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「ツンデレストーリー」(2009/03/14 (土) 11:37:47) の最新版変更点
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*ツンデレストーリー ◆CqqH18E08c
(登録タグ) [[パロロワ]] [[ツンデレ武将]] [[石>翠星石]]
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怪物と交戦した賀斉は街道沿いを走っていた。
全身の痛みに加えて肉体疲労。この状態で走るのは流石の賀斉とはいえ辛いことだが
あの場所にとどまるよりはよっぽど安全である。
賀斉が街道を走る内に彼の視界に崩壊した巨大な建物が入った。
「これは……もと石で作られた巨大な建物だったのか……?
風化しておらず埃が未だ破片の上に対して積もっていないことから考えるとまだ崩壊して時間がたっていなさそうだが……
これほど大きな建物を破壊するほどの力をもった”何か”が存在するということか……
さきほどの化け物と言いこの世界には信じられぬ力を持つ者が多くいると考えるべきか……」
そこまで呟くと賀斉は周囲を警戒する。
まだ巨大な建物は壊れてからさほど時間は立っていない。
巨大な建物を破壊するほどの力をもった”何か”が近くにいる公算が限りなく高いのだ。
警戒し過ぎて損をするということはない。
賀斉は耳を澄ませる。10秒……30秒……1分…
『ォォォォォォ』
なにかの唸り声のようなものが風に乗り聞こえた。
賀斉はさらに精神を研ぎ澄ませる。
『カカロットォォォォォォ』
今度ははっきりと声が聞こえた。
恐ろしい殺意をもった唸り声。
しかしどう考えてもこの声は近くから聞こえているものではない。
「これは……なんという悪意……
離れているのであろうにもかかわらずこれほどの殺気を放つとは……
この巨大な建物な建物を破壊したのはこの声の主に相違あるまい……」
恐怖に身を震わせながら賀斉は崩壊したホテルを背にその場を後にした。
◇◇◇
「とりあえずさきほど確認できなかった他の支給品を確認しなければなるまい」
しばらしたのち賀斉は民家にいた。
怪物に追われて撤退し。
崩壊したホテルを見てそこから撤退しようやく一息ついたところである。
深夜なのもあって睡魔が賀斉を襲うがそこは神とまで呼ばれる優秀な武将。
睡魔に負けず賀斉は言葉通りデイパックの中身を漁り始める。
「まずは先ほどの剣……銘は無し……切ったところから薔薇の花びらがでてくる……か」
賀斉はそう呟くと近くにあった椅子を切りつける。
説明通り薔薇の花びらが舞う。
ただそれだけ説明通り。
ほかに何の効果もない。
「花びら逆に視界を遮りかねないが切れ味は良いな……他には……」
視界が遮られる点を多少警戒する賀斉。
このような地道な確認作業が戦場での生死を分けるのだ。
そして次に取り出されるものは丸まった紙
「これは地図か・・・…先ほどの大きな建物は周囲の街道から考えると”ホテル”というものだな
それにしてもあれを破壊するほどの力……誰かに警戒するように呼び掛けるべきか……」
それから取り出されるものは水、食料と言った基本支給品。そして包丁。
それを賀斉は一個一個確認する。
そして最後に取り出されたものは
「女子の……人形?やけに出来が良い……
ん……これにも説明書が付属しているな」
――この支給品には意思があります。
なおこの説明書を読み終えた直後から制限が一部解除され自立し始めます
貴方様のご健闘をお祈りしております――
「自分で……動く……人形?」
「なんで私がここにいるですかぁ!!」
その説明書の通り動き出した人形を見て
賀斉は目を点にした。
◇◇◇
「そうですぅ!翠星石は戦いなんてやりたくないですぅ!」
「そ……そうか……」
賀斉は翠星石のマシンガントークを半ば呆れながら聞いていた。
自立する人形、それだけで卒倒しかねないほどのものなのに
それは人間顔負けの感情を見せていた。
「まったくいきなり殺し合いをしろとか無茶苦茶にもほどがあるです
その右上と左上とかいう奴は改心するべきです」
「それには同意だ。なんとしてもあやつらは倒さねばならぬ」
「ところで人間、さっき支給品がどうだとか言ってましたが人間の支給品はなんだったですか?」
「賀斉だと何度言えば分かるのだそなたは……」
そんな言葉を出しながら賀斉は自分の支給品について一個一個説明していく。
切ると薔薇の花びらが出る刀について、地図と現在地。料理に使えそうな包丁について
それに合わせて化け物と巨大な建物を破壊するほどの”なにか”について
そして人形――翠星石について
「ふーん、人間も危ない目にあったですね
でも説明をしっかりしてくれたところは褒めてあげるです」
「別にそなたのためにためにしたわけではない///」
翠星石が背伸びをして頭をなでてくるのを顔を赤らめほころばせながら否定する。
明かに褒められてうれしいのだということばればれである。
しかし翠星石に頭をなでられ顔をほころばせる武将。
キモイ
「人間も素直じゃないですぅ」
「これが素なのだからしかたないだろう」
翠星石が素直じゃないと人を指摘するとな?
