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**Intel Turbo Memory (Robson) [2007/5~] #region(クリックで展開) -Windows Vista / Windows 7 の ReadyBoost や ReadyDrive 用のフラッシュドライブ。使用するためには専用のドライバ・ユーティリティをインストールする必要がある。ICH8 以降に対応。 -主にノート PC を対象とした miniPCIe 形状のものは対応したチップセットを搭載したマザーボードのスロットに挿入して用いる。デスクトップ PC 向けの PCIe x1 対応拡張カード形状のものもある。NAND フラッシュの種類は SLC、最大容量は 4GB まで用意された。コントローラーチップは 29AE20AA0。 -SSD が普及するまでの過渡期の製品で PC メーカーにも顧客にも受けが良くなく効果も限定的 (SD カードや USB メモリでも同程度の効果がある上、メインメモリを増やした方がずっと高速化できる等) かつ専用ドライバが必要で対応チップセットでないと動作しない等汎用性に欠けていた為いつの間にか消滅し、現在では Intel の黒歴史の一つである。現在も Intel のホームページでドライバやユーティリティのダウンロードは可能だが、元々 PC メーカー向けのみの供給だったためか型番・データシート等の情報は無い。 |[[サポート情報>>http://www.intel.com/p/en_US/support/highlights/chpsts/itm]]&br()[[Turbo Memory Driver ダウンロード>>http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&changeLang=true&DwnldId=18011]]| -[[貴重な PCI-E x1 版の画像>http://www.benchmark.rs/benchmark-testovi/memorije/flash-intel-robson-pcie-x1-kartica.html]] -[[2007/6/5 HP、インテル「Turbo Memory」技術を不採用へ--性能向上を疑問視>>http://japan.cnet.com/news/ent/20350180/]] #endregion ---- **Intel Z-U130 (Zepherin) [2007/3~] #region(クリックで展開) -Intel が 2007 年 3 月に発表した特殊なドライバやアプリケーションを必要としない最初の SSD。サーバー・小型ノート PC・組み込み機器向け。Z-U130 はマザーボードにある USB ピンヘッダ直結型で、例えば SSDUSMS0001G1 にはスタンダードと USB メスコネクタの向きが 90度異なるロープロファイルがある。Micron もこれに良く似た e130 を扱っている。G1 は 1/2/4GB のモデルが存在し、詳細不明だが G2 も存在している。 |[[プレスリリース他>>http://www.intel.com/pressroom/kits/vssdrives/index.htm]]&br()[[Datasheet(PDF)>http://www.ravirajtech.com/pdfs/nand-flash.pdf]]&br()[[当時フラッシュドライブ関連のカタログ(PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/product-family.pdf]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|ランダム 4KB IOPS&br()(Read 2:Write 1)|保証&br()書き換え量| |Z-U130&br()(ZEPHERIN)|SSDUSMS0001G1|1GB/?|小基板|28/20 MB/s|100|18.72TB| |~|SSDUSMS0001GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0002G1|2GB/?|~|~|~|37.44TB| |~|SSDUSMS0002GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0004G1|4GB/?|~|~|~|74.88TB| |~|SSDUSMS0004GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0001G2※|1GB/?|~|||| |~|SSDUSMSL001G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0002G2※|2GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL002G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0004G2※|4GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL004G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0008G2※|8GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL008G2※|~|~|~|~|~| ※は付いているものはデータシートに記載が無いもの |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel 50nm SLC| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|| |振動耐性(動作中)|1.1 G, 5-50 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|USB2.0/1.1| |コネクタ形状|2.54mm ピッチ 2x5 メス| |消費電力(アクセス時)|400 mW| |消費電力(待機時)|325 mW| |動作電圧|5V| |重量|| #endregion ---- **Intel Z-P140 (Mount Thunderbolt) [2007/12~] #region(クリックで展開) -PATA インターフェースを持つ BGA の SSD。発表時はペーパークリップより軽いと宣伝されていた。SSD コントローラーとフラッシュメモリがスタックされており、更に PF29F16G32PANC1 や PF29F32G32PANC1 を追加する事で容量を追加できる。但し SSDPAPS0002G1 には PF29F16G32PANC1 のみ、SSDPAPS0004G1 には PF29F32G32PANC1 のみしか追加できないので、SSDPAPS0002G1 の場合 2・4・8GB、SSDPAPS0004G1 の場合 4・8・16GB 以外の構成は出来ない。製品寿命は五年で仕入れ単位は 100。 |[[ProductBrief(PDF>ftp://download.intel.com/pressroom/kits/events/ces2008/Intel_Z-P140_PATA_SSD_ProductBrief.pdf]]&br()[[Datasheet(PDF>>http://components.arrow.com/part/dataview/43467766S9763467N2936]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト| |Z-P140&br()(MOUNT THUNDERBOLT)|SSDPAPS0002G1|2GB/?|BGA|37/26 MB/s| |~|SSDPAPS0004G1|4GB/?|~|38/29 MB/s| |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|2GB /Intel SD54B PF29F16G32PANC1 (50nm 2bit MLC)&br()4GB /Intel SD58B PF29F32G32PANC1 (50nm 2bit MLC)| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|1,500 G/0.5 ms| |振動耐性(動作中)|3.13 G, 5-500 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|UDAMA4| |コネクタ形状|BGA 168| |消費電力(アクセス時)|479/545 mW| |消費電力(待機時)|1.12/1.27 mW| |動作電圧|3.3V| |重量|| #endregion ---- **Intel Z-P230 (Castle Point) [2008/6~2009/6] #region(クリックで展開) -Z-P230 は 2008年6月に追加された PATA インターフェースの SSD で ZIF コネクタを持つ小基板型と後に追加された miniPCIe カード型の二種類がある。製品寿命は三年で仕入れ単位は 100。miniPCIe 形状のものは [[eeePC 901>>http://tie2.dip.jp/~tie2/EeePC/EeePC_hack_cf.html]] とピンアサインに互換性がある。 |[[Datasheet(PDF)>http://download.siliconexpert.com/pdfs/2009/2/15/8/24/58/int_/manual/319955.pdf]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|NAND 種別|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト| |Z-P230&br()(CASTLE POINT)|SSDPAMM0001G1 ※|2GB/?|MLC|MiniPCIe&br()(PATA インターフェース)|38/10 MB/s| |~|SSDPAMM0002G1 ※|2GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0004G1|4GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0008G1|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0016G1|16GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMS0002G1 ※|2GB/?|SLC|~|~| |~|SSDPAMS0004G1 ※|4GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMS0008G1 ※|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAEM0004G1|4GB/?|MLC|ZIF minicard|38/10 MB/s| |~|SSDPAEM0008G1|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAEM0016G1|16GB/?|~|~|~| ※が付いているものは Product Manual には記載されていない |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel MD516 (50nm 2bit MLC)| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|600 G/2 ms| |振動耐性(動作中)|1.1 G, 5-40 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|UDAMA4| |コネクタ形状|BGA 168| |消費電力(アクセス時)|445 mW| |消費電力(待機時)|1 mW 以下| |動作電圧|3.3V| |重量|MiniPCIe /8g&br()ZIF /11g| #endregion ---- *G1 (PC29AS21AA0 + 50nm) **Intel X25-M / X18-M / X25-E (G1、Ephraim) [2008/9~] #region(クリックで展開) #aa(){{{   ._   Ω  ._   エーーックス  r||n(゚ω゚)r||n ニジュウゴ エーーーッムッッ! }}} -2008年9月から販売開始された Intel 初の HDD 互換形状と SATA インターフェースを持つ SSD。MLC 採用の X25-M/X18-M (Mainstream、主にノート PC をターゲットにしている) と SLC 採用の X25-E (Enterprise ではなく Extreme、つまり主に個人用途向けである) があり、X25-E は一部のサーバーに、X25-M は HP の PC 等に採用例がある。こちらは小口での仕入れが可能だった為 PC ショップで茶箱が販売され、Intel の予想に反して売り上げが良かったので後に化粧箱も用意された。X25-E は Postville Refresh の SLC 版がキャンセルされた為 X25-M (G2) 発売後も併売されたが X25-M / X18-M の G1 は G2 発売と共に姿を消した。 G1 はケースが黒いのが特徴。1.8"版には1.8"形状→2.5"形状への変換アダプタが付属していた?製品寿命は 5 年。 -Trim コマンド非対応で速度低下はあるものの当時は性能・信頼性共に低い SSD が多かった為、完成度の高さから SLC 版は無論の事 MLC 版も Samsung の SLC 搭載 SSD と並んで鉄板とされ、市場の MLC に対する不信感を拭った。G1 の時点でホットプラグや SecureErase に対応している (G2 以降も対応) が ATA8-ACS には対応していない為 Windows 7 で SSD として認識されない。X25-M (G1) は速度低下が大きく、後にファームウェアアップデートでやや改善されたもののそれでも X25-M (G2) より速度低下は大きいので時々空き領域のデフラグや SecureErase で回復させてやる必要がある。SLC の X25-E も空きブロックが少なくなると速度低下はあるものの SLC の為リードモディファイライトが多発しても極端に遅くなる事は無い。SLC の X25-E は 実際には 40GiB/80GiB 分 NAND フラッシュメモリを搭載しており約 25% が予備領域として確保されている。 |[[IntelR X25-E Extreme SATA Solid-State Drive 公式(英語)>http://www.intel.com/design/flash/nand/extreme/index.htm]]&br()[[IntelR X25-E Extreme SATA Solid-State Drive 公式(日本語)>http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/extreme/index.htm]]&br()[[X25/18-M G1 Product Manual (PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/mainstream/mainstream-sata-ssd-datasheet.pdf]]&br()[[X25-E データシート(PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/extreme/319984.pdf]]&br()[[Microsoft SQL Server 2008に対するSSDの影響 (by Kingston、X25-E OEM、PDF)>>http://www.kingston.com/ssd/pdf_files/MKP_104_KingstonWhitepaperSSDColorFINAL.pdf]]| -[[2009 年、SSD 版 A-Tiger サーバーに X25-M G1 80GB を二台ミラーリング構成で搭載実験を行ったが、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki89.html]][[OS や RAID カードの問題によりサーバーとしてのパフォーマンスを引き出す事に失敗。