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魔法少女十字軍 -Magic girl crusade- ◆F.EmGSxYug




す、と微風を巻き起こしながら持ち上げられる緋想の剣。
とりあえず、今の所、文はまだ殺し合いに乗るとも対主催に専念するとも決めていない。
グラハムとタケモトに、やれるかもしれないことがあると彼女は聞いた。
だから、行動方針もその成否次第だ。今は、現状維持に努めるだけ。

「……こんなことをやってるだろうとは思いましたが」

文の赤い瞳が吸血鬼を睨む。文が従えている烏も同様だ。
その言葉に、フランは少し首を傾げる。

「こんな、こと……?」
「状況は明らかです。
 貴女がチルノさんに襲い掛かったようにしか見えませんね」

その言葉に、フランは慌てて違うと首を振った。
……ずっと閉じ込められて暮らしていた彼女に、歴然とした説明を求めるのは酷と言うものだろう。

「違う……私は、悪くない」
「……よく言いますね。その割にはチルノさんを攻撃していましたが」
「それは……私の邪魔をした、こいつが、悪いだけ」

天狗が眉を潜める。風が吹く。論理の隙間に、大気が入り込む。 

「……だったら。
 なぜチルノさんを攻撃している貴女は、ずいぶんと楽しそうだったんです?」

そして、その大気は、劇薬だった。

「悪いけど貴女はここで殺します。私がどうするにせよ貴女は危険すぎますし。
 ……消耗しているうちに、消すわ」
「…………ッ!」

フランが襲い掛かろうとした機先を制し、文が従える烏が風を放つ。
嘴がないその烏の名はBF(ブラックフェザー)・疾風のゲイル。その攻撃力は僅か1300。
だが……彼には、強力な特殊能力がある。

「きゃっ!?」
「嘘……!」

その光景を、チルノさえもが疑った。
フランが相殺しようと放った弾幕は、風に飲まれて消えた。
行き着く暇も与えず文が追撃の弾を放ち、それでフランの肩が裂けると共に迫るゲイル。
とっさに腕を振ったフランの腕を容易く回避し、ゲイルは相手に蹴りを叩き込んだ。

「こいつ……!」

痛みを堪えて、弾幕を放つ。それさえ容易くゲイルは回避し、更に風を放って反撃。
あっという間にフランの傷が増えていく。そこに、チルノと戦ったときのキレはない。
――フランがたかだが攻撃力1300程度のモンスターに圧される理由はたった一つ。
それが、疾風のゲイルの能力だからだ。
いかなる存在であろうと、耐性がない限り攻撃力・守備力を半減させる。
文がフランを吹き飛ばした時に、ゲイルが追い討ちで決めた風。それで効果は発動した。
効果さえ発動できれば、ゲイルは単体でブラックマジシャンを撃破するほどの力を持つ。
文の援護を受けている状態なら、チルノとの戦いで消耗しているフランなど敵ではない。
鴉天狗というこれ以上ない指揮官を得た精霊は、その命を受けて軽やかに宙を舞う。
文が左手から弾を撃てばそれに合わせて右から襲い掛かり、
自分が文の攻撃の邪魔になっていると気づけばすぐさま道を開ける。
烏を従える天狗の能力と、存在そのものが噛み合った抜群のコンビネーション。

「だったら……!」

大本を叩けばいい、とフランは文へと突撃した。
相変わらず文はチルノを庇うように立っている。一歩も動いていない。
弾幕を撃ってその場に釘付けしながら突っ込むフラン。
避けるとチルノに当たるから、文は動かずに弾を撃ち落とす。
そこへフランは左腕を突き出した。顔をトマトのように砕こうとする、必殺の意図を載せた攻撃を。
文はくい、と首を傾けるだけで、避けた。

「え……」

更に、闇夜を奔る緋の閃光。
こと身体能力においては群を抜く文に、緋想の剣の特質は更にプラスに働く。
とっさに防御しようと動くフランの右腕。
その動きの鈍さを見抜いたかのように、剣はその腕を横に両断する。
防御行動と共に後退していなければ、体まで真っ二つにしていただろう。

