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チート会SS


合計点<+30/『右手にはコンパスを、左手には精一杯の愛を』まで>




「うんこしたい」<+0/千尋:点はあげられないが説得力はあるな>


うんげろすの転校生オオツキ・ケンヂ
「みなさん知っているかい?うんこは腸内細菌の死体とかでできているんだよ」

うんこは死体

おしまい


「二十匹蝙蝠」<+1/千尋>


伊賀忍者、服部投人は愕然とした。
いままでそこにいた甲賀者の姿が忽然と消えたからである。

下忍「お頭、これは一体?」
投人「むう、この白昼に人の姿が消えるなどあり得ぬ。甲賀者め!!怪しげな忍法を使いよるわ」
中忍「如何いたしましょうや」
投人「外縛陣を張るのだ!!猫の子一匹たりとて逃すでないぞ!!」

外縛陣とは山田風太郎を呼んでいる諸兄にはお解りであろうが
けして敵を逃がさぬ伊賀の秘伝忍法の一つである!!

下忍「お頭!!良く見ればこんな所に怪しい壁が!!」
投人「ぬうなぜ気付かなんだか」
中忍「この壁の中で笑い声がいたしまする」
投人「ええーい 掘れ掘れ 壁ならば貫通すればよかろう!!」
外忍「ダメでござる、掘れませぬ」

投人「おのれ!!ワシのチキンナゲットを奪ったあの男を許せぬぞ!!」
セバスチャン「わはははは、伊賀者よ!!私の二十匹蝙蝠は破れぬぞ!!」
投人「何が蝙蝠だ!! 何が闇夜だ!!蝙蝠なんぞ飛んでおらぬではないか!!」
セバスチャン「わはははは!!だってその方がカッコよさそうじゃないか!!にじゅひきこうもりとか読んだら蝙蝠が舞うとか言いたいじゃないか!!」
投人「おのれえ!!ニートめ!!」
セバスチャン「私のニートヒキコモリは絶対防御だ!!全ての理など受け付けぬ!!ここでゆっくりお前のチキンナゲットを頂くとしよう!!わはははは!!」
投人「くそう無駄に明るいのが逆にどうでも良くなってきた」

ニートがなんかしてもまあニートだからで許されるような世界
それが『ルンビニー』世界の良いところの様な気がするなあ


「ロマンホラーBLの秘伝説!! マジで許せねえ戦いの巻」<+3/千尋:BLキタコレ!>


ザンッ
駒沢「やあ!君…恭介って名前なのかい?JKと泳ぎに行ったろう!最近うかれていると思ったらこういうわけだったのか」
カ!
バッ
ズキュウゥウン
赤頭巾&白金「やっ やったッ!!」
バリバリバリバリ
ギャアン
木下恭介「うぐっ」
赤頭巾&白金「さすが駒沢!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!」
バチャッ
木下恭介「ハァハァ」
駒沢「君…鏡子ともうキスはしたのかい?エロい事はしててもキスはまだだよなァ」
駒沢「はじめての相手は鏡子ではないッ!この駒沢だッ!ーッ」

ダダッ(走り去る恭介)

神宿内憲次(恭介!どうしたんだ!?なんか変だぞ!会ったとたんのこの態度は!?)
神宿内憲次「待って!恭介!?いったい?」
バッ
赤頭巾&白金「うけけけ…」
フェッ イヒヒ ヒヒ イヒーッ ヒッヒ ケケケ
赤頭巾「見ろよ憲次のなさけねェ姿を!ウヒヒヒ」
白金「おい言ってやれよ なぜ彼があんな態度をとるのかをよ!」
赤頭巾「やだよ私 憲次が悲しむ姿をみたくねーモンッ!ウヒャヒャヒャ!」
くーっ
憲次「お…お前ら…」
ズン
憲次「恭介になにをしたーッ」