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki91.html]] -[[2010/5 その後 2ch の gimpo.2ch.net 用サーバーに X25-M G1 80GB (ファームウェア 045C8610) x2 搭載、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki150.html]][[ファームウェア 045C8820 にアップデートした上で>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki155.html]][[稼動開始。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki156.html]][[しかし使用中に暫く応答停止になる現象が発生する。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki157.html]]これは GC や空きブロック・ページが減りリードモディファイライトが多発した事が原因の可能性がある (G1 は Trim コマンド非対応の為)。フリーズを除けばパフォーマンス自体は HDD に比べて高く、2ch の応答速度が向上する。 -[[2009/05/12 CPU性能が十分なら大幅に高速化 SSDだとOracleは速い? サンの技術者がベンチ公表>>http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/12/ssd.html]]&br()SSD に換装する事で大幅にパフォーマンスアップするものの、十分なメインメモリがあればその差は低い。またこれはあくまで SLC の X25-E を用いた結果であり、全ての SSD でこういった高速化が出来る訳ではないことに注意。 -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user&br()/搭載量)|NANDのタイプ|形状|シーケンシャル&br()リード&br()/ライト|RR4k&br()/RW4k&br()(IOPS&br()QD=32)|保証&br()書き換え量※1|価格| |X25-E&br()(G1&br()Ephraim&br()SLC)|SSDSA2SH032G101&br()SSDSA2SH032G1C5&br()SSDSA2SH032G1GN|32GB&br()/40GiB|SLC&br()(50nm)|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|250/&br()170 MB/s|35,000&br()/3,300|1PB| 価格.com&br()[[G1 MLC>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=05371910212.K0000017271.K0000015055.05371910211.K0000040899]]&br()[[G1 SLC>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=05371910293.K0000017270.K0000021393]]&br()[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1090522237,1090204163,1090525298,1100617387]]| |~|SSDSA2SH064G101&br()SSDSA2SH064G1C5&br()SSDSA2SH064G1GN|64GB&br()/80GiB|~|~|~|~|2PB|~| |X25-M&br()(G1&br()Ephraim&br()MLC)|SSDSA2MH080G1C1&br()SSDSA2MH080G1C5&br()SSDSA2MH080G1GN|80GB&br()/80GiB|2bitMLC&br()(50nm)|2.5"SATA&br()(厚さ7mm&br()& 9.5mm)|250/&br()70 MB/s|~|36.5TB|~| |~|SSDSA2MH160G1C1&br()SSDSA2MH160G1C5&br()SSDSA2MH160G1GN|160GB&br()/160GiB|~|~|~|~|~|~| |X18-M&br()(G1&br()Ephraim&br()MLC)|SSDSA1MH080G105&br()SSDSA1MH080G1C5&br()SSDSA1MH080G1GN|80GB&br()/80GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA1MH160G105&br()SSDSA1MH160G1C5&br()SSDSA1MH160G1GN|160GB&br()/160GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ8mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA1MH128G1ES&br()※2|128GB&br()/?GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ?mm)||||| ※1:X25-E の 50nm SLC NAND フラッシュメモリと X25-M の 50nm MLC NAND フラッシュメモリのスペック上の Program/Erase Cycle はそれぞれ 10万回と 1万回。ただしあくまで保証値なので実際には更に高い耐久性があると見てよい。SSD としての保証書き換え量は X25-E の方は WA が悪化しやすいランダムライト時の値。5年(1835日)で割ると、X25-E(32GB)は一日あたり最低でも 544GB 、64GB 版ではその倍書き換えられる計算になり寿命の心配は全くしなくて良いレベル。尚、50nm SLC のフラッシュ単体のデータリテンションはデータシートによると 10年。MLC 版は一日 20GB を書き換えても最低 5年持つとされている。36.5TB という数字は単純に 20GB * 365 * 5 で求めた数字で、Intel 側は一年を週 6 * 52 週で計算している可能性があり、この場合は 31.2TB になる。 ※2:これは [[http://qdms.intel.com/MDDS/MDDSView.aspx]] に登録されていた ES 品で、G1 の時点で特殊な容量体系がを見直す動きが合った事を示唆している。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21AA0 (第一世代、SLC と MLC ではファームウェアバージョンが異なる)※1| |ファームウェア|045C8591 (MLC ES)&br()045C8792 (SLC ES)&br()045C8610 (MLC 初期)&br()045C8820 (MLC 後期)&br()045C8850 (SLC 初期)&br()045C8855 (SLC 後期)| |フラッシュメモリ|X25-E G1 32GB /Intel 29F16G08CANC1(50nm SLC )* 20&br()X25-E G1 64GB /Intel 29F32G08CANC1(50nm SLC )* 20&br()X25-M G1 __80GB /Intel MD516 29F32G08CAMC1(50nm 2bitMLC)* 20&br()X25-M G1 160GB /Intel MD516 29F64G08FAMC1(50nm 2bitMLC)* 20&br()X18-M G1 __80GB /Intel MD516 29F64G08FAMC1(50nm 2bitMLC)* 10&br()X18-M G1 160GB /Intel MD516 ?(50nm 2bitMLC)* 10| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |ワークメモリ|SDRAM 16MB(Samsung K4S281632I-UC60)※2| |衝撃耐性(動作中)|1000G/0.5ms| |振動耐性(動作中)|2.17 GRMS(7-800 Hz)| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) NCQ対応| |コネクタ形状|SATA (1.8インチ版のみコネクタ形状は microSATA)| |消費電力(アクセス時)|X25-E(平均)/2.4-2.6W&br()X18-M,X25-M(平均)/0.15W&br()(これらの値は平均値で瞬間最大値ではない)| |消費電力(待機時)|X25-E(平均)/0.06W&br()X18-M,X25-M(平均)/0.06W| |動作電圧|5V (2.5"版)&br() 3.3V (1.8"版)| |重量|X25-E/80-90g&br()X18-M/35g&br()X25-M(7mm)/76g&br()X25-M(9.5mm)/| ※1 Marvell の設計が元になっているという噂がある。 ※2 ワークメモリはディスクキャッシュとしてでなくウェアレベリング時の一時データ退避場所としてのみ使用、ディスクキャッシュはコントローラー内蔵 256KB SRAM (Micron によると2MB)。 ※X25-E (G1) のPCB Rev.1はコントローラーチップやNANDフラッシュメモリが樹脂で固めれていて、PCB Rev.2 では樹脂は使用されていない。樹脂は個体によって塗布状態が違い、しかも気泡が認められる為手作業で塗布されていた可能性あり。 ※X25-M (G1) のPCB は今のところ Rev.1 のみ確認。樹脂で固められている個体とそうでない個体が混在。樹脂は個体によって塗布状態が違い、しかも気泡が認められる為手作業で塗布されていた可能性あり。 ※いずれも他社の SSD に比べ旧式の設備で製造されている可能性がある。 #endregion ***Intel X25-M / X18-M / X25-E (G1、Ephraim) OEM 版 #region(クリックで展開) -Kingston 版は X25-E / X25-M を扱った。型番末尾に BN/BD がついているものはアクセサリーキット付属。内容は環境移行ソフトやケーブル・マウンタ等。BN がノート向けアクセサリ、BD がデスクトップ PC 向けアクセサリ。三年保証。取り扱い終了? -[[X25-E OEM SSDNow Eシリーズ>http://www.kingston.com/japan/ssd/e-series.asp]] -[[X25-M OEM SSDNow Mシリーズ>http://www.kingston.com/japan/ssd/m-series.asp]] -PQI 版は 6526-080GR1 と 6526-160GR1 が X25-M G1 の OEM。現在は流通在庫のみ。 -Adaptec (PMC-Sierra) は自社製の SSD をキャッシュとして利用できる RAID カードの maxCache シリーズの追加キット (Adaptec MaxIQ SSD RoHS Cache Kit) として X25-E を扱っている。 -[[詳細>http://www.adaptec.com/ja-JP/products/CloudComputing/maxCache/64GB+SSD-Cache-Performance/]] -富士通が扱っているサーバー向け SSD はスペックから X25-E の可能性がある。 -[[富士通公式>>http://primeserver.fujitsu.com/primergy/peripheral/pg-hds32b/]] -その他 HP・Lenovo 等が X25-E・X25-M・X18-M 等を純正部品として販売している。Product code/device name 末尾が "HP" や "LE" となっている。 -OEM版 |ベースモデル|容量|メーカー|型番| |X25-E|32GB|Kingston|SNE125-S2/32GB| |~|~|Adaptec|2267700-R| |~|64GB|Kingston|SNE125-S2/64GB| |~|~|Adaptec|2268000-R| |X25-M|80GB|Kingston|SNM125-S2/80GB| |~|~|PQI|6526-080GR1| |~|160GB|Kingston|SNM125-S2/160GB| |~|~|PQI|6526-160GR1| #endregion ---- *G2 系 (PC29AS21BA0 -F0* /F1* + 34nm) **Intel X25-M / X18-M (G2、Postville) & X25-V (G2、Glen Brook) [2009/7~] #region(クリックで展開) #aa(){{{              / ̄\             │34nm |              \_/    インテル!              _|_|_        n:     /      \    n:         ||   /         ヽ    ||          f「| |^ト  |   :::\::/:::   |  「| |^|`|  エーーックス       |: ::  ! }  | <(゚)>::::<(゚)> |  | !  : ::}   ニジュウゴ       ヽ  ,イ  ヽ  (__人__) /  ヽ  ,イ     エーーーッムッッ!             \ `⌒´ / }}} -概要&br()2009年7月末に販売開始された Intel の第二世代目の SSD。初期にはバグ有品の回収騒ぎやバグファーム配布騒ぎがあり、発売から約一年半の間 SMART セルフテストログを読み出すとハングアップする不具合が解決されなかった (最新のファームウェア 2CV102M3 で解消) 事で大きく Intel 製 SSD の信頼性を損なった製品。HP、Lenovo、Epson Direct の PC に採用例がある他、一部のサーバー等にも採用されたらしい。自作市場でも G1 から一気に値段が下がった為 SSD の本格的な普及に一役買った。SSD コントローラーが新リビジョンになり 34nm プロセスの MLC 版のみがラインナップ、ケース色が銀に変更され第一世代の MLC 版を置き換えた。従来の 80/160GB 版に加えチャネル数を半分に減らした 40GB 版の X25-V が追加され、2010年秋には 120GB 版も追加されたが噂されていた 300GB 版は登場しなかった。SLC 版は引き続き第一世代の物が継続販売される。X25-M / X18-M は NAND フラッシュメモリは 10ch 接続だが、X25-V NAND フラッシュメモリ 5 枚で 5ch 接続になっており、X25-M / X18-M に比べて大きく速度が劣る (それでも 15,000rpm SCSI/SAS HDDよりはまだ速い)。また、X25-M も容量によって速度に差があり 80GB 版よりも 160GB/120GB 版の方が高速である。製品寿命は 5 年。 |[[IntelR X25-M and X18-M Mainstream SATA Solid-State Drives (英語)>>http://www.intel.com/design/flash/nand/mainstream/index.htm]]&br()[[IntelR X25-M and X18-M Mainstream SATA Solid-State Drives (日本語)>>http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/mainstream/index.htm]]&br()[[IntelR X25-V Value SATA Solid-State Drive 公式(英語)>>http://www.intel.com/design/flash/nand/value/overview.htm]]&br()[[X25-M/X18-M Product Specification(PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/mainstream/Specification322296.pdf]]&br()[[X25-V Product Manual(PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/value/datashts/322736.pdf]]&br()[[Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum (PDF)>http://www.intel.com/design/flash/NAND/mainstream/pdf/322697.pdf]]| -[[2009/09/12 「だれにも聞けないSSDの疑問」を「神様」が解説 XP/Vista用のTrimツールも準備中、廉価版の話題も>>http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090912/etc_intelevssd.html]] -詳細&br()この第二世代目 (ファームウェア 2CV102HA 以降) から Trim コマンド対応で Trim コマンド対応ドライバ環境のみだが SSD TOOL BOX を使用することで Windows Vista 未満でも Trim コマンドが使用可能。