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しょしんしゃむけその1

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このwikiの立ち位置をぶっ壊すコーナーその1

はじめに

このwikiは「ある程度作れる人がワンランク上のレベルを目指すヒントを書く」
…という目的をかっこつけて立ててスタートしたわけですが、すっかり放置もしてしまったので。

最近いろんな情報を書いたり、レクチャーしたりというのが流行ってきましたので流行に乗って。
こちらではRSPIをこれから作ってみたい、初心者向けな内容を少し書きます。
ただし、AtoZ全てを書くつもりはありません。というか書けません。
あくまでもメタセコのことはメタセコのQ&Aや初心者向けのサイトを参照してね、というのが私のスタンスです。
RSPIっていうのはモデリングという3DCG、テクスチャというイメージ描画、構文というプログラミングという複数の要素を抱えています。
それを全てとなってしまったら、教える側も教えられる側も先に餓死しちゃいます。

そこで私がこちらに書く「初心者向け」とは、「RSPIを作るうえで必須になる情報とヒントを書く」というモノでございます。
ごめんなさいね、基本放任主義でございまして。

話がだいぶ逸れちゃいました。今回その第一弾で、「メタセコとRSの寸法について」を書こうと思います。

RSとメタセコの寸法の違い?

端的に申し上げますと、「メタセコでの1.0=RSでの1m」です。簡単でしょう?
でもそんな簡単な話でもないのが、ここからです。
多分ですが、誰もメタセコの1.0を1mとして作ってる人はいないと思います。
そんな簡単な計算なのに何故かと言いますと、そんなちっちゃいサイズで作ったらすごーく大変だからです。
例えとして適切ではないかもしれませんが、お米に何か文字が書いてある神技がありますけど、それをやるみたいなものです。
そこでメタセコには便利な機能があります。「出力時の倍率設定」です。


RSはDirectXで動きますから、モデリング完成時にはxファイルという形式で保存します。
このときに、こんな画面があります。左上のサイズという項目が、その倍率指定の項目です。
ここで最後に適切なサイズで出力すれば、別にどんなサイズで作っても問題ないという事です。
つまり、
  • メタセコとRSでの寸法が意外と一致してる
 →でもその通りに作業すると大変
 →倍率を指定してやりやすい作業環境を整える
という手順を踏むことになります。

メタセコでのサイズの例

とういう訳で、ここではメタセコ上の寸法と出力サイズの例を書きます。
メタセコでのサイズは大きすぎても見切れてしまいますし小さすぎても作業が大変ですので、適正なサイズを選ぶことも上達の近道かもしれません

  • メタセコ 1.0=実寸 0.01m(1cm) 出力0.01倍
多分今一番ポピュラーなのがこれかもしれません。かつて発売されていたRS本での紹介がこのサイズだったはずなので、それを使ってる人が多いのかと思います。
出力時のデフォルトがこの0.01倍という数値でもありますので、出力するときも楽ですね。
メタセコ上でのサイズはそれなりに大きくなりますので、大きな建物などでは見切れてしまうかもしれません。
実際私もこれは使ってないのでその辺あまりわからないです。。

  • メタセコ 1.0=実寸 0.02m 出力0.02倍
私が長く使ってるもので、昔はこれが多かった気がします。上の換算で書くと非常にわかり辛いですが、逆に1mをメタセコ上で50として作っています。
ほどほどに扱いやすいサイズ感ということで愛用してますが…
上記のサイズの1/2ですので、もう少し大きなサイズにも対応できると思いますが、それでもサイズによっては見切れてしまうかもしれません。
鉄道車両サイズであれば、新幹線の25m級なんかでも見切れることはほぼないです。

以上2点だけになってしまいましたが、例えばビルなどの非常に大きなサイズのものであるならば、
メタセコ 1.0=実寸 0.2m(0.2倍)→1m=メタセコ上の5
とか、少しずつ工夫してみてもいいかもしれません。
ただし寸法もシンプルにしないと打ち込みや計算が大変ですから、その辺も踏まえて決定した方が幸せになるかもしれませんね。
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