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「咲夜、匙を全力でぶん投げる」(2009/06/08 (月) 13:29:22) の最新版変更点
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*咲夜、匙を全力でぶん投げる ◆uv1Jg5Qw7Q
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――第二回放送の時間です。
その声を聞くと同時に、咲夜はデイパックから果物ナイフを一本取り出した。
もちろん他の参加者からの奇襲を防ぐためである。
放送を聞いているときは少なからず他への意識が疎かになる。
その間に攻撃されては対処が遅れるので、それを考慮しての行動だった。
――禁止エリアは十四時からC-1、十六時からD-3。
今回の禁止エリアは気にする必要はなさそうね。
にしても、地図の端が多いわね…まあ真ん中に追い込む作戦でしょう。
そう考えるとこの辺りも拙いかもしれないけれど…次の放送は6時間後なら気にすることもないわ。
とりあえず目的地はは変えず温泉でいいでしょう。
――脱落者は――― 七夜志貴。――
「へぇ…あの少年は死んだのね」
意外にあっけない、と思った。
制限の所為とはいえ、この私に蹴りをいれた唯一の男。
…あのナイフを投げた奴に殺された…訳はないか。12時間も戦っているはずはない。
ならば戦って傷を負ったところを誰かに襲われたとか―――。
咲夜はそこで思考を止めた。
まったく、一度あっただけの男に頭を使ってどうする。
どちらにせよ彼は彼よりも強い誰かに殺された。…それだけの話だ。
「しかし…スネークもしぶといわね」
あの男もさっさと死んでくれないだろうか…?
彼の性格だ、隠れているなんてことはしないはず。
きっと誰かと会って私の悪評を広めているに違いない。
悪評と言えば因幡てゐだが…
彼女も私の悪評を振りまいているだろう…誰かを利用しながら。
きっと正義感が強く、力を持っていて…しかし自分には劣る、人間。
……例えば、スネークとか。
「おっと、あれかしら」
どうやら考え事をしていたら温泉に着いたらしい。
というよりは旅館か?
まあ温泉があればどちらでもいいのだが。
「でも結構古いわね…折角来たのに温泉に入れなかったら地図から消すわよ?」
そう言うと、咲夜は誰もいない事を確認して中に入った。
◇ ◇ ◇
[[風呂]]からあがった咲夜は、素早くメイド服に着替え直し、食堂に立っていた。
正直なところ温泉が機能しているか不安だったが、杞憂だったようだ。
「にしても、武器となる物がこれしかないとはね…」
咲夜は手に持った武器―――計量匙を見つめた。
いや、武器ではない。私もそれは分かっているつもりだ。
しかし…何故か、持っているとしっくり来るのだ。
「…これは持って行きましょう、(頭の中の)お嬢様が『それで戦え』と言っているわ」
咲夜は小さく呟き、立ち上がる。
そして何故だか分からないが、壁に掛かっていた鏡に目がいった。
強いて理由をつけるなら安全確認、だろうか。
しかし、咲夜は異変に気付く。
鏡に映っているのは、自分だけのはずだ。ならば―――
――何なんだこの筋肉質の男は?
「ッッ!!!」
咲夜は、瞬時に後ろを向き手に持っていた"武器"を投げつけた。
その先にいるのが自分のスタンドだと知らずに。
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]:健康、???
[装備]:時計型麻酔銃@名探偵コナン、計量匙×3@東方バトルロワイアル
[道具]:基本支給品、果物ナイフ×2、石礫×6@現実(会場内)、時計型麻酔銃の予備針(残り2発)@名探偵コナン、
サーセンw@自作の改造ポケモンを友人にやってもらった、フジキ@ゆっくり村×6
[思考・状況]基本思考:優勝し、死亡者含め全ての参加者を元の所に戻すと主催に望む
0:男(スタープラチナ)の排除。
1:なるべく戦闘したくない……なかった。
2:どうしようもない場合は即座に暗殺。
3:参加者が減ってきたら慎重に本格的に行動する。
4:まともな投擲武器が欲しい
5:連合は組まない。単独行動。
6:首輪解除の技術はわりとどうでもいい
【備考】
※七夜志貴の名前を知りました。
※ときちくは姿しか知りません。
※時間操作は2秒が限度です。
※飛行が可能かどうかはわかりません。
※主催者側が参加者を施設を中心として割り振ったと推理しました。
※高い能力を持つ参加者は多くが妖怪と思い、あえて昼間挑む方が得策と判断しました。
※僧侶のネガキャンを聞きましたが、その情報を完全には信用はしていません。
※やる夫のデイパックは列車内に放置してあります。
※サムネホイホイ(出だしはパンツレスリングだが、その後別の映像は不明)は、A-5の平原に投げ捨てられました
※カミーユ・ビダンの死体を確認。首輪を解除しようとしてる人がいると推測しました
※一度幻想の法則から外れた者ももう一度幻想の法則の中にもどせば幻想の法則が適用されると推理しました。
※ヤバいDISCがINしました。スタープラチナが使えますが、自覚していません。
※E-5橋付近にフジキが計14本あります
【計量匙@東方バトルロワイアル(動画)】
別世界のバトルロワイアルでの咲夜の支給品。
咲夜はこれを使って妖夢を倒したので実は使えるのかもしれない。
ちなみに外見はどう見てもただの匙。
|sm147:[[賀斉神の巻き込まれてエリアワープ]]|[[時系列順>第三回放送までの本編SS]]|sm149:[[夢からさめても]]|
|sm147:[[賀斉神の巻き込まれてエリアワープ]]|[[投下順>101~150]]|sm149:[[夢からさめても]]|
|sm137:[[極みスイーツ(笑)~フジキ!スタンド!マッハキャリバー!]]|十六夜咲夜|sm:[[]]|
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*咲夜、匙を全力でぶん投げる ◆uv1Jg5Qw7Q
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――第二回放送の時間です。
その声を聞くと同時に、咲夜はデイパックから果物ナイフを一本取り出した。
もちろん他の参加者からの奇襲を防ぐためである。
放送を聞いているときは少なからず他への意識が疎かになる。
その間に攻撃されては対処が遅れるので、それを考慮しての行動だった。
――禁止エリアは十四時からC-1、十六時からD-3。
今回の禁止エリアは気にする必要はなさそうね。
にしても、地図の端が多いわね…まあ真ん中に追い込む作戦でしょう。
そう考えるとこの辺りも拙いかもしれないけれど…次の放送は6時間後なら気にすることもないわ。
とりあえず目的地はは変えず温泉でいいでしょう。
――脱落者は――― 七夜志貴。――
「へぇ…あの少年は死んだのね」
意外にあっけない、と思った。
制限の所為とはいえ、この私に蹴りをいれた唯一の男。
…あのナイフを投げた奴に殺された…訳はないか。12時間も戦っているはずはない。
ならば戦って傷を負ったところを誰かに襲われたとか―――。
咲夜はそこで思考を止めた。
まったく、一度あっただけの男に頭を使ってどうする。
どちらにせよ彼は彼よりも強い誰かに殺された。…それだけの話だ。
「しかし…スネークもしぶといわね」
あの男もさっさと死んでくれないだろうか…?