「しかしそなたも可愛いのうそれがしにもそなたのような娘が欲しい
そしてそれがしの神社で巫女をやってくれないものだろうか」
「そんなことを言ってもうれしくないですよ///
でもここから脱出することが出来たら翠星石が巫女をやってやらないこともないです///」
ツンデレコンビ ここに爆誕。
しかし二人は知らない。
このエリアには翠星石にとってとても凶悪な敵が潜んでいるということを……
【民家/D-4/黎明】
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】:全身の痛み(小)、肉体疲労(中)
【装備】:MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】:基本支給品、包丁@現実 翠星石@ローゼンメイデン
【思考】
1、主催を倒し、ゲームから脱出する。
2、仲間を増やす。
3、大きな力をもったものがいる……か……
4、翠星石のような娘が欲しい
【翠星石@ローゼンメイデン】
【状態】普通
【思考】
1、主催を倒しゲームから脱出するですぅ
2、仲間を増やすですぅ
3、恐ろしい力をもった奴がいるみたいですぅ。
4、公苗も素直じゃないですぅ
※賀斉と翠星石は短時間でとても仲良くなったので今後翠星石は賀斉を公苗と呼ぶことがあるかもです
※ブロリーだということは知りませんが巨大な力をもった何かがいると言うことを両名認識しました。
※怪物(スプー)の危険性を両名認識しました。
※剣からでる花びらは視界を遮る恐れがあるようです。
※賀斉はどこかの明治時代の人と違って普通に日本語が読めるようです
101のほうで普通に日本語をしゃべってるので。
でも新しいもの(携帯)などについては分からないはずです。
※やるおは翠星石のことをしっていると思います。
|sm38:[[たこルカのさっとシリアス]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm40:[[死ぬ気で危険人物を説得する(フラン編)]]|
|sm38:[[たこルカのさっとシリアス]]|[[投下順>00~50]]|sm40:[[死ぬ気で危険人物を説得する(フラン編)]]|
|sm14:[[賀斉が邪神にもっこもこ]]|賀斉|sm71:[[カリスマ株大変動]]|
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*ツンデレストーリー ◆CqqH18E08c
(登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアルβ>トップページ]] [[ツンデレ武将]] [[石>翠星石]]
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怪物と交戦した賀斉は街道沿いを走っていた。
全身の痛みに加えて肉体疲労。この状態で走るのは流石の賀斉とはいえ辛いことだが
あの場所にとどまるよりはよっぽど安全である。
賀斉が街道を走る内に彼の視界に崩壊した巨大な建物が入った。
「これは……もと石で作られた巨大な建物だったのか……?
風化しておらず埃が未だ破片の上に対して積もっていないことから考えるとまだ崩壊して時間がたっていなさそうだが……
これほど大きな建物を破壊するほどの力をもった”何か”が存在するということか……
さきほどの化け物と言いこの世界には信じられぬ力を持つ者が多くいると考えるべきか……」
そこまで呟くと賀斉は周囲を警戒する。
まだ巨大な建物は壊れてからさほど時間は立っていない。
巨大な建物を破壊するほどの力をもった”何か”が近くにいる公算が限りなく高いのだ。
警戒し過ぎて損をするということはない。
賀斉は耳を澄ませる。10秒……30秒……1分…
『ォォォォォォ』
なにかの唸り声のようなものが風に乗り聞こえた。
賀斉はさらに精神を研ぎ澄ませる。
『カカロットォォォォォォ』
今度ははっきりと声が聞こえた。
恐ろしい殺意をもった唸り声。
しかしどう考えてもこの声は近くから聞こえているものではない。
「これは……なんという悪意……
離れているのであろうにもかかわらずこれほどの殺気を放つとは……
この巨大な建物な建物を破壊したのはこの声の主に相違あるまい……」
恐怖に身を震わせながら賀斉は崩壊したホテルを背にその場を後にした。
◇◇◇
「とりあえずさきほど確認できなかった他の支給品を確認しなければなるまい」
しばらしたのち賀斉は民家にいた。
怪物に追われて撤退し。
崩壊したホテルを見てそこから撤退しようやく一息ついたところである。
深夜なのもあって睡魔が賀斉を襲うがそこは神とまで呼ばれる優秀な武将。
睡魔に負けず賀斉は言葉通りデイパックの中身を漁り始める。
「まずは先ほどの剣……銘は無し……切ったところから薔薇の花びらがでてくる……か」
賀斉はそう呟くと近くにあった椅子を切りつける。
