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「渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。」(2010/04/26 (月) 06:29:13) の最新版変更点
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*渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。 ◆T0ldTcn6/s
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「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
どうやら揉めているようである。
原因はどこにあるのだろうか、少し時間を巻き戻してみよう。
「戻ってきたようだな。」
館内、焼死体を背景にしたグラハムの低い声。
そこに怒りや侮蔑といった類の感情は全くこめられていない。
その証拠に顔がやたらとにやけている。
声が低いのは単純に男性であるからだ。
「……ええ、まあ。」
もちろん射命丸には18時間近く行動をこの男とともにしたわけで。
何を考えてるかおおよそ類推できる。
よって、濁りきった返事しか出ない。
気絶しているチルノを横にして、自らもその場に胡坐をかく。
「さて、揃ったようだし始めるぞ。」
館内には射命丸、チルノ、バクラ、グラハム、キョン子。
順に視線を送り、タケモトが音頭をとった。
「危険人物を列挙するとブロリー、アカギ、フランドール、野々原となるわけか。」
いずれも館内に居る誰かが顔を合わせたことのある人物。
人物的特徴もぬかりなく共有する。
特にアカギは友好的に接してきた上、誰得の部屋の情報を提供してくれた。
その彼がゲームに乗っていたという事実にタケモトといえど驚きを隠せない。
逆に考えれば、頭が良く回るとも言えるだろう。
バクラについてはタケモト以上に警戒度を引き上げている。
彼にのみ役に立たない紙切れで騙そうとした咎が加算されているためだ。
「そっちの友好関係は結構広いみたいだけど、再会は期待できないわけね。」
ため息とともに、射命丸が淡々と感想を述べる。
ドナルドたちが殺人者の駆除に乗り出していたが、どうもその中から死者が出た。
名誉の戦死ならまだ問題ないが、ミイラ取りがミイラになったのなら最悪だ。
図書館の置手紙を見てもらえないこともあり得る。
さらに悪いことに、メタナイトと紅美鈴はトキたちの元へ誘導してしまった。
この件に関してはバクラが勝手にやったことだが……よくよく考えれば2人はタケモトたちのスタンスとかみ合わない。
視点を変えれば、面倒ごとになる前に追い払えたと考え直せるか。
ともあれ、2人にも首輪解除班を気にかける余裕はないと見るべきだ。
「まあな。となると俺たちは独自に行動をとるべきだろう。
まず、ここからどこに行くだが……南――つまり俺たちの来た方向だが――そっちはアウトだ。」
今回の情報交換で死者がどこから出たか、半分ほど把握できた。
映画館にて古手羽入、ブロント、日下部みさおの3人。
島の中央部にてトキ、逢坂大河、ビリー・ヘリントンの3人。
加えて……
「志々雄真実って人なら見たよ。図書館の窓越しだけど。」
弱々しい口調にタケモトが顔を顰めるもバクラは軽く無視する。
新たに出会った3人の中にドナルドのごとき異常な観察眼の持ち主は居ない。
タケモトはとりあえず味方。バカは絶賛失神中。
ここまで言えば十分だろう……演技が、通るのだ。
それにバクラは『説明こそ足りない』ものの、間違ったことは何一つ言っていない。
当の志々雄がメタナイトらと行動していたこと、藤崎の件で彼らと悶着したことをめざとく伏せているに過ぎないのだ。
タケモトはあまり気にしていないし、キョン子ら3人は知りもしないこと。
余計な火種をわざわざ自分から投げ込んでやるものか。
「つまり死者の3分の1が島の中央部から出たことになる。」
ごくり。脳裏によぎるは映画館での惨劇。
それが、中央部でもおきたとタケモトは主張する。
すくなくとも『3人』にとってはそれに等しい。
これでは南に行く気も失せるというもの。
もちろん映画館のように事態は収束している可能性もあるが、リスクを犯してまで踏み込む価値があろうか。
それに中央部の情報はタケモトたちが持ってきたのだから、改めて調査する必要性も感じられない。
タケモトもタケモトで情報を整理していくうちに、図書館に戻るのが悪手に近いことを自覚し始めている。
レンは別にどうとでもなればいいのだが、ドナルドの力を失うには惜しい。
可能ならば再び握手したいものだ。
しかし、この状況下では偶然に任せるしかあるまい。
「北は行き止まり。なら東か西しかない。」
『そして、東の洞窟には主催者にすらイレギュラーな空間があるらしい。』
言葉に出さず、紙に示すはグラハム、バクラにとっては既知の情報であり……射命丸、キョン子には未知の情報。
「そ、それって……むご」
感極まったように漏らすキョン子をタケモトが抑えた。
除く3人も侮蔑の視線を送っている。
それで自分が間違いを犯したと理解し、彼女は俯いた。
「だから二手に分かれるのが得策だと、俺は思う」
『事実かどうか確かめたいが、本当にイレギュラーなら多人数で赴くのはマズイ。主催者に怪しまれる。』
音と光、両方より正しき意見を。
主催者に知らせたくないことは筆談、知らせてもかまわないことは口頭。
さらに口頭だけでも筋が通る話が完成している。
グラハムのときは話題が話題だけに音を上げたが、今回は違う。
射命丸は思う。首輪解除以外の面でも、この少年は使える。
露呈する虚言をバカみたいに繰り返す素兎など比べ物にならない。
コイツのほうがよっぽど策士だ。
裏を返せば寝首をかかれる危険もあるということになるが、望むところというもの。
鴉天狗がただの人間に遅れをとるものか。そのときは返り討ちにしてやろう。
そして、このタイミングなら自然な流れで少年を引き込める。
いや、それだけではない。
前々から切り捨てたかった者共を実力を行使することなく追い払える。
だから、会話のバトンをタケモトから取り上げた。
「ならメンバーはこれで決まりですね。」
東に射命丸、チルノ、タケモト。
西にグラハム、キョン子、バクラ。
提示するは己の欲望。
チルノとタケモト以外は守ったところでなんら益がない。
女々しい態度に終始するバクラについては、この短い間に足手まといと断じた。
キョン子については論外。先ほど筆談を不意にしかけた時点で、ただでさえ低かった評価はもはや地に落ちている。
グラハムは役立つのだが、それ以上にうっとうしい。心が持たない。
