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拝啓運営様いかがお過ごしでしょうか ◆MY9PsNVpck




「追いつくのは簡単そうね…」
タケモト達が地下へ向かうと同時に咲夜は建物の影から姿を表した。
咲夜は先程までタケモト達を視界に収め続けていた。
その際には潜んでいるのを気取られないように心がけている。
できるだけ気配を殺して、相手の動きを探り何かこちらを向くような動きがあったら時間を止めて立ち位置をずらす。これならまず見つからない。
だがそのまま攻撃を仕掛けられるかどうかは別。機を待つとはいえ待つことしかできていなかったのが先ほどまでの咲夜だった。
とはいえ発見されることはまずない、考えていたのも確かだ。

だがその考えが正しいか今は自信が持てなくなってきている。
遠目に見た先ほどの様子を見て咲夜はふと、疑問に思うのだった。
「もしかして、こちらの位置に気付いている?」
さきほどまで見ていた光景を思い起こしながら咲夜は呟いた。
咲夜と咲夜が殺そうとしている相手の間には大きな人数差がある。
無闇に突撃はできない。だから地下へ行こうとしている相手を見張って一度の攻撃で全滅させられる機会を待っていた。
咲夜がすべてを殺す必要はない。戦意喪失のため数人を殺せればそれでいい。運営へのアピールという意味でもそれで十分である。
しかしその対象となるタケモト達は会話をしながらも注意を怠っていなかった。
ここまで生き残ってきた経験があるのだから間抜けなことはしないのは当然だ。
咲夜への警戒を怠らなかったのも単なる警戒だろう。
先ほどまでの咲夜はそう思っていた。

「あの時は明らかにこちらに視線を向けたわね…」

タケモトは手元にあるものを見ながら咲夜のいる方角を見やっていた。
分からないにしては正確に警戒しすぎている。そう咲夜は感じた。

実際にタケモト達は首輪探知機を使用して咲夜に備えている。咲夜を警戒していたが警戒しすぎた。
はっきりと目を向けて警戒してしまったのだ。
だが咲夜にとってこれがよいことかというとそうでもない。
咲夜が感じた事は正解だったが、その正解を確かめる手段がないのも確かだった。







その後、咲夜はすぐタケモト達を追うのではなく回り道をした。
地下に降りる最中は攻撃のために絶好の好機だと既にわかっているが、同じ手を食うかどうかは微妙だからだ。
こうして生きて戻ってきている以上また凌がれる可能性がある。
「…使うとすればこれだけれど」
ランサーアサルトライフルを咲夜は見つめた。
名前は知らないが銃というものがどういうものかはここの経験でわかった。
だがうまく扱えるかどうかはスタープラチナ込みでも分からない。

問題として相手が咲夜の位置を知っているかもしれないということもある。
遠くからの攻撃では時を止めている間に仕留められない。
いくら攻撃の際に時を止めても攻撃が届く瞬間がわかってしまえば防がれてしまう。
「いいものがあるかしら?」
咲夜は呟きながら道中にある店へと入った。
そのまま探しものを始める。

取る手として思いついたのは武器を増やすことだった。奇襲の意味がないかもしれないなら物量で押す。
武器と言っても上から落とせばいいだけである。発射するための何かはいらない。
固体でも液体でもいい。ぶつかることで傷を負わせられるものであればいいのだ。
尖ったものは手持ちにあるから必要なものはそれ以外のものとなる。

もしタケモト達が咲夜の位置をわかるのなら咲夜の接近にも気付く。
ならば急いでただ追ったところで逆に準備完了な可能性がある。
そんな状態で攻撃して成功するとは考えにくい。攻撃した瞬間に反撃を食らいかねない。
咲夜はただタケモト達を追うだけでなく機を見るつもりだった。

それに咲夜には、武器となるもの以外にも探すものがあった。

「…これね」

咲夜が目に止めたのは一つの電話だった。
前に運営がどこからか連絡を行ってきたものとよく似たものである。

咲夜は息をつくと一人でしゃべり始めた。
「さっきのシャッターといい…聞こえているんでしょう?」
周りには誰もいない。だが咲夜は聞こえている可能性があると思った。可能性があるのはもちろん運営である。
タケモトが警戒しすぎている様子を見せる前はどうしようもないことを憂慮してもどうしようもないと思った。細かい手を打ってまで奇襲を遅らせるべきではない。
だがその奇襲の成功が怪しい、打てる手は打っておきたくなったのだ。
「あいつら、地下に向けて降りたわよ」
もっともどうしようもないことであるのは変わらない。大したことはできない。
おまけにあまり時間を掛ければタケモト達が地下へ降りることを終わらせてしまう。
できるのは何かするついでに少しやる程度の動き、例えばひとり言を呟くくらいなのだ。

