。
しかも丸縁の大きな眼鏡に傘と旅行カバン所持。これで2つ分けの三つ編みお下げだったら
パーフェクトである。
ヴェル「は…?」
ジャロ「にゃにゃ!?」
ノワル「うは~♪」
か…可愛い…いやいやいやいや!そうじゃなくて!コニーは!?
コニー「は…ひぃ?」
鼻水垂らしてぼけ~っとしてるよ…。
一同呆気にとられる中、真っ赤な顔をして身を竦めるココ。
静香「どうしたのココ!とっても素敵よ!さぁ!行きなさい!」
って…!いつの間にか静香さんもメイド服に着替えてる!!?
ココ「は…はい!」
「こ、コニー!しっかりしろ!これは相手の作戦だ!一旦距離を取って様子を見る!
(ああ…でも静香さんのメイド服姿…超可愛すぎr)」
どごすっ!
鼻の下を伸ばしながら指示を出す俺の水月にヴェルから熱い渇が入る。
「うぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!何なんだょヴェルぅぅぅぅぅぅ!」
ヴェル「…フン!(マスターの…馬鹿!)」
コニー「りょ…了解!」
内なる(ry(…ちっ!ビビらせやがって…。コスプレ趣味の○女子がマスターかよ!
大変だねぇ、そっちも!だがもうそんなハッタリは効かねぇよ!行くぜ!)
「美少女戦士、登場!?」(5/8)
「コニー!相手は恐らく傘とカバンの中に銃火器を仕込んでる!こちらも弾幕を張って
距離を取りつつ、再装填(リロード)のタイミングを狙って一気に接近戦に持ち込む!」
コニー「了解!」
俺の予測したとおり、傘にはショットガン、旅行カバンにはヘヴィ・マシンガンが仕込
まれていた。ああ…ありがとう!30年前のピカレスク・ハードコア・アクション漫画!
…あ。
もしかしてコニーのあの性格って、あの漫画のヒロインの影響か?
そういやボディが出来てから、二つ分けから引っ詰め髪にして止めてた前髪下ろしたり、
初めての普段着は何が欲しいと聞いたら、「黒のヘソ出しタンクトップにデニムのホットパンツ!」
と即答したり、トライバル系の刺青を模したデカールを右肩に貼る為に深夜に一人セコセコと作成
したり、二丁拳銃のスタイルに拘り出したり…そうそう、キレた時の口調も何か似てるよなぁ…?
ガガガガガガガガガ!
ズドン!ズドン!
繁華街のネオンを砕く銃弾の雨あられ、2人は距離を取りつつ銃撃戦を続ける。
と、
一瞬銃撃が止んだ。チャンスだ!
「行け!コニー!」
コニー「言われずとも!」
「美少女戦士、登場!?」(6/8)
だっ!
両サブアームにフルストゥ・グフロートゥを携え、一気に距離を詰める!
(あれ?確かあのメイドって漫画では…!!)
「いかん!離れろコニー…!!」
突如、『ごきげんよう』のポーズを取るココ。そのスカートの下から…
大量の手榴弾が現れた!やった~!やっぱりそうだった!…って、喜んでる場合じゃない!
コニー「な…にぃぃぃぃぃぃぃ!?」
どっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
ココとコニーの間に起こる大爆発。
俺が指示を出すのが一瞬遅ければ、間違いなくアウトだった。
咄嗟にセカンドアームで防御態勢を取り、後方に飛び退いたコニー。
大破は免れたものの、セカンドアームは使い物にならなくなった。
ガコン!ドガン!
大破したセカンドアームを解除するコニー。
コニー「ハァ…ハァ…間一髪…だぜ…。マスターの一言がなけりゃ…やられてた…!!
…でもあの距離じゃ、相手だってひとたまりも無いはず………ッツ!!??」
少しずつ晴れていく煙の中、人影が見えた。馬鹿な!あの爆炎でまだ立てるのか!?
あの子は半世紀前の映画に出てきた、未来から来た殺人ロボットか…!?
つーか、今がその映画における未来だったりする訳だが…って!そんな事は後々!!
辛うじて残ったカロッテP12カスタムとフルストゥ・クレインを装備し、CQCの体制に
構えるコニー。
コニー「さぁ…鬼が出るか蛇が出るか…!!」
煙が完全に晴れ、その先に現れたのは…。
しゃらんら~ん☆
魔 法 少 女 で あ っ た。
ふわふわのスカートに、ひらひらのドレス。入念に位置決めされたと思われる大きなフリル。
そして両手で抱えるのは、何処に隠していたのやら、妙にラブリーな装飾を施された
ロングレンジキャノン!
ココ「あ…愛ある限り戦いましょう!魔女っ子神姫ドキドキハウリン!
