獣人スレ @ ウィキ内検索 / 「スレ10>>256 「あたいも牛乳、苦手なんや」」で検索した結果

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  • スレ10>>256 「あたいも牛乳、苦手なんや」
    「あたいも牛乳、苦手なんや」 関連 牛乳会
  • スレ10>>244-250 牛乳会
    牛乳会  「みんなで飲めば大丈夫だニャ」  ミケ、クロ、そしてコレッタの仲良し三人組がそれぞれ牛乳瓶を持ってお昼休みの教室に固まっていた。きんきんに冷たくなった 牛乳瓶は冷や汗をかきながら、佳望学園・初等部のお子たちの手に収まる。じわじわと彼女らの浅い手の毛並みを濡らしてゆく。  勝気なクロ、マイペースなミケ、そして不安げなコレッタ。彼女らが挑まんとする相手は『牛乳』。そう、白くて舌触りのまろやかな 地上に生きとし生ける者が口にする『しろいえきたい』。くんくんとにおいを気にするのは白い子ネコのコレッタだ。  みんなで牛乳を飲もうね。彼女らが始めたのが『牛乳会』であった。会の始まりのきっかけはコレッタだった。 いくら瓶の口のにおいを気にしても仕方がないことは分かりきっているのに、コレッタはくんくんと鼻を鳴らす。それをバカにするのは 決まってクロだ。クロは...
  • ケモノ学校シリーズ:SS 10スレ目の作品
    ケモノ学校シリーズ:SS 10スレ目の作品 ケモノ学校シリーズ:登場人物 +一覧 名簿 教師 初等部 中等部 高等部 学外関係者 ケモノ学校シリーズ:絵 +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 9スレ目の作品一覧 10スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:漫画 +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 9スレ目の作品一覧 10スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:その他 ケモ学カレンダー ◆1スレ目の作品一覧 ◆2スレ目の作品一覧 ◆3スレ目の作品一覧 ◆4スレ目の作品一覧 ◆5スレ目の作品一覧...
  • 単発作品
    単発作品 名前がないものは申し訳ないですが、勝手に名前をつけさせていただきました 本スレで名前が出た場合、すぐに変更します ※1が付いてるのは、ちょっとだけえっちぃです、ワンクッション置いてます。 ※2が付いてるのは、血糊・出血有、ワンクッション置いてます。 単発絵 単発絵 初出 作者(敬称略) 備考 オフィス獣人 スレ1 29 ミニチュアダックス スレ1 53 獣人の定義 スレ1 58 ギャルソン犬 スレ1 98 メイドイヌさん スレ1 104 花束と猫 スレ1 116 獣人のは毛で隠れる? スレ1 151 リスっ娘 スレ1 193 ライオン娘 スレ1 225 肉食?雑食?獣子さん! スレ1 225 漫画 鈴リボン スレ1 246 ハムッ子 スレ1 250 FF式獣人 スレ1 257 闘わ...
  • 総合
    総合 名前がないものは申し訳ないですが、勝手に名前をつけさせていただきました 本スレで名前が出た場合、すぐに変更します ※1が付いてるのは、ちょっとだけえっちぃです、ワンクッション置いてます。 ※2が付いてるのは、血糊・出血有、ワンクッション置いてます。 単発絵新作10個表示 過去の作品はこちら 単発絵 初出 作者(敬称略) 備考 忠犬クヴィレット スレ7 651 ピースとクヌート スレ7 654 ことらさんた スレ7 659 おとなの虎サンタ スレ7 679 2010謹賀新年 スレ7 881 オオカミと少女#1・#2・#3 スレ8 310-316 オオカミに会いたい 女子高生の憂鬱日記 スレ8 389 シェルティ彼女 スレ10 129 猪鹿「蝶」 スレ10 184 両手に花 スレ10 233 単発SS新...
  • ケモノ学校シリーズ:絵 10スレ目の作品
    ケモノ学校シリーズ:絵 10スレ目の作品 ※1が付いてるのは、ちょっとだけえっちぃです、ワンクッション置いてます。 ※2が付いてるのは、血糊・出血有、ワンクッション置いてます。 ケモノ学校シリーズ:登場人物 +一覧 名簿 教師 初等部 中等部 高等部 学外関係者 ケモノ学校シリーズ:漫画 +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 9スレ目の作品一覧 10スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:SS +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 9スレ目の作品一覧 10スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:その...
  • スレ3>>896 あたいの名前はヨーコ!
    スレ3 896 あたいの名前はヨーコ! 896 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/01/09(金) 18 47 31 ID YQPLI3+R 初等部も少ないとの事でお友達を追加したいなーと
  • けもらじ!夏休みすぺしゃる!
    けもらじ!夏休みすぺしゃる! リオ・コレッタ「「せーのっ。『けもらじ!夏休みすぺしゃる!』」ニャ!」 リオ「久々の放送!因幡リオです」 コレッタ「はじめましてニャ!コレッタですニャ!」 リオ「モエちゃんが来るはずだったんですが、きょうはコレッタちゃんと二人っきりの放送です!むっはー」 コレ「どうしたニャ?あめ玉がつっかえたニャか?モエちゃんはあとから来るって聞いたニャ」 リオ「そ、そうだっけ?!そうでしたー!そして、今回はスペシャルゲストをお招きします。保健の白先生です!!」 コレ「わーい!……あれ。放送室にいないニャ?」 リオ「そうです。多忙な白先生は保健室からの中継なんでーす。もしもし!」 白「因幡、どうして始めから放送室に呼んでくれないんだ」 リオ「オトナな白先生は多忙ですから!」 ...
