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**アドバンスド・ターミナル:“マビノギオン”
槇野晶が、軽量級クラス用に開発した次世代武装コンセプトの一部分。
基本システムで補えない装着者の要望や戦闘スタイルに対応する為に、
追加武装等に変形する拡張武装ターミナルである。ガントレットとして
両腕に装着するが、利き腕側は電磁浮遊式の急加速ブースターである。
従って各機の特色は、MMS用ジョイントを備えた反対の腕に現れる。
【ガードタイプ:武装データ】
装備:hmAFS_AL000 複合多層型パワーシールド“バルドル”×1
ロッテのそれは“ガード”タイプと呼ばれ、腕上部に特殊なユニットが
埋め込まれている。これはポップアップする事で、莫大なエネルギーに
よって、何層にも重ねた斥力場を発生させる。他の機能は存在しない。
しかしシンプルな分、構造強度や信頼性は他の2タイプよりも数段上。
また、外部からの電力供給により持続時間や斥力場の出力を伸ばす事が
可能な他、シールドの強靱性を活かした“体当たり”にも用いられる。
【アサルトタイプ:武装データ】
武装:hmSSB_AL222 特殊湾曲式スリーブ・ダガー“フィン”×2
hmHCS_AL444 電磁加熱機構付ロングスピア“ピーク”×1
hmLWE_AL666 十三節分割構造型エストック“テイル”×1
装備:hmEFS_AL888 電磁浮遊式急加速ブースター“フレイ”×4
アルマのそれは“アサルト”タイプと呼称する。これに搭載する武装は
ブースターを備えた基部ガントレットへと、折り畳んで接続している。
中でもスリーブ・ダガーは、晶独自の特殊製法によって“しなる”為、
外周部に巻き付けて固定するという、特異な構造のソードブレイカー。
なお、ブースター以外の全武装は合体させて“スキーズブラズニル”と
呼称する大槍になる。また、これらは“エルテリア”の影響を受ける。
即ち、“魔剣”による遠隔操作(及びそれに付随する硬度強化)が可能。
【ウィザードタイプ:武装データ】
武器:hmSCU_AL666 小型魔術執行シークエンス“モイライ”×1
クララのそれは“ウィザード”タイプとされる。名前の通り、クララの
攻撃法である“魔術”の執行を『単独で補佐する』為の複合ユニット。
孔雀の翼風に展開するストレージパネル、ガントレットに埋め込まれた
情報処理補佐用コンパイラ、手袋の爪や掌に仕込んだ執行用アンテナ、
肘部分に搭載したリボルバー式緊急充電システム、の四つで成り立つ。
展開速度は前より向上しているが、出力と“魔術”の種類で若干劣る。
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**第二世代型補助アーマー:“シルフィード”
三姉妹用に仕立てた、次世代型のアーマードレス。基礎中の基礎として
晶所持の神姫には欠かさず着せる物であったが、以前はベスト風であり
単体で着るには若干野暮ったい印象があった。その通気性及び保温性は
折り紙付きだったが、デザインと機能面どちらでも問題を抱えていた。
そこで第二世代型では、“Electro Lolita”で培ったデザインセンスを
活かし、活動的な半袖・ミニスカートのドレスという意匠に変更した。
更に撥水加工を施し、共通装備として開発した急速移動用ブースターの
“前進・スライド・後退”、三種類全ての同時搭載までも成し遂げた。
反面、防御力や衝撃吸収性は以前のバージョンよりも若干落ちている。
デザイン段階で胸が若干協調されており、スタイルがよく見えるという
副作用が存在する。構成はフリルのミニスカート及び薄手のスパッツ、
半袖ブラウスにジャケット、オーバーニーソックスとガーターベルト、
強化コードタイとアンダーウェア、胸部バッテリーに補助ブースター。
更に専用のカチューシャ(天使の輪・悪魔の角・犬種の耳の装飾入り)と
謎めいた意匠の十字架型ロザリオが揃って、初めてワンセットとなる。
色はアルマ:黒・銀・赤/ロッテ:白・金・青/クララ:灰・銅・翠。
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*軽量級クラス用武装コンセプト:“EL:DoLL”
槇野晶が、自らの“妹”たる三姉妹の生き様を補助する為に己の全てを
注ぎ込んで作り上げた、軽量級ランク用武装群を総称するカテゴリー。
攻撃を堪え忍ぶと言うよりは、致命傷を避け一撃を加える戦術を採る。
【コンポーネント一覧】
Ver.:6.5535-ALC [[Arch vaLkyrja Concept]]
武装:elMGS_KS999 “魔剣”(ライナスト/エルテリア/コライセル)
elVTA_AL777 多重可変型戦術支援システム“アルファル”
(フィオナ/モリアン/アルサス)
elAAA_AL555 アドバンスド・ターミナル“マビノギオン”
exMWU_AL123 共通武装(フェンリル/ヨルムンガルド/ヘル)
装備:elHAD_AL333 ハイブリッド・アーマードレス“レーラズ”
elSSA_AL111 第二世代型補助アーマー“シルフィード”
情報:elTAS_AL000 専用統括制御プログラム“W.I.N.K.”
