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いすの黒歴史

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あの頃の執筆があの頃になった頃




1.2015年~ 一般形車両作風確立

~特徴~
作風の標準化を目指しテクスチャ、モデル構造の見直しと見かけの質感向上を図る。
製作時から今後の作品への展開を見越した製作スキームに。
LED表示をドットテクスチャ+メッシュテクスチャの構造に変更し、ユーザー編集の容易化を図る。
「窓表現の奥行き改善」のため、簡易的に内装を実装。
窓自体も距離により透明度を変更し、肉眼での印象に近くなる工夫をしてみる。
床下テクスチャを写真ベースから動画ベースに変更し、取材の簡略化(E501系~)
この時に確立した作風のまま、ブラッシュアップを図りながら安定化。
悪く言えば停滞。

代表作

首都圏新系列(JR東日本)-現行データ公開当初

2015年春からリメイクを開始、秋から公開したデータ。
SSの状態は公開前に出力したものだが、実際に公開初期のものと考えて頂いて差し障りない。

ここからLEDの構造を変更したが、多線区の車両を作るうえでのLED再現は非常に骨の折れる作業だったことから、
自身としてもユーザーとしても作業の簡略化が図れることを期待し採用した。
実際にはテクスチャ数の増加、2の乗数でないテクスチャの読み込みによる遅延などデメリットもあるが、
テクスチャサイズ圧縮による総合的なデータ圧縮の効果も見込まれることから、総合的判断として採用。現在も継続中。

首都圏新系列(JR東日本)-現行データ更新後

画角が変わってしまい申し訳ないが、こちらが現在の同一データ。
コントラストなどテクスチャ改善のほか、クーラーなど共用パーツのクオリティ向上、
簡易内装の質感改善、バリエーションのさらなる展開などの対応をし現在まで至る。

一例-E331系、E235系(JR東日本)

一例-209系0番台(JR東日本)

一例-10000系、11000系、12000系、20000系(相模鉄道)

ブラッシュアップを図りつつ、当初の目的通りにバリエーション展開を急速に進めたのも今作の特徴。
当初から高画素の無塗装車体のベーステクスチャを用意していたため、E235系や相鉄のような無塗装車体にも難なく対応した。
相鉄20000系は新系列とは関係が薄いが、先に作成した東京メトロベース車体に新系列で培ったノウハウを盛り込んた、
いわばハイブリッド作といったところか。

京成新系列-現行データ

時系列としては前後してしまうが、先の新系列車両を更新した後に実施した、京急・京成新系列のリメイク。
京急ステンレス車では、仕上げを先の新系列で準備した車体仕様を流用して作成。
これに併せて京成新系列も追加取材を行い、日車ブロック車体の基礎仕様を作成した。
後に都営10-300形を作成した際、自身とは疎遠だった京王9000系を作る足掛かりにもなった。

このほかのデータ
◆京急各車-現行データ
◆阪急各車-現行データ
◆小田急4000形
◆都営10-300形(10-300R形はあむかい様との共作。ありがとうございます。)
◆東京臨海高速鉄道TWR70-000系
◆京王9000系30番台
◆静岡鉄道A3000形→実は内装ブロックを改良し、他新系列での内装表現強化を図ったが本採用には至らず

…特に新系列については相当数作成してしまったので省略

◆オリーブオイル

2.2015年~ 特急車両作風確立

~特徴~
一般形車両の標準化に続き、特急型車両の標準化確立を目指した
特急型に関わらず、特殊形態の車両は車体構造を実車の特徴を踏まえて適材適所でチョイス
結果として、内装をしっかり作る車両と板切れとグラデーションの簡易表現の2通りが混在

小田急70000形「GSE」、近鉄80000形「ひのとり」

この頃の作風の最古参と最新。
どちらも内装の印象が強いので、比較的しっかり目に作った。GSEでは窓の透明度を調節できるようにした。
内装をしっかり表現することは、プラグインの快適動作を妨げるというデメリットもある。
走らせる車両数が必然的に多くなる一般形車両では特に意識をしなければならないが、特急型は基本的には本数が少ない傾向なので、
思い切った表現にすることとした。車両の条件によって適材適所で仕様を選定するのも、自作する醍醐味ではないだろうか。
特にひのとりでは、コロナ渦の数少ないタイミングでの取材だったため、床下取材の動画撮影化が非常に有効となった。

E257系

特急型の標準仕様化をさらに決定づけたデータ。新系列に続き、東日本特急型の標準化とバリエーション展開を目指す意味もあった。
実際に東日本特急としては後述のE261系のみにとどまってしまったが、目立たない内装を簡略表現するといった構造面、
Train構文の標準仕様を確立することができ、後のデータ作成に大いに役立つことになる。

京成AE形

コロナ渦で自宅滞在時間が増えすぎたので、相鉄と共に作成したデータ。
床下機器が基本的にフルカバーになる容易さ、先の京成新系列からの部品流用ができることが非常に有効に事を進めた。
そしてもちろん、E257で確立した標準仕様をフル適応することによって、外観こそ違えど実はデータの中身的はE257とかなり近しい。

E261系

実はこれもE257から派生する形で作成。コンパートメント、ヌードルバー以外が簡易的な内装表現なのでそこは目に見えるかもしれない。
実車は窓も多くあるので、この表現にしてしまったのは今となっては後悔するところでもある。
レンズフレアがRSでの仕様ではそのまま使えなかったので、テクスチャでのスイッチ表現にしたのが本作の特徴。
後にRSの機能とテクスチャ表現の両刀使いとなった近鉄80000系へフィードバックされたのは言うまでもない。

また床下機器の撮影に、本作から携帯電話であるiPhoneシリーズのスロー撮影モードを適応。
従来は駅の到着・発車時の低速での撮影が必須だったが、これにより通過列車での主催にも対応することができた。
ただし使用にはかなり難儀した記憶があるため、仮にスローであっても低速での取材がやはり望ましい。

箱根登山鉄道各型式

特急型ではないが、あえてこちらに記載する。
本系列は2000形が両系列に連結されて運転されることから、「窓が大きい3000形は見れる内装が欲しい」という決断を、
結果として他2系列にも採用する形となった。車両の印象から仕様を決めるという意味合いでは、特急型に近い判断をした。
見た目が異なる車種ではあるが、同じタイミングで同じ路線の車両を作ることによる作風の完全統一に一役買った。

3.これから

本来はもっと貪欲に進化することを目指せばいいものの、こんな駄文を書くことが手いっぱいなのが現状です。悲しきかな。
ただひとつ言えることは、何事も一朝一夕に叶うものでなく、また努力も才能のうちである(と信じる)ことが大切ではないかと思います。
そして時間は有限です。流れる時間と共に周りも環境も変わり、生まれたものはやがて朽ちます。
「同じであればいい」と同じところに立っていては、周りに取り残されて「同じ」ではなくなります。
周りから見ても「同じ」と思われるためには、常に周りの状況も考えて自ら動き、「同じ位置」に居るようにしなければなりません。

特に最近は、RailSim全体でのレベル向上が著しく思います。
「同じ」で居るという事自体、非常にエネルギーを使う難しい事であるように感じます。
大変な時こそ、自分が歩んできた道を、振り返ってみてください。
きっとはじめた頃に見たかった景色より、さらに景色の良く見えるところまで、あなたは来ているはずです。



20XX年、果たして日の目を浴びることはあるのか…
やりたいことは沢山あるのですが。
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