5分後

ゴオオォゥゥオオオゥ
バァーン
グオォオッ
憲次「こぉぉまぁあざぁあわぁあぁぁあーッ」
駒沢「人の名を」
バッ
駒沢「ずいぶん気やすく呼んでくれるじゃあないか それに思いっきりにぎりしめている拳!いったいそれでどうする気だ?」
ウアァア!
憲次「決してゆるさないッ!このマンチグループに来てからの君のぼくに対するいやがらせではない!ぼくの事などどうでもいいッ!」
クル
駒沢「ほほう!さては聞いたな あの愛しの恭介のことを!そして鉄拳による報復に出る事を考えたわけかッ!」
ドドドドドド
駒沢「憲次!見苦しいぞ嫉妬にくるった姿はッ!?」
憲次「彼に対する侮辱が許せないッ!」
ブワオ シュゴオォ メギャア(駒沢のカウンター IZKによるカウンターだッ!!)
グリグリ ブン
憲次「あ」
駒沢「またこの前ボクシングのようにされたいのか?マヌケがァ…」
ドン ブ…(憲次は鼻血を噴き出した)
憲次「か…かなわない…」
(中略 なげーのでw)
天を仰げ、地を愛せ。発動
憲次「駒沢ーッ!君がッ 泣くまでッ 殴るのをやめないッ!」
駒沢「こ…こんな…こんなカスみたいなヤツにこの駒沢がッ!」
ボワァア ブアッギャア!
駒沢「よくも!このぼくにむかって…」
駒沢「このきたならしい阿呆がァーッ!!」

いやー駒沢はマジで許せませんねw


「ロマンホラー深紅の秘伝説!! 侵略者 駒沢の巻」<+2/千尋:マダマテだけで終わってた方が面白かったかもw>


バン!!ドザァ!!シャン!スタッ (馬車から飛び降りる男)
グゥゥン バァーン
皇すらら「誰だろう…?」
(ハッ!そうだ…駒沢!この子の名は駒沢だ!中村王の命の恩人が亡くなられたのでマンチグループがその息子を引き取りマンチグループで生活する事になった…
私と同い年の男の子だ)
皇すらら「君は駒沢だね?」
駒沢「そういう君は皇すらら」
すらら「みんな SRRって呼んでるよ…これからよろしく」
ワンワンワンワン
ハッハッハッハッハッ
すらら「マダマテーッ」
すらら「紹介するよマダマテってんだ!私の愛犬でね利口な猟犬なんだ心配ないよ!決して人は噛まないから。すぐ仲よしになれるさッ」
駒沢「ふん!」
ボギャアァ(マダマテは容赦なく吹っ飛んだァ!!)
なっ ドサー マダマテーッ
すらら「なっ!何をするだァ-ッゆるさんッ!」
駒沢(こいつがマンチグループのメンバーの一人のSRRか!こいつを精神的にとことん追い詰め ゆくゆくはかわりにこの駒沢がマンチグループを乗っ取ってやる)
ピクピク(瀕死のマダマテ)

10分後

バン!!ドザァ!!シャン!スタッ (また馬車から飛び降りる男)
グゥゥン バァーン
榎本和馬「誰だろう…?」
(ハッ!そうだ…駒沢!この子の名は駒沢だ!中村王の命の恩人が亡くなられたのでマンチグループがその息子を引き取りマンチグループで生活する事になった…
ワシより年下の男の子だ)
榎本和馬「君は駒沢だね?」
駒沢「そういう君は榎本和馬」
和馬「みんな おっさんって呼んでるよ…これからよろしく」
ブンブンブンブン
チョキチョキチョキチョキ
おっさん「ヤクザクワガターッ」
おっさん「紹介するよヤクザクワガタってんだ!私の友人でね利口なヤクザなんだ心配ないよ!決して人は鋏まないから。すぐ仲よしになれるさッ」
駒沢「ふん!」
ボギャアァ(ヤクザクワガタは容赦なく吹っ飛んだァ!!)
なっ ドサー ヤクザクワガターッ
おっさん「なっ!何をするだァ-ッゆるさんッ!」
駒沢(こいつがマンチグループのメンバーの一人のおっさんか!こいつを精神的にとことん追い詰め ゆくゆくはかわりにこの駒沢がマンチグループを乗っ取ってやる)
ピクピク(瀕死のヤクザクワガタ)