  • スレ10>>14 くすぐったい……
    くすぐったい…… 14 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2010/08/14(土) 23 53 28 ID 3N8pBswm 案外、くすぐったい。
  • わんこ◆TC02kfS2Q2氏の作品一覧
    わんこ◆TC02kfS2Q2氏の作品一覧 作者の方は五十音順,作品は投下順で並べてます。 ◆鴨◆KAMO...m5E 氏 ●作品一覧 ◆携帯◆4c4pP9RpKE氏 ●作品一覧 ◆校歌の人◆zpwRGXQQBs氏 ●作品一覧 ◆寒がり◆e48ruZS9lQ氏 ●作品一覧 ◆通りすがり◆/zsiCmwdl.氏 ●作品一覧 ◆へぼ山◆oywuHEBORA氏 ●作品一覧 ◆星の屑◆mdj2QjZJos氏 ●作品一覧 ◆見習い◆zYSTXAtBqk氏 ●作品一覧 作品一覧 絵 ケモノ学校シリーズ:絵 ケモノ学校シリーズはこちら 題名 初出 作者(敬称略) 返却担当・比取くん・司書・織田さん&比取くん スレ3 413 わんこ◆TC02kfS2Q2氏 早良なずな スレ4 201 わんこ◆TC02kf...
  • スレ2>>675-683 FORMAT:序章
    スレ2>>675-683 FORMAT:序章 俺は夢を見ているのだろうか それとも君の夢の中にいるのが俺なのだろうか 『夢幻』に広がるアクションRPG 結末(こたえ)を探すのは、貴方― "-Trace of the Dream-" ○月×日発売予定!乞うご期待!! ――へぇ。面白そうだなぁ。今ふところ温かいし、買ってみようかなぁ。 目覚まし時計がやかましく鳴る。 腕を伸ばしてスイッチを押し、重いまぶたを開き、ゆっくりと起き上がる。 カーテンの隙間から光が漏れている。 朝の到来だ。 窓を開けると雪が積もっている。 庭も、屋根も、道路も、そして吐く息も真っ白だ。 スキーウェアみたいな防寒着を着た小さな子が、塀に積もった雪を掴んで投げながら歩いている。 ……が、いつもの光景だ。 ...
  • スレ5>>32-33 悪事身にかえる
    悪事身にかえる うふふうふふ、ついに完成したわ‥‥ このケータイを翠香のケータイとすり替えれば、翠香は‥‥なんねん… 学園ナンバーワンは…ひとりでええんや! せや、あたしひとりや! 芳本亥狐鹿はぶつぶつとつぶやくと、工作室から出ていった 「ネェ翠香、またケータイいじってんの?」 「いいじゃんべつにさー」 「で、何見てんのさ」 「2ちゃんの京浜東北線スレでアホを煽ってんの」 「あんた変人だわー」 「さあ授業始めるザマスよ」 生徒たちが大稲荷先生に促されて着席する 「ケータイの電源は切るザマス。鳴らしたら没収するザマス」 他の生徒が電源を切るなか、翠香だけはまだあのスレに未練があるようで、先生の注意を無視してしまった 授業の半ばまでは平穏だった 数人の生徒は机と一体化し、眠りこけていた くそ...
  • スレ2>>805-825 FORMAT:3章
    スレ2>>805-825 FORMAT:3章 大陸レードを出てからもう少しで半日が経つ。 日が傾き、辺りがオレンジ色に染められる。 俺はその半日で普通じゃない、もとい有り得ない出来事ばかりに遭遇し、 もう今じゃすっかり慣れてしまったようだ。 見たこともない生物を、何の躊躇もなくホームランさせた事がそれを証明している。 もはや普通の生活には戻れない。摩訶不思議アドベンチャー一方通行だぜ。 そんな事より、あの後マントマン達のマントを剥いでみて驚いた。 その姿を見たとき、俺は思わず手の甲を口に当てた。 ソレは人の顔じゃなかった。 全身がツギハギだらけで、口は耳元まで裂けていて、元は何族だったかもわからないほど酷かった。 捕まえたスーツ男に問い詰めてみたが、奴は一切口を開こうとしなかった。 だが1つだけ分かったのは、コイツはビリアルデの一...
  • スレ4>>501 ハリネズミさん
    ハリネズミさん 501 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/02/12(木) 16 15 28 ID fzzSepCo          ,. -‐'""¨¨¨ヽ あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!          (.___,,,... -ァァフ|  『ハリネズミを2足歩行タイプにして           |i i|    }!  }} //|  描いていたら、いつのまにか別のクリーチャーになっていた』          |l、{   j} /,,ィ// |  な…何を言ってるのかわからねーと思うが         i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ   おれも何をされたのかわからなかった…         |リ u }  ,ノ _,!V,ハ |  頭がどうにかなりそうだった…      ...
  • スレ3>>403 果てしなく静かな図書館
    スレ3 403 果てしなく静かな図書館 348 名前:ID 6UwM5Zq1 ┌───────────────────────┐ │     ・新規購入調査票          | ├───────────────────────┤ │博士の異常な愛情~または私は如何に | │                           | └───────────────────────┘ (……記入欄が狭くて書けない) ≫348 「また、懐かしい物がリクエストされたわね。」 司書室で缶ジュースを飲みながら新たに投函された調査票を見て、織田はにこやかに笑っていた。 タイトルは、『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』 と、かなり長い。 「でも残念...