Trim を使用しない場合速度低下する。シーケンシャルライトが遅い代わりに 512byte のブロックサイズに比較的強く、パーティションアライメントが合っていない場合でも殆ど性能が落ちない。[[但しなんらかのトリガにより GC が行われる為時々レイテンシが非常に大きくなる現象があり、もっさり感・ひっかかり感を感じる場面がある (この画像ではランダムブロックサイズのランダム IOPS が 5 まで低下しレイテンシが非常に大きくなっている。毎回ここまで性能が低下する訳ではなく通常は 400 IOPS 前後出る)。>>http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/430/008/html/x25m_random_read.jpg.html]]また公称スペック記載の RW4KB IOPS は X25-M で 6,600/8,600 だがこれはドライブ全域ではなく 8GB のみを計測したもので、ドライブ全域を計測すると 300 IOPS となる事に注意 (「Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum」より)。ATA8-ACS には対応していない為 Windows 7 では SSD として認識されない。従って自動デフラグや SuperFetch は手動で無効にする必要がある (SSD TOOL BOX 最新版にはこれらの機能を無効にする "System Configuration Tuner" が搭載されている)。 -[[エルミタージュ秋葉原 X25-M G2 ベンチマーク>>http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090722_11.html]] -[[Anandtech レビュー>>http://www.anandtech.com/show/2808]] -[[PC Perspective レビュー>>http://www.pcper.com/article.php?aid=750&type=expert]] -[[2010/5 2ch の第二の SSD サーバー (yutori7.2ch.net) に X25-M G2 80GB (ファームウェア 2CV102HD) x1 を搭載する事が決定。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki162.html]][[稼動開始。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki163.html]][[しかし X25-M G1 搭載の gimpo.2ch.net 同様しばしばフリーズする現象が確認される。この G2 の方は SMART ステータスを確認するタイミングで発生する事が多く、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki164.html]]これはファームウェア 2CV102M3 で修正された「SMART セルフテストログを読み込むとハングアップする問題」が関係していたかたまたまこのタイミングで GC が行われた等の可能性がある (yutori7.2ch.net の OS は FREE BSD 7.0 であり Trim コマンド非対応の環境である)。このようにファームウェアのバグか SSD 内部での空きページ・ブロック不足が原因と思われるフリーズは発生したものの [[HDD に比べて圧倒的なパフォーマンスによりサーバーの高速化が確認されたため>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki165.html]][[その後の SSD サーバー3~7号機の各 2ch サーバーに続々と X25-M G2 が HDD とのハイブリッド構成で搭載される。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki166.html]][[6月には SSD 搭載サーバーがリブートする事態になったがこれは SSD 以外の部分が原因。この後も SSD 以外が原因の様々なトラブルが発生するも修正しつつ稼動。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki176.html]][[8 月には hibari に搭載されていた>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki193.html]][[ X25-M G2が故障。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki196.html]]その後は X25-M G2 自体が原因の問題は発生していない。 -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user&br()/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード&br()/ライト|RR4k&br()/RW4k&br()(IOPS&br()QD=32)※2|保証&br()書き換え量&br()※3|価格| |X25-V&br()(Glen Brook)|SSDSA2MP040G2C1&br()SSDSA2M040G2GN|40GB&br()/40GiB|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|170/&br()35 MB/s|25,000&br()/2,500|3.75TB|価格.com&br()[[40GB>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000079560.K0000152097.K0000134461]]&br()[[80GB>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000046439.K0000109824.K0000046440.K0000152098.K0000082972]]&br()[[120-160>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000168198.K0000046441.K0000046442.K0000152099.K0000084490]]&br()[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1100916001,1100923150,1090722437,1100515024,1090901583,1100916002,1100106076,1100106078,1100202667,1101111326,1090722438,1090901582,1100106077,1100106079,1100617388]]&br()[[ベストゲート>>http://www.bestgate.net/product.phtml?categoryid=001009014000000&word=intel+G2&p_sort=MinimumPrice]]| |~|SSDSA2MP040G2R5&br()SSDSA2MP040G2K5&br()SSDSA2M040G2GC|~|~|~|~|~|~| |X25-M&br()(G2&br()Postville)|SSDSA2MH080G201&br()SSDSA2M080G2GN|80GB&br()/80GiB|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|250/&br()70 MB/s|35,000&br()/6,600|7.5TB|~| |~|SSDSA2MJ080G201&br()SSDSA2M080G2GN|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH080G2C1&br()SSDSA2M080G2GN|~|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH080G2R5&br()SSDSA2MH080G2K5&br()SSDSA2M080G2GC|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MJ080G2C1&br()SSDSA2M080G2GN|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH120G2K5&br()SSDSA2M120G2GC|120GB&br()/120GiB|~|250/&br()100 MB/s|35,000&br()/8,600|11.25TB|~| |~|SSDSA2MH160G201&br()SSDSA2M160G2GN|160GB&br()/160GiB|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|~|~|15TB|~| |~|SSDSA2MH160G2C1&br()SSDSA2M160G2GN|~|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH160G2R5&br()SSDSA2MH160G2K5&br()SSDSA2M160G2GC|~|~|~|~|~|~| |X18-M&br()(G2&br()Postville)|SSDSA1MH080G201&br()SSDSA1M080G2GN|80GB&br()/80GiB|1.8"SATA&br()(厚さ5mm)|250/&br()70 MB/s|35,000&br()/6600|7.5TB|~| |~|SSDSA1MH160G201&br()SSDSA1M160G2GN|160GB&br()/160GiB|~|250/&br()100 MB/s|35,000&br()/8600|15TB|~| ※1:Product code 末尾によって付属品等が異なる。詳細はトップの 「Product code」 命名規則参照。末尾 "01" は初期に極少量が流通、末尾 "C1" と "R5" は前期に流通、"C1" と "R5" の価格が下がった後期には "C1" と "R5" よりやや価格が高い "K5" が登場し、その後はほぼ "K5" のみの流通になった。 ※2:ドライブ全体の内 8GB のみを計測した場合。ドライブ全域を計測した場合 RW4KB の IOPS は 300 まで低下する。 ※3:寿命は「Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum」掲載の 100% ランダムライト時の数値で G1 の概算とは計算方法が異なることに注意。[[IDF2009の資料>>http://intelstudios.edgesuite.net/idf/2009/sf/aep/IDF_2009_MEMS003/f.htm]]ではより詳細に記載されており X25-M の 160GB 版で 100% ランダムライトで 15TB、100% シーケンシャルライトで 370TB 書き込める事になっている。これらの数値は極低い確率でセルが欠損し始める保証値であって、その容量を書き込んでもセルの欠損が必ず起きる訳ではないしセルが欠損してもある程度は予備領域で代替する事によりこれらの数値よりも長い寿命が見込める。実際に[[ trim コマンドを有効にした状態での X25-V(40GB) の書き込み耐久テストでは 2011/2時点で書き込み量は 850TB 以上に達している。>>http://botchyworld.iinaa.net/ssd_x25v.htm]]34nm の NAND フラッシュのデータシート上のデータリテンションは保証書き換え量を超えていない時点で[["JEDEC compliant (つまり 1年以上)">>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20100902_390925.html]]となっており、保証書き換え量を大幅に超えた場合はデータ保持期間がより短くなる可能性があるが、同 Intel の 50nm MLC (MD516) のデータシート上のデータリテンションは 10年となっていたものが 34nm にシュリンクし急激に 1/10 になる事は考えにくいのでこちらもかなり余裕のある数値とみられる。Intel の 34nm MLC (MD332) のデータシート上の Program/Erase Cycle は 5000 回。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)※1| |ファームウェア|2CAA02G2&br()2CV102G2&br()2CV102G6&br()2CV102G9&br()2CV102HA (以降 Trim コマンド対応)&br()2CV102HD&br()2CV102J6&br()2CV102M2&br()2CV102M3| |フラッシュメモリ|X25-V    40GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 5 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 __80GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 120GB /Intel MD332 29F64G08CAMDA *5 + 29F16B08JAMDA * 5 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 160GB /Intel MD332 29F16B08JAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X18-M G2 __80GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X18-M G2 160GB /Intel MD332 29F16B08JAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()NAND フラッシュ型番末尾が"1"は旧世代、"A"は新世代で何らかの改良が加えられている| |訂正不能エラーレート|1/10^16| |ワークメモリ|SDR-SDRAM 32MB (ISSI IS42S16160D-7TLI / Micron MT48LC16M16A2P-75IT)※2| |衝撃耐性(動作中)|1000G| |振動耐性(動作中)|2.17 G| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) Trim※3/NCQ(QD=32)対応| |コネクタ形状|SATA (1.8インチ版のみコネクタ形状は microSATA)| |消費電力(アクセス時)|2.5(80GB)~3(160GB)W(平均)| |消費電力(待機時)|0.075W(平均)| |動作電圧|5V (2.5"版)&br() 3.3V (1.8"版)| |重量|X18-M/35g&br()X25-M(7mm)/76g&br()X25-M(9.5mm)/80g&br()X25-V/68g| ※1 Marvell の設計が元になっているという噂がある。 ※2 ワークメモリはディスクキャッシュとしてでなくウェアレベリング時の一時データ退避場所としてのみ使用、ディスクキャッシュはコントローラー内蔵 SRAM で容量は Intel 天野氏によるとスペックに書けないほど小さい (256KB) とのこと。