それに主催者にとってもイレギュラーとなると自分自身の興味も擽られる。
だが、そのような意見が通るはずもなく。
「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
タケモトは最高のタイミングで料理したいのだ。
となれば、彼の近くにいないと都合が悪い。
……間違っても本音は表に出さないが。
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
命を賭してフラッグを守るという決意。
当然ながら、別れて行動すればそれは実現できない。
ついでに言えば、射命丸の寝言からチルノを恋のライバルとしてみなしている。
タケモトは戦力が自分のグループに偏っているため、多少の不満は飲み込み口を挟まない。
キョン子は剣呑な空気に口を挟めない。
「班分けなんですから今までのメンバーとの別れぐらい覚悟してくださいよ。」
対する射命丸は分かりやすいぐらいに苛立っている。
何せこの場に居る奴はいずれも自分より弱い存在なのだ。
しかし、暴力に訴えれば信用を失う。
まだ対主催とのコネクションは確保していたい。
だから、力で押し切ってはいけない。口八丁で乗り切らねばならぬ。
要するにじれったいのだ。
「だったらこんなのはどうかな……?」
海老が警戒しながら巣穴より這い出るがごとく――知る人ぞ知る欺瞞。
アテムならば逆に警戒心を与えるような、消え入りそうな声でバクラが代替案を示す。
東にタケモト、バクラ、キョン子。
西に射命丸、チルノ、グラハム。
補足、戦力の偏りは支給品の再分配で均す。
バクラは皆殺しを目標としているが、同時に主催者の言われるままに踊り続けるつもりはない。
そんな彼がルールの『綻び』を見つけたのだ。
堤防にたとえれば分かりやすい。
針に糸を通すようなか細い穴が、致命的な洪水の原因になる。
そして射命丸。
この女、どうも不穏な空気をまとっているように思える。
確証はないが、確信はある。コイツは裏切りを辞さないと見た。
強者なのが余計にタチが悪い。
だが、この女には心にスキがある。
射命丸がドライな思考の持ち主であることは分かりきったことだ。
……というか、隠そうともしていない。
図太い神経をしてるのか、それとも自分の力によほどの自信があるのか。
――あるいはその両方か。
だから、そんなお前が過保護な一面を露にすれば、意図せずとも強烈な印象を植え付けてしまう。
もしも、フランドールと戦ってるのがチルノでなければ助けに行くこともなかったであろう。
つまりこの女はあのバカ娘にご執心なのだ。
なら、2人を固めれば文句は言われないだろう。
支給品の再分配を付け加えたのは射命丸よりも深慮した意見であることを強調するため。
同時に自身の装備も強化されるわけだから一石二鳥である。
さあ、射命丸がどう出るかとバクラは様子を伺っていたのだが、慮外にも反論は別のところから出た。
グラハムと射命丸を同じグループに置いたのだから、異議を叫ばれるなど露とも思っていなかった。
「支給品の再分配自体が現実的ではないと思うがね。」
タケモト、バクラ、チルノのチーム。グラハム、射命丸、キョン子のチーム。
この2つのチームは出会って間もない。
チーム内での支給品交換会なら可能だろうが、チームを跨ぐとなると話は違ってくる。
後腐れなく進む、というのは希望的観測が過ぎる。
ならば、はじめから支給品の再分配が起こらないようなメンバーわけにするべき。
東に射命丸、グラハム、タケモト
西にチルノ、バクラ、キョン子
それぞれのチームの戦闘員を基軸にメンバーを再編。
軍人らしい冷静さが光る。
それでいて、グラハム自身の理想も実現している。
すなわち射命丸とチルノを分けつつ、自分と射命丸は行動をともに。
「ちょっと、今のチルノさんは戦力になりませんよ!」
こんなのは認められない。射命丸が声を荒げる。
現在、チルノは死んでしまったかのように横たえており、一向に目覚める気配がない。
フランドール相手に相当な無茶をやったのだろう。
妖精特有の回復力の賜物だろうか、目に付く傷はないが未だ危険な状態。
次の放送まで安静にさせておきたい。
だが、グラハムの編成だと明らかにチルノの負担が大きい。
バクラもどう反論したものか考えていたが、この分だと射命丸に任せていれば十分だろう。
援護射撃として、不服を顔に出しグラハムを睨むに留める。
タケモトはこの議論が不毛であることを悟り始めた。
たとえ、グループの戦力が偏ろうと自分に不都合な人間が入ってこようと……議論は短くてすむに越したことはない。
延々と続けられるぐらいなら、多少の不満は受け止めよう。
死体の傍で延々と怒鳴りあうこの状況のほうがむしろ致命的なのだから。
第三者に見られたらどうする。
そうでなくとも、話し合うべきことはまだまだ多い。
メンバーを分け探索を終えたら、その情報を持ち帰らなきゃならんのだ。
そのために『いつ』『どこで』落ち合うか、取り決めるのは必要不可欠といえよう……むしろこちらが重要だ。
前座に時間を費やしてどうする。
しかし、特効薬は見つからずタケモトはただ頭を抱えるしかできない。
ここに詭弁の応酬が始まる。
「いいですか。今のチルノさんは保護されるべきです。貴重な技術を持つタケモトも同様です!」
少女反論中……
「3人寄れば文殊の知恵だよ。僕とタケモト君を分けるのは得策じゃない!」
少年反論中……
「フラッグは私が守るのだ! この1点だけはなんとしても譲れん!」
青年反論中……
「いい加減にしろお前ら……」
少年呆然中……
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論争中です。大変申し訳ございませんが、現在お見せする事ができません。代わりにAAをお楽しみ下さい。
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#aa(){{{ _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ }}}
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論争中でした。大変お待たせしました。それでは引き続きニコニコ動画バトルロワイアルβをお楽しみ下さい。
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「もういいです。私はさっさと移動しますから、あなたたちは好きな方向へ行ってくださいね。」
ついに論争を放棄する者が現れた。
というよりも一番最初に限界を向かえたのが射命丸だったというべきか。
この場に居る者のほぼ全員、頭に血が昇りかけていたのだから。
既に暴発寸前だったのだ。
平行線の議論ほど苛立たせるものはない。