  • スレ>>298 この世には不思議なことなんて
    この世には不思議なことなんて 298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 23 21 32 ID 3jgTe8I9 私の名前は石榴(ざくろ)。 由来は口の中が石榴に似ているから―― だそうだ。 ご主人が私に付けてくれた名前。その由来は別として、まあ…悪くない名前だと思う。 私はこの古書店の看板娘――もとい、看板猫。 今日も今日とてご主人ときたら、東京中の鰹節が消滅でもしたかのごとき凶相で本を読んでなさる。 ちなみに機嫌が悪い訳ではない。これがご主人の常態なのだ。 おや、お客さんがいらっしゃった。 ご主人の友人…じゃなかった、知人の小説家の先生だ。 座敷に上がり込んで何やら雑談。 ――退屈だわ。と思ってたら、突然水を向けられた。 ご主人曰く、「金華の化け猫だと聞いて買ったというのに、未だ変化しない」 ...
  • ケモノ学校シリーズ:絵 3スレ目の作品
    ケモノ学校シリーズ:絵 3スレ目の作品 ※1が付いてるのは、ちょっとだけえっちぃです、ワンクッション置いてます。 ※2が付いてるのは、血糊・出血有、ワンクッション置いてます。 ケモノ学校シリーズ:登場人物 +一覧 名簿 教師 初等部 中等部 高等部 学外関係者 ケモノ学校シリーズ:漫画 +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:SS +一覧 1スレ目の作品一覧 2スレ目の作品一覧 3スレ目の作品一覧 4スレ目の作品一覧 5スレ目の作品一覧 6スレ目の作品一覧 7スレ目の作品一覧 8スレ目の作品一覧 ケモノ学校シリーズ:その他 ケモ学カレンダー ◆1スレ目の作品一覧 ◆2スレ目の作品一覧 ◆4スレ目...
  • スレ8>>212-257 てんやわんやのバレンタイン
    てんやわんやのバレンタイン 「あれって如何言う事でしょうね……?」 「もしかすると……何かの天変地異の前触れかもな」 「いやいや、ひょっとするとそれ以上の可能性もあるかも?」 「……あり得ない、とは言い切れないから怖いな……」 二月も中旬へと入り、そろそろ春の足音も聞こえ始める佳望学園の家庭科室前。 時刻も下校の時刻へ差しかかり、部活をしていない生徒達がオレンジ色の夕日に急かされる様に家路に付く中。 佳望学園の教師、泊瀬谷、帆崎、サン・スーシ、そして白の4人が、 何やらひそひそと話し合いながらドアの隙間から家庭科室の中を伺っていた。 教師が四人も揃って家庭科室をのぞきこむ様子は、端から見れば何かしらの異常があったとしか思えぬ光景ではあるが、 生憎、四人はそれを気にする事もなく、家庭科室を不安げに覗き込みつつ、互いにそれに至った経緯を推測しあう。 「しかし、一体何の考えがあってこんな事を……...
  • 単発・合作
    名前がないものは申し訳ないですが、勝手に名前をつけさせていただきました 本スレで名前が出た場合、すぐに変更します 単発絵 スレ>>29 オフィス獣人 スレ>>53 ミニチュアダックス スレ>>58 獣人の定義 スレ>>98 ギャルソン犬 スレ>>104 メイドネコさん スレ>>151 獣人のは毛で隠れる? スレ>>193 リスっ娘 スレ>>225 ライオン娘 スレ>>225 肉食?雑食?獣子さん!(マンガ) スレ>>246 鈴リボン スレ>>250 ハムッ子 スレ>>257 FF式獣人 単発SS スレ>>298 この世には不思議なことなんて 合作 合作というよりは、書き手さんの絵、もしくはSSに触発されて書かれた物がほとんどです 【SS】スレ>>36 アリスのウサギさん  ・【絵】スレ>>76 生意気ウサギ  ・【絵】スレ>>85 仁義なきバトル  ・【絵】ス...
  • スレ3>>948-953 冬の風物詩 第1話
    冬の風物詩 第1話 年が明け、新春。しかし春とはとても言い難い寒空の下、人間の少年がビニール袋を片手に歩いている。 彼の母校からは数駅離れた、人通りまばらな住宅街。袋の中身は瓶詰めの怪しげな白や黒の粉だ。 「…はぁ 失敗した」 この寒い時期に一人で遠出することになってしまった自分の無計画を悔みつつ、少年は足早に駅へと向かっていた。 うっかりしていた。 つい先日、手製のマグネシウム閃光弾のストックが切れた。 やれやれ仕方ないと製作にかかろうと思ったら、その材料まで切れていた。 そんなわけで、数年ぶりにその材料が一括で揃うホームセンターまで遠出してきたというわけだ。 もう悪ガキなんて歳じゃあるまいに閃光弾ってどうなんだ、と薄々思わないでもない。 とは言え、ストックが切れたのは紛れもなく実用し続けた結果。昔ほどではないが、需要は今で...
  • スレ>>197-205 ぼくと牛乳
    スレ>>197-205 ぼくと牛乳 「だから、リツはわたしの言う事を聞けばいいの!」 「でも…でも…」 「いい?リツのお仕事は何?」 「マリカさまのお世話をすること」 「でしょ?じゃあ、今すぐヒルック牧場でミルクを買ってくるのよ!とびっきり新鮮なの物を!」 「…はい。マリカさま…」 いつもこれだ。長い間ぼくのご主人さまの『マリカさま』に仕えているぼくだが、何度マリカさまの わがままに泣かされそうになった事か。しかし、マリカさまの気の強そうな瞳で見つめられ、 ほっそりとした指でビシッと指差されると、弥が上にもマリカさまの為にぼくは走らなきゃいけない。 二つに分けた金色の髪は腰まで伸び、ふわりとした気品溢れるドレスは、白い肌に良く似合っている。 わがままさえなきゃ、マリカさまは…とびっきりの美少女なのになあ。 ぼくはふっさふさの尻尾を...