exTWS_AL123 データ圧縮システム“W.I.N.G.S. Ver.ALC”
色調:装着する神姫専用のパーソナルカラーに合わせてある。
解説:三姉妹の軽量級ランク用装備として特別に開発された、
特殊武装。正真正銘、“三姉妹”の為だけに存在する。
製造コンセプトは「戦乙女を越え、大いなる者へッ!」
大型化により、神姫バトルにて重要な“速さ”を殺ぐ結果を招いていた
“Valkyrja”の長所は生かしつつ、小型・軽量化を図っている。更に、
『追加武装の必要を無くす』為、“偏執狂”的な多機能化が施された。
武装と“レーラズ”は、サイドボードに合わせて設計した専用ケースに
纏められ、神姫は“シルフィード”等と好みの服飾を身につけるだけ。
三機が製作されロールアウトしたが、神浦琥珀嬢が作成した“魔剣”と
三種存在する“マビノギオン”以外は、色調や装飾等の違いしかない。
(なお“魔剣”及び共通武装に関する詳細については[[こちら>妄想神姫:解説・共通武装&装備編]]を参照の事)
コンセプト名は“Electro Lolita:Dress of Light Lord”の略であり、
“Electro Lolita”の一つの頂点として、コスト度外視で生産された。
それ故に量産化の予定は一切無く、実行するには再設計が必要となる。
勿論その場合、今の性能を維持する事は極めて困難になると思われる。
またその運用は、専用のラーニングプログラムを考慮しても神姫本人に
スキルが求められる。一方のオーナー側も、システムのメンテナンスは
“職人”的直感が要求され、晶以外に個人での修理や調整は出来ない。
(但し高度な技術者で有れば、精密検査を経て各種修理等は可能である)
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**アドバンスド・ターミナル:“マビノギオン”
槇野晶が、軽量級クラス用に開発した次世代武装コンセプトの一部分。
基本システムで補えない装着者の要望や戦闘スタイルに対応する為に、
追加武装等に変形する拡張武装ターミナルである。ガントレットとして
両腕に装着するが、利き腕側は電磁浮遊式の急加速ブースターである。
従って各機の特色は、MMS用ジョイントを備えた反対の腕に現れる。
【ガードタイプ:武装データ】
装備:hmAFS_AL000 複合多層型パワーシールド“バルドル”×1
ロッテのそれは“ガード”タイプと呼ばれ、腕上部に特殊なユニットが
埋め込まれている。これはポップアップする事で、莫大なエネルギーに
よって、何層にも重ねた斥力場を発生させる。他の機能は存在しない。
しかしシンプルな分、構造強度や信頼性は他の2タイプよりも数段上。
また、外部からの電力供給により持続時間や斥力場の出力を伸ばす事が
可能な他、シールドの強靱性を活かした“体当たり”にも用いられる。
【アサルトタイプ:武装データ】
武装:hmSSB_AL222 特殊湾曲式スリーブ・ダガー“フィン”×2
hmHCS_AL444 電磁加熱機構付ロングスピア“ピーク”×1
hmLWE_AL666 十三節分割構造型エストック“テイル”×1
装備:hmEFS_AL888 電磁浮遊式急加速ブースター“フレイ”×4
アルマのそれは“アサルト”タイプと呼称する。これに搭載する武装は
ブースターを備えた基部ガントレットへと、折り畳んで接続している。
中でもスリーブ・ダガーは、晶独自の特殊製法によって“しなる”為、
外周部に巻き付けて固定するという、特異な構造のソードブレイカー。
なお、ブースター以外の全武装は合体させて“スキーズブラズニル”と
呼称する大槍になる。また、これらは“エルテリア”の影響を受ける。
即ち、“魔剣”による遠隔操作(及びそれに付随する硬度強化)が可能。
【ウィザードタイプ:武装データ】
武器:hmSCU_AL666 小型魔術執行シークエンス“モイライ”×1
クララのそれは“ウィザード”タイプとされる。名前の通り、クララの
攻撃法である“魔術”の執行を『単独で補佐する』為の複合ユニット。
孔雀の翼風に展開するストレージパネル、ガントレットに埋め込まれた