「こ、の……二対一で弱点から狙うなんて、卑怯よ!」
「……何か勘違いしてるみたいですね? これは殺し合い。
 卑怯も何もない……だいたいこの剣はそういう剣ですし。
 まあ、脳のない吸血鬼にはとても理解できない事柄かもしれませんが」
「ッ……!」

再び襲い掛かろうとするフランの行動は、未遂に終わった。
ゲイルが後ろから急襲してくるのに気付いたのだから、そちらの迎撃を強いられて当然。
だが、それすら読んでいたかのようにゲイルは素早く文の元へと舞い戻っていた。
文が伸ばした左腕にちょこんと止まりつつ、悠々と羽繕いするゲイル。
それを褒めるように撫でる文と、息を荒げながら睨みつけるフラン……
勝敗は、既に明らかだった。そのまま、文は数m先にいる相手に緋想の剣を向けて。

「いい子ね、ゲイル。後は私に……」
「ま、待って!」

突然、起き上がったチルノに止められた。

「どうかしました? 敵の増援ですか?」
「違う! 殺しちゃ駄目!」
「……いや、チルノさん殺されかけたじゃない」
「それでも殺しちゃ駄目なの! アタイは最強なんだから!」 
「だから、意味分かりませんってば」

露骨に邪魔だと言わんばかりの表情をする文。
それでも、チルノは文にしがみついたまま離れない。

「最強だってことは、みんなを守る正義の味方ってことなのよ!」
「人間の命に関わる悪戯をしてるチルノさんが言っても説得力無いんですが……
 いつからそんなルール決めたんですか?」
「違う、確か、昔、大切な人から、聞い、て……」
「チルノさん……!?」
「あたい、あたい、は……」

どさりと、チルノは地面に膝を付く。
まるで自分の発言が信じられないように、彼女は頭を抱えて呻いている。
自分が本当に自分なのか、どこまでが自分なのか、そんなことさえ今の彼女には分からない。
文には、十分過ぎるほど異常な事態がチルノに起こっているのがわかったけれど。

「クァッ!」

何が原因なのか、それを確かめる暇はない。
ゲイルが啼いた。それは紛れもない警告の証。
視線を起こした先では、既にフランが炎を巻き起こして放っている。
とっさに風を起こし食い止めるゲイル。だがフランが全魔力を注ぎ込んで起こした炎は、
ゲイルの特殊効果下にあってなおゲイルの風を圧していた。

「……風よ」

だからこそ、文は緋想の剣を翳す。流れ出す緋色の風。
風を操ることに特化した羽団扇ほどではないが、緋想の剣もその能力上風は起こせる。
風を起こすような気質をまとめ、それを放てばいいのだから。
起こす天候は、竜巻――!

「捲れ――!」

月下に舞い起こされる火消しの風。
それは容易く炎を吹き飛ばし……その範囲の一切合財を無に返す。
だが――そこにはもうフランはいなかった。

「逃げられちゃいましたか……まぁ、あれだけ隙を晒せば当然ですね。
 貴方も当然、夜目は利かないのよね?」
「クァ……」
「あ、別に責めてるわけじゃないわ。カラスなんだししょうがない。
 とりあえず、今は戻ってくれる?」
「クァ!」

顔を俯けるゲイルを、文が慰める。
このシーンだけ見れば、ペットと飼い主の微笑ましい光景だろう。
実際は、先ほど見事な連携で人の形をしたものを殺しに掛かっていたコンビであるが。
自らの式神がカードに戻るのを確認すると、文は素早く倒れているチルノに駆け寄った。

「……気絶してる……生きてるけど……
 あの吸血鬼と戦った時、明らかに妖精の範疇じゃない異常な動きをしていたし……
 ああもう、確めなきゃいけないことが多すぎる!」

大きくため息を吐きながら、散らばっている剣を回収してデイパックにぶち込んだ後、
しっかりと感触を確かめるように、文は気絶しているチルノを抱き上げた。

「ああ、チルノさんの肌すべすべ……役得役得……くっ、ここにカメラがあれば……
 ってそんな場合じゃなかった、映画館に戻りましょう、うん!」


吸血鬼は、夜の眷属だという。
だが果たして、今の彼女を見て、そんなことを思い浮かべる者はいるだろうか?