  • スレ3>>407-412 織田さんのゆううつ
    スレ3 407-412 織田さんのゆううつ 織田さんが、いつもはぼくら生徒には見せない曇った顔をして、カウンターに控えていた。 図書館にいつも来ている嘱託の司書・織田さんは、ぼくらの学園では数少ない『人間』の職員。 肘を付いて、はあ…と、ため息を吐く姿を見ると、いち利用者ででしかないぼくでも、 老婆心ながら心配になってしまうのは、論を俟つまでもないこと。 そんな織田さんを横目に、ぼくは暇を持て余したカウンターに並ぶ。 窓から光り一杯溢れるカウンターは、静かな図書館にお誂え。 「犬上ヒカルくんですね…、はい。確かに3冊返却承りました」 先週から借りていた文庫本をあたふたしながら、返却担当・ペンギンの比取が預かる。 最近こそ利用者数が増えてきたと感じるももの、市立図書館よりも半端ない蔵書に埋もれてか、 まだまだ閑古鳥が鳴いているのが現...
  • スレ3>>455 師走でも静かな図書館
    スレ3 455 師走でも静かな図書館 ホームルームが終わり、各々が行動を起こし始めている中、羽場はまだ帰りの支度をしていた。 それには理由があった。 中等部で一番の体格を持ち主の羽場は、教室の出入口よりも高い。 その為、出入りする時は一度頭を潜らせなければならないので、他の生徒の邪魔になる。 なので羽場は、いつも一呼吸置いて行動をしているのである。 準備が終わる頃には人は少なくなっているので、悠々と教室を出ていつもの場所へと向かった。 図書館では比取が既に来ており、忙しなく動いては返却された本を片付けていた。 「頑張ってるなぁ、比取は。」 「あっ、羽場さんこんにちは!こっちの本のお片付けお願いします!」 比取が手を指した先には、本が数冊置かれており、それは比取では届かない本ばかりの物であった。 「OK、任せといて。...
  • スレ7>>576 今年もTrick!
    今年もTrick! 576 名前: ◆/zsiCmwdl. [sage] 投稿日: 2009/11/01(日) 00 19 28 ID nXgJY6Ng 以上です。                        △ △ これから暫くの間は卓はネコ達から(・∀・)ニヤニヤと見られる事でしょう。 それと、これは避難所から。 185 :名無しさん@避難中:2009/10/31(土) 20 56 14 ID ZYm388Lc0 うあー、季節ネタに遅れたっぽいのに、更に規制に巻き込まれて仕舞いました。とほほ。 本スレでのネタも描きたいものが有るんですが、一体何時になったら…
  • スレ2>>711-718 FORMAT:2章
    スレ2>>711-718 FORMAT:2章 太陽が真上まで昇っている。 もう昼だ。 なかなか陸が見えてこないこと、 そして結局朝飯抜きになって極限の空腹状態に陥っていることもあって、 俺はかなり険しい顔をしていたことだろう。 シンディはというと、鼻歌なんか歌いながら遠くを眺めていたりしていた。 話は既にあらかた聴いた後だったから、もう彼女に用はないが、 何というか、船の上という狭い空間に二人しかいなくて、一人がこうして懸命に働いているのに もう一人が遊んでいるのを見たら誰だってムカつくだろ?画的にも。 とはいえ船の運転は彼女はできないし、特にやってほしいことなんて無かった。 ぶつけようの無いこの苛立ちのまま、俺はただひたすら船を陸にまで持っていく「作業」に専念するしかなかった。 吹雪が突然ピタリと止んだワケ、それは崩壊の影響によるもの...
  • スレ4>>453-467 冬の風物詩 第2話
    冬の風物詩 第2話 この幸せな時間がいつまでも続けばいいのに。そう思っていた。 しかし、その平穏はすぐに終焉を迎えることになる。 不意に周囲の様子が慌しくなる。何かが起こったのか? 「何かあったのかな?」 「ええ、行ってみましょう」 「行くってどっち」 「こっちよ!」 言うなり駆け出す朱美の後を慌てて追う。 どの方向でことが起こったのか、朱美の耳には聞こえているらしい。 その中心に近づくにつれて、だんだんとこの騒ぎの意味が掴めてきた。 想像していたとはいえ、実際にそれを目にしたときはショックだった。 建物が、燃えている。6階建ての中型マンションが。そう、まさしく火事だ。 燃えているのは3階から上。向かって裏側の、非常階段周辺は完全に炎に包まれていた。 上階に行くにつれて炎は大きくなっている。ベランダのある...
  • スレ4>>99-132 Blue sky ~この青い空に春を呼ぶ~ "前編"
    Blue sky ~この青い空に春を呼ぶ~ "前編" ひゅん…ひゅん…ひゅんひゅんひゅんひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんん……… 最初はゆっくりと廻り始めたプロペラは、モーターの唸りと共に次第に回転の早さを増し モーターの音が風鳴りの様な音になる頃には、 プロペラの先端に塗った黄色い塗料が丸く輪郭を成す様に見える様になる。 ランティングギアのブレーキを解除、するとプロペラから生まれる推力によって徐々に機体が加速して行く。 その加速をより早める為、俺は自転車から流用したペダルを強くこぎ始める。 第1加速………第2加速………第3加速………離陸速度に到達! 翼のフラップを動かし、翼への揚力を最大にして、機首を引き起こす! 十分な加速と揚力を得て、機体は風に乗り、 重力のくびきから解き放たれ、今、地上から飛び立つ! ...
