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日米秘密情報機関 「影の軍隊」ムサシ機関長の告白
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目次
平城弘通
『日米秘密情報機関 「影の軍隊」ムサシ機関長の告白』
目次
- はじめに──日米秘密情報機関は生きている
- 第一章 陸軍士官学校と臨死体験
- サムライの血
- 起業した父から仕送りが絶える
- 広島高師附属中のデモクラシー
- 同級生・阿川弘之のこと
- 弁論大会で「逆賊のために弁ず」
- 陸士を不合格になった理由
- 理科教室助手をしながら受験勉強
- 「軍縮」ではなく「粛軍」だった陸士
- 陸軍幼年学校出身者と中学出身者
- 区隊長の徹底教育
- 小隊長の多くが戦死したため陸士では
- 剣道・銃剣大会で優勝
- 観兵式予行演習でトラックに轢かれる
- 繰り上げ卒業で中国大陸に
- 第二章 悪夢の支那戦線
- 日本軍の戦車は棺桶
- 租界のなかを隠密裡に偵察
- 飢餓戦線
- 我に五倍する敵を逃散さす
- 雨中の難行軍
- 左腕に被弾す
- 窒息死した二0名の捕虜
- 苦力を射殺した理由
- 一時帰国、母の死、そして結婚
- 第三章 日本軍と情報
- 少年戦車兵学校
- 古参兵のいじめに耐えるため
- 朝鮮籍の生徒に対する指導は
- 密かに米軍放送を聞き戦局を知る
- 終戦の日、東京に偵察行
- 第四章 空襲と敗戦
- 防空壕で死んだ父
- 離婚の危機
- 喧嘩両成敗で修理工場長に
- 労働組合の役員となる
- 会社一の営業成績
- 不良営業所の立て直しにスカウトされて
- 貨物列車と衝突寸前
- ドッジ・ラインの影響
- 警察予備隊入隊
- 第五章 荒涼たる警察予備隊
- 警察予備隊総隊学校
- 第三大隊第一二中隊長に着任
- 甚だしかった規律の紊乱
- 円匙を振り上げて飛びかかってきた士長
- 「中隊長のところは酒屋だ」
- 警備地誌作成で本部情報調査部長からお褒め
- 第六章 自衛隊の頭脳「陸幕二部」
- 配属先はソ連情報係
- 国際情報の第一人者
- ロシア語との格闘
- 調査学校ロシア語課程に入学
- 中央資料隊第一科長
- 隊長と衝突し陸幕二部に
- ソ連情報のレベルが向上した理由
- 電波傍受でソ連の政変を察知
- ソ連の招待に易々と応じた幹部たち
- デモ隊が国会構内に乱入した日
- 未来戦争の研究
- 日米の信頼感を高めた会議とは
- 幹部学校卒業者の優遇人事の影響
- 上官に昇任を集団直訴した者たち
- 第七章 戦車大隊長
- 富士学校機甲科の苦い思い出
- 問題児ばかりで幕僚を構成
- 日本一の大隊を目指して
- 訓練用に「ソ連小部隊の戦法」を編纂
- 戦車砲による三000メートル射撃の効用
- 誤報記事に断固抗議
- アイヌ会館落成式で型破りの挨拶
- 将官まちがいなしの成績
- 第八章 ムサシ機関長
- 野猿峠の野宴で上司に物申す
- 適任者は「自分」
- 「別班」と「ムサシ機関」
- 朝霞のキャンプ・ドレークにて
- ムサシ機関が公にならなかった理由
- 秘密情報活動の実態とは
- 防衛庁長官のお墨付き
- 日米の資金分担は
- 機関長として見つけた問題点
- アメリカ側の不信感を除去するためのゴルフ
- ムサシ機関の資金源
- 「小金井機関」とは何か
- 情報勤務者の資質
- 実名で工作することはあるのか
- 金大中事件でかけられた疑惑
- ムサシ機関その後
- 第九章 痛恨の第二三連隊長
- 連隊長が憧れの的となるわけ
- 仰々しい出迎え
- 左翼をなだめて市内をパレード
- 「菊演習」とは何か
- レンジャー訓練で死んだ四人
- 総監の配慮
- 「七0年安保」で荒れる日本
- 第一0 治安出動計画と三島由紀夫事件
- 全学連や反戦団体の研究
- 東方二部の組織とは
- 覆面部隊「東部方面特別調査班」の創設
- 直轄班の活動
- 機動隊を訓練
- 新宿騒乱事件から安田講堂落城まで
- 絶たれた治安出動の夢
- 不発になった国際反戦デー
- 赤軍派の一斉逮捕
- 東方二部特別調査班の活動
- 三島由紀夫との出会い
- 日経連トップの深謀遠慮
- 二将軍は果たして裏切ったのか
- 三島に大局観を教えなかったがために
- 三島事件回想録の中身
- なぜ機動隊を呼んだのか
- 第一一章 四六統合図上演習──禁止された研究の再興
- 統合幕僚会議に、行きたくなかったわけ
- 陸海空統合図上演習を準備して
- 内局運用課長の制服組首脳への暴言
- 画期的な成果をあげた演習
- 突然、統幕学校へ左遷
- 「飼い殺し」にして定年退職に
- 誤れるシビリアン・コントロール
- さらば陸上自衛隊
- 終章 宮永元陸将補スパイ事件
- 部下は公安の部下だった
- ソ連に渡された重大情報の中身
- 裁判では秘匿された情報
- 女性にだらしなかったがために
- 自衛隊二分論とは何か
- 情報に捧げた九0年の人生
- あとがき──情報マンとして生きた九0年の結論
関連ページ
関連リンク
- asahi.com(朝日新聞社):中ソ諜報「ムサシ機関」私が率いた 元陸将補が証言 - 社会
- 【日米秘密情報機関:「影の軍隊」ムサシ機関長の告白】|チャンネルNippon
- 元東部方面調査隊・相馬原派遣隊長 高井三郎氏書評
- スパイ&テロ 元中央調査隊長&陸幕二部別班員インタビュー
- スパイ&テロ 元ムサシ機関長が実名証言