誰かが譲歩すれば何らかの決着は付いていたのかもしれないが……
己の利益、都合だけが先行すれば、出口のない迷宮に入り込むは至極当然。
結果として、壁をぶち壊す荒業に出るしかなくなったわけで。
チルノを抱え、ずかずかと出口へ乱暴に歩いてゆく。
タケモトが、バクラが何かを言うよりも前に。
彼女は文字通り飛び去った。
「……行っちまったな。」
「……ああ。」
闇色に染まりし東の空を見上げ感慨深そうに呟くタケモトに、バクラが同意する。
結局、映画館には2人とキョン子が残される形となった。
グラハムの奴は土壇場で射命丸に飛びついて、そのまま一緒に見えなくなってしまった。
「奴らが東に向かった以上、俺たちが行っても逆効果だろう。」
タケモトとしては既に結論など出てる。
西と東へメンバーを分け探索を行うと決めた。
欲を言えば、自分が東へ行きたかったのだが。
ある1点は……本当にどうしたものか。
バクラからみて、メンバー分けは自分の望みどおりに終わった。
惜しむらくは支給品の交換がなかったことと、東へ行けなかったことか。
だいたい6割程度の成功。残り4割をどう取り返すか、これから考えていけばいい。
……ある1点を除けば、と注釈は付くが。
「図書館から誰も来ないとは限らないな。出発前に手紙を置いとくか……一応。」
力のない呟きは誰のものだったか。
映画館を去る男の背中はある種の哀愁を誘う。
合流について決め損ねたことは手痛い失敗だと……機知に富む2人が分からぬはずはない。
【D-2 映画館より少し西/一日目・夜中】
【ドナルド組首輪解除班共通思考】
1:西(オフィスビル方面)を調査。
2:それと平行して首輪の解析。
3:フランドールは敵。
4:アカギは要警戒。
5:ドナルド組殺人者駆除班との再会は偶然に任せる。
【タケモト@自作の改造マリオを友人にプレイさせるシリーズ】
[状態]:健康、疲労(中)
[装備]:アイスソード@ちっこい咲夜さん
[道具]:支給品一式、精密ドライバー@現実、野菜ジュース@ぽっぴっぽー、カミーユの首輪(一部破損)
ドアラの首輪、シルバーウルフ(12/12)、(予備弾188本)@フルメタル輪ゴム鉄砲、万葉丸(11/30)@零シリーズ
強姦パウダー@ニコニコRPG(4/9)、ブロントさんの首輪(真っ二つ)
[思考・状況]
1:生き残り脱出する,そのためには……な……
2:大連合は組まない、最低限の人数で行動
3:施設を回って情報を集め、その真偽を見抜く
4:首輪を外せはしないと判断。無力化するための協力者を少人数集める
5:規格外の者に対抗出来るように、ある程度の戦力が欲しい
6:人の首って切りにくいんだな。落ち着けて設備のある場所で実験するか
7:誰が創造者なのか教えてやんよ
8:チルノの変な記憶とやらが気になる
9:獏良を警戒
10:射命丸・グラハムとの合流は……どうしようか。
※僧侶のネガキャンを間接的に聞きました
※ドナルドが強力な支給品を持っていると判断。持っているとは限りません。
※首輪についての情報を知りました。
※チルノの異変について気が付きました
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
【バクラ@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 】
[状態]:服に軽い汚れ、疲労(中)
[装備]:千年リング@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、毒蛾のナイフ@ドラゴンクエスト、DMカードセット(翻弄するエルフの剣士、鉄の騎士ギア・フリード、)@遊☆戯☆王
普通のDMカード二枚@現実
[道具]:共通支給品、 光学迷彩スーツ@東方project(機能に支障あり)、コメント一覧@ニコニコ動画
[思考・状況]
1:ドナルド組首輪解除班として行動する。
2:脱出フラグをへし折り、参加者の心の闇を急速に増大させる。
3:タケモトが話のわかる奴でよかった。
4:誤情報を流し争いを促進する。てゐの情報、藤崎の情報など 。
5:最終的には優勝狙い。
6:射命丸・グラハムとの合流は……仕方ないか。
※原作終了後(アテムが冥界に帰った後)から登場
※光学迷彩スーツが故障しました。使用者の透明化に支障はありませんが手に持った道具は消えません。(メタルギアのステルス迷彩使用時と同じ状況で、武器だけが宙に浮く状態)
※秋月律子の潰れた頭を発見しました。
※毒蛾のナイフは特徴的な傷跡を残す事に気が付きました。
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
※アカギが普通のDMカードで騙した事実を伏せています。
【映画館・備考】
※『図書館から来た人宛』に置手紙が残されています。具体的な内容は後の書き手にお任せします。
そして、誰もが去った映画館に少女が一人。
キョン子は先ほどまでの殺気立った雰囲気を前にただ怯え続けるしかできなかった。
何かを口にすればその時点で首をはねられそうな錯覚。
だから、何も言わずただ傍観者に徹した。
それゆえに、この場に居た全員に忘れ去られてしまったのだ。
状態表を見よ。彼らの思考にキョン子の文字はどこにもない。
……彼らの名誉のため、他意はなかったことを付け加えておこう。
「わたしは……」
キョン子は逡巡する。だれについて行くべきだろうか。
あてなく視線を泳がせると、3つの肉塊が目に入った。
顔などない。既に焼け落ちている。
色などない。既に黒くこげている。
形などない。爆発の衝撃と温度で、著しいまでに変形している。
だけど、どうしてか彼女には手招きしているように見えて――
おいでおいで。
いっしょにあそぼ。
たのしいよ。
ぼくたちのナカマニナラナイ?
「ひっ……」
まるで何かに突き動かされるごとく。
彼女は一目散に映画館から逃げ出した。
【D-2 映画館前/一日目・夜中】
【キョン子@涼宮ハルヒコの憂鬱】
[状態]:健康 悲しみ、文に対する怖れ
[装備]:DMカード【ユベル】@遊戯王デュエルモンスターズ、くず鉄のかかし@遊戯王シリーズ DMカード(不明)@遊戯王
言葉のノコギリ(レザーソー)@school days
[道具]:支給品一式×3(食料、水一食分消費)、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING
カレーセット@るろうに剣心、うまい棒セット@現実 、ピーマン@星のカービィ
アイス詰め合わせ@VOCALOID、海賊帽子@ミュージカル・テニスの王子様
カレーセット@るろうに剣心、不明支給品@1
[思考・状況]
1:生きて帰りたい
2:殺し合いには乗らない
3:異世界という確信を得るため情報を得る。
4:ユベルはなんで放送のこと知ってるの?