マンチグループメンバーに会うたびにこんな事をする駒沢
いやー駒沢は許せませんねw


「ハッピー仏道」<+1/千尋:なんだこれww>


マンチグループ襲来――
しかし、服部投人とMUSASHIは自分のふがいなさを嘆いていた。

「くそっ! 俺はなんて情けないんだ!
 なんで俺の死体投げは周囲2マスくらいしか届かないんだ!」
「それをいったら俺だって! なんだ、1ターン目使用禁止って!
 1ターン目先手使用禁止の間違いじゃないのか、詐欺だ!」

もし周囲3マスくらい投げることができたら、
もし1ターン目から使うことができたのなら…
まずは最低のゲス男(誰とは言わないが)を即座に抹殺してやれるのに!
しかも先手封印ってなんだ! せっかくの速攻のチャンスを、
汚いなさすがGK汚い! この怒りはしばらくおさまることを知らない!

「ふふふ。そのような言葉使いはおやめになってはいかが?
 あまり強い言葉を使うとかえって弱く見えますよ」
「あ、あんたは・・・」
パープル色の後光とともにあらわれた人物、それはまさに寂聴先生であった。

「仏道です」
寂聴先生はおだやかに片手を空に伸ばした。
するとそこから黄金色に光る地蔵が降りてくるではないか。

「うわあっ、まぶしい」
MUSASHIは普通に片手をあげて目を閉じた。
服部は唖然とした顔で彼を見る。『まぶしい』…だと…
MUSASHIがここでそんなリアクションをとるなど、
彼の常識からは考えられないことだった。
なにか、とてつもないことが起きている!

「オンハッピマイエイソワカ……」
《多羅福》と胸に刻まれた地蔵が、ありがた~い真言をとなえながら降臨する。
服部とMUSASHIは自分の肩にわきあがる力を感じた。
「こ、これは…!」
できる。これなら1ターン目から隣接3マス(壁貫通)くらいに攻撃できる。
「すべては仏の御心ですよ」
優しく会釈する寂聴。そして輝く地蔵。知らず知らず、二人は絶叫していた。

「ウオオオオーーーー! マンチグループども、1ターンで全滅してやるー!」

――――――――――――――――――――

「と、いう夢を見ました。寂聴先生、これは仏が夢枕に立ったということですか?」
「違います」


戦闘、その後ー<+2/千尋:こんなのに笑った自分がくやしい>



『ダンゲロスKING』

希望崎学園において行われた大規模戦闘行為。
それをまとめたA4プリントの束には、そう銘打たれていた。


「何を考えているのだね」

生徒会書記から、その厚さ1cmにも渡るプリントの束を受け取った男は
そのタイトルを見て静かに問うた。

「戦闘は、チート会首領ENT。マンチグループ首領KING。この二人の主導の下行われたと聞く」

であれば
そこで男は一息つき、目の前で身を縮こまらせる書記を睨み付けた。

「このタイトルは相応しくないだろう…。ふむ、君はマンチグループのシンパかね?
とにかく、即刻タイトルを改めてきたまえ。希望崎学園の歴史書に記載するのであるから
全てにおいて公平でなくてはなるまい」