  • 合作・短編
    合作・短編 合作というよりは、書き手さんの絵、もしくはSSに触発されて書かれた物がほとんどです お互いに刺激し合って複数の作者で自然と1つのストーリーができています。 ※1が付いてるのは、ちょっとだけえっちぃです、ワンクッション置いてます。 ※2が付いてるのは、血糊・出血有、ワンクッション置いてます。 アリスのウサギさん 題名 初出 媒体 作者(敬称略) アリスのウサギさん スレ1 36 SS 生意気ウサギ スレ1 76 絵 仁義なきバトル スレ1 85 絵 価値観の相違 スレ1 92 絵 狼と少女 題名 初出 媒体 作者(敬称略) 狼と少女 スレ1 66-67 親愛をこめてキスを スレ1 72 絵 風呂上りに スレ1 81 絵 仁義なきバトル スレ1 85 絵 価値観の相違 スレ1 92 絵 狼と少女 スレ6 47...
  • スレ10>>139-141 「ごめんなさい」と「ありがとう」
    「ごめんなさい」と「ありがとう」 「先生なんだから、しっかりしてください!」 風紀委員長のリオは悔やんだ。感情に任せて怒鳴るなんて、いくらなんでも自分は子どもすぎるだろ、と。 しかし悔やんでも覆水盆には戻らず、ネコの教師の泊瀬谷は尻尾を巻くだけだった。ウサギの声にネコがおびえる。 どうしよう。ちょっとたしなめれば良かったかもしれないのに。先生相手に委員長ごときが注意するなんて。 泊瀬谷の代わりに抱えている出席簿をぎゅっと抱きしめて、リオは俯くほかに出来ることはないかと考える。 「因幡さん、ごめんなさい」 セリフをとられる。それは、わたしが言うべき言葉。先生が謝る理由はひとつもございません。 「先生、浮かれすぎてたかな」 「そんなことありませんって!ごめんなさい!」 「……そう」 「わたし、帰ります。もうすぐ下校時間だし……」 リオ...
  • スレ2>>253-261 音楽会
    スレ2>>253-261 音楽会 わたしが住み込みで働く小さなレストラン『三毛猫軒』に、ショウがやって来た。 彼は片手に楽器を抱え、オーナーでもあるわたしのご主人さまとなにやら交渉しているが、岡目八目に見ても前途遼遠なご様子。 「ぼくの歌には自信があるんですっ!だからお願いします!!このお店を貸してください。歌わせてください!」 「うーん、結局はこのお店を貸切りみたいにしちゃうわけでしょ?その分、お店は出来ないよね。それなりの御代は頂くよ」 「……お代ですか。はあ」 「タダで店は使えないねえ。うん」 尻尾をだらりと元気なく垂らせて、しょんぼりとしているショウはイヌ族の少年。彼とはわたしが料理人の修行へと この街にやって来てからの知り合い。わたしよりちょっと年下で、からかいがいのある純朴な子なのだが、 こんなにしょげている姿を見るといつも彼の困りっぷりを笑...
  • 飲めなかった狸
    飲めなかった狸 659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/07(火) 09 24 37 ID BdiXv1Ub 狸でも萌え 670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/07(火) 23 13 28 ID 8rimyxs9 ≫656さん、老狐を書いていただいてありがとうございます。(*T∀T) 鼻の線と耳の大きさだけで「狐」と分からせることができるのはさすが絵師さんと感心しました。 それと、耳と眉と尻尾のフサフサとモフモフが・・・いいなぁ、フサフサとモフモフ これから次の話を書きますが、≫659へ。 「た・・・たまたま書こうとした話に狸が出てるだけで・・・・ べ、べつに・・・あんたのために書いたんじゃないんだからね! か・・・勘違いしないでよね!」 * 「あちー、太陽ってこんなに強かったんだかなぁ・・・」 風鈴の...
  • スレ3>>149-150 なんどめのこい
    スレ3 149-150 なんどめのこい 「こんな話をすると、犬飼さんには笑われてしまうかもしれないけれども 」 何がきっかけでこんな話になったのかは忘れてしまったけれども、 射し込む光ももう輪郭だけを浮かび上がらせるだけとなった夕刻の教室で、 あの一寸女性にしては低い良く透る声で美王先生はゆっくりと語り始めた。 「もうずいぶん前になるわ。 先生もね、一度だけ、恋をしたことが有るのよ」 『え?』普段の美王先生からは思い至らない内容に思考が付いていかず、思わず 「それで、その恋はどうなったんですか?」なんて、馬鹿な質問をしてしまう。 結果は判ってるんじゃない?今、ここで、話しているんだから… 口を出た言葉は取り返せない。反射的に何でも口に出す癖は一生治らないのかな。 耳の奥でツンと音がして校庭から聞こえていた運動部の生徒の嬌声が遠...
