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[[Official:http://www.auspexmusic.com/]] - [[MySpace:http://www.myspace.com/auspexmusic]] - [[E-Metallum:http://www.metal-archives.com/band.php?id=36143]] **RESOLUTIO [#resolutio] #amazon(B000Y1BR5C, right) Dark Moor(エリサ時代)です。おわり。 …でレビューを済まそうかと最初思いましたが、やはりそれではいけないと思って何度か聴いているうちに、なんだかだんだんハマってきました。 さてそんなわけで、フランスのプログレッシヴ・シンフォニックメタルバンド、AUSPEX の 1st レビュー…に入る前に、この CD の購入談。知人がフランスに行くというので、日本では入手困難なフレンチメタルバンドの CD を幾つか書いて もしあったら買ってきてくれるように頼みました。ちなみに頼んだのは、この CD を除くと以下の通り。 -[[Mystic Forest:http://www.myspace.com/mysticforestband]](シンフォニックブラック。「The Tender Lady of the Fog」での脈絡の無い小フーガ ト短調が素敵。) -[[E-FORCE:http://www.myspace.com/eforceband]](スラッシュ。フランスはスラッシュまでもオシャレの香りがします。「Deviation」とか「Modified Poison」とか。) -[[Défaillance:http://www.myspace.com/unefinsiproche]](デプレッシヴブラック。あなたはだんだん死にたくなーる。) -[[Hell Militia:http://www.myspace.com/hellmilitiaband]](カルトブラック。ジャケットから邪悪度100%。) -[[Darvulia:http://www.myspace.com/darvuliadarvulia]](オカルティックブラック。バンド名はバソリー婦人の使用人だとか。) -S.V.E.S.T.(ブラック。試聴できるページが見当たらない。) …で、手に入ったのは結局この一枚だけでした。とはいえまぁそりゃそうですよね、日本でだってそこらの CD 屋で凱旋 MARCH とか MANIERISME の CD が売っているわけじゃないですもんね。以前別の知人がフィンランド行く時に 20 枚ほど頼んでみたのに、手に入ったのが [[TERÄSBETONI]] だけだったのに比べればマシですよね。 とにかくそんなわけで、「日本では入手困難なフレンチメタルバンドの CD」でありますから、現状 Amazon.co.jp や HMV では売っていません。(追記:一応 Amazon.co.jp でも今では熱かっています。在庫切れですが。)このレビューを読んで気になった方は…頑張って探して下さい。 さて、フランスといえば芸術の国です。オシャレの国です。オサレではなく本物のオシャレです。そんなわけでこのアルバムでも、アートワークに AUSPEX の芸術へのコダワリが見て取れます。 まず、歌詞が一部しか載っていません。「歌詞が一部の曲しか載せていないバンドなんて他にもあるじゃないか、チルボドとか。」などと思われるかもしれませんが、『歌詞が一部の曲しか』ではなく『歌詞が(曲の)一部しか』なのです。その代わりその『歌詞の一部』は、アートワークと上手く合うように載っています。例えばこんな感じ。 #image(auspex1.png) 実にオシャレです。そしてオシャレの為なら「歌詞を全部知りたい」という購入者の思いなどガン無視です。 ~#5「Mysteries of the Stars」のページでは、謎の日本語が載っています。 #image(auspex2.png,title=わたしがほしをまもる ときがつづくように) フランスは日本熱が高いと聞いてはいましたが、まさか日本語が載っているとは まったく予期していなかったのでブックレットを見た時非常にビックリしました。 そして 10回ほど聴いた頃にようやく気付きましたが、他の曲で『歌詞の一部』が載っていたのと同様に、この「わたしがほしをまもる ときがつづくように」という謎日本語も『歌詞』だったんですね。Heavenly の「Dust to Dust(日本語版)」並に、日本語がある事になかなか気付きませんでした。しかも「わたしがほしをまもる」はなんとか聞き取れたんですが、その後の「ときがつづくように」が(そうブックレットに書いてあるから予測できるにも関わらず)全然聞き取れませんでした。なんか最初の方が「ときめく」って聞こえて、その所為でその後が全然認識できない。 音楽性の話をすると、最初に書いた通り Elisa 嬢時代の Dark Moor を思い起こさせる作風ですが、しかし聴き込んでみるとやや違いもあります。 -歌詞はファンタジーだけではなく、SF なんかも扱っている(らしい)。 -音楽的には、ややプログレ寄り。 -キーボーディスト大活躍。 最後の『キーボーディスト大活躍』は、もう最初に聴いた時に「これは絶対作曲者はキーボーディストだ!」と確信に近い思いを抱いて確認したら案の定だったくらいの大活躍です。これは人によって好みが分かれそうですが、私は好きです。 というわけで、Dark Moor とか Rhapsody あたりが好きな人は買うべし。プログレ寄りのシンフォニックメタル、例えば Symphony X 好きあたりも買うべし。それ以外の人も買うべし。とにかく買うべし。…前述の通り現状日本じゃ入手困難だけどなッ! ところで、作詞作曲に結構関わっていた人が辞めてしまったようです。2nd は大丈夫だろうか。 #divclass(reviewer){レビュー:猫と重金属} #clear ----