[[しかし Micron によると 内蔵 SRAM の容量は 2MB あるとされている>>http://www.anandtech.com/show/2909]] ※3 2CV102HA 以降のファームウェアを搭載した個体のみ ※ X25-M (G2) のPCB は今のところ Rev.1 のみ確認。G1と共用ではない。コントローラーチップのみ樹脂で固められていて、X25-M (G1) や X25-E (G1) よりもデバッグ用のランドが減っている。 ※ X25-V (G1) の PCB は X25-M (G2) と共通と見られる。 -ファームウェアアップデート履歴 |バージョン|更新日時|変更点|備考| |2CAA02G2|-|-|ES| |2CV102G2|2009/7|-|初期搭載&br()HDD パスワード関連のバグが発覚・製品回収| |2CV102G6|-|-|beta| |2CV102G9|2009/8/10|・HDDパスワードを設定するとハングアップする&br()不具合を修正&br()・HDDパスワードを無効あるいは変更した場合に&br()ハングアップする不具合を修正|| |2CV102HA|2009/10/26|・Trim 対応&br()・160GB 版の書き込み速度の低下を改善|ファームアップツールに不具合&br()一時公開停止| |2CV102HD|2009/12/30|・速度低下を改善|| |2CV102J6|-|-|beta| |2CV102M2|~|~|~| |2CV102M3|2011/1/18|・SATA 6Gbps 対応コントローラーに接続すると&br()起動が遅くなる問題を修正&br()・SMART 値のメディア消耗指数の数値の精度の改善&br()・NCQ のパフォーマンス向上&br()・SMART セルフテストログを読み込むと&br()ハングアップする問題を修正&br()・(Intel の公式リリースノートには記載されていないが&br()Lenovo のサポート情報によると Windows 7 により&br()Trim コマンドが発行された後 SSD が内部で&br()GC 等を行っている最中にホストの要求への応答が&br()停止し BSOD になる不具合も修正されたとのこと)&br()[[Lenovo 文書番号:SF11-D0015>>http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SF11-D0015]]|| #endregion ***Intel X25-M / X18-M (G2、Postville) & X25-V (G2、Glen Brook) OEM 版 #region(クリックで展開) -Intel 純正の他、A-DATA、PQI、Kingston が OEM 販売している(いた)。Intel 製とはファームウェアが異なる場合があるが、Intel のファームウェアを適用すれば Intel SSD TOOL BOX が使用可能になる。東芝と違い、Intel は自社ブランドでも販売している為か、OEM 販売するメーカーが減っている模様。 -A-DATA 版は X25-M のみで日本語のサポートが無く保障期間が短い。既に取り扱い終了か? -[[A-DATA公式>>http://www.adata-group.com/JP/product_show.php?ProductNo=AX25M]] -PQI 版は X25-M の 7mm 厚版のみ。型番は「6526-*」になっている。三年保証。USB 外付け箱入りの「6532-*」「6533-*」もある。 -[[PQI公式>>http://www.pqi.com.tw/jp/product2.asp?oid=196&cate1=196&proid=380]] -Kingston は G1 に引き続き X25-M G2 / X25-V も扱った (G1 の OEM 版から型番が変更された)。型番末尾に BN/BD がついているものはアクセサリーキット付属。内容は環境移行ソフトやケーブル・マウンタ等。BN がノート向けアクセサリ、BD がデスクトップ PC 向けアクセサリ。三年保証。X25-V OEM 版は一度 SecureErase を行うと Trim 対応になる。取り扱い終了? -[[X25-M OEM SSDNow Mシリーズ>>http://www.kingston.com/japan/ssd/m-series.asp]] -[[X25-V OEM SSDNow Vシリーズ (SNV125-S2/40GB のみ)>>http://www.kingston.com/japan/ssd/v-series.asp]] -Lenovo の純正オプションで X25-M G2 80GB は「0A60993」、G2 160GB は「43N3435」として販売されている。基本的に割高だがクーポン適用で非常に安価になる場合もある。Product code/device name 末尾"LE" -HP の純正部品として X25-M G2 の 80/120/160GB 版、1.8"/2.5"版が各適合した機種専用のマウンタ付で販売されている。その為に種類が非常に多いので詳細は載せない。Product code/device name 末尾"HP" -OEM版 |ベースモデル|容量|ブランド|型番|備考| |X25-V|40GB|PQI|6532-040GR1 (S532-E 40G)|USB2.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNV125-S2/40GB|SecureEraseするとTrim対応に化ける| |X25-M|80GB|A-DATA|SINTS-80GM-C|| |~|~|~|SINTS-80GM-CSA|| |~|~|~|ASINTS-80GM-CSA|| |~|~|PQI|6526-080GR104B|| |~|~|~|6526-080GR2|| |~|~|~|6533-080GR1|USB3.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNM225-S2/80GB|| |~|160GB|A-DATA|SINTS-160GM-CSA|| |~|~|~|ASINTS-160GM-CSA|| |~|~|PQI|6526-160GR2|| |~|~|~|6533-160GR1|USB3.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNM225-S2/160GB|| #endregion **Intel SSD 310 (G2、Soda Creek) [2011/1~] #region(クリックで展開) -X25-M/V の mSATA 版。X25-M G2 と同じコントローラーチップと (文字列から G2 と同系統と思われるファームウェアと) 34nm の 5 個の NAND フラッシュを搭載し 40GB・80GB の二種が用意される。それぞれ X25-V・X25-M (G2) 80GB と同程度の性能・特徴があり mSATA 形状の SSD の中ではトップクラスの性能となる。SSD TOOL BOX に対応しておりその他詳細・特徴は X25-M (G2) の項目を参照すること。 -Intel は NVMHCI を提唱しているが SSD 310 に関してはデータシート上単なる mSATA (SATA インターフェース) であり PCIe インターフェースに接続する事は出来ない。一部のマザーボードでは mSATA 専用スロットや mSATA と miniPCIe 両方の信号に対応した特殊な miniPCIe コネクタを備えたもの (ECS H67H2-I,H67,mini-ITX) があり、そういったごく一部のマザーボードで利用できる。また、信号自体は SATA そのものであるのでコネクタ形状を変換する事で通常の SATA コネクタと接続して使用することも可能。「mSATA INTERPOSER」という名称の mSATA→2.5" 変換基板が存在するが、末尾"C1"には付属しない。ノート PC ではこれらの HDD 非互換の小型な SSD を採用する例が多くあり、東芝・Samsung 等が既にこの規格の SSD を市場に投入している。Intel はしばらくこの種類の SSD を投入していなかったが SSD 310 でラインナップの隙間を埋める事となった。 |[[SSD 310 公式>>http://www.intel.com/design/flash/nand/310series/overview.htm]]&br()[[ProductSpecification (PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/324042.pdf]]&br()[[ProductBrief (PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/324696.pdf]]| -[[stragereview.comのレビュー>>http://www.storagereview.com/intel_ssd_310_series_80gb_review]] -[[The SSD Reviewのレビュー>>http://thessdreview.com/our-reviews/intel-310-series-80gb-ssd-review-pcmark-vantage-and-final-thoughts/]] -[[2011/5/12 m-SATA採用のインテル製SSD「SSD 310」シリーズが発売>>http://ascii.jp/elem/000/000/605/605477/]]&br()海外では 1月から流通していたが、ようやく国内でも販売開始。 -[[2011/5/13 インテルの超小型SSD「310」が発売! mSATAコネクタ採用、速度は従来品同等>>http://akiba.kakaku.com/pc/1105/13/193000.php]] -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|RR4k/RW4k&br()(IOPS QD=32)|保証&br()書き込み量&br()※|価格| |SSD 310&br()(Soda Creek)|SSDMAEMC040G2C1&br()SSDMAEMC040G2|40GB&br()/40GiB|mSATA|170/35 MB/s|25,000/2,500|3.75TB|[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1110513332,1110513331]]&br()[[ベストゲート>>http://www.bestgate.net/product.phtml?categoryid=001009014000000&word=SSDMAEMC]]| |~|SSDMAEMC080G2C1&br()SSDMAEMC080G2|80GB&br()/80GiB|~|200/170 MB/s|35,000/6,600|7.5TB|~| ※ 100% ランダム書き込み時 ※ Product code/device name 末尾が"HP"や"LE"となる HP や Lenovo の OEM 版 (FRU:45N8259,80GB) が存在する。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)| |ファームウェア|2CV102M1| |フラッシュメモリ|80GB版 /Intel MD332 29F16B08JAMDA (34nm 2bitMLC 16GB) * 5| |訂正不能エラーレート|1/10^16| |ワークメモリ|SDR-SDRM 32MB (IS42S16160D)| |衝撃耐性(動作中)|1,500G / 0.5ms| |振動耐性(動作中)|2.17 GRMS (5-700 Hz)| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) Trim/NCQ(QD=32)対応| |コネクタ形状|mSATA| |消費電力(アクセス時)|0.15W| |消費電力(待機時)|0.075W| |動作電圧|3.3V| |重量|10g 以下| #endregion **Intel SSD 311 (G2、Larsen Creek) [2011 Q3~] #region(クリックで展開) -Z68 チップセットの新機能の SSD を HDD のキャッシュとして利用する RST SSD Caching /Smart Response Technology (SRT) に使用することを想定した機種で、自社製の MLC 採用 SSD が Trim 非対応環境では使い物になら無い事を自覚していると見られ 34nm SLC を採用している。価格は 49~59 米ドル程度と SSD 310 40GB と近い価格になっている。容量単価は倍だが単位容量あたりの NAND フラッシュメモリのスペック上の書き換え寿命が 20 倍 (X25-V の容量が半分の為 SSD としての書き換え寿命は 10 倍程度) ある為、書き換え回数が特に多い環境や MLC 不信の人であればキャッシュ用途ではなく単体で使うのも良いだろう。容量は 20GB のみで mSATA 版と 2.5"版両方が用意される可能性がある。2.5"版のハードウェアは SSD320 ではなく X25-V を SLC 化したもので、SLC な分 X25-V よりもベンチスコアが上がっている。 -[[2011/4/28 2011 Intel SSD roadmap leaked, shows incoming consumer, enterprise drives>>http://www.tcmagazine.com/tcm/news/hardware/37685/2011-intel-ssd-roadmap-leaked-shows-incoming-consumer-enterprise-drives]] -[[2011/4/28 Intel readies 20GB 'Larsen Creek' SSD for use with Z68 boards>>http://www.tcmagazine.com/tcm/news/hardware/37674/intel-readies-20gb-larsen-creek-ssd-use-z68-boards]] -[[2011/4/28 Intel to launch SSD 311 Series together with Z68 Express>>http://vr-zone.com/articles/intel-to-launch-ssd-311-series-together-with-z68-express/11985.html]] -[[2011/5/7 Intel Larson Creek pictured and priced>>http://www.nordichardware.com/news/86-storage/43119-intel-larson-creek-pictured-and-priced.html]] -[[SSD 311 は国内でも販売される見込み>>http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1105/12/news078.html]] -[[2011/5/13 AnandTech より基板画像>>http://www.anandtech.com/show/4337/z68-ssd-caching-with-corsairs-f40-sandforce-ssd/6]] -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)※1&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|RR4k/RW4k&br()(IOPS QD=32)|寿命|価格| |SSD 311&br()(Larsen Creek)||20GB&br()/|2.5"SATA||||| |~||~|mSATA|~|~||| |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel 29F32G08CAND2 (34nm SLC 4GB) * 5| |訂正不能エラーレート|| |ワークメモリ|SDR-SDRAM 32MB (IS42S16160D-7TLI)| |衝撃耐性(動作中)|| |振動耐性(動作中)|| |動作温度|0-70℃| |インターフェース|SATA 3Gbps| |コネクタ形状|SATA /mSATA| |消費電力(アクセス時)|| |消費電力(待機時)|| |動作電圧|| |重量|| #endregion