「……痛い」

治り掛けたところを両断された右腕をぶら下げて、フランは走る。
今にも泣き出しそうな表情で、雲に隠れた月の下をたった独り。
その様子はまるで無力な子供でしかなく、それ以上のものでは決してなかった。
ただ、以前襲われた仕返しをしようとしただけなのに。
それだけなのに、体中傷だらけで、腕は真っ二つ。
――ぎり、と歯を噛み締める。
その脳裏に浮かぶのは美鈴でもなければ文でもチルノでもなく――アカギの姿だった。

「あいつの、せいだ……」

強く噛み締めすぎて、唇から血が零れる。
あいつがいなければ、こんな苦しい思いはしなかった。
あいつがいなければ、こんな痛い思いはしなかった。
あいつがいなければ、みんなに嫌われることは無かった――!

「――絶対、殺してやる」

フランドールは、始めて。
純粋な憎悪から、敵を壊すのではなく、殺そうと思った。


暗い月夜を、タケモトとグラハムが歩く。場所は映画館の裏、川の近く。
一見すると、世間話でもしているように見える。だが、実際は違った。
映画館の売店から持ち出した下敷き。
それを紙の下に敷いて、歩きながらグラハムとタケモトは筆談していた。
無駄な会話で、主催者の目を晦ましつつ。

「フラッグをどう思う?」
『盗聴に備えて筆談と言うのは分かる。だが盗撮の危険は?』
「……だから、フラッグという呼び方は分かりにくいんだが」
『バラした限りでは、カメラと思しき装置はなかった。盗撮の危険はない』

そう返しながら、タケモトは真っ二つになっている首輪を見せる。
元は、映画館の遺体から回収した首輪。
文はここを離れるのにそれを緋想の剣で両断してから飛び立っていった。
言うまでもなくタケモトの依頼だ。理由は単純。
死者の首輪は爆発しないと言うことを再度確かめるためと、今度こそ中身を確認するため。

「射命丸の服はボロボロだ。
 しかし、それがどこか破廉恥さと艶美さの境界のようでよりフラッグらしい」
『会場に監視カメラや生体用レーダーが設定されている可能性もあるのではないか?』
「……お前はアホか。というかもう少し違う話題を選んでくれ、本気で」
『それは否定できないが……。
 誰得の部屋が主催者が想定しないものでかつこの会場に監視カメラが大量にあるなら、
 主催者側はアカギが監視から消えたことを警戒し、アカギに何かをしている。
 だがアカギが無事に出てこれたことからすると、
 少なくともそういったものは監視のメインとなっていない。
 あったとしてもそれで捕捉できなくなっても気にも留めない、サブだな』

タケモトはこう書いたものの、かと言って無警戒と言うわけでもない。
わざわざ見回りと言う名目を付けて映画館から出て、
その裏……かつてアカギとフランが戦った場所で筆談している理由がそれだ。
戦闘が行われたここでなら、仮にカメラがあったとしても破壊されているだろう。
それほどまでに周辺の破壊規模は大規模なものである。
タケモトのメモに頷いて、グラハムはペンを走らせる。

「では、違う内容を話そう。
 彼女の太ももについてどう思う?
 元々フラッグは細身で、そういったところも彼女がフラッグらしい一因だ。
 後は黒を基調にした服装にしてくれるとありがたいのだがな」
『あまり時間を掛けると不審がられる。手短に行こう。
 「誰得の部屋」について、仮に情報が正しいとすればどう考える?
 私は入った者の位置情報を偽装する何かがあの部屋にある、と推察している。
 恐らくこの首輪は、生存を伝える通信と位置情報を伝える通信を発しているはずだ。
 そして「誰得の部屋」が主催者の意図したものでないのなら、
 仮に気付いた際主催者はアカギに対し何か動きを見せているだろう。
 敢えて見逃すという選択肢は外部からの不測事項を見逃すということになる』