ここに、はいぱー☆降臨っ!」
きらりぃ~ん☆
何つー前口上だ…って、ああん…静香さんも当たり前の如く同じデザインの魔法少女ルックに
着替えているじゃないかぁ…☆嗚呼…なんて神々しく、超弩級に可愛い…
かっきぃーん☆
そんな俺のジュニアにケリをかますヴェル。
「うぐぅ…そ、それはキツイっす…ヴェルさん…」
ヴェル「…知らない!!」
そ…そういえば…コニーは…?
コニー「ぷ……………ふふふふふふふふふ…………………
ぎゃはははははははは!!な…何それ…っ!?ま…魔法少女……?
ぶふふふふふふふ!!け…ケッサク………くく……!!」
あらら…ダメだ…完全にツボに入っちゃってるよ…。
コニー「に…似合ってるわよ…そのコス…プr」
ココ「言うな―――――――――――――――――――――っ!」
ごっつんこ☆
魔法のステッキの一撃に、前のめりに倒れるコニー。
コニー「魔法…使って…ねぇじゃん…ガク。」
ココ「い…言うな…。」
静香「良い試合でした。今回は私もココも満足行く戦いが出来ました!
ありがとうございます!」
「え…いえへへへへへ、こちらこsひてててててててて…」
鼻の下をのばしながら両手で握手をする俺のほっぺを全力でつねり続けるヴェル。
ヴェル(マ・ス・タ・ァ・の…………………馬鹿っ!!)
コニーはと言うと、
コニー「負けた…あんなコスプレ魔法少女に…負けた…orz」
思いっきりショックを受けているよ…こりゃしばらく尾を引きそうだ。
ジャロ「めでたしめでたし、なのだ!」
コニー「めでたくねぇよ……orz」
ギャフン END
----
「美少女戦士、登場!?~The after~」
静香さんとココとの対戦から数日後、あれからコニーの趣味に幅が出来た。
と、言うよりも…
コニー「ラジカ―――ル☆コニーちゃん 参☆上!
トカレフ・トカレフ・ケレンコフ♪ヘッケラーコックで――――――――
見 敵 必 殺 ぅ !
そ・し・て♪」
ココ「ま…マジカ――――――ル・メイド☆ココちゃん 参…上!」
静香「よかった!コニーちゃんなら喜んでくれると思ったの!」
ヴェル「こ…コニー…?」
ノワル「いいな~、ボクもやりたいな~!」
どうやら染められた…らしい。
いいな~…俺も染められ…って待て!ヴェル!なんだその『100t』って書いてある
馬鹿デカい黄金のハンマーわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?
めしっ
ギャフン END
注)主成分:バトル、ギャグ、パロディ、スラング少々
少しでも暴力描写に嫌悪を抱かれる方は、読むことを避けて下さい。
内なるコニー(何…?今アタシが見ているのは夢?幻?だってよ…アタシの目の前にいるのは…
メ イ ド さ ん じ ゃ ね ぇ か よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ!?)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
話は数時間前に遡る。
さて、今日はセカンドリーグの第5戦目。
あれからコニーも冷静に戦いを行う事が出来て、現在通算3勝1敗。最初にリンちゃんと
戦う事が出来たのがいい結果になっている。あれからもリンちゃんとそのマスターとの
交流は続いており、戦闘データなんかもメールで送りあっている。2人はお互い良い
ライバル関係で居るようだ。
コニー「んっふっふ~♪今日も華麗かつクールに勝利ですわ~♪ああ…リンちゃんにも
この勇姿を見せたいくらい…ラララ~♪」
…連勝が続いて少し調子こいているような気がするが…?
コニー「それでマスター?今回のお相手は誰ですの!?」
「え~っと…犬型のココと、マスターは…戸田静香さん、女性だね。」
と、
目の前に現れる、長く美しい黒髪を靡かせた…まばゆいばかりの知的な…まさに
『美少女』を絵に描いたような超美人。そしてその肩に乗る犬型の神姫、ココ。
そしてその超美人を前に心を奪われる……俺。
「お…岡島…です。今日は宜しくお願い…します(*゚Д゚)=3」
静香「初めまして、戸田静香です。こっちはココ、孤高に哮る者と書いてココです。
そちらの神姫の事は聞き及んでております。『トリガーハッピー』のコニーさん
…でしたよね…?クスwお互い悔いの残らない試合をしましょう。では…。」
そう言って白魚のような手と握手を交わすと、彼女は更衣室へ向かっていった。
「は…はぁ~~~~~~ぃ…(*゚∀゚)ノシ」
ジャロ「マスタ~…どうしたのだ~?」
ノワル「ありゃりゃ~、完全にアッチの世界に行っちゃてるよ~;」
ヴェル「マスターの…馬鹿!」
ぎゅむっ!