そして男は席を立ち、背を向けてこう呟いた

「そうだな。ENTとKINGをあわせて…ダンゲロスKENT。うん、これでどうだろうか?」


その後、書物にはこう記載されたという。

だんげろす けんと。と


王女エリエスSS「奇跡のその姿は」<+2/千尋>


くそ、やつらは一体何なんだ……


ある日の晩餐会。奴の飲む飲み物に毒を仕込んだはずだった
しかし奴は生きていて、混ぜたはずの毒は手元にあった

そこらへんのごろつきをやとって襲わせた。
しかし奴の肌には傷ひとつなく、払ったはずの金銭は手元にあった

外遊中を狙撃した。
しかし奴の頭に血の花が咲くこともなく、弾丸が装てんされたままのライフルが手元にあった

日本に向かう、奴が乗っている飛行機を爆破した。
しかし、奴は無事に日本の空港に降り立ち、仕掛けたはずの爆弾は俺の隣に鎮座している。


奴は、いったい何なんだ……
奴らは――


『右手にはコンパスを、左手には精一杯の愛を』<+3/千尋>


許せなかった。マジで許せなかった。
マンチグループの連中は何を考えているんだろう。
駒沢を仲間として受け入れる、だって?
冗談じゃない。
あんな最低のクズ野郎と同じチームにいるだなんて、死んでも御免だった。
だから私は、チームを去った。

どこをどう走っただろう。
気が付いたとき、私は希望崎学園へとたどり着いていた。
空いていた部屋へと夢中で転がり込み、一息ついてその場に腰を下ろす。
マンチグループの奴らも、さすがにここまでは追ってこないだろう。
そういえば、普段はやる気のない雨月病でさえ無言で駒沢のことをにらんでいたし、
MUSASHIだって「許せないでござる、絶対に許せないでござる!」って叫んでいた。
きっとあの二人もチームを抜けたに違いない。

そのとき、ふと周囲を見渡して、気付く。
ここは理科室だった。
私の脳裏に、ある人物の名前が浮かぶ。

私は両親の顔を見たことがない。
生まれてすぐに、二人とも死んだのだそうだ。
聞くところによると、父はガス栓すらひねることの出来ない人物だったという。
そんな弱い父が嫌いだった。
憎みさえした。
だけど、最近では思う。
母の姓を名乗り、自らの生い立ちを偽っても、意味なんてないんじゃないだろうか、と。
目をそらしたところで、事実が変わるわけではないのだ。

「あらあら、誰がいるかと思えば、可愛らしいお客さんね」

「!!」

――突然、人の気配を感じて全身に緊張が走った。
見ると、部屋の片隅に一人の女性が立っていた。
顔はよく見えないが、声の感じからして妙齢の女の人のようだ。

「いつからいたんだ? 全然気付かなかった!」

「うふふ。気配を消すくらい、誰にでも出来ますよ。仏門に入ればね」

彼女は微笑むが、その奥に潜む殺意に私は気圧されていた。
全身からにじみ出る圧倒的な仏教パワー、これはまさしく阿修羅そのもの。
不意を突いてコンパスで刺す? ガス状のオーラを送り込む?
バカな、そんな小細工が通用するわけがない。
まともにやりあっても、勝てる相手じゃないんだ。

「あらあら、そんなに警戒しなくても大丈夫よ。危害を加えるつもりはないわ」

かけられた声には耳を貸さず、なんとかこの場を脱出できないかと頭を巡らせる。

「まあいいわ、少しお話しましょう。なぜここへ来たのかしら? あなたはたしかマンチグループの人だったはずよね?」

「……抜けてきたのさ、あんなチーム。ここには来たくて来たわけじゃない。気が付いたらたどり着いてただけさ」

「うふふ、血は争えないということかしら。父親に縁のある場所へ、自然と足が向いたのでしょうね」

「――!」

思わぬ言葉に、ノドを詰まらせた。

「父を、父を知っているのか!?」

「あなたの目は綺麗ね。まるで天然ガスのように澄んだ瞳をしています。お母さんそっくり」

「母のことも……! あなたはいったい……」

「うふふ、知りたければついてらっしゃい。あなたならきっと、皆も歓迎してくれるでしょう」

そう言うなり、彼女は私の前を通り過ぎてゆく。
罠かもしれない。
いや、きっと罠だ。そう考えるべきだ。
戦場では敵の言葉を信用しちゃいけないんだ。

……けれど、それでも構わない。
両親の情報が手に入るのなら、たとえ罠でも飛び込むべきだ。
歴史を変え、母を、いや両親を救うために、私はこの時代へとやって来たのだから。
たとえその結果、私という存在がなくなったとしても。