5:とりあえず映画館から離れる。誰と一緒に行動しよう?(どこへ向かうかは決めていない)
※グラハム、大河と情報交換しました。
※不明支給品は塩のものでした、(武器ではない?)
※射命丸、グラハム、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【ユベルの思考・状況】
1:大好きだよ、十代……
2:十代に会うためこの世界を『愛』(苦しみと悲しみ)で満たす。
3:そのために女(キョン子)を利用し、痛みと苦しみを味あわせる。
4:彼女も誰かを愛しているのかな……?フフフ……
5:あの女(文)もちょっと面白そうだ……。
[備考]
※ 制限によりユベルは参加者の体を乗っ取ることができません。
但しキョン子の体は何かの拍子で乗っ取ることが可能かもしれません。
※参加者との会話はできますが、自分からの実体化はできません。
※ バトルロワイアルの会場を異世界の一つだと思っています。
※ 自身の効果以外で破壊された時、第2形態、第3形態に進化できるかは不明
「ちょっと、手を放しなさい!」
足元に向けて射命丸が怒鳴るが、それは死ねと同義だ。
グラハムが受け入れるはずもない。死に物狂いという奴である。
ちなみに飛行は制限の対象となっているため、ただ地上を遁走するよりも体力を浪費する。
映画館と洞窟は近いため、本来なら無問題だが……今回ばかりはさすがに荷物が多すぎる。
これはダメかもしれないね、うん。事故ってもしゃーねーなー。文句は言えん。
「がんばりたまえフラッグ。ここで落ちれば即死だぞ。」
「ふざけないで!」
よりにもよって右足にしがみつかれており、バランスが投げ捨てられている。
今の射命丸にはそよ風すら脅威でしかない。
だが、空から落ちれば命も落ちる。……決してギャグではないぞ。
グラハムと心中しました、など数あるデッドエンドの中でも最悪を極める。
こちらも死に物狂いである。
嗚呼、自分はこのヘンタイから逃れられない運命なのだろうか。
【D-2 映画館の少し東、上空/一日目・夜中】
【射命丸文@東方project】
[状態]:疲労(小)、脇腹に中程度のダメージ、服がボロボロ、チルノを抱えている、右足をグラハムにつかまれ不安定
[装備]:七星宝剣@三国志9
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、究極のコッペパン@ニコニコRPG、三国志大戦カード(不明)@三国志大戦、DMカード(不明)@遊戯王
緋想の剣@東方project、BF-疾風のゲイル@遊戯王5D's
モンスターボール(空)@いかなるバグにも動じずポケモン赤を実況
[思考・状況]基本:一番大事なのは自分の命、次がチルノさん。後はどうでもいい。
1.とりあえずチルノさんをこのまま保護。
2.情報収集。自己保身を優先する。特に究極のコッペパンは絶対に自分で食べる。
3.主催者の方が強そうだったら優勝狙い、脱出できそうなら脱出狙い。それまでは2に徹する。
首輪を無力化できるかの成否次第で決める。
4.優勝狙いが確定しない限りグラハムと一緒にいてやる(ただし優勝狙いに決めたら速攻で殺す)。
5.ブロリーと出会ったら何を犠牲にしても全力で逃げる。
6.呂布を警戒。
7.誰得の部屋を探索する。
※自分の方針を再確認しました。
※野々原渚が何らかの特殊な移動手段を持っていると考えました。
※疾風のゲイルが使えるようになるのは10時間後です。
※制限の影響+グラハムのため飛行が不安定です。墜落するかもしれません。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダム00】
[状態]:ほっぺたにビンタ痕、射命丸の右足を掴んでいる
[装備]:ガリィ@FF11 FF?、ゴブリンバット@ニコニコRPG
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、ホイールオブフォーチュン@遊戯王5D's
DMカードセット(天使のサイコロ、悪魔のサイコロ、スタープラスター)@遊戯王シリーズ
不明支給品(1つ)、ヒテンミツルギ極意書@ニコニコRPG
キッチリスコップ@さよなら絶望先生
[思考・状況]
1.フラッグ(文)に惚れた
2.フラッグを守る
3.もう自分のミスで誰かを死なせてはならない。
4.誰得の部屋を探索する。
※参戦時期は一期終了後(刹那のエクシアと相討ちになった後)。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【チルノ@東方project】
[状態]脇腹に切り傷、疲労(大)、気絶、射命丸に抱えられている
[装備]バスタードチルノソード@東方project派生
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本思考:殺し合いには乗らないが手当たり次第倒して部下にして回る、主催を倒す
1:あたいはいったいどうなっちゃったの?
2:最強を証明する。
3:最強のあたいがみんなを守る?