  • スレ4>>721-726 夜会
    夜会 街中のケモノの誰もが眠りを貪る深夜2時。 街から外れた蕗の森の公園に、幾人かのネコ族がぞろぞろと静かに集まりだした。 老いも若きも、男も女も、みな長い尻尾を揺らしてぶるるっと毛を膨らましながら、各々落ち着く空間を選び これからの一時をのんびりと過ごそうとしている。かつては蕗が一面あたりに群生していた蕗の森町、 現在はその面影はもう無く、静かな毎日を重ねる住宅と活気溢れる街を見渡す丘、そして土地の名だけが残っている。 その蕗の森の一角に彼らは集まる。 いち早く公園に着ていた中学生の刻城ナガレが学園の教師・帆崎を見つける。 同じく学園の教師・泊瀬谷スズナも一緒である。 「あ、ザッキーだ」 「帆崎先生!こんばんは」 「おや、泊瀬谷先生もお早いですね。ナガレ、今夜は特別だからな」 「そうですね帆崎先生、ナガレくん。せっかくの夜会だ...
  • FORMAT:5章
    FORMAT 5章 祝いの花火がパンパンと打ちあがり、周囲には大勢のヒトが賑っている。 しばらくするとゆっくりと浮き上がり、ヒトが、建物が、徐々に小さくなっていく。 そして瞬く間にそれらは視界から消え、数分もしない内に、辺りは美しい空と母なる海だけになっていた。 今、俺達は最新の飛行船『スタークラフト』に乗っている。 このスピードなら、大陸ローナンに到着するのは時間の問題だ。 「やっぱスゲーなこれ。世界最速の名はダテじゃなかったみたいだな。」 「ホントにこれに乗るとは思わなかったなー。」 「あ、本来は乗らないのか……?」 「まぁ普通の気球は使うんだけどね。RPGに船や飛行船、大空を舞う竜みたいな移動手段は当たり前でしょ?」 当たり前かどうかは知らんが、ともかくラッキーなんだな、これは。 周りをザっと見渡すと、やはりピシっと正装しているヒトばかりだ。 服...
  • スレ3>>297-313 FORMAT:4章
    スレ3 297-313 FORMAT:4章 「とりあえず、どうする?」 「どうするったって…もう行くアテないんだろ?」 クロンファートでの異常気象。 あれは全てビリアルデの幹部と名乗るウルカという女の仕業だった。 何のためにあんな事をしたのかは定かではないが、何にしろバグに関しての件は結局振り出しに戻ってしまった。 「まぁ、どの道日は暮れちゃったんだ。明日に備えて休もう。」 「…そうね。」 長かったような短かったような。 今日という日は過ぎ去る準備を始めようとしていた。 ひとまず目に留まった大きな木の近くに腰を下ろした。 「今日はさすがに飯抜き…よね。」 シンディは空を見上げながらお腹に手を当てて言う。 「…だな。はぁ…規則正しく三食摂りたい。」 「ワガママ言わないの。…あれ、ソフィは?」 「……あれ、いねぇ。さっき...
  • スレ3>>233-238 写真屋さん
    スレ3 233-238 写真屋さん 職員室で猪田先生が慣れない手つきで、デジカメの画面と勝負の付かないにらめっこをしていた。 大きな身体で、小さな機械を扱う猪田先生は、難解な推理小説を読んでいるような顔をしている。 しかし、その本には結末は書いていない。本はニシシと意地悪く笑う。答えはお前が導き出せ…か。 そんな猪田先生の姿を見ながら、ぼくは泊瀬谷先生との用事を済ませると、先生はにっこりと笑う。 「ありがとう。ヒカルくんのおかげで早く終わったよ」 「うん…」 泊瀬谷先生は少女そのままだ。ちょっとでもいいから、泊瀬谷先生から誉められるのは、やっぱり嬉しい。 誉められるとあまり表情が出ないといわれるぼくでも、尻尾を振ってしまう。でも、人にあまり見せたことはない。 ついてない日の最後には、いいことで終わりたいのは道理。何故なら、今日は同じ学年の女子・永...
  • スレ2>>618 頑張るから頑張れ
    スレ2>>618 頑張るから頑張れ 「そんなどうして私が!」 「仕方ないんですよ。運動部じゃ女手少ないから、牛沢先生と伊織さんに頑張ってもらわなきゃなんないんです」 学園祭当日になっても、未だに不平を言い続ける伊織さんに、 頼み込むように話しかけながら、俺は心の中で溜め息を吐く。 伊織さんがこういう女の子らしい格好が苦手なのは分かる。男勝りな性格で、今さら引っ込みがつかないのも分かる。 自分では面倒臭がっている、大きな胸を強調するようなメイド服が、彼女にはまさに冥途服に見えているのも分かる。 けれど、ライバルの多い喫茶店をやる上で、お色気要素が無くては太刀打ちなど出来ない。 そりゃ、俺だって少しぐらい料理には自信があるが、 家庭料理が主なので紅茶にコーヒーに菓子は他の喫茶店を越えるものが出来るか不安だ。 そうなるとこの陸上部主催喫茶店が、他の...
  • スレ7>>309-313 尻尾と雨
    尻尾と雨 尻尾がじゃまだ。きみたちの尻尾がじゃまなんだ。 「…通れないじゃないの」 右手にコミックにラノベにアニメ雑誌、左手に学生カバン、そして気持ちを表すように長い耳をへし折らすのは風紀委員長・ウサギの因幡リオ。 学校帰りに寄った、『本を売るなら…』でお馴染みの古本屋。明るい店舗には、同じく学校帰りの生徒らや 仕事をさぼったサラリーマンが、ずらりと本棚の前に立ち並ぶ。立ち読み自由が謳い文句のこの店では、ごくごくありふれた光景。 宝のありかを探す冒険者か、はたまた暇をつぶすだけの自由人か、彼らは勝手気ままに立ち読みを続けていた。 しかし、じゃまなんだ。きみたちの尻尾がじゃまなんだ。 「こんなお宝本、100円コーナーにおいて置くなんてここの店も正直者ね」 誰もがキャラは知っておるけど、本屋さんには置いていない有名漫画家の絶版単行本を手にしたリオは、ホ...