[[Official:http://www.auspexmusic.com/]] - [[MySpace:http://www.myspace.com/auspexmusic]] - [[E-Metallum:http://www.metal-archives.com/band.php?id=36143]] **RESOLUTIO [#resolutio] #amazon(B000Y1BR5C, right) Dark Moor(エリサ時代)です。おわり。 …でレビューを済まそうかと最初思いましたが、やはりそれではいけないと思って何度か聴いているうちに、なんだかだんだんハマってきました。 さてそんなわけで、フランスのプログレッシヴ・シンフォニックメタルバンド、AUSPEX の 1st レビュー…に入る前に、この CD の購入談。知人がフランスに行くというので、日本では入手困難なフレンチメタルバンドの CD を幾つか書いて もしあったら買ってきてくれるように頼みました。ちなみに頼んだのは、この CD を除くと以下の通り。 -[[Mystic Forest:http://www.myspace.com/mysticforestband]](シンフォニックブラック。「The Tender Lady of the Fog」での脈絡の無い小フーガ ト短調が素敵。) -[[E-FORCE:http://www.myspace.com/eforceband]](スラッシュ。フランスはスラッシュまでもオシャレの香りがします。「Deviation」とか「Modified Poison」とか。) -[[Défaillance:http://www.myspace.com/unefinsiproche]](デプレッシヴブラック。あなたはだんだん死にたくなーる。) -[[Hell Militia:http://www.myspace.com/hellmilitiaband]](カルトブラック。ジャケットから邪悪度100%。) -[[Darvulia:http://www.myspace.com/darvuliadarvulia]](オカルティックブラック。バンド名はバソリー婦人の使用人だとか。) -S.V.E.S.T.(ブラック。試聴できるページが見当たらない。) …で、手に入ったのは結局この一枚だけでした。とはいえまぁそりゃそうですよね、日本でだってそこらの CD 屋で凱旋 MARCH とか MANIERISME の CD が売っているわけじゃないですもんね。以前別の知人がフィンランド行く時に 20 枚ほど頼んでみたのに、手に入ったのが [[TERÄSBETONI]] だけだったのに比べればマシですよね。 とにかくそんなわけで、「日本では入手困難なフレンチメタルバンドの CD」でありますから、現状 Amazon.co.jp や HMV では売っていません。(追記:一応 Amazon.co.jp でも今では扱かっています。在庫切れですが。)このレビューを読んで気になった方は…頑張って探して下さい。 さて、フランスといえば芸術の国です。オシャレの国です。オサレではなく本物のオシャレです。そんなわけでこのアルバムでも、アートワークに AUSPEX の芸術へのコダワリが見て取れます。 まず、歌詞が一部しか載っていません。「歌詞が一部の曲しか載せていないバンドなんて他にもあるじゃないか、チルボドとか。」などと思われるかもしれませんが、『歌詞が一部の曲しか』ではなく『歌詞が(曲の)一部しか』なのです。その代わりその『歌詞の一部』は、アートワークと上手く合うように載っています。例えばこんな感じ。 #image(auspex1.png) 実にオシャレです。そしてオシャレの為なら「歌詞を全部知りたい」という購入者の思いなどガン無視です。 ~#5「Mysteries of the Stars」のページでは、謎の日本語が載っています。 #image(auspex2.png,title=わたしがほしをまもる ときがつづくように) フランスは日本熱が高いと聞いてはいましたが、まさか日本語が載っているとは まったく予期していなかったのでブックレットを見た時非常にビックリしました。 そして 10回ほど聴いた頃にようやく気付きましたが、他の曲で『歌詞の一部』が載っていたのと同様に、この「わたしがほしをまもる ときがつづくように」という謎日本語も『歌詞』だったんですね。Heavenly の「Dust to Dust(日本語版)」並に、日本語がある事になかなか気付きませんでした。しかも「わたしがほしをまもる」はなんとか聞き取れたんですが、その後の「ときがつづくように」が(そうブックレットに書いてあるから予測できるにも関わらず)全然聞き取れませんでした。なんか最初の方が「ときめく」って聞こえて、その所為でその後が全然認識できない。 音楽性の話をすると、最初に書いた通り Elisa 嬢時代の Dark Moor を思い起こさせる作風ですが、しかし聴き込んでみるとやや違いもあります。 -歌詞はファンタジーだけではなく、SF なんかも扱っている(らしい)。 -音楽的には、ややプログレ寄り。 -キーボーディスト大活躍。 最後の『キーボーディスト大活躍』は、もう最初に聴いた時に「これは絶対作曲者はキーボーディストだ!」と確信に近い思いを抱いて確認したら案の定だったくらいの大活躍です。これは人によって好みが分かれそうですが、私は好きです。 というわけで、Dark Moor とか Rhapsody あたりが好きな人は買うべし。プログレ寄りのシンフォニックメタル、例えば Symphony X 好きあたりも買うべし。それ以外の人も買うべし。とにかく買うべし。…前述の通り現状日本じゃ入手困難だけどなッ! ところで、作詞作曲に結構関わっていた人が辞めてしまったようです。2nd は大丈夫だろうか。 #divclass(reviewer){レビュー:猫と重金属} #clear ----

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