4:呂布を倒して部下にする。
【備考】
※空は飛べますが体力を余計に消費します
※ビリー・レン・タケモト・ドナルドを勝手に部下にしました。
※氷符 アイシクルフォールは制限対象に入っていないようです。
弱体化してはいますが、支障なく使えます。
但しイージーモード限定です。自機狙い5way弾は出せません
※バスタードチルノソード越しに並行世界の情報を得ることで、
その世界の自分の能力を使えます。
ただし並行世界の自分の情報と混濁するため記憶障害などの負担が掛かります。
※並行世界の知識を得ましたが、一瞬触っただけのため断片的にしか得られておらず、
習得した剣技もまだ不完全です。
※少し漢字が読めるようになりました。
※微妙に知的になりました
※気絶していたため、タケモトチームと射命丸チームとの情報交換には参加していません。
|sm198:[[道化師のみぞ知る策謀]]|[[時系列順>第四回放送までの本編SS]]|sm201:[[LIMIT BREAK]]|
|sm199:[[狩猟解禁]]|[[投下順>151~200]]|sm201:[[LIMIT BREAK]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|タケモト|sm210:[[Bad People!?]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|獏良了|sm210:[[Bad People!?]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|キョン子|sm211:[[侵食]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|射命丸文|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|グラハム・エーカー|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|チルノ|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
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*渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。 ◆T0ldTcn6/s
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「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
どうやら揉めているようである。
原因はどこにあるのだろうか、少し時間を巻き戻してみよう。
「戻ってきたようだな。」
館内、焼死体を背景にしたグラハムの低い声。
そこに怒りや侮蔑といった類の感情は全くこめられていない。
その証拠に顔がやたらとにやけている。
声が低いのは単純に男性であるからだ。
「……ええ、まあ。」
もちろん射命丸には18時間近く行動をこの男とともにしたわけで。
何を考えてるかおおよそ類推できる。
よって、濁りきった返事しか出ない。
気絶しているチルノを横にして、自らもその場に胡坐をかく。
「さて、揃ったようだし始めるぞ。」
館内には射命丸、チルノ、バクラ、グラハム、キョン子。
順に視線を送り、タケモトが音頭をとった。
「危険人物を列挙するとブロリー、アカギ、フランドール、野々原となるわけか。」
いずれも館内に居る誰かが顔を合わせたことのある人物。
人物的特徴もぬかりなく共有する。
特にアカギは友好的に接してきた上、誰得の部屋の情報を提供してくれた。
その彼がゲームに乗っていたという事実にタケモトといえど驚きを隠せない。
逆に考えれば、頭が良く回るとも言えるだろう。
バクラについてはタケモト以上に警戒度を引き上げている。
彼にのみ役に立たない紙切れで騙そうとした咎が加算されているためだ。
「そっちの友好関係は結構広いみたいだけど、再会は期待できないわけね。」
ため息とともに、射命丸が淡々と感想を述べる。
ドナルドたちが殺人者の駆除に乗り出していたが、どうもその中から死者が出た。
名誉の戦死ならまだ問題ないが、ミイラ取りがミイラになったのなら最悪だ。
図書館の置手紙を見てもらえないこともあり得る。
さらに悪いことに、メタナイトと紅美鈴はトキたちの元へ誘導してしまった。
この件に関してはバクラが勝手にやったことだが……よくよく考えれば2人はタケモトたちのスタンスとかみ合わない。
視点を変えれば、面倒ごとになる前に追い払えたと考え直せるか。
ともあれ、2人にも首輪解除班を気にかける余裕はないと見るべきだ。
「まあな。となると俺たちは独自に行動をとるべきだろう。
まず、ここからどこに行くだが……南――つまり俺たちの来た方向だが――そっちはアウトだ。」
今回の情報交換で死者がどこから出たか、半分ほど把握できた。
映画館にて古手羽入、ブロント、日下部みさおの3人。
島の中央部にてトキ、逢坂大河、ビリー・ヘリントンの3人。
加えて……
「志々雄真実って人なら見たよ。図書館の窓越しだけど。」
弱々しい口調にタケモトが顔を顰めるもバクラは軽く無視する。
新たに出会った3人の中にドナルドのごとき異常な観察眼の持ち主は居ない。
タケモトはとりあえず味方。バカは絶賛失神中。
ここまで言えば十分だろう……演技が、通るのだ。
それにバクラは『説明こそ足りない』ものの、間違ったことは何一つ言っていない。
当の志々雄がメタナイトらと行動していたこと、藤崎の件で彼らと悶着したことをめざとく伏せているに過ぎないのだ。
タケモトはあまり気にしていないし、キョン子ら3人は知りもしないこと。
余計な火種をわざわざ自分から投げ込んでやるものか。
「つまり死者の3分の1が島の中央部から出たことになる。」
ごくり。脳裏によぎるは映画館での惨劇。
それが、中央部でもおきたとタケモトは主張する。
すくなくとも『3人』にとってはそれに等しい。
これでは南に行く気も失せるというもの。
もちろん映画館のように事態は収束している可能性もあるが、リスクを犯してまで踏み込む価値があろうか。
それに中央部の情報はタケモトたちが持ってきたのだから、改めて調査する必要性も感じられない。
タケモトもタケモトで情報を整理していくうちに、図書館に戻るのが悪手に近いことを自覚し始めている。
レンは別にどうとでもなればいいのだが、ドナルドの力を失うには惜しい。
可能ならば再び握手したいものだ。
しかし、この状況下では偶然に任せるしかあるまい。
「北は行き止まり。なら東か西しかない。」
『そして、東の洞窟には主催者にすらイレギュラーな空間があるらしい。』
言葉に出さず、紙に示すはグラハム、バクラにとっては既知の情報であり……射命丸、キョン子には未知の情報。
「そ、それって……むご」
感極まったように漏らすキョン子をタケモトが抑えた。
除く3人も侮蔑の視線を送っている。
それで自分が間違いを犯したと理解し、彼女は俯いた。
「だから二手に分かれるのが得策だと、俺は思う」
『事実かどうか確かめたいが、本当にイレギュラーなら多人数で赴くのはマズイ。主催者に怪しまれる。』