グラハムのメモに、タケモトはとんとんとペンを叩く。話している内容を考えないようにして。
周囲を、ただ月の光と電灯だけが照らす。
その中で頭を捻りながらも、彼は解答を紡ぎ出した。

「…………」
『確かに参加者が予定外の場所に行っても、主催者側は何の動きを見せていない。
 そのことからすれば主催者は気づいていないとする仮定は有力……
 だがそれだけで首輪の機能と部屋の機能を特定するのは危険だ。
 仮定を重ねすぎるのは危険すぎる。別の可能性も念のため洗っていこう。
 仮に首輪に位置情報を伝える機能がないとしよう。
 そのためにアカギが誰得の部屋に行っても気づかれなかったとする場合は?』
「黙り込まれても困るな」
『禁止エリアはどうなる?』
「……こんな会話をされたら誰でもついていけん」
『禁止エリアに常時「首輪を爆破する」という信号を送っていればいい。
 禁止エリアに入ったから首輪を爆破する信号を送るのではなく、
 首輪を爆破する信号が送られているのが禁止エリアだと仮定される』
「では、私とフラッグの馴れ初めについて話そう」
『成程。だが、参加者の生死を確認するのはどうなる?
 生存を伝える情報を首輪が送っているとすれば、それを使って位置が特定できる』
「もういい……黙っててくれ、気が散る」

とうとうタケモトは筆談と会話の両立をギブアップした。
一応グラハムは監視しているだろう主催者たちを誤魔化すためにわざとやっているのだし、
タケモトもそうだとは勘付いている。
勘付いているが、限界と言うものがあった。

『生きているという情報を常時送るのではなく、死んだ時にそれを情報として送る……
 いや、これは駄目だな。首輪を破壊してその爆発で殺すという作戦に対応できない』
『ふむ……私が書くのもなんだが、会場の監視カメラを生存確認の補助に使っているとすれば?』
『それだと誰得の部屋にアカギが消えたのが問題にされるはずだ。
 メモが正しいなら、誰得の部屋を監視しているはずはないからな。
 少なくとも首輪には生存と位置情報・音声を送る機能があり、それが監視のメイン。
 誰得の部屋は位置情報を偽装する機能がある……
 それを自由に使えるようにして、主催者から送られるだろう爆破電波を首輪から遮断。
 これが首輪を無力化できる現在の道筋だ。
 ――アカギの情報が正しく、確実に主催者が誰得の部屋に気付いていないのなら』
『結局はそれだな。それを確認しない限りは、先には進めないというわけだ』

月が雲から、僅かに顔を覗かせる。
そこまで書き上げたところで、タケモトはペンを閉まって告げた。

「きっかり30分だ。見回りはやめて映画館に戻るぞ」
「了解した」
「……あと、お前の好みの女を自慢するのはやめてもらえないか?」
「それは断る」


月夜に砂が照らされる。
図書館への道のりを、アカギたちは歩く。
禁止エリアのせいとは言え、砂漠を歩いて行くのは多少難儀だった。
……そんな中、アポロは時折、不自然にアカギから目を向ける。

(こいつは見張り……適当な所で切り捨てないとな……)

心中で嘯くアカギ。
アポロがアカギを警戒していることは、当人が気付いている。
誰得の部屋を確認するという当初の望みは果たせそうにないが、構わない。
他に、やることがあるのだから。

(現状でも、十分面白いギャンブルは出来る……!)

今のアカギの狙いは、単純だ。
美鈴に会って、「フランは人を殺して回っている」と言うこと。
嘘ではない。ただ、アカギが原因であるということを言わないだけである。
以前のフランの言葉から、美鈴とフランに何らかの繋がりがあることは見え透いている。
だから、アポロを殺さない。自分の言う論を補強させるために。
――アカギは無力ではない。
なぜなら情報は武器となり、その武器を扱えるのは知恵者のみなのだから。

(ククク、ここからだ。いよいよ面白くなってくるぜ……!)