決意を新たに立ち上がり、そのときふと、古びたガス栓が私の目に留まった。

「……」

しばし考え、私はガス栓に触れて力を込め、少しだけ緩めた。
もしもこの時代の父がガス栓をひねりたくなったら、このひとひねりが役に立つかもしれない。

これは私の恩返し。
顔も知らない二人への、たった一度の親孝行。


『観測者視点とかだとこの世界はやっぱりマジでやばいみたいです』<+2/千尋>


「・・・マダマテ?」
皇すららが手洗いから帰って来るといつもは行儀よく待っているはずの愛犬・マダマテが
忽然と姿を消していた。見た目は多少変わっているが頭が良い犬である。
自分をほっぽり出して消えるはずが無い。
「マダマテー?マダマテー!?」
すららは半ば狂乱気味に愛犬の名前を呼びかけながら辺りを探し回る。
家族との繋がりすら失った彼女にとって最後の拠り所がマダマテだった。もしそれを
失う様な事になったら彼女の心は―、
「この近くにいるとは思えないし、そうだ、校門の方かも―!」

(でじまキーラ 、イッケンビショウジョトミマゴウバカリノショウネン。そのジッタイは
ENT・KINGリョウメイによりそのソンザイをマークサレテイルセンリャクキュウノウリョクシャ)
「とっ突然出てきて何が言いたいんだお前、後テレパシーだかなんだか知らないが聞き取りにくい!」
女子トイレから数歩歩いた先にある障害者用トイレ、いつもの様にここで用を足しに来た
出島キーラは突然入ってきた変な犬にテレパシーで語りかけられていた。
犬がテレパシーで話しかけてきた事については驚かない。
プリンが喋るのだから犬が喋ってもいいとキーラは考えていた。が、それとは別に底知れぬ
恐怖をこの犬から感じる。己の肉体のせいでこれまで様々な悪意にさらされ敏感になっていた
からこそ分かる。この犬からは今まで感じた事の無い悪意が滲み出ている。瞬きした次の瞬間
には自分の細い首が胴体と分かれていてもおかしくない。
(これは失礼した、私はマダマテ、マンチグループのメンバー、皇すららのペットとして世界に存在している)
「う、うわわっわわわわ」
なまじ悪意に敏感なだけに耐え切る事ができなかったのだろう。マダマテの挨拶も終わらぬうちに
キーラは白目を剥き崩れ落ちる。

(気絶してしまったか・・・。まあいい、体に聞くだけだ)
マダマテは前足を液状化しマジックハンドの様に変化させ器用にキーラのスカートを外していく。
下着を脱がせ目的のモノを手にとり観察する。
(やはり・・・そういう事か)
マダマテは自分の握り締めている物体の正体を理解した。
(この少年に突然宿ったこれ、『文字化け』と呼ばれる少女の正体、そして私という存在が
すららと出会った事、短期間にこれだけの異常。そしてこれらの事象は普通の魔人によるものではない。
全ては本来この世界に発生するはずのない『外』からの異常、すなわちこの世界のバグ)
異世界の住民であり高度な知的存在であるマダマテはこれまでの情報収集によりこの世界の破滅を
以前から感じ取っており、そして今回のこれで考えを確信に変えた。
(世界が高速で崩れ去りつつある。それは神に唾吐く力を得た二人の男のせいか、それとも
私がこの世界に来た方が原因か―、関係ない、いずれにしろ私は最期まですららと共にいるだけだ。
少年、情報の提供の礼として今はまだそのままでいさせてやろう。ドウセオマエタチハゼンインケッセンマデノイノチダ)
誰よりも純粋で誰よりも残酷な存在は体を一匹の子犬に戻し、自分を探し回っているすららの方へと
走り去る。1時間後、トイレの帰りが遅いので探しに来たチート会のメンバーによって介抱された
キーラはトイレに入ってからの記憶が曖昧なのと漏らしていたのを除いては正常だった。
「なんだあいつは・・・、オレの何を知ってるってんだよ・・・アイツは、あれ?あいつって誰だっけ?」
「出島、オシッコの我慢しすぎで白昼夢でも見たのか?」

