もしも僕が人間ではないのなら
僕は君を愛すると同時に
君が脆い物だと思うだろう
もしも僕が死んだとしたら
僕は君の泣く姿を考えて
微笑んでいるだろう
―時がたって
もしも君が生きていて誰かと一緒に幸せに
笑っていたら
僕は大切な君を
遠い場所から見ているからね
…てな感じ
どう?
「感想、聞かせてよ。」
そう言いながら僕は「君だった人」に話しかける
あはは…そうだったね
君は しんだんだ
僕の代わりに…
いないいない
誰も いない
生きている物は 僕以外何もいない
意識が遠のくのを僕は待つばかり
…さて 今日はこれでおしまい
聞いてくれてありがとう
僕の話を。