「SSS第1話」(2006/10/28 (土) 01:13:32) の最新版変更点
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**第1話
「早く元気になって、帰って来いよ…」
ボクは修理に出された。
そして目覚めると最初に見えたのは白ちゃんの顔…
「ぎりぎり間に合ったなブラボー。」
ほとんど表情を変えることなく白ちゃんが言う。
え?ぶらぼーって?それにツノをつけた白ちゃんてはじめて…
「メーカーでいぢられまくってきたかよブロー(兄弟)。また会えてうれしいぜ!」
え?え?ぶろー??
ボクと同じストラーフタイプの神姫が抱きついてきた。
ボクの居ない間にご主人様、浮気しちゃったの?
わけがわからなくなってご主人様を探す。
え…
ここどこ??
まったく見覚えの無い場所。
!!
薄暗い殺風景な部屋に武器がいっぱい並んでる。
「ブラボー?…、クソったれメーカーで初期化されたようだな。バックアップデータを上書きしている時間がない。私はマスターへ報告してくる。面倒を見てやれチャーリー。」
「了解アルファ。…ったくブロー。頭ン中まで新品とはご機嫌だな…こっちに来いよ、出撃まで10分ねぇんだ。」
え?あの!ボクは…
間違って配送されちゃった?!
「ガラクタども!お前らはマスターを愛しているかっ?!」
ボクの知ってる白ちゃんじゃないさっきのアーンヴィルタイプ、アルファちゃんが整列したボク達に叫んだ。
ボクは事情を話す間もないまま武装させられて並んでいた。
「「「センバーファイ(生涯忠誠)! ガンホー(闘魂)!!ガンホー(闘魂)!!」」」
それに続いてボクをブローと呼ぶチャーリーちゃんとヴァッフェバニー装備のハウリンタイプ、デルタちゃんとエコーちゃんが声をあわせて叫ぶ。
ボクはびっくりしてきょろきょろするばかり。
「マスターを硬マラにするものは?」
「「「戦闘! 戦闘! 戦闘!」」」
「神姫の商売は?」
「「「破壊!破壊!破壊!」」」
「兎に身体を取られたいか!大声絞り出せ!」
「「「破壊!!破壊!!破壊!!」」」
「相手のガラクタどもを残らずファックしてやれ!総員出撃!!」
部屋の壁がひらいていく…
ここが違法賭博の地下闘技場だという事をボクはまだ知らなかった。
[[続く>SSS第2話]]
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