「あ…マダマテ、どこ行ってたの…?」
「わんわんわん!」
友人と会話していたすららの元に走りよるマダマテはとても幸せそうだった。


全ニート入場<+2/千尋:ていうか、みんな学生だろw>


吸血鬼は生きていた!! 更なる吸血で死者が甦った!!!
昼間は家に引き篭もっている!! 夜渡 咲だァ――――!!!

誘拐はすでに我々が完成している!!
被害者はポケットの中に引きこもっているぞサファイアラクーンの誘拐魔だァ――――!!!

死体があれば投げまくってやる!!
墓場に引きこもれ 服部投人だァッ!!!

動いたら負けかな?と思ってる
"未熟者"白金茉璃だァ!!

真のデッサンを知らしめたい!! 
部屋に引きこもって絵をかくぞ お兄ちゃん大好き 真白井加味だァ!!!

影が薄い癖に裏切った伝説のIZK!!
自分から出かけずに相手を呼びつける傲慢なニート!!マジで許せない駒沢だァ!!

存在自体がエロゲ!!当然ニート御用達!!
赤頭巾ハード!!

研究に没頭するあまりいつしか人との繋がりも薄れた!!
プリン小太郎だァ!!

自分は異世界から来た」と言い張っている魔人がまともに働いているとは思えない。
桂馬跳びのハチワンダイバー 内藤が来てくれた!!

1年間の引きこもりの果てに、この世の真理(イケメン至上主義)を知った男!!
アグレッシブ幸一だァ!

一年を通して五月病!常にやる気が無いぞ!!
五月病、雨月病!!

能力を使って一緒に異空間へ引き篭もってしまうのは当然ニート。
木下恭介だ!!

スパロボオタクは当然ニート!!
妖狐の姉妹の五番目だ!! てんこ!!

手鏡に引きこもる無貌の悪魔。
深淵の晶石

ネットラジオ放送が趣味の当然ニート!!
ドリアン助皮!!

ネトゲ廃人は当たり前だけどニート
聖天使猫姫☆ミ

て゛んせつのゆうしゃの2は゛んめのなかま 。しょくき゛ょう:まほうつかい
こんな事言ってるヤツはどう考えてもニート!!
うううう

働きたくないでござる!!
若くない(28)王者が帰ってきたッ
ニート空間へ行っていたンだッ
俺達は君を待っていたッッッセバスチャン・ポポルニートの登場だ――――――――ッ


『ガスにまみれたこの世界で』<+2/千尋>


時は2013年。
平穏な生活を送っていた小竹は、サツキと共に希望崎学園を訪れた。
たくさんの思い出が詰まったこの場所を、久しぶりに見てみたいと思ったのだ。

小竹「懐かしいな」

静まり返った夜の理科室で、小竹がつぶやく。

小竹「変わりゆく世界の中で、この学園だけは何も変わっていない」

そのときふと、古びたガス栓が小竹の目に留まった。
小竹は何気ない動作でそれをひねり、そして微笑む。

小竹「当時の僕は、こんな簡単なことも出来なかったんだな」

学生だった頃のことを思い出し、小竹はしばし感慨にふける。
不安定な世の中だった。
相次ぐ争い。モラルを忘れた魔人どもの横暴。
そういった一部の魔人のせいで、世間の魔人に対する偏見と弾圧は日に日に大きくなっている。
噂の域を出ないが、『魔人再生法案』などという怪しげな話まで持ち上がっているらしい。
そして、押し寄せるオール電化の波。
野望を捨てた身とはいえ、それでも小竹は、かつての仲間のことを思わずにはいられなかった。
あの戦いを潜り抜けたみんなは、今頃何をしているだろうか。
無事に生き延びてくれているだろうか。
僕は本当に、このまま無為な日々を過ごしていていいのだろうか。