「おやおや、わざわざ僕と直接話したいだなんてねぇ……」

キョンの口が、決してキョン子のものではない言葉を紡ぎ出す。
バクラがキョン子に施したのは軽いマインドクラッシュ。
それは本当に軽く、20分もあればすぐに回復するものだ。
逆に言えば、20分間は精神が砕けたまま、ということになる。
――そんな存在を乗っ取ることなど、今のユベルでも十分可能だった。

「今の僕じゃ、彼女の精神が再び結合すればすぐ体を奪い返されるんだけどね?」
「構わねえよ。時間としては十分だ。二人っきりで話がしたいだけだって言ったろ?
 ……てめえ、ここに残ってただろう怨念に何かしたか?」

ちかちかと、蛍光灯が点滅する。
大邪神ゾークの力の源は闇。それは、心の闇も含まれる。
タケモトが文に頼んで首輪を調達してもらう際に、バクラは確かに三つの遺体を見た。
ここで惨劇があったことは疑いようがない。相当な無念を遺して死んだはずだ。
しかしながら、バクラは自らの存在意義である闇をそれほど感じ取れなかった。
もし、心の闇を食べるような存在がいるとすれば……?

「ああ、もちろん。
 ここに残っていた闇はきっちりと回収させて貰ったよ。
 ヴィンテージものの心の闇だったね。まあ、あんな死に方をすれば当然か」

ユベルの言葉に、バクラは軽く舌打ちをする。
バクラが仕組んだとはいえ表に出てこれたのは、同じくユベルの力も回復してきたから。
映画館。三人が無念を残したまま死んだそこには、極めて濃い闇が残留していた。
それを回収したことで、大きくユベルの力は増していたのだ。

「ふん、まあいい。なら用はねえ」
「それだけかい?」
「それだけだよ。
 こっちとしてはお前がその体を乗っ取って暴れられる準備をするのが主な目的だ。
 取っ掛かりは与えてやったんだ、後はてめえでなんとかしな」
「ああ、そうさせてもらうよ。フフ……」

その言葉に、ガクンとキョン子の体が崩れる。
確かにマインドクラッシュは軽度のもので、すぐに精神は元に戻る。
だが一度バラバラになったものが、完全に元通りになるとは限らない。海馬がいい例だ。
また元の様に動けるようになっても、ヒビがあったり脆くなっている可能性もある。
即ち、何かの拍子にユベルがキョン子に乗っ取れる可能性も出てきたということだ。
敢えて敵に塩を送るような真似する形になったが、言うまでもなく慈善行為ではない。
ユベルをわざわざ表に引っ張り出したのは、適当な頃合でユベルと直接対決を行うため。
無論、その方法は殴り合いではない。
命を賭けた闇のデュエル。勝った方が心の闇を総取りというわけだ。
全く面倒なことになりやがったぜ……とバクラが呟くと共に、キョン子は目を覚ました。

「……あれ? 私」
「気がついた? 君、ゲームの途中で寝ちゃったんだよ」

いけしゃあしゃあと言うバクラ。そうだっけ?とキョン子は首を傾げる。

「疲れてるんじゃないかな。少し休んだほうがいいんじゃない?」
「……まぁ、確かにろくに寝てないし、そうするかな。
 まずちょっとトイレ行って来るから」
「じゃあ、売店から何かジュースでも探して持ってくる」