**Intel Turbo Memory (Robson) [2007/5~] #region(クリックで展開) -Windows Vista / Windows 7 の ReadyBoost や ReadyDrive 用のフラッシュドライブ。使用するためには専用のドライバ・ユーティリティをインストールする必要がある。ICH8 以降に対応。 -主にノート PC を対象とした miniPCIe 形状のものは対応したチップセットを搭載したマザーボードのスロットに挿入して用いる。デスクトップ PC 向けの PCIe x1 対応拡張カード形状のものもある。NAND フラッシュの種類は SLC、最大容量は 4GB まで用意された。コントローラーチップは 29AE20AA0。 -SSD が普及するまでの過渡期の製品で PC メーカーにも顧客にも受けが良くなく効果も限定的 (SD カードや USB メモリでも同程度の効果がある上、メインメモリを増やした方がずっと高速化できる等) かつ専用ドライバが必要で対応チップセットでないと動作しない等汎用性に欠けていた為いつの間にか消滅し、現在では Intel の黒歴史の一つである。現在も Intel のホームページでドライバやユーティリティのダウンロードは可能だが、元々 PC メーカー向けのみの供給だったためか型番・データシート等の情報は無い。 |[[サポート情報>>http://www.intel.com/p/en_US/support/highlights/chpsts/itm]]&br()[[Turbo Memory Driver ダウンロード>>http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&changeLang=true&DwnldId=18011]]| -[[貴重な PCI-E x1 版の画像>http://www.benchmark.rs/benchmark-testovi/memorije/flash-intel-robson-pcie-x1-kartica.html]] -[[2007/6/5 HP、インテル「Turbo Memory」技術を不採用へ--性能向上を疑問視>>http://japan.cnet.com/news/ent/20350180/]] #endregion ---- **Intel Z-U130 (Zepherin) [2007/3~] #region(クリックで展開) -Intel が 2007 年 3 月に発表した特殊なドライバやアプリケーションを必要としない最初の SSD。サーバー・小型ノート PC・組み込み機器向け。Z-U130 はマザーボードにある USB ピンヘッダ直結型で、例えば SSDUSMS0001G1 にはスタンダードと USB メスコネクタの向きが 90度異なるロープロファイルがある。Micron もこれに良く似た e130 を扱っている。G1 は 1/2/4GB のモデルが存在し、詳細不明だが G2 も存在している。 |[[プレスリリース他>>http://www.intel.com/pressroom/kits/vssdrives/index.htm]]&br()[[Datasheet(PDF)>http://www.ravirajtech.com/pdfs/nand-flash.pdf]]&br()[[当時フラッシュドライブ関連のカタログ(PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/product-family.pdf]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|ランダム 4KB IOPS&br()(Read 2:Write 1)|保証&br()書き換え量| |Z-U130&br()(ZEPHERIN)|SSDUSMS0001G1|1GB/?|小基板|28/20 MB/s|100|18.72TB| |~|SSDUSMS0001GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0002G1|2GB/?|~|~|~|37.44TB| |~|SSDUSMS0002GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0004G1|4GB/?|~|~|~|74.88TB| |~|SSDUSMS0004GL※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0001G2※|1GB/?|~|||| |~|SSDUSMSL001G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0002G2※|2GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL002G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0004G2※|4GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL004G2※|~|~|~|~|~| |~|SSDUSMS0008G2※|8GB/?|~|~|~|| |~|SSDUSMSL008G2※|~|~|~|~|~| ※は付いているものはデータシートに記載が無いもの |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel 50nm SLC| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|| |振動耐性(動作中)|1.1 G, 5-50 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|USB2.0/1.1| |コネクタ形状|2.54mm ピッチ 2x5 メス| |消費電力(アクセス時)|400 mW| |消費電力(待機時)|325 mW| |動作電圧|5V| |重量|| #endregion ---- **Intel Z-P140 (Mount Thunderbolt) [2007/12~] #region(クリックで展開) -PATA インターフェースを持つ BGA の SSD。発表時はペーパークリップより軽いと宣伝されていた。SSD コントローラーとフラッシュメモリがスタックされており、更に PF29F16G32PANC1 や PF29F32G32PANC1 を追加する事で容量を追加できる。但し SSDPAPS0002G1 には PF29F16G32PANC1 のみ、SSDPAPS0004G1 には PF29F32G32PANC1 のみしか追加できないので、SSDPAPS0002G1 の場合 2・4・8GB、SSDPAPS0004G1 の場合 4・8・16GB 以外の構成は出来ない。製品寿命は五年で仕入れ単位は 100。 |[[ProductBrief(PDF>ftp://download.intel.com/pressroom/kits/events/ces2008/Intel_Z-P140_PATA_SSD_ProductBrief.pdf]]&br()[[Datasheet(PDF>>http://components.arrow.com/part/dataview/43467766S9763467N2936]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト| |Z-P140&br()(MOUNT THUNDERBOLT)|SSDPAPS0002G1|2GB/?|BGA|37/26 MB/s| |~|SSDPAPS0004G1|4GB/?|~|38/29 MB/s| |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|2GB /Intel SD54B PF29F16G32PANC1 (50nm 2bit MLC)&br()4GB /Intel SD58B PF29F32G32PANC1 (50nm 2bit MLC)| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|1,500 G/0.5 ms| |振動耐性(動作中)|3.13 G, 5-500 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|UDAMA4| |コネクタ形状|BGA 168| |消費電力(アクセス時)|479/545 mW| |消費電力(待機時)|1.12/1.27 mW| |動作電圧|3.3V| |重量|| #endregion ---- **Intel Z-P230 (Castle Point) [2008/6~2009/6] #region(クリックで展開) -Z-P230 は 2008年6月に追加された PATA インターフェースの SSD で ZIF コネクタを持つ小基板型と後に追加された miniPCIe カード型の二種類がある。製品寿命は三年で仕入れ単位は 100。miniPCIe 形状のものは [[eeePC 901>>http://tie2.dip.jp/~tie2/EeePC/EeePC_hack_cf.html]] とピンアサインに互換性がある。 |[[Datasheet(PDF)>http://download.siliconexpert.com/pdfs/2009/2/15/8/24/58/int_/manual/319955.pdf]]| -スペック一覧 |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|NAND 種別|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト| |Z-P230&br()(CASTLE POINT)|SSDPAMM0001G1 ※|2GB/?|MLC|MiniPCIe&br()(PATA インターフェース)|38/10 MB/s| |~|SSDPAMM0002G1 ※|2GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0004G1|4GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0008G1|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMM0016G1|16GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMS0002G1 ※|2GB/?|SLC|~|~| |~|SSDPAMS0004G1 ※|4GB/?|~|~|~| |~|SSDPAMS0008G1 ※|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAEM0004G1|4GB/?|MLC|ZIF minicard|38/10 MB/s| |~|SSDPAEM0008G1|8GB/?|~|~|~| |~|SSDPAEM0016G1|16GB/?|~|~|~| ※が付いているものは Product Manual には記載されていない |コントローラーチップ|| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel MD516 (50nm 2bit MLC)| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |DRAMキャッシュ|無し| |衝撃耐性(動作中)|600 G/2 ms| |振動耐性(動作中)|1.1 G, 5-40 Hz| |動作温度|0-70度| |インターフェース|UDAMA4| |コネクタ形状|BGA 168| |消費電力(アクセス時)|445 mW| |消費電力(待機時)|1 mW 以下| |動作電圧|3.3V| |重量|MiniPCIe /8g&br()ZIF /11g| #endregion ---- *G1 (PC29AS21AA0 + 50nm) **Intel X25-M / X18-M / X25-E (G1、Ephraim) [2008/9~] #region(クリックで展開) #aa(){{{   ._   Ω  ._   エーーックス  r||n(゚ω゚)r||n ニジュウゴ エーーーッムッッ! }}} -2008年9月から販売開始された Intel 初の HDD 互換形状と SATA インターフェースを持つ SSD。MLC 採用の X25-M/X18-M (Mainstream、主にノート PC をターゲットにしている) と SLC 採用の X25-E (Enterprise ではなく Extreme、つまり主に個人用途向けである) があり、X25-E は一部のサーバーに、X25-M は HP の PC 等に採用例がある。こちらは小口での仕入れが可能だった為 PC ショップで茶箱が販売され、Intel の予想に反して売り上げが良かったので後に化粧箱も用意された。X25-E は Postville Refresh の SLC 版がキャンセルされた為 X25-M (G2) 発売後も併売されたが X25-M / X18-M の G1 は G2 発売と共に姿を消した。 G1 はケースが黒いのが特徴。1.8"版には1.8"形状→2.5"形状への変換アダプタが付属していた?製品寿命は 5 年。 -Trim コマンド非対応で速度低下はあるものの当時は性能・信頼性共に低い SSD が多かった為、完成度の高さから SLC 版は無論の事 MLC 版も Samsung の SLC 搭載 SSD と並んで鉄板とされ、市場の MLC に対する不信感を拭った。G1 の時点でホットプラグや SecureErase に対応している (G2 以降も対応) が ATA8-ACS には対応していない為 Windows 7 で SSD として認識されない。X25-M (G1) は速度低下が大きく、後にファームウェアアップデートでやや改善されたもののそれでも X25-M (G2) より速度低下は大きいので時々空き領域のデフラグや SecureErase で回復させてやる必要がある。SLC の X25-E も空きブロックが少なくなると速度低下はあるものの SLC の為リードモディファイライトが多発しても極端に遅くなる事は無い。SLC の X25-E は 実際には 40GiB/80GiB 分 NAND フラッシュメモリを搭載しており約 25% が予備領域として確保されている。 |[[IntelR X25-E Extreme SATA Solid-State Drive 公式(英語)>http://www.intel.com/design/flash/nand/extreme/index.htm]]&br()[[IntelR X25-E Extreme SATA Solid-State Drive 公式(日本語)>http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/extreme/index.htm]]&br()[[X25/18-M G1 Product Manual (PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/mainstream/mainstream-sata-ssd-datasheet.pdf]]&br()[[X25-E データシート(PDF)>ftp://download.intel.com/design/flash/NAND/extreme/319984.pdf]]&br()[[Microsoft SQL Server 2008に対するSSDの影響 (by Kingston、X25-E OEM、PDF)>>http://www.kingston.com/ssd/pdf_files/MKP_104_KingstonWhitepaperSSDColorFINAL.pdf]]| -[[2009 年、SSD 版 A-Tiger サーバーに X25-M G1 80GB を二台ミラーリング構成で搭載実験を行ったが、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki89.html]][[OS や RAID カードの問題によりサーバーとしてのパフォーマンスを引き出す事に失敗。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki91.html]] -[[2010/5 その後 2ch の gimpo.2ch.net 用サーバーに X25-M G1 80GB (ファームウェア 045C8610) x2 搭載、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki150.html]][[ファームウェア 045C8820 にアップデートした上で>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki155.html]][[稼動開始。