  • スレ2>>909-912 正義の鎌田
    スレ2>>909-912 正義の鎌田 学園祭初日。 無事一回目のショーが終わった時、僕は芯まで冷えきっていた。 ヒーローは常に他がために命を張らねばならない。 子供達を楽しませるためには丹前を脱ぎ捨て、秋風の無慈悲な熱量に凍死の危機を背負った我が身を曝さねばならない。 だが僕はやる。やらねばならぬ。 「ひゃっはっはっ、笑われてたなライダー」 僕に気安く話かけるこの男は塚本。 よせばいいのに、わざわざ鹿と徒党を組んでいる奇特な馬男だ。いつの間にか僕も徒党に入っているらしいが。 「やあ塚本、見てくれたの?」 「ったりめぇだ。ライダーのヒーローショーなんて超しっくりくるもん見逃さねぇよ」 ヒーローショーがしっくりくる……なんて良いこと言ってくれるんだ。 「塚本!君は本当にハルウララみたいな男だ!」 「はぁ?うわ、いててて!止めろ抱き付くな...
  • スレ4>>323 二人の静かな図書館
    スレ4 323 二人の静かな図書館 それは、何かに例えるとしたら、小鳥の囀りの様な小ささだった。 「大丈夫?」 心配そうに顔を覗き込んだ織田は、右手を比取のおでこに添え、左手を自分の額に当てた。 「だ、大丈夫です。風邪じゃないです。誰かが噂したんですよ、きっと。」 頬が赤くなるのを感じながら、比取は慌てて離れ、元気である事を見せようとその場で軽く何度か飛び跳ねた。 本人が元気と言うのなら深く追求しない織田だが、どうしても比取だけは追求しそうになるのであった。 当たり前だが、学生はいつも学生服を着ている。比取もちゃんと着ている。ただし、上着だけ。 尺、と言うより身体の構造上の理由で、ごく一部の生徒は、上着しか着ていない。 その所為か、織田はそういう生徒を見ると、心配をしてしまうのである。 本人から見れば少し迷惑な行...
  • 月と牙。
    月と牙。  「いけないことばかりしているのかな……。わたしたち」  学園の誰も使っていない古ぼけた小部屋。  片隅のには一日を終えた学生カバンが二つ折り重なる。傍らには秋の匂いのサブバックが学生の本分を詰め込んでいる。 飛び切り新しいというわけでもないが、使い古されているというわけでもない。きれいに使用されている合皮のカバンの持ち主は、 学園でも「お姉さん」の香り漂う、女子生徒らのもの。彼女らもカバンと同じように二人折り重なって、秋の匂いを確かめ合う。  クロネコの佐村井美琴(みこと)、イヌの大場狗音(くおん)。人知れず、彼女らは集い確かめあう。何を?  言葉は少なく、お互いのことは口で分かり合う。どうやって?  ケモノのハートを揺さぶって、ケモノの瞳で見つめあう。何故に?  『甘噛み同好会』の過ちに、疑問を持ってはいけない。  背...
  • 冬の穴蔵で
    スレ3 97-99 冬の穴蔵で  ただの穴蔵と呼ぶには広く、洗練された洞穴には、火の灯った松明が等間隔で立ち並ぶ。  静かに燃える火は、通路のように伸びる道を照らし上げている。  広い幅を持つ道の両側には、木製の扉がいくつもあり、その洞穴が集落であると静かに語っていた。  その通路を、肩幅が広く長身の男が、長い尻尾を引きずり、のそのそと二本の足で歩いている。  彼の眼は紅玉のような赤い虹彩に漆黒の瞳孔が縦に走っている。  衣服の隙間から覗く体表は硬質な緑の鱗に覆われていて、丈夫そうな印象を与えてくる。  トカゲのようなその姿は、リザードマンと呼ばれる種族特有のものだ。  男は黒いキルトシャツとコットン製ズボンの上に、分厚いマントを羽織っている。  足音を立てないように通路を進んでいく。やたら静かで人通りがないのは、季節のせいだ。 「あー...
  • スレ4>>526-534 さよなら早良なずな
    さよなら早良なずな 「あの、あの…、泊瀬谷センセ!これ…受け取ってください!」 「ええ?」 「センセ!それじゃあ!!」 わたしが仕事を終えて帰宅しようと自転車置き場に向かう途中のことだった。 一人のシロネコの少女がわたしにきれいな包み紙で飾られた小箱を渡して、何処かへすっとんでいった。 金色の腰まで伸びた長い髪、黒のビーニーキャップ、そしてまだまだ寒いというのに薄そうなシャツと フリルのミニスカートを身にまとっていた少女。ガールズバンドのボーカルかのような雰囲気さえ漂わせる。 彼女の歳はわたしの受け持つ高等部の生徒と同じくらいか。他校の生徒としたら、どうやってここに入ってきたのだろう。 さらに不思議なことに、初対面なのに彼女は私の名前を知っていたのは何故だ。あれこれと頭の中がぐるぐると酔う。 確かに添えられたカードには『泊瀬谷先生へ』と書...