惚ける俺のほっぺを思い切りつねるヴェル。
「痛ってぇ~~~~!!何すんだヴェル!」
ヴェル「…知りません!!いいコニー!今回は絶対に勝つのよ!ギッタンギッタンに
してあげなさい!」
コニー「フッ…お任せあれ!あっちがビューティーなら、こっちはクールに勝って
みせますわ!」
内なるコニー(だ・れ・が・『トリガーハッピー』のコニーさん…クスwだ!?あんのアマ~!
てめぇの大事なワン公、目の前で穴空きチーズにして血風呂(ブラッドバス)に
沈めてやるから覚悟しやがれよぉぉぉ……!!)
天の声『お~い、どこがいい結果になってんだ~…………?』
バトルステージは夜の繁華街。風俗店のけばけばしいネオンがそこかしこに光る。
これが疑似空間だというのだから、今の技術は恐ろしい。
バトル開始直後、漆黒のコートを羽織っていたココ。その軽装と攻撃方法から、
機動力を生かした近接戦闘重視タイプとであろうと俺は見た。
今回、ノワルのサバーカとGA4アームを装備させ、近~中距離での高機動射撃戦と
一撃必殺の近距離仕様にしたコニーに、中距離を維持しながらの射撃を指示した。
その戦術が功を奏し、ココのコートに確実にダメージを与えていった。
コニー「フフ…どうしましたココさん!顔色が悪いですわよ?」
内なる(ry(ヘッ…!口ほどにもねぇじゃねぇか…!こりゃ楽勝か?)
ココ「……………!」
静香「………………!!」
どうやら2人は何か話し合ってる様子だが、何故かココの顔が…赤い。
何か起こると判断した俺は、
「コニー!右サブアームにフルストゥ・グフロートゥを装備、一気にケリを付ける!」
コニー「了解(アイサー)!」
だっ!
一気に距離を詰め、斬りかかるコニー。
コニー(ジ・エンドだ!!!)
と、
ぶわっ!
コニー「!?くっ!」
突如目の前に舞うコート、それを真一文字に切り裂くコニー。
その切り裂いた先にいたのは…。
メ イ ド さ ん で あ っ た。
しかも丸縁の大きな眼鏡に傘と旅行カバン所持。これで2つ分けの三つ編みお下げだったら
パーフェクトである。
ヴェル「は…?」
ジャロ「にゃにゃ!?」
ノワル「うは~♪」
か…可愛い…いやいやいやいや!そうじゃなくて!コニーは!?
コニー「は…ひぃ?」
鼻水垂らしてぼけ~っとしてるよ…。
一同呆気にとられる中、真っ赤な顔をして身を竦めるココ。
静香「どうしたのココ!とっても素敵よ!さぁ!行きなさい!」
って…!いつの間にか静香さんもメイド服に着替えてる!!?
ココ「は…はい!」
「こ、コニー!しっかりしろ!これは相手の作戦だ!一旦距離を取って様子を見る!
(ああ…でも静香さんのメイド服姿…超可愛すぎr)」
どごすっ!
鼻の下を伸ばしながら指示を出す俺の水月にヴェルから熱い渇が入る。
「うぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!何なんだょヴェルぅぅぅぅぅぅ!」
ヴェル「…フン!(マスターの…馬鹿!)」
コニー「りょ…了解!」
内なる(ry(…ちっ!ビビらせやがって…。コスプレ趣味の○女子がマスターかよ!
大変だねぇ、そっちも!だがもうそんなハッタリは効かねぇよ!行くぜ!)
「コニー!相手は恐らく傘とカバンの中に銃火器を仕込んでる!こちらも弾幕を張って
距離を取りつつ、再装填(リロード)のタイミングを狙って一気に接近戦に持ち込む!」
コニー「了解!」
俺の予測したとおり、傘にはショットガン、旅行カバンにはヘヴィ・マシンガンが仕込
まれていた。ああ…ありがとう!30年前のピカレスク・ハードコア・アクション漫画!
…あ。
もしかしてコニーのあの性格って、あの漫画のヒロインの影響か?
そういやボディが出来てから、二つ分けから引っ詰め髪にして止めてた前髪下ろしたり、
初めての普段着は何が欲しいと聞いたら、「黒のヘソ出しタンクトップにデニムのホットパンツ!」
と即答したり、トライバル系の刺青を模したデカールを右肩に貼る為に深夜に一人セコセコと作成
したり、二丁拳銃のスタイルに拘り出したり…そうそう、キレた時の口調も何か似てるよなぁ…?
ガガガガガガガガガ!
ズドン!ズドン!