明るい映画館の電灯の下、バクラは廊下を歩いていった。

――悪魔は、正体がバレない限り人間に優しい顔をする。
況してや、魔神が人を騙さないはずがない。


【D-2中央/一日目・夜】
【射命丸文@東方project】
[状態]:疲労(小)、脇腹に中程度のダメージ、服がボロボロ
[装備]:七星宝剣@三国志9
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、究極のコッペパン@ニコニコRPG 三国志大戦カード(不明)@三国志大戦 DMカード(不明)@遊戯王
 緋想の剣@東方project、BF-疾風のゲイル@遊戯王5D's
 モンスターボール(空)@いかなるバグにも動じずポケモン赤を実況
[思考・状況]基本:一番大事なのは自分の命、次がチルノさん。後はどうでもいい。
1.とりあえずチルノさんを助けないと……
2.情報収集。自己保身を優先する。特に究極のコッペパンは絶対に自分で食べる。
3.主催者の方が強そうだったら優勝狙い、脱出できそうなら脱出狙い。それまでは2に徹する。
  首輪を無力化できるかの成否次第で決める。
4.優勝狙いが確定しない限りグラハムと一緒にいてやる(ただし優勝狙いに決めたら速攻で殺す)。
5.ブロリーと出会ったら何を犠牲にしても全力で逃げる。
6.呂布を警戒。
※自分の方針を再確認しました。
※野々原渚が何らかの特殊な移動手段を持っていると考えました。
※疾風のゲイルが使えるようになるのは12時間後です。

【チルノ@東方project】
[状態]脇腹に切り傷、疲労(極大)、気絶
[装備]バスタードチルノソード@東方project派生
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本思考:殺し合いには乗らないが手当たり次第倒して部下にして回る、主催を倒す
1:あたいはいったいどうなっちゃったの?
2:最強を証明する。
3:最強のあたいがみんなを守る?
4:呂布を倒して部下にする。
【備考】
※空は飛べますが体力を余計に消費します
※ビリー・レン・タケモト・ドナルドを勝手に部下にしました。
※氷符 アイシクルフォールは制限対象に入っていないようです。
弱体化してはいますが、支障なく使えます。
但しイージーモード限定です。自機狙い5way弾は出せません
※バスタードチルノソード越しに並行世界の情報を得ることで、
その世界の自分の能力を使えます。
ただし並行世界の自分の情報と混濁するため記憶障害などの負担が掛かります。
※並行世界の知識を得ましたが、一瞬触っただけのため断片的にしか得られておらず、
習得した剣技もまだ不完全です。
※少し漢字が読めるようになりました。
※微妙に知的になりました

【D-2 映画館裏/一日目・夜】
【ドナルド組首輪解除班共通思考】
1:映画館を調査。フランは敵。
2:それと平行して首輪の解析。

【タケモト@自作の改造マリオを友人にプレイさせるシリーズ】
[状態]:健康、疲労(中)
[装備]:アイスソード@ちっこい咲夜さん
[道具]:支給品一式、精密ドライバー@現実 野菜ジュース@ぽっぴっぽー カミーユの首輪(一部破損) ドアラの首輪 シルバーウルフ(12/12) (予備弾188本)@フルメタル輪ゴム鉄砲 万葉丸(11/30)@零シリーズ 強姦パウダー@ニコニコRPG(4/9)ブロントさんの首輪(真っ二つ)
[思考・状況]
1:生き残り脱出する,そのためには……な……
2:大連合は組まない、最低限の人数で行動
3:施設を回って情報を集め、その真偽を見抜く
4:首輪を外せはしないと判断。無力化するための協力者を少人数集める
5:規格外の者に対抗出来るように、ある程度の戦力が欲しい
6:人の首って切りにくいんだな。落ち着けて設備のある場所で実験するか
7:誰が創造者なのか教えてやんよ
8:チルノの変な記憶とやらが気になる
9:アカギと獏良を警戒
※僧侶のネガキャンを間接的に聞きました
※ドナルドが強力な支給品を持っていると判断。持っているとは限りません。
※首輪についての情報を知りました。
※チルノの異変について気が付きました
※トキから情報を得ました