音と光、両方より正しき意見を。
主催者に知らせたくないことは筆談、知らせてもかまわないことは口頭。
さらに口頭だけでも筋が通る話が完成している。
グラハムのときは話題が話題だけに音を上げたが、今回は違う。
射命丸は思う。首輪解除以外の面でも、この少年は使える。
露呈する虚言をバカみたいに繰り返す素兎など比べ物にならない。
コイツのほうがよっぽど策士だ。
裏を返せば寝首をかかれる危険もあるということになるが、望むところというもの。
鴉天狗がただの人間に遅れをとるものか。そのときは返り討ちにしてやろう。
そして、このタイミングなら自然な流れで少年を引き込める。
いや、それだけではない。
前々から切り捨てたかった者共を実力を行使することなく追い払える。
だから、会話のバトンをタケモトから取り上げた。
「ならメンバーはこれで決まりですね。」
東に射命丸、チルノ、タケモト。
西にグラハム、キョン子、バクラ。
提示するは己の欲望。
チルノとタケモト以外は守ったところでなんら益がない。
女々しい態度に終始するバクラについては、この短い間に足手まといと断じた。
キョン子については論外。先ほど筆談を不意にしかけた時点で、ただでさえ低かった評価はもはや地に落ちている。
グラハムは役立つのだが、それ以上にうっとうしい。心が持たない。
それに主催者にとってもイレギュラーとなると自分自身の興味も擽られる。
だが、そのような意見が通るはずもなく。
「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
タケモトは最高のタイミングで料理したいのだ。
となれば、彼の近くにいないと都合が悪い。
……間違っても本音は表に出さないが。
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
命を賭してフラッグを守るという決意。
当然ながら、別れて行動すればそれは実現できない。
ついでに言えば、射命丸の寝言からチルノを恋のライバルとしてみなしている。
タケモトは戦力が自分のグループに偏っているため、多少の不満は飲み込み口を挟まない。
キョン子は剣呑な空気に口を挟めない。
「班分けなんですから今までのメンバーとの別れぐらい覚悟してくださいよ。」
対する射命丸は分かりやすいぐらいに苛立っている。
何せこの場に居る奴はいずれも自分より弱い存在なのだ。
しかし、暴力に訴えれば信用を失う。
まだ対主催とのコネクションは確保していたい。
だから、力で押し切ってはいけない。口八丁で乗り切らねばならぬ。
要するにじれったいのだ。
「だったらこんなのはどうかな……?」
海老が警戒しながら巣穴より這い出るがごとく――知る人ぞ知る欺瞞。
アテムならば逆に警戒心を与えるような、消え入りそうな声でバクラが代替案を示す。
東にタケモト、バクラ、キョン子。
西に射命丸、チルノ、グラハム。
補足、戦力の偏りは支給品の再分配で均す。
バクラは皆殺しを目標としているが、同時に主催者の言われるままに踊り続けるつもりはない。
そんな彼がルールの『綻び』を見つけたのだ。
堤防にたとえれば分かりやすい。
針に糸を通すようなか細い穴が、致命的な洪水の原因になる。
そして射命丸。
この女、どうも不穏な空気をまとっているように思える。
確証はないが、確信はある。コイツは裏切りを辞さないと見た。
強者なのが余計にタチが悪い。
だが、この女には心にスキがある。
射命丸がドライな思考の持ち主であることは分かりきったことだ。
……というか、隠そうともしていない。
図太い神経をしてるのか、それとも自分の力によほどの自信があるのか。
――あるいはその両方か。
だから、そんなお前が過保護な一面を露にすれば、意図せずとも強烈な印象を植え付けてしまう。
もしも、フランドールと戦ってるのがチルノでなければ助けに行くこともなかったであろう。
つまりこの女はあのバカ娘にご執心なのだ。
なら、2人を固めれば文句は言われないだろう。
支給品の再分配を付け加えたのは射命丸よりも深慮した意見であることを強調するため。
同時に自身の装備も強化されるわけだから一石二鳥である。
さあ、射命丸がどう出るかとバクラは様子を伺っていたのだが、慮外にも反論は別のところから出た。
グラハムと射命丸を同じグループに置いたのだから、異議を叫ばれるなど露とも思っていなかった。
「支給品の再分配自体が現実的ではないと思うがね。」
タケモト、バクラ、チルノのチーム。グラハム、射命丸、キョン子のチーム。
この2つのチームは出会って間もない。
チーム内での支給品交換会なら可能だろうが、チームを跨ぐとなると話は違ってくる。
後腐れなく進む、というのは希望的観測が過ぎる。
ならば、はじめから支給品の再分配が起こらないようなメンバーわけにするべき。
東に射命丸、グラハム、タケモト
西にチルノ、バクラ、キョン子
それぞれのチームの戦闘員を基軸にメンバーを再編。
軍人らしい冷静さが光る。
それでいて、グラハム自身の理想も実現している。
すなわち射命丸とチルノを分けつつ、自分と射命丸は行動をともに。
「ちょっと、今のチルノさんは戦力になりませんよ!」
こんなのは認められない。射命丸が声を荒げる。
現在、チルノは死んでしまったかのように横たえており、一向に目覚める気配がない。
フランドール相手に相当な無茶をやったのだろう。
妖精特有の回復力の賜物だろうか、目に付く傷はないが未だ危険な状態。
次の放送まで安静にさせておきたい。
だが、グラハムの編成だと明らかにチルノの負担が大きい。
バクラもどう反論したものか考えていたが、この分だと射命丸に任せていれば十分だろう。
援護射撃として、不服を顔に出しグラハムを睨むに留める。
タケモトはこの議論が不毛であることを悟り始めた。
たとえ、グループの戦力が偏ろうと自分に不都合な人間が入ってこようと……議論は短くてすむに越したことはない。
延々と続けられるぐらいなら、多少の不満は受け止めよう。
死体の傍で延々と怒鳴りあうこの状況のほうがむしろ致命的なのだから。
第三者に見られたらどうする。
そうでなくとも、話し合うべきことはまだまだ多い。
メンバーを分け探索を終えたら、その情報を持ち帰らなきゃならんのだ。
そのために『いつ』『どこで』落ち合うか、取り決めるのは必要不可欠といえよう……むしろこちらが重要だ。
前座に時間を費やしてどうする。
しかし、特効薬は見つからずタケモトはただ頭を抱えるしかできない。
ここに詭弁の応酬が始まる。
「いいですか。今のチルノさんは保護されるべきです。貴重な技術を持つタケモトも同様です!」
少女反論中……
「3人寄れば文殊の知恵だよ。僕とタケモト君を分けるのは得策じゃない!」
少年反論中……
「フラッグは私が守るのだ! この1点だけはなんとしても譲れん!」
青年反論中……
「いい加減にしろお前ら……」
少年呆然中……
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-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
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論争中でした。大変お待たせしました。それでは引き続きニコニコ動画バトルロワイアルβをお楽しみ下さい。
