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-追憶-


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白い、白い、狂うような白へと少年は堕ちていく。

「よシ……麻ス……脳ハは……」
書きなぐるかのように、白い闇に乱雑な声が響く。

「ナンデ、ボクダケナンダロウ……」
そんな毒々しいほどの白の中で、少年はぼんやりとそう思った。

真っ白な画用紙に水滴を落とすかのように、ポタリ、ポタリと白い虚空に黒い染みができていく。

「ボクダケガトクベツダカラ?」

ジワリ、ジワリとその染みは広がり、白を黒く塗りつぶしていく。

「ボクノホカニモ、トクベツナコガイレバイイノニ……」

黒い、黒い、狂うような黒に飲み込まれる中、救いを求めるように少年はそう【願った】。

ババ抜きでのジョーカーのような永遠の仲間外れの少年は……
大富豪でのジョーカーのような並外れた力を持った少年は……
創造主にも、破壊者にもなれる、【願いを現実にする】という神にも似た稀有な力を持った少年は……
【願った】。

【自分以外にも、その稀有な力を有する存在がいる】ことを……