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クリスマス短編

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hutati

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短編 クリスマス

クリスマスイブ、それは彼女のいない男にとっては苦痛の一日。
外へ出れば、カップルのイチャイチャの嵐。間違って外に出ようものなら欝になることは必死。
だが日本のとある場所で、今年はカップルですら欝にさせた集団があるという。

男「えへっへ!楽しいね女ちゃん!」
女「あたしもよ、ハニー♥」
男2「今日は返さないからな。」
女2「うん♥いっぱいいっぱい暖めてね♥」
女3「早くホテルにいこうよぉ……はやくあなたのしゃぶりたぁい♥」
男3「ああ、一刻もはやくホテルへ行こう!」
周りはいちゃいちゃカップルだらけ。
('A`)「…けっ、バカップルが……いちゃいちゃしやがって……男も女もたいした顔じゃないくせに……」
男4「ようようねえちゃん、俺とお茶しない?」
女4「うわぁー、かなりいい男ってかんじぃ。いくいく~」
('A`)「頭の悪そうなやつらだ。ま、馬鹿は馬鹿同士で仲良くするが良いさ。俺はこんな女はごめんだ。
   ……しかし世間はクリスマスを名目に、どいつもこいつも浮かれすぎだ。まったく腹立たしい世の中だぜ……
   ふう、やはり俺は愚民どもとは合わない。魔が差して家から出たが、おとなしくすればよかったな。
   さぁ、早く帰ってニコ動でも見るとするか。今日は神がzipやエロ動画を上げてるかもしれないしな
   ……ん?なんだ?なんか周りがあるところを注目しているな?あそこにいったい何があるんだ?」

男1「うぉ!!?な、なんだあの男は?とてつもない美少女を複数人連れてやがる!」
女1「あ、あの男の子、す、すっごくかっわいい……」
男2「うひゃぁ…プロポーションがいい子だらけだ・・・」
女2「お、女としてまけたぁ……」
('A`)「……どうやらかなりのクズ集団らしいな。見ただけで吐き気を催すだろうから見ないで帰るか?
   いや、バカップル達でさえビビル集団だ。これは見てもいいかもしれんな…どれどれ?」
弟「や、やめろよ姉ちゃん!くっつくな!カップルに見られるだろ!?」
姉「えへへ~いいじゃん。カップルに見られてもさ!」
妹「あ、お姉ちゃんずるい!あたしも!えいっ!」
弟「妹もやめろ!」
妹「えへへ~、これであたしもカップルに見えるかな!?」
姉「妹はお子様だから、兄妹にしか見えないわよ」
妹「ひどいよおねえちゃん!それに兄妹じゃなくて姉弟なんだから!あたしの方がお姉さんなんだよ!」
T「そ、そうだったんですか!!」
妹「ひどいよTちゃん!あたしこれでもお姉さんなんだよ!」
姉「あっはっは!そんなんだからお子様なのよ!」
('A`)「な、なんだこいつらは?」
A「そうそう、カップルに見てもらうには、色気が無いとだめよ。このようにね!」
むにゅ!
弟「わわわ!A!む、胸が背中にあたってる!」
A「当ててんのよ☆どう、分厚いコート着てても胸感じるでしょ?」
男3「うひょぉ……コートが膨らむぐらい、あの姉ちゃん胸がでけぇ…はさまれてぇ」
女3「むきーーーー!!このあほー!!!」
妹「うううう~~」
B「ほらほら二人とも、あまり妹ちゃんいじめちゃだめよ。」
弟「そうだよ。妹だってもう彼氏がいてもおかしくは無いさ。」
妹「うううう、弟ちゃんにそういわれるのはうれしいような悲しいような……」
('A`)「こ、この男、化け物か!?これぐらい顔がいいと、美少女は自然とつくわけか……こいつは許せん
   だがこういう顔がいい男は許しがたいはずなのに……なぜだろうか?あまりこの男に嫌悪感を抱かないのはなぜだ?」