  • スレ>>467 猫の姐さん
    猫の姐さん 464から一連の流れが出来た様に見えるので載せましたが、問題がありそうならば削除しますorお願いします。 464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 16 05 43 ID UGTZhpem ケモナーって容姿的にも恵まれてない人多くない? 466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 16 43 28 ID k8aVLbQJ なんかキツい感じのショートのメガネかけた猫人のイメージ 467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 21 00 04 ID QysvToCv こうですか? 466
  • スレ7>>645 ナイススパッツ
    ナイススパッツ 645 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/11/26(木) 21 32 46 ID D6TewRrZ 以前から描こうと思っていたスパッツ。 646 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/11/27(金) 02 01 48 ID mkDQPbGt ナイススパッツ! 647 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/11/29(日) 10 26 37 ID EkayB57T 「スパッツの下にパンツはいてない(かも知れない)女子」なんてキャラの話を最近見たので スパッツと聞くとやましい想像が・・・ ちょっとオキシドール漂白受けてくる 648 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/11/29(日) 10 41 ...
  • スレ7>>128 養豚場のブタでもみるかのように冷たい目
    養豚場のブタでもみるかのように冷たい目 115 名前: 創る名無しに見る名無し 投稿日: 2009/08/28(金) 16 41 31 ID yxU2BsZP 【企業】 夏の風物詩「チューペット」、生産終了 ttp //tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1251439501/ 116 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/08/28(金) 18 56 25 ID tU+DEpVc 釣りじゃないだとっ! 117 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/08/28(金) 19 14 47 ID xZov/IPe ≫115 アキラ「今からでも沢山買いこんで準備室の冷蔵庫に蓄えておこうぜ!」 タスク「それ多分、絶対バレるよね…」 ナガレ「多分というより絶...
  • スレ3>>180-186 五話:嵐の前のプレリュード
    日曜、月曜日は嵐のように過ぎて火曜日。火曜日は通常通りの登校となり、殺人事件があったのが嘘のようにいつもの日常が 始まった。山のようにあった宿題は徹夜して何とか処理することができ、テスト勉強もそれなりにすることができた。午前中 は丸々テストだったので、少し目が疲れているようだ。肩も痛い。昼休みの間ゆっくりと眠っていたいと思うが、そうは言っ てられない。昼休みの間にあの烏の男に接触して名前くらいは聞き出さないと。廊下をつかつかと歩き出し、別のクラスにあ の烏の姿は居ないかと余所見をしながら歩いていると、何かにぶつかって勢いよく倒れてしまった。 「うわっ・・・ご、ごめん」 何がぶつかったのかと思えば、犬族の女の子。しかも物凄く小さい。小さくて見えなかったとはいえ、俺の不注意だ。謝っ て立ち上がると、その女の子も勢いよく立ち上がり 「ごめんなさい!急いでたので・...
  • スレ>>762-765 Mammoth Hunter
    Mammoth Hunter 708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/10(金) 00 48 53 ID dW0qBMPm 目的・・・・それは、「伝説のマンモスの肉争奪」 755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/10(金) 23 24 13 ID vUKSRtTE ≫708のお題を、SSで頂きました。 アルコール入っちゃってるけど、ちょっと、書いてくる・・・ 761 :755:2008/10/11(土) 01 03 47 ID UEpi8kBU なんとか形になりました。 いろいろあって、モンスターハンターの猫獣人「アイルー」の話になりました。 (本当はFF11のアレとアレもからめるはずだったのに・・・酒のせいや、みんな酒のせいや) * 「おい、皿洗い、これも洗っとくニャ」 「皿洗い、皿がたまってるニャ...
  • スレ3>>263 静かな図書館
    スレ3 263 静かな図書館 和賀甲介(わがこうすけ)は、手に取った紙を見て思わず溜息を吐きそうになった。 その紙には、新規購入調査票とタイトルが書かれており、その下には本のタイトルが幾つか記載されていた。 「予想通り……だな。」 「それを言うならガメラ先輩も同じですよ?」 「うるさい。それにそのあだ名は止めろ。咬むぞ。」 紙を置き、向かい側にいる象人に向かって口を上下させて鳴らした。 ワニガメの様に鋭利な形をした口は、何でも噛み砕く。 その威力を痛感している象人は、逃げる様に一歩下がった。 「や、やだなぁ。冗談は止めてくれませんか。」 「フン、本当に図体だけは無駄にある中学生だな、ババール。」 「あ!先輩だってオイラのあだ名使ってるじゃないですか。後、オイラがでかいんじゃなくて、先輩がちい……」 ババールもとい、羽...
  • スレ3>>350 どうしようもなく静かな図書館
    スレ3 350 どうしようもなく静かな図書館 ≫332-334 今日の授業が終わり、何時も通り図書館に来た三人は、カウンターで溜息を吐いている織田を見つけた。 「また、何かあったんですか?」 「……これ。」 和賀が声をかけると、ほぼ投げやりに織田から渡されたのは、またもや二枚の調査票であった。 「えーと何々?『モン○ターハ○ターP2G攻略本』と『公務員試験テキスト』?」 「えと、どっちも前に買ってる本です。」 羽場が読み上げ、比取が答える。そこで三人は、気付いた。 生徒が、また場所が分からずじまいでリクエストされた、という事に。 「利用者が増えている事は、素直に嬉しいのだけれどね……」 再度溜め息を吐く織田。 気持ちが分かる和賀は、かける言葉が見つからなかったので、また調査票を見るとある事に気がついた...
  • @wiki全体から「スレ10>>256 「あたいも牛乳、苦手なんや」」で調べる

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