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki156.html]][[しかし使用中に暫く応答停止になる現象が発生する。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki157.html]]これは GC や空きブロック・ページが減りリードモディファイライトが多発した事が原因の可能性がある (G1 は Trim コマンド非対応の為)。フリーズを除けばパフォーマンス自体は HDD に比べて高く、2ch の応答速度が向上する。 -[[2009/05/12 CPU性能が十分なら大幅に高速化 SSDだとOracleは速い? サンの技術者がベンチ公表>>http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/12/ssd.html]]&br()SSD に換装する事で大幅にパフォーマンスアップするものの、十分なメインメモリがあればその差は低い。またこれはあくまで SLC の X25-E を用いた結果であり、全ての SSD でこういった高速化が出来る訳ではないことに注意。 -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user&br()/搭載量)|NANDのタイプ|形状|シーケンシャル&br()リード&br()/ライト|RR4k&br()/RW4k&br()(IOPS&br()QD=32)|保証&br()書き換え量※1|価格| |X25-E&br()(G1&br()Ephraim&br()SLC)|SSDSA2SH032G101&br()SSDSA2SH032G1C5&br()SSDSA2SH032G1GN|32GB&br()/40GiB|SLC&br()(50nm)|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|250/&br()170 MB/s|35,000&br()/3,300|1PB| 価格.com&br()[[G1 MLC>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=05371910212.K0000017271.K0000015055.05371910211.K0000040899]]&br()[[G1 SLC>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=05371910293.K0000017270.K0000021393]]&br()[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1090522237,1090204163,1090525298,1100617387]]| |~|SSDSA2SH064G101&br()SSDSA2SH064G1C5&br()SSDSA2SH064G1GN|64GB&br()/80GiB|~|~|~|~|2PB|~| |X25-M&br()(G1&br()Ephraim&br()MLC)|SSDSA2MH080G1C1&br()SSDSA2MH080G1C5&br()SSDSA2MH080G1GN|80GB&br()/80GiB|2bitMLC&br()(50nm)|2.5"SATA&br()(厚さ7mm&br()& 9.5mm)|250/&br()70 MB/s|~|36.5TB|~| |~|SSDSA2MH160G1C1&br()SSDSA2MH160G1C5&br()SSDSA2MH160G1GN|160GB&br()/160GiB|~|~|~|~|~|~| |X18-M&br()(G1&br()Ephraim&br()MLC)|SSDSA1MH080G105&br()SSDSA1MH080G1C5&br()SSDSA1MH080G1GN|80GB&br()/80GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA1MH160G105&br()SSDSA1MH160G1C5&br()SSDSA1MH160G1GN|160GB&br()/160GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ8mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA1MH128G1ES&br()※2|128GB&br()/?GiB|~|1.8"SATA&br()(厚さ?mm)||||| ※1:X25-E の 50nm SLC NAND フラッシュメモリと X25-M の 50nm MLC NAND フラッシュメモリのスペック上の Program/Erase Cycle はそれぞれ 10万回と 1万回。ただしあくまで保証値なので実際には更に高い耐久性があると見てよい。SSD としての保証書き換え量は X25-E の方は WA が悪化しやすいランダムライト時の値。5年(1835日)で割ると、X25-E(32GB)は一日あたり最低でも 544GB 、64GB 版ではその倍書き換えられる計算になり寿命の心配は全くしなくて良いレベル。尚、50nm SLC のフラッシュ単体のデータリテンションはデータシートによると 10年。MLC 版は一日 20GB を書き換えても最低 5年持つとされている。36.5TB という数字は単純に 20GB * 365 * 5 で求めた数字で、Intel 側は一年を週 6 * 52 週で計算している可能性があり、この場合は 31.2TB になる。 ※2:これは [[http://qdms.intel.com/MDDS/MDDSView.aspx]] に登録されていた ES 品で、G1 の時点で特殊な容量体系がを見直す動きが合った事を示唆している。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21AA0 (第一世代、SLC と MLC ではファームウェアバージョンが異なる)※1| |ファームウェア|045C8591 (MLC ES)&br()045C8792 (SLC ES)&br()045C8610 (MLC 初期)&br()045C8820 (MLC 後期)&br()045C8850 (SLC 初期)&br()045C8855 (SLC 後期)| |フラッシュメモリ|X25-E G1 32GB /Intel 29F16G08CANC1(50nm SLC )* 20&br()X25-E G1 64GB /Intel 29F32G08CANC1(50nm SLC )* 20&br()X25-M G1 __80GB /Intel MD516 29F32G08CAMC1(50nm 2bitMLC)* 20&br()X25-M G1 160GB /Intel MD516 29F64G08FAMC1(50nm 2bitMLC)* 20&br()X18-M G1 __80GB /Intel MD516 29F64G08FAMC1(50nm 2bitMLC)* 10&br()X18-M G1 160GB /Intel MD516 ?(50nm 2bitMLC)* 10| |訂正不能エラーレート|1/10^15| |ワークメモリ|SDRAM 16MB(Samsung K4S281632I-UC60)※2| |衝撃耐性(動作中)|1000G/0.5ms| |振動耐性(動作中)|2.17 GRMS(7-800 Hz)| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) NCQ対応| |コネクタ形状|SATA (1.8インチ版のみコネクタ形状は microSATA)| |消費電力(アクセス時)|X25-E(平均)/2.4-2.6W&br()X18-M,X25-M(平均)/0.15W&br()(これらの値は平均値で瞬間最大値ではない)| |消費電力(待機時)|X25-E(平均)/0.06W&br()X18-M,X25-M(平均)/0.06W| |動作電圧|5V (2.5"版)&br() 3.3V (1.8"版)| |重量|X25-E/80-90g&br()X18-M/35g&br()X25-M(7mm)/76g&br()X25-M(9.5mm)/| ※1 Marvell の設計が元になっているという噂がある。 ※2 ワークメモリはディスクキャッシュとしてでなくウェアレベリング時の一時データ退避場所としてのみ使用、ディスクキャッシュはコントローラー内蔵 256KB SRAM (Micron によると2MB)。 ※X25-E (G1) のPCB Rev.1はコントローラーチップやNANDフラッシュメモリが樹脂で固めれていて、PCB Rev.2 では樹脂は使用されていない。樹脂は個体によって塗布状態が違い、しかも気泡が認められる為手作業で塗布されていた可能性あり。 ※X25-M (G1) のPCB は今のところ Rev.1 のみ確認。樹脂で固められている個体とそうでない個体が混在。樹脂は個体によって塗布状態が違い、しかも気泡が認められる為手作業で塗布されていた可能性あり。 ※いずれも他社の SSD に比べ旧式の設備で製造されている可能性がある。 #endregion ***Intel X25-M / X18-M / X25-E (G1、Ephraim) OEM 版 #region(クリックで展開) -Kingston 版は X25-E / X25-M を扱った。型番末尾に BN/BD がついているものはアクセサリーキット付属。内容は環境移行ソフトやケーブル・マウンタ等。BN がノート向けアクセサリ、BD がデスクトップ PC 向けアクセサリ。三年保証。取り扱い終了? -[[X25-E OEM SSDNow Eシリーズ>http://www.kingston.com/japan/ssd/e-series.asp]] -[[X25-M OEM SSDNow Mシリーズ>http://www.kingston.com/japan/ssd/m-series.asp]] -PQI 版は 6526-080GR1 と 6526-160GR1 が X25-M G1 の OEM。現在は流通在庫のみ。 -Adaptec (PMC-Sierra) は自社製の SSD をキャッシュとして利用できる RAID カードの maxCache シリーズの追加キット (Adaptec MaxIQ SSD RoHS Cache Kit) として X25-E を扱っている。 -[[詳細>http://www.adaptec.com/ja-JP/products/CloudComputing/maxCache/64GB+SSD-Cache-Performance/]] -富士通が扱っているサーバー向け SSD はスペックから X25-E の可能性がある。 -[[富士通公式>>http://primeserver.fujitsu.com/primergy/peripheral/pg-hds32b/]] -その他 HP・Lenovo 等が X25-E・X25-M・X18-M 等を純正部品として販売している。Product code/device name 末尾が "HP" や "LE" となっている。 -OEM版 |ベースモデル|容量|メーカー|型番| |X25-E|32GB|Kingston|SNE125-S2/32GB| |~|~|Adaptec|2267700-R| |~|64GB|Kingston|SNE125-S2/64GB| |~|~|Adaptec|2268000-R| |X25-M|80GB|Kingston|SNM125-S2/80GB| |~|~|PQI|6526-080GR1| |~|160GB|Kingston|SNM125-S2/160GB| |~|~|PQI|6526-160GR1| #endregion ---- *G2 系 (PC29AS21BA0 -F0* /F1* + 34nm) **Intel X25-M / X18-M (G2、Postville) & X25-V (G2、Glen Brook) [2009/7~] #region(クリックで展開) #aa(){{{              / ̄\             │34nm |              \_/    インテル!              _|_|_        n:     /      \    n:         ||   /         ヽ    ||          f「| |^ト  |   :::\::/:::   |  「| |^|`|  エーーックス       |: ::  ! }  | <(゚)>::::<(゚)> |  | !  : ::}   ニジュウゴ       ヽ  ,イ  ヽ  (__人__) /  ヽ  ,イ     エーーーッムッッ!             \ `⌒´ / }}} -概要&br()2009年7月末に販売開始された Intel の第二世代目の SSD。初期にはバグ有品の回収騒ぎやバグファーム配布騒ぎがあり、発売から約一年半の間 SMART セルフテストログを読み出すとハングアップする不具合が解決されなかった (最新のファームウェア 2CV102M3 で解消) 事で大きく Intel 製 SSD の信頼性を損なった製品。HP、Lenovo、Epson Direct の PC に採用例がある他、一部のサーバー等にも採用されたらしい。自作市場でも G1 から一気に値段が下がった為 SSD の本格的な普及に一役買った。SSD コントローラーが新リビジョンになり 34nm プロセスの MLC 版のみがラインナップ、ケース色が銀に変更され第一世代の MLC 版を置き換えた。従来の 80/160GB 版に加えチャネル数を半分に減らした 40GB 版の X25-V が追加され、2010年秋には 120GB 版も追加されたが噂されていた 300GB 版は登場しなかった。SLC 版は引き続き第一世代の物が継続販売される。X25-M / X18-M は NAND フラッシュメモリは 10ch 接続だが、X25-V NAND フラッシュメモリ 5 枚で 5ch 接続になっており、X25-M / X18-M に比べて大きく速度が劣る (それでも 15,000rpm SCSI/SAS HDDよりはまだ速い)。また、X25-M も容量によって速度に差があり 80GB 版よりも 160GB/120GB 版の方が高速である。製品寿命は 5 年。 |[[IntelR X25-M and X18-M Mainstream SATA Solid-State Drives (英語)>>http://www.intel.com/design/flash/nand/mainstream/index.htm]]&br()[[IntelR X25-M and X18-M Mainstream SATA Solid-State Drives (日本語)>>http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/mainstream/index.htm]]&br()[[IntelR X25-V Value SATA Solid-State Drive 公式(英語)>>http://www.intel.com/design/flash/nand/value/overview.htm]]&br()[[X25-M/X18-M Product Specification(PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/mainstream/Specification322296.pdf]]&br()[[X25-V Product Manual(PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/value/datashts/322736.pdf]]&br()[[Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum (PDF)>http://www.intel.com/design/flash/NAND/mainstream/pdf/322697.pdf]]| -[[2009/09/12 「だれにも聞けないSSDの疑問」を「神様」が解説 XP/Vista用のTrimツールも準備中、廉価版の話題も>>http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090912/etc_intelevssd.html]] -詳細&br()この第二世代目 (ファームウェア 2CV102HA 以降) から Trim コマンド対応で Trim コマンド対応ドライバ環境のみだが SSD TOOL BOX を使用することで Windows Vista 未満でも Trim コマンドが使用可能。