情報処理補佐用コンパイラ、手袋の爪や掌に仕込んだ執行用アンテナ、
肘部分に搭載したリボルバー式緊急充電システム、の四つで成り立つ。
展開速度は前より向上しているが、出力と“魔術”の種類で若干劣る。
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**第二世代型補助アーマー:“シルフィード”
三姉妹用に仕立てた、次世代型のアーマードレス。基礎中の基礎として
晶所持の神姫には欠かさず着せる物であったが、以前はベスト風であり
単体で着るには若干野暮ったい印象があった。その通気性及び保温性は
折り紙付きだったが、デザインと機能面どちらでも問題を抱えていた。
そこで第二世代型では、“Electro Lolita”で培ったデザインセンスを
活かし、活動的な半袖・ミニスカートのドレスという意匠に変更した。
更に撥水加工を施し、共通装備として開発した急速移動用ブースターの
“前進・スライド・後退”、三種類全ての同時搭載までも成し遂げた。
反面、防御力や衝撃吸収性は以前のバージョンよりも若干落ちている。
デザイン段階で胸が若干協調されており、スタイルがよく見えるという
副作用が存在する。構成はフリルのミニスカート及び薄手のスパッツ、
半袖ブラウスにジャケット、オーバーニーソックスとガーターベルト、
強化コードタイとアンダーウェア、胸部バッテリーに補助ブースター。
更に専用のカチューシャ(天使の輪・悪魔の角・犬種の耳の装飾入り)と
謎めいた意匠の十字架型ロザリオが揃って、初めてワンセットとなる。
色はアルマ:黒・銀・赤/ロッテ:白・金・青/クララ:灰・銅・翠。
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**ハイブリッド・アーマードレス:“レーラズ”
三姉妹用に仕立てた、次世代型アーマードレスの更なるパーツにして、
“真のドレス”である。“シルフィード”はあくまでも補助用な為に、
その上に着る“防御を高める服飾”はどうしても必須だったのである。
“Electro Lolita”の量産タイプ・“フィオラ”を製作する際に培った
様々なノウハウを活かし、可憐な外見と着やすさを重視している。更に
撥水性・通気性・保温性は勿論、耐刃・耐衝撃・耐弾性能も一応考慮。
その複雑怪奇な多機能性故、“シルフィード”との重ね着を考慮しても
純粋な防御力は並みの神姫バトル用装甲に及ぶか否か、というレベル。
しかし、回避機動を重視した当コンセプトでは問題ないとされている。
なお、後述する“アルファル”とは完全連動をする関係にあり、簡素な
可変機構や特殊ジョイントを内蔵する。更に、着用神姫の“タイプ”を
意識した装飾や体型調整を施す為、完全オーダーメイドとなっている。
色はアルマ:赤・黒・銀/ロッテ:青・白・金/クララ:翠・灰・銅。
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**多重可変型戦術支援システム:“[魔女の箒(ブルーム)]アルファル”
神浦琥珀嬢に依頼して作り出した“魔剣”が戦術の鍵ならば、こちらの
“アルファル”は所謂“鍵穴”でも形容すべき、もう一つの要である。
これを投入する為に他の部分を敢えて軽装にした位には、重要な装備。
ぷちマスィーンズを参考にして槇野晶が、己の技術力全てを注ぎ込んで
三機のみ開発した、“EL:DoLL”専用の特殊戦術支援システムである。
マスター登録された神姫との“接合”通信により、一心同体とも思える
連携を行う。会話機能は持たないが、YES/NOでの受け答えは一応可能。
なお、その開発に際してはゼンテックスマーズ社の所有していた技術を
余す事なく投入している。晶が“アルファル”を設計・製作出来たのは
その技術的資料が有ればこそだが、案の定その入手経路は不明である。
【武装データ】
Ver.:4.268 [[コスト排除タイプ]]
武装:hmAGB_AL368 アクセラレート・ガンブレード“リディル”×2
hmPLD_AL497 レーザー・ダガー“フォトン・レイヤード”×2
hmTBG_AL152 三連ビーム・ガトリングポッド“セイバー”×2