男1「すげぇ!ちょっとあの女のこたちとお知り合いになりたい」
女1「あたしもあの男の子とお知り合いに」
男1「て、てめぇ!」女1「なによあんただって!」
('A`)「ふっ……やはりクズはこの程度の絆でしかないようだな。……さてあいつらの様子は……な、なにぃ!?」
美人「こんばんは、弟君」
姉「むっ!美人先生に茄さん!」
茄「偶然ね。これも赤い糸で結ばれているせいかしら?」
姉「それは絶対にない!というより、先生たち待ち構えてたでしょ!?」
美人「いいじゃな。それよりどこへ行くの?」
姉「答える義務は無い!」
茄「べつにあなたには聞いてないわ。弟君どこへ行くの?」
弟「いえ、べつにふらふらしてるだけです。」
姉「こら!ばか弟!」
茄「そう、じゃああたしたちも一緒についていくわ」
姉「くるな!」
弟「いいじゃん別に。大勢いたほうが楽しいって」
茄「そうそう。」
美人「最後は大人のクリスマスの過ごし方を教ええてあげるから。」
姉「むきぃいいい!!やっぱり一緒に連れて行けない!」
茄「大丈夫よ。あなたたちを仲間はずれにはしないから。傍らで見せてあげるよ。」
姉「それが大問題なのよーーー!」
男4「うわぁ、すっげぇ美人だらけ!もう、この女イラネ」
女4「うわぁ、チョー最悪!死ねよまじで!」
男4「ようようお姉ちゃんたち、俺といいことしない?」
姉「わーわーぎゃーぎゃー!」
弟「姉ちゃん落ち着いて!」
美人「もう、いいじゃない。弟君の童貞ぐらい」
茄「そうそう。気にしすぎよ」
男4「ちょっとおまえら、俺の話をきけよ!そんなひ弱な男よりのどこがいいんだ!?」
ぎろぉ!
男4「ひぃっ!?」
姉「今あんた」妹「なんていったの!?」A「こんな男?」B「弟君がひ弱?どこが?」T
T「あんたよりは数万倍は良いわよ!」美人「女の体しか興味がなさそうなやつね」茄「おとことして 魅力をぜんぜん感じないわ」
男4「う、うわぁうわぁああああああああんん!!!!!!」
姉「あー、せいせいした!弟を悪く言うやつは許さない!」

弟「それよりも姉ちゃんたち、早く行こうよ。美人先生や茄さんがいたっていいじゃん
  大丈夫。俺には不順な行為はする気ないから」
姉「あったりまえよ!弟にその気があったら全力で更正させるわ!」
美人「決まりね」
茄「よし、それじゃあ今度はあたしと腕くんで!」
がし
姉「あっ、こら!!」
茄「ふふふ、これで周りにはあたしが恋人のように見えるわ」
姉「はーなーれーろー!」
弟「な、茄さん!はずかしいよ!」
美人「さっきはお姉さんと妹さんとで組んでいたじゃない。それよりも残りの腕は私が」
がし
弟「へっ・・・T?」
姉「Tちゃん!?な、何してるのよ!?」
美人「あら、これは…」
T「あ、姉先輩!美人先生が弟先輩と腕組むのはいやでしょ!?」
姉「う、うん」
T「だ、だだだだだったら、あたしが組めば美人先生は腕が組めなくなります!
  弟先輩い、いっとくけど、し、仕方なし二腕を組んでるだけですからね!あね先輩のために!」
B「Tちゃん……以外に大胆なのね」A「なんと説得力の無い」
姉「こらーーー!Tちゃん!あんたが何でそんなことするの!今すぐはなれなさーーい!」
T「だ、だめです!今離れたら美人先生に腕を組まれてしまいます!」
妹「Tちゃんってこんな強引な一面あったんだ」
美人「あっはは。ほんとかわいい娘たちね!腕が組めないなら、あたしは後ろから抱きつくだけよ♥」
だき
美人「どう、弟君……今夜わたしと一緒にねなぁい?ふぅ~」
弟「どわぁああA!?せ、先生やめて!耳に息を吹きかけないで!」
茄「こら、美人さん、そんなことしたら歩けないじゃないですか。離れてください」
姉「あんたらもはなれろー!」
T「いいえ!わ、私が離れると他の人が腕を組むから絶対に離れません!」
妹「Tちゃん!ずるいーー!あと10分でこうたいして!」
いちゃいちゃいちゃいちゃ……
男1「くそぉ……いいなぁあの男」
女1「あ、あたしもあの集団にはいりたーい……」
男2「くそぉおお……なんであんな抜群美女ばかりが集まるんだ?」
女1「あ、あの男の子といっしょに寝てみたいよぉ・・・」
男3「な、なんと言うハーレム……」
女3「いいなぁ、こんな男よりもあの子といちゃいちゃしたいよぉ」

('A`)「なんてやつらだ周りにいるバカップルが軒並み落ち込んでいる。さっきまでいちゃいちゃしてたというのに……
   それをなえさせるなんて………さっきまで耐え難い雰囲気なのに、今では俺にとって心地良い雰囲気になってやがる。
   ふふふ……あの集団には感謝だ。これでまわりの馬鹿どももわかっただろう。
   いかに自分たちがおろかな行為を見せ付けていたかということを……
   ……この様子、ビデオにとって他の兄弟たちにも見せてやりたかったぜ」

そしてこの日、弟たちが通ったルートにいた人たちは、老若男女を問わず、家族連れでさえ鬱になったという。 
弟+7人はこのまま人目を気にせず和気藹々と(他人からはいちゃいちゃ)あいながら家路についた。
そして家ではささやかなパーティーを開いて、去年とは違い大きな事件も無く大変楽しいクリスマスを過ごしたのでした。

終わり

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