説明通り薔薇の花びらが舞う。
ただそれだけ説明通り。
ほかに何の効果もない。
「花びら逆に視界を遮りかねないが切れ味は良いな……他には……」
視界が遮られる点を多少警戒する賀斉。
このような地道な確認作業が戦場での生死を分けるのだ。
そして次に取り出されるものは丸まった紙
「これは地図か・・・…先ほどの大きな建物は周囲の街道から考えると”ホテル”というものだな
それにしてもあれを破壊するほどの力……誰かに警戒するように呼び掛けるべきか……」
それから取り出されるものは水、食料と言った基本支給品。そして包丁。
それを賀斉は一個一個確認する。
そして最後に取り出されたものは
「女子の……人形?やけに出来が良い……
ん……これにも説明書が付属しているな」
――この支給品には意思があります。
なおこの説明書を読み終えた直後から制限が一部解除され自立し始めます
貴方様のご健闘をお祈りしております――
「自分で……動く……人形?」
「なんで私がここにいるですかぁ!!」
その説明書の通り動き出した人形を見て
賀斉は目を点にした。
◇◇◇
「そうですぅ!翠星石は戦いなんてやりたくないですぅ!」
「そ……そうか……」
賀斉は翠星石のマシンガントークを半ば呆れながら聞いていた。
自立する人形、それだけで卒倒しかねないほどのものなのに
それは人間顔負けの感情を見せていた。
「まったくいきなり殺し合いをしろとか無茶苦茶にもほどがあるです
その右上と左上とかいう奴は改心するべきです」
「それには同意だ。なんとしてもあやつらは倒さねばならぬ」
「ところで人間、さっき支給品がどうだとか言ってましたが人間の支給品はなんだったですか?」
「賀斉だと何度言えば分かるのだそなたは……」
そんな言葉を出しながら賀斉は自分の支給品について一個一個説明していく。
切ると薔薇の花びらが出る刀について、地図と現在地。料理に使えそうな包丁について
それに合わせて化け物と巨大な建物を破壊するほどの”なにか”について
そして人形――翠星石について
「ふーん、人間も危ない目にあったですね
でも説明をしっかりしてくれたところは褒めてあげるです」
「別にそなたのためにためにしたわけではない///」
翠星石が背伸びをして頭をなでてくるのを顔を赤らめほころばせながら否定する。
明かに褒められてうれしいのだということばればれである。
しかし翠星石に頭をなでられ顔をほころばせる武将。
キモイ
「人間も素直じゃないですぅ」
「これが素なのだからしかたないだろう」
翠星石が素直じゃないと人を指摘するとな?
「しかしそなたも可愛いのうそれがしにもそなたのような娘が欲しい
そしてそれがしの神社で巫女をやってくれないものだろうか」
「そんなことを言ってもうれしくないですよ///
でもここから脱出することが出来たら翠星石が巫女をやってやらないこともないです///」
ツンデレコンビ ここに爆誕。
しかし二人は知らない。
このエリアには翠星石にとってとても凶悪な敵が潜んでいるということを……
【民家/D-4/黎明】
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】:全身の痛み(小)、肉体疲労(中)
【装備】:MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】:基本支給品、包丁@現実 翠星石@ローゼンメイデン
【思考】
1、主催を倒し、ゲームから脱出する。
2、仲間を増やす。
3、大きな力をもったものがいる……か……
4、翠星石のような娘が欲しい
【翠星石@ローゼンメイデン】
【状態】普通
【思考】
1、主催を倒しゲームから脱出するですぅ
2、仲間を増やすですぅ
3、恐ろしい力をもった奴がいるみたいですぅ。
4、公苗も素直じゃないですぅ
※賀斉と翠星石は短時間でとても仲良くなったので今後翠星石は賀斉を公苗と呼ぶことがあるかもです
※ブロリーだということは知りませんが巨大な力をもった何かがいると言うことを両名認識しました。
※怪物(スプー)の危険性を両名認識しました。
※剣からでる花びらは視界を遮る恐れがあるようです。
※賀斉はどこかの明治時代の人と違って普通に日本語が読めるようです
101のほうで普通に日本語をしゃべってるので。
でも新しいもの(携帯)などについては分からないはずです。
※やるおは翠星石のことをしっていると思います。
|sm38:[[たこルカのさっとシリアス]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm40:[[死ぬ気で危険人物を説得する(フラン編)]]|
|sm38:[[たこルカのさっとシリアス]]|[[投下順>00~50]]|sm40:[[死ぬ気で危険人物を説得する(フラン編)]]|
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