サツキ「あまり思いつめないでください」

そんな小竹の背中から、サツキがそっと両手を回す。

サツキ「今あなたがここにいて、その側に私がいる。それだけで私は満足なのです」

小竹「サツキ……」

それは聞く者によっては、自分勝手な言い草だと聞こえたかもしれない。
自分たちさえよければそれでいい。サツキはそう言っているのだ。
だがその願いをワガママだと断じることが、誰に出来るだろう。
やっと掴んだ幸せを、サツキはもう手放したくなかったのだ。

小竹「分かっている。心配しなくても大丈夫、サツキを危険な目に遭わせたりはしない」

そう、迷う必要なんてなかった。
自分にとって何よりも大切なのは、目の前にいるこの素朴な女なのだ。
ちっぽけな自分を、サツキは全て受け入れてくれた。それで充分だ。
他にはもう、何もいらないじゃないか。

小竹「君は僕が守る」

サツキ「小竹様……」

ガスの匂いが満ちていく部屋の中で、二人は愛を交わす。
夜はひっそりとふけていった。




――このときの子が、タツキである。


不定期連載シリーズ『さすらいのプリン小太郎』<+1/千尋>



第3回「内藤の真の姿」

とある一日、希望崎学園のある教室。
1人椅子に座って震えている内藤の姿があった。

「どうした内藤よ。何を震えておる」

ふらりとやってきた通りすがりのプリン小太郎。

「た、頼むプリンの男よ……!俺に本当の姿を思い出させてくれ!」

「何!?」

「俺は……俺は……駄目なのだ。真の姿を思い出さない限り、ここから一歩も動くことはできない。俺は早く真の姿を取り戻したい!」

「異世界で戦った日々を!王を守った記憶を!」

「俺の意思だけでも元の姿に戻ることはできるが……できればお前のその、プリンを何にでも変換できる力で、チェスで最も強い駒を作って投げてくれ!」
「そうすることで、俺はより真の姿を鮮明に思い出せる!」

「分かった……いいだろう」

胸のプリンを取り出す小太郎。

「はあっ!!」

小太郎はプリンを放り投げ、プリン科学による観測を始める。
みるみるプリンが姿を変えて、内藤へと向かっていく。

「これが私の真の姿だぁーーーー!!!」

プリンを睨みつける内藤。
そしてプリンがチェスの駒へと変化した直後、内藤の姿もたちまち変わった!

「こ、これは……!!」


数日後。

「お~~ほっほっほっ!さあ、キング!私の愛を受けなさい!」

「な、なんだ~~~!?」

そこには巨大なチェス……クイーンの駒に追い掛け回されるキングの姿があった。

「どんな風に逃げても無駄よ!今の私は縦横無尽に動き回れるわ!」

怒涛の勢いでキングを追い掛け回すクイーン。
その胸にもまた、小さなクイーンの駒があった。

「プリン、アレは違うぞ」

その様を見ながら呟く服部投人。

「む、しかしチェスで最も強い駒と?」

「あれじゃあ、内藤(ないとう)じゃなくて、九位院(くいいん)だろ!ドラゴンボールのキャラじゃあるまいし! あいつの本当の姿はナイトの駒だよ!」

「まあ、良いではないか」

「よくねえーーー!!」

そうしてキングの悲鳴とクイーンの高笑いを尻目にその場をそっと立ち去る小太郎であった。


お嬢様とニート執事2<+1/千尋>


相も変らぬサヘートマヘート空間

セバスチャン「お茶の温度は如何ですか?お嬢様」
千尋「ええ、美味しいですわ」
セバスチャン「それにしても下界の魔人達の忙しないことといったら大変ですねえ」
千尋「確かにそうですわね、色々面白い屁理屈を考えだすものですね」
セバスチャン「まったく、楽しくなっちゃうくらいです」
ふうと紅茶を飲みほしてニート執事は話を続ける