hmARD_AL765 伸縮式ブレード“デストロイ・マチェット”×2
hmHHH_AL620 ハードヒートホーン“メタル・ストライド”×1
※この他、可変形態に応じて様々な武装が神姫に提供される
装備:hmFAS_AL000 位相転換型装甲連動式フィールドアーマー×36
hmFSU_AL241 超小型フレキシブル・スラスターユニット×18
hmWBA_NO666 大型光学偏向式防御システム“ミラージュ”×2
hmGXD_AL999 電磁圧壊フィールド“スプライト・ボルト”×2
hmSSS_AL046 真空破断式防御外殻“ソニック・ブランド”×1
※この他、可変形態に応じて様々な装備が神姫に提供される
色調:モノトーンとクロームが基本だが、使用者に応じて変色する。
アルマ:赤・黒・銀/ロッテ:青・白・金/クララ:翠・灰・銅。
解説:“ビルト・パンツァー”の試作品をヒントに開発した、
“十五の可変機構”を備える“偏執狂”多重複合装甲。
製造コンセプトは「単騎で、着用神姫を補佐せよッ!」
解説の欄にも書かれている通り、この“アルファル”は十五形態に及ぶ
複雑怪奇な可変・合体パターンを備えている。この為、基幹部品自体の
物理的な強度は、衝撃・荷重や空力特性に耐えうる最低限度しかない。
更に全身の装甲は、補助バッテリーを外殻とのサンドイッチ構造にした
“Heiliges Kleid”由来の素材だが、薄さの為に防御性能は平均以下。
防御力は、位相転換型装甲連動式フィールドアーマーで補完している。
可変機構は、ジェネレータ内蔵のドラム型メインフレームを採用した。
従って全てのパーツが、精緻極まりないフレーム類で接続されている。
電磁結合システムとMMS汎用ジョイントだけでは不十分だったのだ。
その代わり、全身に隈無くエネルギーを供給する機能を獲得している。
それら設計段階からの無茶が祟った為か、最早“アルファル”その物に
部品を追加する事は(設計に組み込んだ“魔剣”を除き)不可能である。
また単独で用いる携行武装も、出力の大きな代物は採用出来なかった。
従って文字通り『単騎で、着用神姫を補佐』する事が求められており、
その為に変形機構をフル活用する事こそが、着用神姫には必須となる。
搭載された可変パターンと、その機能概要は以下の通りとなっている。
【三姉妹共用の形態:名称は、後の“・フィギュア”を省略している】
クルーザー :独立稼動用の飛行形態。円盤形をしており、文字通り
UFOの様な機動性能で、ガトリングを用いて攻撃。
バトルフィールドに出現する時の基本形態でもある。
スライダー :独立稼動用のホバー形態。涙滴型のボードに、手足を
生やした様な形。搭載された武装で高速戦闘を行う。
水上を、ホバー性能により滑走する事も可能である。
ジェスター :独立稼動用の人型形態。“スプライト・ボルト”は、
この形態でのみ使用可能。神姫との連係攻撃を行う。
マスターの神姫に応じて、各機“クセ”が存在する。
アーマード :神姫の躯を覆う強化装甲形態。“魔剣”と共通武器の
使用を意識した、防御重視形態。大きな翼を備える。
“Valkyrja”と“SSS”にシルエットが酷似する。
マーメイド :神姫の躯を覆う潜水補助具形態。水中戦に対応する為
存在する形態だが、単体での攻撃力は皆無に等しい。
その代わり、人魚の様な姿に違わず潜水能力が高い。
ギガノイド :神姫の躯を覆うパワーローダー形態。三機を合体して
形成出来る姿。双振りのレーザー・カタールを始め、
円盾・レーザーガンランスと神姫の共通武装で戦う。
【アルマ専用の形態:名称は、後の“・フィギュア”を省略している】
シリンダー :神姫が使用する、ギガビームガトリング形態である。
莫大な速射性能を誇り、面制圧に強い力を発揮する。
“セイバー”の、装甲貫通力の弱さも克服している。
フライヤー :神姫が使用する飛行補助システム。水平翼を備えた、
大型バックパック。小回りと三次元機動性に優れる。
また、神姫の手足を一切束縛しない自由性も特徴的。
アクセプト :ブルームファミリアー“シームルグ”と呼称される。
“舞剣”での戦闘を補助する、光の翼を持つ鋼の鳥。
