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ユメビト06話

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ユメの世界で見た、ユメの世界が一体何処か

貴方はご存知ですか?





不可解だ。

ユメビトとしての最高適正能力を持っているはずなのに、
この数々の変化は何なのだろう。

何が違う?

何がそうさせた?

「ルカ様。紅茶はいかがでしょうか?」

「お願いします。」

誰だったんだ、彼は。
彼は何を言おうとしたんだ。

「どうぞ、ルカ様。」

「ありがとうございます。それと、シオン。」

「何で御座いましょうか?」

淹れたばかり紅茶の上には、湯気がゆらりと躍る。

「あの本は何処ですか?」

「こちらですよ。」

少年の片腕にいつも大事そうに抱えられている本。
その中身はいたって普通の童話だった。

彼が唯一、子供に戻る時間。
ただ、その本だけが「王としての彼」と「子供の彼」を繋ぎとめていた。

「さぁ、そろそろ眠ります。」

「承知致しました。」

そうして私はいつものように眠る。
今日は、何故だかいつもより気が楽だ。

いつもより。












―「ルカ様が目覚めない…?」