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齋藤正壽

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cahm

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日章

日本が誇る漢メタルバンド「凱旋 MARCH」のヴォーカルである齋藤正壽氏のソロプロジェクト。

正直言って聴くまで不安でした。…凱旋 MARCH は非常に「濃い」バンドでしたが、その中心人物によるソロプロジェクトなどといったら、さらなる濃さになる可能性が高い。大抵のメタルを気に入ってきた私ですら理解できないレベルの濃さになっているのではないか…と。

しかしその心配は杞憂でした。さらに濃くなるどころか、むしろ逆にキャッチャーな曲が増えてすらいます。凱旋 MARCH オフィシャルサイト掲示板の本人の書き込みによると

今回の作品はご存知の通りMETALファンのみならず広いリスナーを意識した造りになっています。

との事。納得。

なお、「キャッチャーな曲が増えた」からといって全体的にキャッチャーになっているというわけではなく、凱旋 MARCH のような曲もちゃんとあるので従来のファンも安心。

インストの #1「日章」は例によって軍歌風。#2「日本男児の心意気」#3「闘盛」はキャッチャーさと凱旋 MARCH らしさのバランスがいい感じ。特に #3 は名曲だと思います。人生に殴り込め! #4「覇気 稲妻の如く」とかはどことなく SEX MACHINEGUNS っぽいノリの良さ。

#7「挑み行く大和」は軍歌度 100% の まさに凱旋 MARCH な曲。そして #8「日章歌」は #1 の歌入りバージョン。

上に示した曲名の数々に左の方々は生理的拒否反応を示す事と思われますが、決して戦前賛美とかそういうのではないですから、思想とかは関係無く聴いて下さい。

余談:これを聴いた母の感想…「宇宙戦艦ヤマトみたい。」

レビュー:猫と重金属

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