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「 時雨 」

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今日は、朝から時雨ていた…

窓に腰を降ろし、空に目をやる。
片付けは、既に後回しにされた。

遠くからは、幼子の泣き声が聞こえる。
片付けは、更に後回しにされた。

何時もより、ゆったりと流れ始めた雲の上には…
お天道様が、その準備に追われているに違いない。

何時もより、優しく奏でる雨粒達の音には…
東雲が、明日の準備に追われているに違いない。

母親の呼び掛けに、応える幼子の足音は…
雨粒達の奏でる音に、手を貸す事に違いない。



ぴしゃり、ぴしゃりと…
弾け落ち行く雨粒と

ぱしゃり、ぱしゃりと…
水溜まりに跳ねる足音



明日の朝、見上げる空に東雲を思い浮かべては…

私はまた、片付けを後回しにするだろう…



今日は朝から、時雨ていた…