【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダム00】
[状態]:ほっぺたにビンタ痕
[装備]:ガリィ@FF11 FF?、ゴブリンバット@ニコニコRPG
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、ホイールオブフォーチュン@遊戯王5D's
    DMカードセット(天使のサイコロ、悪魔のサイコロ、スタープラスター)@遊戯王シリーズ
    不明支給品(1つ)、ヒテンミツルギ極意書@ニコニコRPG
    キッチリスコップ@さよなら絶望先生
[思考・状況]
1.フラッグ(文)に惚れた
2.フラッグを守る
3.もう自分のミスで誰かを死なせてはならない。
※参戦時期は一期終了後(刹那のエクシアと相討ちになった後)。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。

【D-2 映画館内部/一日目・夜】
【バクラ@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 】
[状態]:服に軽い汚れ、疲労(中)
[装備]:千年リング@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 毒蛾のナイフ@ドラゴンクエスト DMカードセット(翻弄するエルフの剣士、鉄の騎士ギア・フリード、)@遊☆戯☆王
 普通のDMカード二枚@現実
[道具]:共通支給品、 光学迷彩スーツ@東方project(機能に支障あり)、コメント一覧@ニコニコ動画
[思考・状況]
1:ドナルド組首輪解除班として行動する。
2:脱出フラグをへし折り、参加者の心の闇を急速に増大させる。
3:タケモトが話のわかる奴でよかった。
4:誤情報を流し争いを促進する。てゐの情報、藤崎の情報など 。
5:最終的には優勝狙い。
※原作終了後(アテムが冥界に帰った後)から登場
※光学迷彩スーツが故障しました。使用者の透明化に支障はありませんが手に持った道具は消えません。(メタルギアのステルス迷彩使用時と同じ状況で、武器だけが宙に浮く状態)
※秋月律子の潰れた頭を発見しました。
※毒蛾のナイフは特徴的な傷跡を残す事に気が付きました。
※トキから情報を得ました

【キョン子@涼宮ハルヒコの憂鬱】
[状態]:健康 悲しみ、文に対する怖れ
[装備]:DMカード【ユベル】@遊戯王デュエルモンスターズ、くず鉄のかかし@遊戯王シリーズ  DMカード(不明)@遊戯王
    言葉のノコギリ(レザーソー)@school days
[道具]:支給品一式×3(食料、水一食分消費)、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING
     カレーセット@るろうに剣心、うまい棒セット@現実 、ピーマン@星のカービィ
     アイス詰め合わせ@VOCALOID、海賊帽子@ミュージカル・テニスの王子様
     不明支給品@1
[思考・状況]
0:うーん……疲れてるのかなぁ?
1:生きて帰りたい
2:殺し合いには乗らない
3:とりあえずグラハムさんたちと一緒にいる
4:異世界という確信を得るため情報を得る。
5:ユベルはなんで放送のこと知ってるの?
※グラハム、大河と情報交換しました。
※ 不明支給品は塩のものでした、(武器ではない?)

【ユベルの思考・状況】
1:大好きだよ、十代……
2:十代に会うためこの世界を『愛』(苦しみと悲しみ)で満たす。
3:そのために女(キョン子)を利用し、痛みと苦しみを味あわせる。
4:彼女も誰かを愛しているのかな……?フフフ……
5:あの女(文)もちょっと面白そうだ……。
[備考]
※ 制限によりユベルは参加者の体を乗っ取ることができません。
 但しキョン子の体は何かの拍子で乗っ取ることが可能かもしれません。
※参加者との会話はできますが、自分からの実体化はできません。
※ バトルロワイアルの会場を異世界の一つだと思っています。
※ 自身の効果以外で破壊された時、第2形態、第3形態に進化できるかは不明

【E-3 砂漠/一日目・夜】
【アポロ@チーターマン2】
[状態]:健康
[装備]:養由基の弓@三国志Ⅸ(矢残り6本)、逆刃刀・真打@フタエノキワミ、アッー!
[道具]:共通支給品、果物ナイフ@現実
[思考・状況]
基本思考:ゲームの転覆
1:図書館に向かい、タケモトたちの仲間と合流。
2:アカギを警戒。
※羽入と蜂はDr.モービスの生物兵器だと思っています。
※新堂の死体を発見しました。みさおには伝えていません。
※羽入と軽く情報交換をしました。

