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インターネットが死ぬ日
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ジョナサン・ジットレイン
『インターネットが死ぬ日
──そして、それを避けるには』
(ハヤカワ新書juice)
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少なくとも、本書を読まずしてネットを残念がるのはあまりに残念なことだし、「バカと暇人のもの」と決めつけるのは、あまりにバカで暇人的な行為である。
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●404 Blog Not Found:生み出す力の源泉 - 書評 - インターネットが死ぬ日
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51230841.html
目次
目次
- イントロダクション
- パートⅠ 肥沃なネットの興亡
- 第一章 箱の戦い
- 第二章 ネットワークの戦い
- 既存のネットワークを使ってさまざまなネットワークを構築する
- 独自規格ネットワークモデル
- パソコンによる草の根ネットワーク
- インターネットの登場
- 設計時の選択とインターネットの雰囲気
- 第三章 サイバーセキュリティと生み出す力のジレンマ
- 穏やかな自己免疫反応
- 肥沃なトレードオフ
- 現状維持を続けることは不可能
- 分水嶺シナリオ
- 穏やかなシフト
- バグの向こう側──生みだす力のジレンマ
- パソコン対情報アプライアンス
- パソコンの情報アプライアンス化
- パートⅡ 失速後の世界
- 第四章 生みだす力のパターン
- 生みだす力を持つシステムの特徴
- 肥沃なシステムと不毛なシステムの比較
- 生みだす力とその兄弟分
- ●フリーソフトウェアという哲学
- ●アフォーダンス理論
- ●コモンズの理論
- 肥沃なシステムの強み
- 生みだす力の出力──革新
- ●生みだす力を持たない革新の限界
- 生みだす力の源泉となる特徴
- 生みだす力、そして各種革新モデルのブレンド
- 生みだす力の入力──参加
- 集団と生みだす力──肥沃なツールから肥沃なシステムへ
- 技術からコンテンツ、そして社会という循環
- 生みだす力のパターン
- 第五章 ひも付きアプライアンス、サービスとしてのソフトウェア、そして万全なる執行
- 遠くまで及ぶテキサス州マーシャルの力
- 管理性とひも付きアプライアンス
- 「万全なる執行」の種類
- ●予防
- ●個別の差し止め命令
- ●監視
- 万全なる執行の評価
- ●基礎となる実体法に対する反対
- ●法律というルールのない場所への移植性とそこにおける執行力
- ●間違いの強化と固定化
- ●政府に対する堤防
- ●黙認された使い方のメリット
- ●行動ルールと裁定ルールの崩壊の不幸
- ウェブ2.0の登場と生みだす力の終焉
- 第六章 ウィキペディアに学ぶ
- ウィキペディアの興隆
- 成功の代償
- ネチズンシップの価値
- パートⅢ 対策
- 第七章 インターネットを死なせない──肥沃なインターネットの安定
- 赤と青
- 情報に基づく実験
- 防壁への支援要請──生みだす力という原則、そして、エンドツーエンド中立性の限界
- 肥沃な問題を解決する法律以外のインセンティブ──ウィキペディアからMAPS、ストップバッドウェアまで
- 第八章 肥沃な未来を実現する戦略
- ひも付きアプライアンスとウェブ2.0の世界における保護
- ●データのポータビリティを確保する
- ネットワークの中立性と生みだす力
- ●ネットワーク中立性からAPI中立性
- ソフトウェアのサービス化が進む中でプライバシーを保護する
- 肥沃なシステムと不毛なシステムのバランス
- ●もつれ合うコード
- ●もつれ合うコンテンツ
- 肥沃なシステムに対する規制当局の容認を維持する
- ●技術による付託よりも個別責任の追及
- 法律の向こう側
- 第九章 生みだす力のリスクに対応する──プライバシー2.0
- プライバシー1.0
- プライバシー2.0
- ●センサーが安い時代
- ●ピアプロダクションの動力学
- ●プライバシーと口コミ
- プライバシー2.0の問題を解決する
- ●コードにバックアップされた規範の力
- ●コードにバックアップされた規範をプライバシーに適用──データの系譜
- ●口コミ更正を可能にする
- 情報を減らすのではなく増やす
- ジェネレーションギャップ──情報プライバシーの向こう側
- まとめ
- 謝辞
- 訳者あとがき
関連ページ
関連リンク
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- インターネットの好ましからざる未来を止め、生成力を保つことはできるのか | WIRED VISION
- ジットレイン『インターネットが死ぬ日』を読む。|2009-07-04 - 【海難記】 Wrecked on the Sea