Trim を使用しない場合速度低下する。シーケンシャルライトが遅い代わりに 512byte のブロックサイズに比較的強く、パーティションアライメントが合っていない場合でも殆ど性能が落ちない。[[但しなんらかのトリガにより GC が行われる為時々レイテンシが非常に大きくなる現象があり、もっさり感・ひっかかり感を感じる場面がある (この画像ではランダムブロックサイズのランダム IOPS が 5 まで低下しレイテンシが非常に大きくなっている。毎回ここまで性能が低下する訳ではなく通常は 400 IOPS 前後出る)。>>http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/430/008/html/x25m_random_read.jpg.html]]また公称スペック記載の RW4KB IOPS は X25-M で 6,600/8,600 だがこれはドライブ全域ではなく 8GB のみを計測したもので、ドライブ全域を計測すると 300 IOPS となる事に注意 (「Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum」より)。ATA8-ACS には対応していない為 Windows 7 では SSD として認識されない。従って自動デフラグや SuperFetch は手動で無効にする必要がある (SSD TOOL BOX 最新版にはこれらの機能を無効にする "System Configuration Tuner" が搭載されている)。 -[[エルミタージュ秋葉原 X25-M G2 ベンチマーク>>http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200907/090722_11.html]] -[[Anandtech レビュー>>http://www.anandtech.com/show/2808]] -[[PC Perspective レビュー>>http://www.pcper.com/article.php?aid=750&type=expert]] -[[2010/5 2ch の第二の SSD サーバー (yutori7.2ch.net) に X25-M G2 80GB (ファームウェア 2CV102HD) x1 を搭載する事が決定。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki162.html]][[稼動開始。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki163.html]][[しかし X25-M G1 搭載の gimpo.2ch.net 同様しばしばフリーズする現象が確認される。この G2 の方は SMART ステータスを確認するタイミングで発生する事が多く、>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki164.html]]これはファームウェア 2CV102M3 で修正された「SMART セルフテストログを読み込むとハングアップする問題」が関係していたかたまたまこのタイミングで GC が行われた等の可能性がある (yutori7.2ch.net の OS は FREE BSD 7.0 であり Trim コマンド非対応の環境である)。このようにファームウェアのバグか SSD 内部での空きページ・ブロック不足が原因と思われるフリーズは発生したものの [[HDD に比べて圧倒的なパフォーマンスによりサーバーの高速化が確認されたため>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki165.html]][[その後の SSD サーバー3~7号機の各 2ch サーバーに続々と X25-M G2 が HDD とのハイブリッド構成で搭載される。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki166.html]][[6月には SSD 搭載サーバーがリブートする事態になったがこれは SSD 以外の部分が原因。この後も SSD 以外が原因の様々なトラブルが発生するも修正しつつ稼動。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki176.html]][[8 月には hibari に搭載されていた>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki193.html]][[ X25-M G2が故障。>>http://www.maido3.com/server/zousan/nikki196.html]]その後は X25-M G2 自体が原因の問題は発生していない。 -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user&br()/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード&br()/ライト|RR4k&br()/RW4k&br()(IOPS&br()QD=32)※2|保証&br()書き換え量&br()※3|価格| |X25-V&br()(Glen Brook)|SSDSA2MP040G2C1&br()SSDSA2M040G2GN|40GB&br()/40GiB|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|170/&br()35 MB/s|25,000&br()/2,500|3.75TB|価格.com&br()[[40GB>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000079560.K0000152097.K0000134461]]&br()[[80GB>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000046439.K0000109824.K0000046440.K0000152098.K0000082972]]&br()[[120-160>>http://kakaku.com/prdsearch/prdcompare.asp?PrdKey=K0000168198.K0000046441.K0000046442.K0000152099.K0000084490]]&br()[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1100916001,1100923150,1090722437,1100515024,1090901583,1100916002,1100106076,1100106078,1100202667,1101111326,1090722438,1090901582,1100106077,1100106079,1100617388]]&br()[[ベストゲート>>http://www.bestgate.net/product.phtml?categoryid=001009014000000&word=intel+G2&p_sort=MinimumPrice]]| |~|SSDSA2MP040G2R5&br()SSDSA2MP040G2K5&br()SSDSA2M040G2GC|~|~|~|~|~|~| |X25-M&br()(G2&br()Postville)|SSDSA2MH080G201&br()SSDSA2M080G2GN|80GB&br()/80GiB|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|250/&br()70 MB/s|35,000&br()/6,600|7.5TB|~| |~|SSDSA2MJ080G201&br()SSDSA2M080G2GN|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH080G2C1&br()SSDSA2M080G2GN|~|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH080G2R5&br()SSDSA2MH080G2K5&br()SSDSA2M080G2GC|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MJ080G2C1&br()SSDSA2M080G2GN|~|~|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH120G2K5&br()SSDSA2M120G2GC|120GB&br()/120GiB|~|250/&br()100 MB/s|35,000&br()/8,600|11.25TB|~| |~|SSDSA2MH160G201&br()SSDSA2M160G2GN|160GB&br()/160GiB|2.5"SATA&br()(厚さ7mm)|~|~|15TB|~| |~|SSDSA2MH160G2C1&br()SSDSA2M160G2GN|~|2.5"SATA&br()(厚さ9.5mm)|~|~|~|~| |~|SSDSA2MH160G2R5&br()SSDSA2MH160G2K5&br()SSDSA2M160G2GC|~|~|~|~|~|~| |X18-M&br()(G2&br()Postville)|SSDSA1MH080G201&br()SSDSA1M080G2GN|80GB&br()/80GiB|1.8"SATA&br()(厚さ5mm)|250/&br()70 MB/s|35,000&br()/6600|7.5TB|~| |~|SSDSA1MH160G201&br()SSDSA1M160G2GN|160GB&br()/160GiB|~|250/&br()100 MB/s|35,000&br()/8600|15TB|~| ※1:Product code 末尾によって付属品等が異なる。詳細はトップの 「Product code」 命名規則参照。末尾 "01" は初期に極少量が流通、末尾 "C1" と "R5" は前期に流通、"C1" と "R5" の価格が下がった後期には "C1" と "R5" よりやや価格が高い "K5" が登場し、その後はほぼ "K5" のみの流通になった。 ※2:ドライブ全体の内 8GB のみを計測した場合。ドライブ全域を計測した場合 RW4KB の IOPS は 300 まで低下する。 ※3:寿命は「Enterprise Server/Storage Applications Product Manual Addendum」掲載の 100% ランダムライト時の数値で G1 の概算とは計算方法が異なることに注意。[[IDF2009の資料>>http://intelstudios.edgesuite.net/idf/2009/sf/aep/IDF_2009_MEMS003/f.htm]]ではより詳細に記載されており X25-M の 160GB 版で 100% ランダムライトで 15TB、100% シーケンシャルライトで 370TB 書き込める事になっている。これらの数値は極低い確率でセルが欠損し始める保証値であって、その容量を書き込んでもセルの欠損が必ず起きる訳ではないしセルが欠損してもある程度は予備領域で代替する事によりこれらの数値よりも長い寿命が見込める。実際に[[ trim コマンドを有効にした状態での X25-V(40GB) の書き込み耐久テストでは 2011/2時点で書き込み量は 850TB 以上に達している。>>http://botchyworld.iinaa.net/ssd_x25v.htm]]34nm の NAND フラッシュのデータシート上のデータリテンションは保証書き換え量を超えていない時点で[["JEDEC compliant (つまり 1年以上)">>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20100902_390925.html]]となっており、保証書き換え量を大幅に超えた場合はデータ保持期間がより短くなる可能性があるが、同 Intel の 50nm MLC (MD516) のデータシート上のデータリテンションは 10年となっていたものが 34nm にシュリンクし急激に 1/10 になる事は考えにくいのでこちらもかなり余裕のある数値とみられる。Intel の 34nm MLC (MD332) のデータシート上の Program/Erase Cycle は 5000 回。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)※1| |ファームウェア|2CAA02G2&br()2CV102G2&br()2CV102G6&br()2CV102G9&br()2CV102HA (以降 Trim コマンド対応)&br()2CV102HD&br()2CV102J6&br()2CV102M2&br()2CV102M3| |フラッシュメモリ|X25-V    40GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 5 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 __80GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 120GB /Intel MD332 29F64G08CAMDA *5 + 29F16B08JAMDA * 5 (34nm 2bitMLC)&br()X25-M G2 160GB /Intel MD332 29F16B08JAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X18-M G2 __80GB /Intel MD332 29F64G08CAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()X18-M G2 160GB /Intel MD332 29F16B08JAMD1/A * 10 (34nm 2bitMLC)&br()NAND フラッシュ型番末尾が"1"は旧世代、"A"は新世代で何らかの改良が加えられている| |訂正不能エラーレート|1/10^16| |ワークメモリ|SDR-SDRAM 32MB (ISSI IS42S16160D-7TLI / Micron MT48LC16M16A2P-75IT)※2| |衝撃耐性(動作中)|1000G| |振動耐性(動作中)|2.17 G| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) Trim※3/NCQ(QD=32)対応| |コネクタ形状|SATA (1.8インチ版のみコネクタ形状は microSATA)| |消費電力(アクセス時)|2.5(80GB)~3(160GB)W(平均)| |消費電力(待機時)|0.075W(平均)| |動作電圧|5V (2.5"版)&br() 3.3V (1.8"版)| |重量|X18-M/35g&br()X25-M(7mm)/76g&br()X25-M(9.5mm)/80g&br()X25-V/68g| ※1 Marvell の設計が元になっているという噂がある。 ※2 ワークメモリはディスクキャッシュとしてでなくウェアレベリング時の一時データ退避場所としてのみ使用、ディスクキャッシュはコントローラー内蔵 SRAM で容量は Intel 天野氏によるとスペックに書けないほど小さい (256KB) とのこと。[[しかし Micron によると 内蔵 SRAM の容量は 2MB あるとされている>>http://www.anandtech.com/show/2909]] ※3 2CV102HA 以降のファームウェアを搭載した個体のみ ※ X25-M (G2) のPCB は今のところ Rev.1 のみ確認。G1と共用ではない。コントローラーチップのみ樹脂で固められていて、X25-M (G1) や X25-E (G1) よりもデバッグ用のランドが減っている。 ※ X25-V (G1) の PCB は X25-M (G2) と共通と見られる。 -ファームウェアアップデート履歴 |バージョン|更新日時|変更点|備考| |2CAA02G2|-|-|ES| |2CV102G2|2009/7|-|初期搭載&br()HDD パスワード関連のバグが発覚・製品回収| |2CV102G6|-|-|beta| |2CV102G9|2009/8/10|・HDDパスワードを設定するとハングアップする&br()不具合を修正&br()・HDDパスワードを無効あるいは変更した場合に&br()ハングアップする不具合を修正|| |2CV102HA|2009/10/26|・Trim 対応&br()・160GB 版の書き込み速度の低下を改善|ファームアップツールに不具合&br()一時公開停止| |2CV102HD|2009/12/30|・速度低下を改善|| |2CV102J6|-|-|beta| |2CV102M2|~|~|~| |2CV102M3|2011/1/18|・SATA 6Gbps 対応コントローラーに接続すると&br()起動が遅くなる問題を修正&br()・SMART 値のメディア消耗指数の数値の精度の改善&br()・NCQ のパフォーマンス向上&br()・SMART セルフテストログを読み込むと&br()ハングアップする問題を修正&br()・(Intel の公式リリースノートには記載されていないが&br()Lenovo のサポート情報によると Windows 7 により&br()Trim コマンドが発行された後 SSD が内部で&br()GC 等を行っている最中にホストの要求への応答が&br()停止し BSOD になる不具合も修正されたとのこと)&br()[[Lenovo 文書番号:SF11-D0015>>http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SF11-D0015]]|| #endregion ***Intel X25-M / X18-M (G2、Postville) & X25-V (G2、Glen Brook) OEM 版 #region(クリックで展開) -Intel 純正の他、A-DATA、PQI、Kingston が OEM 販売している(いた)。Intel 製とはファームウェアが異なる場合があるが、Intel のファームウェアを適用すれば Intel SSD TOOL BOX が使用可能になる。東芝と違い、Intel は自社ブランドでも販売している為か、OEM 販売するメーカーが減っている模様。 -A-DATA 版は X25-M のみで日本語のサポートが無く保障期間が短い。既に取り扱い終了か? -[[A-DATA公式>>http://www.adata-group.com/JP/product_show.php?ProductNo=AX25M]] -PQI 版は X25-M の 7mm 厚版のみ。型番は「6526-*」になっている。三年保証。USB 外付け箱入りの「6532-*」「6533-*」もある。 -[[PQI公式>>http://www.pqi.com.tw/jp/product2.asp?oid=196&cate1=196&proid=380]] -Kingston は G1 に引き続き X25-M G2 / X25-V も扱った (G1 の OEM 版から型番が変更された)。型番末尾に BN/BD がついているものはアクセサリーキット付属。内容は環境移行ソフトやケーブル・マウンタ等。BN がノート向けアクセサリ、BD がデスクトップ PC 向けアクセサリ。三年保証。X25-V OEM 版は一度 SecureErase を行うと Trim 対応になる。取り扱い終了? -[[X25-M OEM SSDNow Mシリーズ>>http://www.kingston.com/japan/ssd/m-series.asp]] -[[X25-V OEM SSDNow Vシリーズ (SNV125-S2/40GB のみ)>>http://www.kingston.com/japan/ssd/v-series.asp]] -Lenovo の純正オプションで X25-M G2 80GB は「0A60993」、G2 160GB は「43N3435」として販売されている。基本的に割高だがクーポン適用で非常に安価になる場合もある。Product code/device name 末尾"LE" -HP の純正部品として X25-M G2 の 80/120/160GB 版、1.8"/2.5"版が各適合した機種専用のマウンタ付で販売されている。その為に種類が非常に多いので詳細は載せない。Product code/device name 末尾"HP" -OEM版 |ベースモデル|容量|ブランド|型番|備考| |X25-V|40GB|PQI|6532-040GR1 (S532-E 40G)|USB2.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNV125-S2/40GB|SecureEraseするとTrim対応に化ける| |X25-M|80GB|A-DATA|SINTS-80GM-C|| |~|~|~|SINTS-80GM-CSA|| |~|~|~|ASINTS-80GM-CSA|| |~|~|PQI|6526-080GR104B|| |~|~|~|6526-080GR2|| |~|~|~|6533-080GR1|USB3.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNM225-S2/80GB|| |~|160GB|A-DATA|SINTS-160GM-CSA|| |~|~|~|ASINTS-160GM-CSA|| |~|~|PQI|6526-160GR2|| |~|~|~|6533-160GR1|USB3.0 外付けケース入り| |~|~|Kingston|SNM225-S2/160GB|| #endregion **Intel SSD 310 (G2、Soda Creek) [2011/1~] #region(クリックで展開) -X25-M/V の mSATA 版。X25-M G2 と同じコントローラーチップと (文字列から G2 と同系統と思われるファームウェアと) 34nm の 5 個の NAND フラッシュを搭載し 40GB・80GB の二種が用意される。それぞれ X25-V・X25-M (G2) 80GB と同程度の性能・特徴があり mSATA 形状の SSD の中ではトップクラスの性能となる。SSD TOOL BOX に対応しておりその他詳細・特徴は X25-M (G2) の項目を参照すること。 -Intel は NVMHCI を提唱しているが SSD 310 に関してはデータシート上単なる mSATA (SATA インターフェース) であり PCIe インターフェースに接続する事は出来ない。一部のマザーボードでは mSATA 専用スロットや mSATA と miniPCIe 両方の信号に対応した特殊な miniPCIe コネクタを備えたもの (ECS H67H2-I,H67,mini-ITX) があり、そういったごく一部のマザーボードで利用できる。また、信号自体は SATA そのものであるのでコネクタ形状を変換する事で通常の SATA コネクタと接続して使用することも可能。「mSATA INTERPOSER」という名称の mSATA→2.5" 変換基板が存在するが、末尾"C1"には付属しない。ノート PC ではこれらの HDD 非互換の小型な SSD を採用する例が多くあり、東芝・Samsung 等が既にこの規格の SSD を市場に投入している。Intel はしばらくこの種類の SSD を投入していなかったが SSD 310 でラインナップの隙間を埋める事となった。 -Lenovo ThinkPadの第2世代Intel Core iシリーズ(Huron River)以降のモデルにはWWAN用MiniCardスロット兼用でmSATAスロットが設けられており、Intel 310シリーズSSD(Lenovo FRU:45N8259)が原則取り付け可能[[記事参照>>http://d.hatena.ne.jp/espresso3389/20110517/1305642160]] (X220の一部で認識できないトラブルが発生している模様) |[[SSD 310 公式>>http://www.intel.com/design/flash/nand/310series/overview.htm]]&br()[[ProductSpecification (PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/324042.pdf]]&br()[[ProductBrief (PDF)>http://download.intel.com/design/flash/nand/324696.pdf]]| -[[stragereview.comのレビュー>>http://www.storagereview.com/intel_ssd_310_series_80gb_review]] -[[The SSD Reviewのレビュー>>http://thessdreview.com/our-reviews/intel-310-series-80gb-ssd-review-pcmark-vantage-and-final-thoughts/]] -[[2011/5/12 m-SATA採用のインテル製SSD「SSD 310」シリーズが発売>>http://ascii.jp/elem/000/000/605/605477/]]&br()海外では 1月から流通していたが、ようやく国内でも販売開始。 -[[2011/5/13 インテルの超小型SSD「310」が発売! mSATAコネクタ採用、速度は従来品同等>>http://akiba.kakaku.com/pc/1105/13/193000.php]] -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|RR4k/RW4k&br()(IOPS QD=32)|保証&br()書き込み量&br()※|価格| |SSD 310&br()(Soda Creek)|SSDMAEMC040G2C1&br()SSDMAEMC040G2|40GB&br()/40GiB|mSATA|170/35 MB/s|25,000/2,500|3.75TB|[[coneco.net>>http://www.coneco.net/compare/SpecTable.asp?com_id=1110513332,1110513331]]&br()[[ベストゲート>>http://www.bestgate.net/product.phtml?categoryid=001009014000000&word=SSDMAEMC]]| |~|SSDMAEMC080G2C1&br()SSDMAEMC080G2|80GB&br()/80GiB|~|200/170 MB/s|35,000/6,600|7.5TB|~| ※ 100% ランダム書き込み時 ※ Product code/device name 末尾が"HP"や"LE"となる HP や Lenovo の OEM 版 (FRU:45N8259,80GB) が存在する。 |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)| |ファームウェア|2CV102M1| |フラッシュメモリ|80GB版 /Intel MD332 29F16B08JAMDA (34nm 2bitMLC 16GB) * 5| |訂正不能エラーレート|1/10^16| |ワークメモリ|SDR-SDRM 32MB (IS42S16160D)| |衝撃耐性(動作中)|1,500G / 0.5ms| |振動耐性(動作中)|2.17 GRMS (5-700 Hz)| |動作温度|0-70度| |インターフェース|SATA2.6 3Gbps (ATA/ATAPI-7 T13 1532D Vervion 1) Trim/NCQ(QD=32)対応| |コネクタ形状|mSATA| |消費電力(アクセス時)|0.15W| |消費電力(待機時)|0.075W| |動作電圧|3.3V| |重量|10g 以下| #endregion **Intel SSD 311 (G2、Larsen Creek) [2011 Q3~] #region(クリックで展開) -Z68 チップセットの新機能の SSD を HDD のキャッシュとして利用する RST SSD Caching /Smart Response Technology (SRT) に使用することを想定した機種で、自社製の MLC 採用 SSD が Trim 非対応環境では使い物になら無い事を自覚していると見られ 34nm SLC を採用している。価格は 49~59 米ドル程度と SSD 310 40GB と近い価格になっている。容量単価は倍だが単位容量あたりの NAND フラッシュメモリのスペック上の書き換え寿命が 20 倍 (X25-V の容量が半分の為 SSD としての書き換え寿命は 10 倍程度) ある為、書き換え回数が特に多い環境や MLC 不信の人であればキャッシュ用途ではなく単体で使うのも良いだろう。容量は 20GB のみで mSATA 版と 2.5"版両方が用意される可能性がある。2.5"版のハードウェアは SSD320 ではなく X25-V を SLC 化したもので、SLC な分 X25-V よりもベンチスコアが上がっている。 -[[2011/4/28 2011 Intel SSD roadmap leaked, shows incoming consumer, enterprise drives>>http://www.tcmagazine.com/tcm/news/hardware/37685/2011-intel-ssd-roadmap-leaked-shows-incoming-consumer-enterprise-drives]] -[[2011/4/28 Intel readies 20GB 'Larsen Creek' SSD for use with Z68 boards>>http://www.tcmagazine.com/tcm/news/hardware/37674/intel-readies-20gb-larsen-creek-ssd-use-z68-boards]] -[[2011/4/28 Intel to launch SSD 311 Series together with Z68 Express>>http://vr-zone.com/articles/intel-to-launch-ssd-311-series-together-with-z68-express/11985.html]] -[[2011/5/7 Intel Larson Creek pictured and priced>>http://www.nordichardware.com/news/86-storage/43119-intel-larson-creek-pictured-and-priced.html]] -[[SSD 311 は国内でも販売される見込み>>http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1105/12/news078.html]] -[[2011/5/13 AnandTech より基板画像>>http://www.anandtech.com/show/4337/z68-ssd-caching-with-corsairs-f40-sandforce-ssd/6]] -スペック |シリーズ名|Product code(箱に記載)※1&br()model code(device name)|容量&br()(user/搭載量)|形状|シーケンシャル&br()リード/ライト|RR4k/RW4k&br()(IOPS QD=32)|寿命|価格| |SSD 311&br()(Larsen Creek)||20GB&br()/|2.5"SATA||||| |~||~|mSATA|~|~||| |コントローラーチップ|Intel PC29AS21BA0 -F0*****.*/F1*****.* (第二世代)| |ファームウェア|| |フラッシュメモリ|Intel 29F32G08CAND2 (34nm SLC 4GB) * 5| |訂正不能エラーレート|| |ワークメモリ|SDR-SDRAM 32MB (IS42S16160D-7TLI)| |衝撃耐性(動作中)|| |振動耐性(動作中)|| |動作温度|0-70℃| |インターフェース|SATA 3Gbps| |コネクタ形状|SATA /mSATA| |消費電力(アクセス時)|| |消費電力(待機時)|| |動作電圧|| |重量|| #endregion

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