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「もういいです。私はさっさと移動しますから、あなたたちは好きな方向へ行ってくださいね。」
ついに論争を放棄する者が現れた。
というよりも一番最初に限界を向かえたのが射命丸だったというべきか。
この場に居る者のほぼ全員、頭に血が昇りかけていたのだから。
既に暴発寸前だったのだ。
平行線の議論ほど苛立たせるものはない。
誰かが譲歩すれば何らかの決着は付いていたのかもしれないが……
己の利益、都合だけが先行すれば、出口のない迷宮に入り込むは至極当然。
結果として、壁をぶち壊す荒業に出るしかなくなったわけで。
チルノを抱え、ずかずかと出口へ乱暴に歩いてゆく。
タケモトが、バクラが何かを言うよりも前に。
彼女は文字通り飛び去った。
「……行っちまったな。」
「……ああ。」
闇色に染まりし東の空を見上げ感慨深そうに呟くタケモトに、バクラが同意する。
結局、映画館には2人とキョン子が残される形となった。
グラハムの奴は土壇場で射命丸に飛びついて、そのまま一緒に見えなくなってしまった。
「奴らが東に向かった以上、俺たちが行っても逆効果だろう。」
タケモトとしては既に結論など出てる。
西と東へメンバーを分け探索を行うと決めた。
欲を言えば、自分が東へ行きたかったのだが。
ある1点は……本当にどうしたものか。
バクラからみて、メンバー分けは自分の望みどおりに終わった。
惜しむらくは支給品の交換がなかったことと、東へ行けなかったことか。
だいたい6割程度の成功。残り4割をどう取り返すか、これから考えていけばいい。
……ある1点を除けば、と注釈は付くが。
「図書館から誰も来ないとは限らないな。出発前に手紙を置いとくか……一応。」
力のない呟きは誰のものだったか。
映画館を去る男の背中はある種の哀愁を誘う。
合流について決め損ねたことは手痛い失敗だと……機知に富む2人が分からぬはずはない。
【D-2 映画館より少し西/一日目・夜中】
【ドナルド組首輪解除班共通思考】
1:西(オフィスビル方面)を調査。
2:それと平行して首輪の解析。
3:フランドールは敵。
4:アカギは要警戒。
5:ドナルド組殺人者駆除班との再会は偶然に任せる。
【タケモト@自作の改造マリオを友人にプレイさせるシリーズ】
[状態]:健康、疲労(中)
[装備]:アイスソード@ちっこい咲夜さん
[道具]:支給品一式、精密ドライバー@現実、野菜ジュース@ぽっぴっぽー、カミーユの首輪(一部破損)
ドアラの首輪、シルバーウルフ(12/12)、(予備弾188本)@フルメタル輪ゴム鉄砲、万葉丸(11/30)@零シリーズ
強姦パウダー@ニコニコRPG(4/9)、ブロントさんの首輪(真っ二つ)
[思考・状況]
1:生き残り脱出する,そのためには……な……
2:大連合は組まない、最低限の人数で行動
3:施設を回って情報を集め、その真偽を見抜く
4:首輪を外せはしないと判断。無力化するための協力者を少人数集める
5:規格外の者に対抗出来るように、ある程度の戦力が欲しい
6:人の首って切りにくいんだな。落ち着けて設備のある場所で実験するか
7:誰が創造者なのか教えてやんよ
8:チルノの変な記憶とやらが気になる
9:獏良を警戒
10:射命丸・グラハムとの合流は……どうしようか。
※僧侶のネガキャンを間接的に聞きました
※ドナルドが強力な支給品を持っていると判断。持っているとは限りません。
※首輪についての情報を知りました。
※チルノの異変について気が付きました
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
【バクラ@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 】
[状態]:服に軽い汚れ、疲労(中)
[装備]:千年リング@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、毒蛾のナイフ@ドラゴンクエスト、DMカードセット(翻弄するエルフの剣士、鉄の騎士ギア・フリード、)@遊☆戯☆王
普通のDMカード二枚@現実
[道具]:共通支給品、 光学迷彩スーツ@東方project(機能に支障あり)、コメント一覧@ニコニコ動画
[思考・状況]
1:ドナルド組首輪解除班として行動する。
2:脱出フラグをへし折り、参加者の心の闇を急速に増大させる。
3:タケモトが話のわかる奴でよかった。
4:誤情報を流し争いを促進する。てゐの情報、藤崎の情報など 。
5:最終的には優勝狙い。
6:射命丸・グラハムとの合流は……仕方ないか。
※原作終了後(アテムが冥界に帰った後)から登場
※光学迷彩スーツが故障しました。使用者の透明化に支障はありませんが手に持った道具は消えません。(メタルギアのステルス迷彩使用時と同じ状況で、武器だけが宙に浮く状態)
※秋月律子の潰れた頭を発見しました。
※毒蛾のナイフは特徴的な傷跡を残す事に気が付きました。
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
※アカギが普通のDMカードで騙した事実を伏せています。
【映画館・備考】
※『図書館から来た人宛』に置手紙が残されています。具体的な内容は後の書き手にお任せします。
そして、誰もが去った映画館に少女が一人。
キョン子は先ほどまでの殺気立った雰囲気を前にただ怯え続けるしかできなかった。
何かを口にすればその時点で首をはねられそうな錯覚。
だから、何も言わずただ傍観者に徹した。
それゆえに、この場に居た全員に忘れ去られてしまったのだ。
状態表を見よ。彼らの思考にキョン子の文字はどこにもない。
……彼らの名誉のため、他意はなかったことを付け加えておこう。
「わたしは……」
キョン子は逡巡する。だれについて行くべきだろうか。
あてなく視線を泳がせると、3つの肉塊が目に入った。
顔などない。既に焼け落ちている。
色などない。既に黒くこげている。
形などない。爆発の衝撃と温度で、著しいまでに変形している。
だけど、どうしてか彼女には手招きしているように見えて――
おいでおいで。
いっしょにあそぼ。
たのしいよ。
ぼくたちのナカマニナラナイ?
「ひっ……」
まるで何かに突き動かされるごとく。
彼女は一目散に映画館から逃げ出した。
【D-2 映画館前/一日目・夜中】
【キョン子@涼宮ハルヒコの憂鬱】
[状態]:健康 悲しみ、文に対する怖れ
[装備]:DMカード【ユベル】@遊戯王デュエルモンスターズ、くず鉄のかかし@遊戯王シリーズ DMカード(不明)@遊戯王
言葉のノコギリ(レザーソー)@school days
[道具]:支給品一式×3(食料、水一食分消費)、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING
カレーセット@るろうに剣心、うまい棒セット@現実 、ピーマン@星のカービィ
アイス詰め合わせ@VOCALOID、海賊帽子@ミュージカル・テニスの王子様
不明支給品@1
[思考・状況]
1:生きて帰りたい
2:殺し合いには乗らない
3:異世界という確信を得るため情報を得る。
4:ユベルはなんで放送のこと知ってるの?
