唱えるものが何であれ
重んじる言葉の通りに進む道で違和感を持つ
重んじる言葉の通りに進む道で違和感を持つ
この文字一つの質量は
私の規格を遥かに超え思考は止めどなく廻り
私の規格を遥かに超え思考は止めどなく廻り
それは
空に向かい目を閉じ
大きく息を吸い込む
行為に似ている
空に向かい目を閉じ
大きく息を吸い込む
行為に似ている
「なごみ」
「やわらぎ」
「にこやか」
「のどか」
ほんのりとした印象を持つこの言葉の奥に
どれだけの影が渦巻いているのか
どれだけの影が渦巻いているのか
それは
可憐な花を摘み
水を与えても枯れ行く
運命のように色を変える
可憐な花を摘み
水を与えても枯れ行く
運命のように色を変える
人と人の和が
大切なものだと気付いた時と
大切なものだと気付いた時と
人と人の和が
必要なものだと実感した時と
必要なものだと実感した時と
人と人の和が
大事なものだと
自分の為に口にする人と
大事なものだと
自分の為に口にする人と
唱えるものが何であれ
重んじる言葉の通りに進む道で違和感を持つ
重んじる言葉の通りに進む道で違和感を持つ
それは
何処かで重なる事を願う
幾つかの別れ道に似ている
何処かで重なる事を願う
幾つかの別れ道に似ている