繁華街のネオンを砕く銃弾の雨あられ、2人は距離を取りつつ銃撃戦を続ける。
と、
一瞬銃撃が止んだ。チャンスだ!
「行け!コニー!」
コニー「言われずとも!」
だっ!
両サブアームにフルストゥ・グフロートゥを携え、一気に距離を詰める!
(あれ?確かあのメイドって漫画では…!!)
「いかん!離れろコニー…!!」
突如、『ごきげんよう』のポーズを取るココ。そのスカートの下から…
大量の手榴弾が現れた!やった~!やっぱりそうだった!…って、喜んでる場合じゃない!
コニー「な…にぃぃぃぃぃぃぃ!?」
どっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
ココとコニーの間に起こる大爆発。
俺が指示を出すのが一瞬遅ければ、間違いなくアウトだった。
咄嗟にセカンドアームで防御態勢を取り、後方に飛び退いたコニー。
大破は免れたものの、セカンドアームは使い物にならなくなった。
ガコン!ドガン!
大破したセカンドアームを解除するコニー。
コニー「ハァ…ハァ…間一髪…だぜ…。マスターの一言がなけりゃ…やられてた…!!
…でもあの距離じゃ、相手だってひとたまりも無いはず………ッツ!!??」
少しずつ晴れていく煙の中、人影が見えた。馬鹿な!あの爆炎でまだ立てるのか!?
あの子は半世紀前の映画に出てきた、未来から来た殺人ロボットか…!?
つーか、今がその映画における未来だったりする訳だが…って!そんな事は後々!!
辛うじて残ったカロッテP12カスタムとフルストゥ・クレインを装備し、CQCの体制に
構えるコニー。
コニー「さぁ…鬼が出るか蛇が出るか…!!」
煙が完全に晴れ、その先に現れたのは…。
しゃらんら~ん☆
魔 法 少 女 で あ っ た。
ふわふわのスカートに、ひらひらのドレス。入念に位置決めされたと思われる大きなフリル。
そして両手で抱えるのは、何処に隠していたのやら、妙にラブリーな装飾を施された
ロングレンジキャノン!
ココ「あ…愛ある限り戦いましょう!魔女っ子神姫ドキドキハウリン!
ここに、はいぱー☆降臨っ!」
きらりぃ~ん☆
何つー前口上だ…って、ああん…静香さんも当たり前の如く同じデザインの魔法少女ルックに
着替えているじゃないかぁ…☆嗚呼…なんて神々しく、超弩級に可愛い…
かっきぃーん☆
そんな俺のジュニアにケリをかますヴェル。
「うぐぅ…そ、それはキツイっす…ヴェルさん…」
ヴェル「…知らない!!」
そ…そういえば…コニーは…?
コニー「ぷ……………ふふふふふふふふふ…………………
ぎゃはははははははは!!な…何それ…っ!?ま…魔法少女……?
ぶふふふふふふふ!!け…ケッサク………くく……!!」
あらら…ダメだ…完全にツボに入っちゃってるよ…。
コニー「に…似合ってるわよ…そのコス…プr」
ココ「言うな―――――――――――――――――――――っ!」
ごっつんこ☆
魔法のステッキの一撃に、前のめりに倒れるコニー。
コニー「魔法…使って…ねぇじゃん…ガク。」
ココ「い…言うな…。」
静香「良い試合でした。今回は私もココも満足行く戦いが出来ました!
ありがとうございます!」
「え…いえへへへへへ、こちらこsひてててててててて…」
鼻の下をのばしながら両手で握手をする俺のほっぺを全力でつねり続けるヴェル。
ヴェル(マ・ス・タ・ァ・の…………………馬鹿っ!!)
コニーはと言うと、
コニー「負けた…あんなコスプレ魔法少女に…負けた…orz」
思いっきりショックを受けているよ…こりゃしばらく尾を引きそうだ。
ジャロ「めでたしめでたし、なのだ!」
コニー「めでたくねぇよ……orz」
ギャフン END
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「美少女戦士、登場!?~The after~」
静香さんとココとの対戦から数日後、あれからコニーの趣味に幅が出来た。
と、言うよりも…
コニー「ラジカ―――ル☆コニーちゃん 参☆上!
トカレフ・トカレフ・ケレンコフ♪ヘッケラーコックで――――――――
見 敵 必 殺 ぅ !
そ・し・て♪」
ココ「ま…マジカ――――――ル・メイド☆ココちゃん 参…上!」
静香「よかった!コニーちゃんなら喜んでくれると思ったの!」
ヴェル「こ…コニー…?」
ノワル「いいな~、ボクもやりたいな~!」
どうやら染められた…らしい。
いいな~…俺も染められ…って待て!ヴェル!なんだその『100t』って書いてある
馬鹿デカい黄金のハンマーわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?
めしっ
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