「そちらから言いたいことがあるなら…あと三分くらいでお願いね」

咲夜の声が誰に届いているかは咲夜にもわからない。届いているかも分からないだろう。
言っていて手応えはない、むしろうすら寒いものを感じた。
これはあまりあてにしていないついでの手なのだから。
咲夜も口より手を動かすことの方に意識を向けていた。
ある程度落とすものを見つけたらすぐタケモト達を襲いに行くつもりである。

もしユベルを追っていた時シャッターが降りたことが運営の介入によるものならば運営はまだこちらを見ているかもしれない。
この行動の根拠はそれだけだった。
そう確信するための問題はいくつもある。
まずあれが機械の故障だという可能性がある。
これはこれで単なる偶然だが排除しきれるものではない。
次にあの時たまたま見ていただけであって今も見ている確証が咲夜にはない。
タケモト達は知っているのかもしれないが咲夜は知らない。

問題としてもっとも大きいものがある、それは咲夜の声を聞いたところで向こうが反応するかどうか。
何か空へ飛んでいったところを咲夜は見ている。
そちらへの対応で手一杯という可能もあった。
それどころか咲夜に対してこれ以上を手伝うことはないかもしれないのである。
運営が咲夜に対してどれほどの価値を感じているのか咲夜には分からない。

「あいにく私は地下がどうなっているかわからないの、支援をくれないかしら?」

だから咲夜は考えるのをやめて適当な手を打つだけにした。







「地下に行った途端に私だけ首輪が爆発する…とかないわよね?」
言いながら武器になりそうなものをデイパックに放り込んでいく。
そのまま入れる、或いは容器に入れてから、違いはあったがともかく入れた。
頃合いとしてはいい頃だった。

「言っておくけれど、そろそろ行くわよ」
呟くように咲夜は言った。
今のところ電話は鳴っていないのだ、手はまだ効果がないと言っていい状況である。
しかし咲夜はあまり落胆を見せなかった。
ある程度は予想していたことである。あてにはしていなかった。
あと数十秒で電話が鳴る可能性は薄いと思い、咲夜は荷物をまとめ始めた。

完全に注意を逸らした咲夜を前に、電話は依然として音を立てなかった。
しかし、それが最後まで維持されるかはまだわからなかった。


【C-4 塚モールの店/ 2日目・夕方】
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]吸血鬼化、右腕不随、攻守半減、疲労(中)
[装備]時計型麻酔銃@名探偵コナン、日光遮断のための服装、メス32本
[道具]支給品一式×4(食料一食分、水二食分消費)、
 ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3)、
 痛PSP@現実、マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG、輸血パック×2
 言葉のノコギリ(レザーソー)@school days
、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING
 カレーセット@るろうに剣心、ピーマン@星のカービィ、拳銃(3/6予備弾18)@デスノート
 アイス詰め合わせ@VOCALOID、海賊帽子@ミュージカル・テニスの王子様
 果物ナイフ@現実、プレミアム首輪改、超融合のカード(ただのカード)@現実  
 緋想の剣@東方project、プレミアム首輪改、ランサーアサルトライフル(22/350)@Gears of War2
 塚モールで回収したもの色々
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、DMカード(悪魔のサイコロ)@遊戯王シリーズ
キッチリスコップ@さよなら絶望先生、逆刃刀・真打@フタエノキワミ、アッー!、不明支給品×1
[思考・状況]基本思考:優勝を狙う。
1:地下に入る3人を追う。
2:対主催組の仲間割れに乗じて優勝を狙いたい。
【備考】
※時間操作は4秒が限度です。停止した後に使用するには数秒のブランクが必要です。
 疾風のゲイルの効果が時間停止に効力を及ぼしているかは不明。
※主催者側が参加者を施設を中心として割り振ったと推理しました。
※高い能力を持つ参加者は多くが妖怪と考えています。
※サムネホイホイ(出だしはパンツレスリングだが、その後別の映像は不明)は、A-5の平原に投げ捨てられました
※一度幻想の法則から外れた者ももう一度幻想の法則の中にもどせば幻想の法則が適用されると推理しました。
※ヤバいDISCがINしました。スタープラチナの真の能力にも気づきました。
※吸血鬼化しましたが、本家吸血鬼と比べると回復やパワーアップが小さいです。
※基本支給品と計量匙、及びフジキがC-4からD-4にかけて散らばっています。
※塚モールで火事が再発していますが、雨のため火勢はそれほどでもありません。
※べジータと情報交換をしました。しかし自分が吸血鬼であること、美希やDIOを殺害したことは伏せています。
※阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック、便座カバー@現実はDIOのデイバッグと一緒に病院の奥の部屋にあります。
※激しい吸血衝動に襲われ自我と本能がせめぎあっています。しかしドナルドの魔力が消え次第半減します
※ときちくの言った事には半信半疑ですが、状況を利用できると考えました。
※現存する参加者の能力、相関関係、位置情報(2日目午後四時現在)を手に入れました。
※言葉のデイパック(キョン子の支給品も入ったもの)を回収しました。

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sm252B:The last game(前編) 投下順 sm254B:[[]]
sm252B:The last game(前編) 十六夜咲夜 sm:[[]]






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