剣で作り上げた“神鳥エルディナス”とも共に戦う。
【ロッテ専用の形態:名称は、後の“・フィギュア”を省略している】
スナイパー :神姫が使用する、ロングレンジライフル形態である。
姿勢固定用の二脚を備えており、狙撃を得意とする。
有効射程千smを誇る物の、特性は極めてピーキー。
サーファー :神姫が使用する飛行補助システム。サーフボード型。
盾として使用出来る他、巡航速度は全形態中で最速。
形状故、水上を低空で高速疾走する事も可能とする。
アクセプト :ブルームキャリバー“カラドボルグ”と呼称される。
“閃牙”を内蔵出来る、光学砲搭載型巨大ブレード。
電力をレーザーに変換出来る他、加圧機能も備える。
【クララ専用の形態:名称は、後の“・フィギュア”を省略している】
スレイヤー :神姫が使用する、実体・光学併用型巨大デスサイズ。
各部のスラスターを駆使して、取り回しを補佐する。
身体能力は不要だが、推進器を制御する頭脳が必要。
クリーナー :神姫が使用する飛行補助システム。その姿は“箒”。
どこか“タイヤのないバイク風の乗物”にも見える。
実体槍になる他、直進性能とホバリング性能が優秀。
アクセプト :ブルームハンガー“メギンギョルド”と呼称される。
“魔奏”の余波を軽減可能な、緩衝用ガントレット。
機体装甲内には、当形態専用の補助刻印が存在する。
この様に変形可能パターン数は多いが、後述する“W.I.N.K.”の助けを
借りてもなお、神姫一人が扱える形態は九つがやっとである。これは、
超高コストになる事を予期していた晶が、一種類の機体設計で三姉妹の
戦闘パターン全てを補助する為、わざと計画していた“仕様”である。
ただこれは、チームバトルの際に互いの武装を貸せる利点ともなった。
以降は、搭載された武装や装備を解説していく。まず、主力兵装である
ガンブレード“リディル”は、小型の電磁ジェネレータを搭載している
複合武装である。ライフル機能としてはビームとハンドガン用小型弾の
撃ち分けが可能である。その伸縮式バレルは、縁がエッジとなっており
スタンブレードとしての運用も想定されている。更に二段可変機能付の
クローアームやウィンチ、止めにブースターをも六つ組み込んである。
クローアームは、ヒートクローと拡張アームの切り替えまで行う逸品。
但し補助武器としての側面が強い為に、個々の機能は中途半端である。
ライフル時の実体弾カートリッジが“ハンドガン用”なのもその為で、
あくまでも“リディル”は、神姫を補佐する為に使う補助武器なのだ。
但し拡張アームの機能は割と優秀で、神姫が使用する武器を運用可能。
掌にエネルギー出力用丸形アダプターが存在し、武器としても使える。
レーザー・ダガー“フォトン・レイヤード”では、若干だがこの傾向が
改善されており、基本的には軍用ナイフ風の光刃を形成する単機能品。
但し、変形させて露出した専用丸形アダプターからエネルギーの供給を
行う事で、刃の長さを“日本刀”のレベルまで延ばす事が可能である。
更に三本を集めて合体させる事で、大型レーザー・カタールにもなる。
ビーム・ガトリング“セイバー”は、神姫素体の腕へとマウント可能。
その他、一部形態においてはビーム加速器の機能を発揮する事もある。
この武器は“アルファル”本体同様、中枢となっているドラム式の可変
フレームにアーム類で直結しており、エネルギーもそこから受け取る。
速射性能は高いが一発ごとの集束性能は低く、装甲貫通力が若干弱い。
大型ブレード“デストロイ・マチェット”は、一部形態で使用している
鉈状のパーツ(主翼やシールド)を分離、白兵武装に流用した物である。
単体では取り立てて特殊な力はないが、“リディル”の拡張アームにて
ホールドした場合、エネルギー供給を受けて加熱する事が可能である。
更に双振りある剣を峰同士で繋げれば、アウトレイジ風の巨剣になる。
ハードヒートホーン“メタル・ストライド”とは、アンテナユニットの
外装を熱溶断式大型サバイバルナイフにした、一種の隠し武器である。
相手神姫やぷちマスィーンズを追尾するレーダー端子は必要だったが、
剥き身では“脆弱性”が払拭できなかった為、やむを得ず武器化した。