5:とりあえず映画館から離れる。誰と一緒に行動しよう?(どこへ向かうかは決めていない)
※グラハム、大河と情報交換しました。
※不明支給品は塩のものでした、(武器ではない?)
※射命丸、グラハム、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【ユベルの思考・状況】
1:大好きだよ、十代……
2:十代に会うためこの世界を『愛』(苦しみと悲しみ)で満たす。
3:そのために女(キョン子)を利用し、痛みと苦しみを味あわせる。
4:彼女も誰かを愛しているのかな……?フフフ……
5:あの女(文)もちょっと面白そうだ……。
[備考]
※ 制限によりユベルは参加者の体を乗っ取ることができません。
但しキョン子の体は何かの拍子で乗っ取ることが可能かもしれません。
※参加者との会話はできますが、自分からの実体化はできません。
※ バトルロワイアルの会場を異世界の一つだと思っています。
※ 自身の効果以外で破壊された時、第2形態、第3形態に進化できるかは不明
「ちょっと、手を放しなさい!」
足元に向けて射命丸が怒鳴るが、それは死ねと同義だ。
グラハムが受け入れるはずもない。死に物狂いという奴である。
ちなみに飛行は制限の対象となっているため、ただ地上を遁走するよりも体力を浪費する。
映画館と洞窟は近いため、本来なら無問題だが……今回ばかりはさすがに荷物が多すぎる。
これはダメかもしれないね、うん。事故ってもしゃーねーなー。文句は言えん。
「がんばりたまえフラッグ。ここで落ちれば即死だぞ。」
「ふざけないで!」
よりにもよって右足にしがみつかれており、バランスが投げ捨てられている。
今の射命丸にはそよ風すら脅威でしかない。
だが、空から落ちれば命も落ちる。……決してギャグではないぞ。
グラハムと心中しました、など数あるデッドエンドの中でも最悪を極める。
こちらも死に物狂いである。
嗚呼、自分はこのヘンタイから逃れられない運命なのだろうか。
【D-2 映画館の少し東、上空/一日目・夜中】
【射命丸文@東方project】
[状態]:疲労(小)、脇腹に中程度のダメージ、服がボロボロ、チルノを抱えている、右足をグラハムにつかまれ不安定
[装備]:七星宝剣@三国志9
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、究極のコッペパン@ニコニコRPG、三国志大戦カード(不明)@三国志大戦、DMカード(不明)@遊戯王
緋想の剣@東方project、BF-疾風のゲイル@遊戯王5D's
モンスターボール(空)@いかなるバグにも動じずポケモン赤を実況
[思考・状況]基本:一番大事なのは自分の命、次がチルノさん。後はどうでもいい。
1.とりあえずチルノさんをこのまま保護。
2.情報収集。自己保身を優先する。特に究極のコッペパンは絶対に自分で食べる。
3.主催者の方が強そうだったら優勝狙い、脱出できそうなら脱出狙い。それまでは2に徹する。
首輪を無力化できるかの成否次第で決める。
4.優勝狙いが確定しない限りグラハムと一緒にいてやる(ただし優勝狙いに決めたら速攻で殺す)。
5.ブロリーと出会ったら何を犠牲にしても全力で逃げる。
6.呂布を警戒。
7.誰得の部屋を探索する。
※自分の方針を再確認しました。
※野々原渚が何らかの特殊な移動手段を持っていると考えました。
※疾風のゲイルが使えるようになるのは10時間後です。
※制限の影響+グラハムのため飛行が不安定です。墜落するかもしれません。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダム00】
[状態]:ほっぺたにビンタ痕、射命丸の右足を掴んでいる
[装備]:ガリィ@FF11 FF?、ゴブリンバット@ニコニコRPG
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、ホイールオブフォーチュン@遊戯王5D's
DMカードセット(天使のサイコロ、悪魔のサイコロ、スタープラスター)@遊戯王シリーズ
不明支給品(1つ)、ヒテンミツルギ極意書@ニコニコRPG
キッチリスコップ@さよなら絶望先生
[思考・状況]
1.フラッグ(文)に惚れた
2.フラッグを守る
3.もう自分のミスで誰かを死なせてはならない。
4.誰得の部屋を探索する。
※参戦時期は一期終了後(刹那のエクシアと相討ちになった後)。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【チルノ@東方project】
[状態]脇腹に切り傷、疲労(大)、気絶、射命丸に抱えられている
[装備]バスタードチルノソード@東方project派生
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本思考:殺し合いには乗らないが手当たり次第倒して部下にして回る、主催を倒す
1:あたいはいったいどうなっちゃったの?
2:最強を証明する。
3:最強のあたいがみんなを守る?
4:呂布を倒して部下にする。
【備考】
※空は飛べますが体力を余計に消費します
※ビリー・レン・タケモト・ドナルドを勝手に部下にしました。
※氷符 アイシクルフォールは制限対象に入っていないようです。
弱体化してはいますが、支障なく使えます。
但しイージーモード限定です。自機狙い5way弾は出せません
※バスタードチルノソード越しに並行世界の情報を得ることで、
その世界の自分の能力を使えます。
ただし並行世界の自分の情報と混濁するため記憶障害などの負担が掛かります。
※並行世界の知識を得ましたが、一瞬触っただけのため断片的にしか得られておらず、
習得した剣技もまだ不完全です。
※少し漢字が読めるようになりました。
※微妙に知的になりました
※気絶していたため、タケモトチームと射命丸チームとの情報交換には参加していません。
|sm198:[[道化師のみぞ知る策謀]]|[[時系列順>第四回放送までの本編SS]]|sm201:[[LIMIT BREAK]]|
|sm199:[[狩猟解禁]]|[[投下順>151~200]]|sm201:[[LIMIT BREAK]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|タケモト|sm210:[[Bad People!?]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|獏良了|sm210:[[Bad People!?]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|キョン子|sm211:[[侵食]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|射命丸文|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|グラハム・エーカー|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
|sm189:[[魔法少女十字軍 -Magic girl crusade-]]|チルノ|sm205:[[サーキット オーバーロード]]|
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