彼の性格だ、隠れているなんてことはしないはず。
きっと誰かと会って私の悪評を広めているに違いない。
悪評と言えば因幡てゐだが…
彼女も私の悪評を振りまいているだろう…誰かを利用しながら。
きっと正義感が強く、力を持っていて…しかし自分には劣る、人間。
……例えば、スネークとか。
「おっと、あれかしら」
どうやら考え事をしていたら温泉に着いたらしい。
というよりは旅館か?
まあ温泉があればどちらでもいいのだが。
「でも結構古いわね…折角来たのに温泉に入れなかったら地図から消すわよ?」
そう言うと、咲夜は誰もいない事を確認して中に入った。
◇ ◇ ◇
[[風呂]]からあがった咲夜は、素早くメイド服に着替え直し、食堂に立っていた。
正直なところ温泉が機能しているか不安だったが、杞憂だったようだ。
「にしても、武器となる物がこれしかないとはね…」
咲夜は手に持った武器―――計量匙を見つめた。
いや、武器ではない。私もそれは分かっているつもりだ。
しかし…何故か、持っているとしっくり来るのだ。
「…これは持って行きましょう、(頭の中の)お嬢様が『それで戦え』と言っているわ」
咲夜は小さく呟き、立ち上がる。
そして何故だか分からないが、壁に掛かっていた鏡に目がいった。
強いて理由をつけるなら安全確認、だろうか。
しかし、咲夜は異変に気付く。
鏡に映っているのは、自分だけのはずだ。ならば―――
――何なんだこの筋肉質の男は?
「ッッ!!!」
咲夜は、瞬時に後ろを向き手に持っていた"武器"を投げつけた。
その先にいるのが自分のスタンドだと知らずに。
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]:健康、???
[装備]:時計型麻酔銃@名探偵コナン、計量匙×3@東方バトルロワイアル
[道具]:基本支給品、果物ナイフ×2、石礫×6@現実(会場内)、時計型麻酔銃の予備針(残り2発)@名探偵コナン、
サーセンw@自作の改造ポケモンを友人にやってもらった、フジキ@ゆっくり村×6
[思考・状況]基本思考:優勝し、死亡者含め全ての参加者を元の所に戻すと主催に望む
0:男(スタープラチナ)の排除。
1:なるべく戦闘したくない……なかった。
2:どうしようもない場合は即座に暗殺。
3:参加者が減ってきたら慎重に本格的に行動する。
4:まともな投擲武器が欲しい
5:連合は組まない。単独行動。
6:首輪解除の技術はわりとどうでもいい
【備考】
※七夜志貴の名前を知りました。
※ときちくは姿しか知りません。
※時間操作は2秒が限度です。
※飛行が可能かどうかはわかりません。
※主催者側が参加者を施設を中心として割り振ったと推理しました。
※高い能力を持つ参加者は多くが妖怪と思い、あえて昼間挑む方が得策と判断しました。
※僧侶のネガキャンを聞きましたが、その情報を完全には信用はしていません。
※やる夫のデイパックは列車内に放置してあります。
※サムネホイホイ(出だしはパンツレスリングだが、その後別の映像は不明)は、A-5の平原に投げ捨てられました
※カミーユ・ビダンの死体を確認。首輪を解除しようとしてる人がいると推測しました
※一度幻想の法則から外れた者ももう一度幻想の法則の中にもどせば幻想の法則が適用されると推理しました。
※ヤバいDISCがINしました。スタープラチナが使えますが、自覚していません。
※E-5橋付近にフジキが計14本あります
【計量匙@東方バトルロワイアル(動画)】
別世界のバトルロワイアルでの咲夜の支給品。
咲夜はこれを使って妖夢を倒したので実は使えるのかもしれない。
ちなみに外見はどう見てもただの匙。
|sm147:[[賀斉神の巻き込まれてエリアワープ]]|[[時系列順>第三回放送までの本編SS]]|sm149:[[夢からさめても]]|
|sm147:[[賀斉神の巻き込まれてエリアワープ]]|[[投下順>101~150]]|sm149:[[夢からさめても]]|
|sm137:[[極みスイーツ(笑)~フジキ!スタンド!マッハキャリバー!]]|十六夜咲夜|sm174:[[Junk the Eater]]|
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