そんな経緯で搭載された武器であるが、熱効率と切断力はかなり高い。
但し搭載位置の関係でリーチが極めて短い為に、使いにくいのが欠点。
大型光学偏向式防御システム“ミラージュ”は、円柱の形をした比較的
大型のユニットであり、弱い磁場を用いて光学系ビームを偏向させる。
これにより射撃兵器を防御するのだが、実はその出力には限界がある。
それ以上の力を一遍に受けた場合、熱線をそのまま被弾する事になる。
位相転換型装甲連動式フィールドアーマーは、超小型ビームシールドと
装甲板の電離位相を利用した、物理的な装甲硬度強化システムである。
こちらも同様に、一秒ごとに減殺処理出来る圧力の限界を持っている。
即ち“アルファル”は、瞬間的に与えられる強い圧力には非常に脆弱。
それ故必然的に“避ける”戦術を求められるのが、最大の弱点となる。
なお使用者に応じ機体の配色が変わるのは、この機構の副作用である。
電磁圧壊フィールド“スプライト・ボルト”は、“ミラージュ”前部を
保護する装甲シャッターに組み込まれた電圧集積砲撃システムである。
“ミラージュ”の発生させる電磁力を圧縮・増幅し、前方に対し解放。
放散されたエネルギーは、巨大な雷の様に至近の敵を破砕してしまう為
白兵武器としても、ミサイル等への積極防御装置としても使用出来る。
真空破断式防御外殻“ソニック・ブランド”は、大気の流動性を用いて
敵の実体弾攻撃を反らす、積極防御装置。この機構をフルに活用して、
敵に接触した場合、カマイタチの様に装甲を切断する事も可能である。
しかしこれらを以てしても、避ける戦術が重要なのは変わっていない。
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**専用統括制御プログラム:“W.I.N.K.”
“Weapon Integrated to Nerves frameworK(中枢構造への武装統合)”。
神姫をコアシステムとして、装備した全武装を有機的に活用する為の、
戦闘用拡張プログラム。但し、開発者である槇野晶の性格もあってか、
神姫の性格や戦闘パターンをダイレクトに変更する“力”は持たない。
例えるならばこれは“軍事教練用のデータDVD”であり、神姫自身が
アクセス・解読して、自らを鍛えていく事で自然と身に付いていく物。
その為プログラムと言うよりは、リーダ付きデータライブラリに近い。
その上武装が損傷した時は、神器に痛みが伴うという副作用を備える。
非合理極まりない代物だが、晶は機械的に神姫達の“心”を書き換える
行為を嫌っている為に、彼女の神姫用プログラムは全てこの様な構造。
なお、作成に際しては日暮夏彦のプログラミング指導が役立っている。
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**データ誘導システム:“W.I.N.G.S. Ver.ALC”
“Valkyrja”に搭載されていた“W.I.N.G.S.”の、最適化バージョン。
“EL:DoLL”への導入に際して、拡張性と機能を極限まで絞り込んた。
その為、必要となるユニットは両耳のピアスだけとコンパクトな設計。
その機能とは“レーラズ”を展開・装備する事。ただそれだけである。
戦闘開始前、その日の気分に応じた神姫本人が望む衣装で出場させる。
たったそれだけの為に搭載されており、戦略上に於いて無意味である。
しかも“レーラズ”自体は、専用ケースに収める方式でサイドボードへ
“アルファル”と共に入れる必要がある。従って現状、このシステムは
服の交換を武器転送以上の精度で執行する為の、補助装置に過ぎない。
但し副作用で、エントリー時に“レーラズ”を着る必要は無くなった。
しかしこれこそが、晶がマイスター(職人)たる所以である。戦闘以外に
衣服等の細かい拘りを如何なる時も追求する、その姿勢の現れなのだ。
なお“W.I.N.G.S.”自体の理論や仕様・経緯等は、[[こちら>妄想神姫:解説・軽量級装備編]]を参照の事。
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