【赤木しげる@闘牌伝説アカギ 闇に舞い下りた天才】
[状態]:右肩にダメージ(小)、ユベルに興味
[装備]:レイガン(12/16)@スマブラX、寝袋@現実
[道具]:支給品一式(水一食分消費)、写真(残り数枚)@心霊写真にドナルドらしきものが
 DMカードセット(スピード・ウォリアー、魔法の筒、ガーゴイル・パワード)@遊戯王シリーズ
 ヤンデレ妹の包丁@ヤンデレの妹に愛されて夜も眠れないCDシリーズ
 普通のDMカード数枚@現実、折り畳み式自転車@現実、乾パン入り缶詰×3@現実
[思考・状況]
0:第4放送までに誰得の部屋まで戻りたいが、無理か。
1:図書館に向かい、美鈴とやらにフランの行動について教えてやる。
2:愛……そういう賭けも悪くない。
3:キョン子(名前は知らない)ハク(名前は知らない)アレックス(名前は知らない)もいずれ…
4:殺し合いに乗り、狂気の沙汰を楽しむ
5:主催者と命を賭けた勝負をする
6:誰得の部屋……ククク……
7:対主催組に期待
[備考]
※魔法の筒が使用できるのは2時間後。
※ルールを壊せるかもしれないという点で、誰得の部屋に興味を示しました。

【E-2 /一日目・夜】
【フランドール・スカーレット@東方project】
【状態】:全身に拷問痕&切り傷、左肩に銃痕(大体回復)、右手が真っ二つ、足に刺し傷(大体回復)、疲労(中)
【装備】:
【持物】:基本支給品一式*2、クリムゾン(弾数0/6、予備弾12/36)@デスクリムゾン、セーブに使って良い帽子@キャプテン翼
ゼロの仮面@コードギアス、射影機(07式フィルム:28/30)@零?zero?、予備07式フィルム30枚、フランの指
【思考】歪みない生き方=今まで通りの自分の生き方をする。
0、あの白髪頭は絶対に許さない。
1、美鈴に会えたら、デパートに連れて行って壁とか山の事を調べる。
2、嫌な奴を殺す(アカギ(名前は知らない)、ブロリー)
3、嫌な奴かは話して決める。襲ってくる奴は殺す。
4、本屋にあるDMの本を読みたい。
※「ゼロの衣装セット」は仮面以外破れました。太陽に晒されれば死に至ります。
※美鈴達と情報交換をしました。
※再生はできますが、速度は遅いです。
※くず鉄のかかしの使用制限を知りました。
※フランは羽入の名前を知らず、オヤシロ様とだけしか知りません。
※クリムゾンの進化ゲージは初期値に戻りました。
※本来より速く、二、三人の殺害(もしくは死体撃ち)でゲージは最大に溜まるようです。
※自分の所為であおばシゲルが死んだことがわかっていません。
※ブロリー達の戦闘に気付きました。
※一部の壁がおかしいことに気がつきました
※山の向こうに興味を持ちました。

【BF-疾風のゲイル@遊戯王5D's】
遊戯王5D'sでクロウの扱う、鳥を基調としたモンスター・BFシリーズのうちの一枚。
攻撃力1300、守備力400のチューナーモンスター。なのでシンクロ召還が出来る。
更に自分フィールド上に「BF-疾風のゲイル」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
そして1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を半分にする事ができる。
BFデッキでは三積み確定のガチカードである。というか他のデッキでも投入される。
但し能力自体は低いので、先手を取れられればスピードウォリアーにも負ける。
(参考動画)ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5850794



sm189:⑨バレットリボルバー -A hero wakes up- 時系列順 sm190:どうしてこうなったⅠ
sm189:⑨バレットリボルバー -A hero wakes up- 投下順 sm190:どうしてこうなったⅠ
sm189:⑨バレットリボルバー -A hero wakes up- 射命丸文 sm200:渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。
sm189:⑨バレットリボルバー -A hero wakes up- チルノ sm200:渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。
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