セバスチャン「しかし何というか無理のある屁理屈の多い事といったらギャグのレベルですね」
千尋「そうでしょうか?」
セバスチャン「無理のあるのは本人たちも解っていると思いますよ」
千尋「どうしてそう思うのです?」
セバスチャン「ははは、簡単な事ですよ。ほらそこの世界の貴方が何度も何度も登場して何かを吹き込まれているという描写を描いている。あれは自分に自信がない証拠ですよ。」

どうぞ、と新しいプリンを差し出すセバスチャン
千尋「あら ありがとう」
セバスチャン「考えてもごらんなさい、お嬢様が聞いたから正しいとかという根拠だけで全ての屁理屈が通るのなら。戦う必要なんて無いのですよ。ここで私がマンチグループが勝つ事はあり得ないと 言えばそれが真実になるとでも言うのですか?」
千尋「それはあり得ないわね」
セバスチャン「でしょう?あくまで屁理屈とはその楽しさと訳のわからない説得力があってこそ美しいのですよ。」
千尋「まあそういう考えもありますわね」
セバスチャン「まあコレは貴方の問題ですから。私には関係ない事ではあります」
そう言って新しい紅茶を注ぐ

千尋「あら?コレは」
セバスチャン「お酒を入れてみました、紅茶にお酒を入れると言うのも美味しいものです」
千尋「当日はお酒を飲むのも良さそうね」
セバスチャン「あくまで参考意見ですが、「この世界の貴方が吹き込まれたから」は理屈として美しくはないという事は確かだと思いますねえ。お?このマンチのSS面白いなあw」
千尋「このチート会のイラストも中々良いと思いますわw」

ココは相も変らぬサヘートマヘート空間
お嬢様とニート執事は、その戦いのあり様をニヤニヤ眺めているのだ


お嬢様とニート執事<+2/千尋>


安らかな風が流れるロイヤルガーデン
ここはルンビ二―世界の狭間サヘートマヘート空間
千尋「まったく中村もENTも大概にして欲しいわ」
ぷんすかと可愛らしく怒りながら紅茶を一杯

千尋「ここも修正が必要じゃない!!まったく私の世界をなんだと思っているのかしら!!」
ガチャリ
唐突に扉の開く音がする
この世界へ入れる者などそうはいないと言うのに
千尋「誰?」
執事風の男「やあ、申し訳ない。あまりにも素晴らしい世界だったのでお邪魔してしまいました」
男はニコニコ笑いながらそう言った

千尋「あら?貴方は確か…」
執事「おや 覚えていて下さいましたか光栄だなあ」
千尋「ニートの人!!」
執事「ははは、これは手厳しいですね。私はセバスチャン・ポポルニートと申します。以前どこかの世界で御会い致しました時はとんだ失礼を」
千尋「うふふ、いえいえあの時は中々楽しかったですわ、私あの時は死んじゃいましたけど」
セバスチャン「私も以前あそこでは死んだことがありますよ」
どうやら二人は知り合いらしい
にこやかに自分の死んだ時の話をしている

千尋「でもどうやって此処へ?そう簡単に入れる所では無いはずですわ?」
セバスチャン「ちょっと世界を渡り歩いていたら引き籠るのに最適そうな世界が在ったもので参考までにお邪魔させていただきました」
千尋「そんな事ができるの?」
セバスチャン「私もぽぽ一族のはしくれ、異界への扉を開く事もできるんですよ」
千尋「へえ、あの一族のねえ しかも別世界の記憶も知っているのね」
セバスチャン「貴方と同じですよ、私本体とは別に各世界には別の私という存在が居るのです、それぞれは別個の存在ですが世界外の私たちは認識を共有するのですよ」
千尋「ふーん」
セバスチャン「それにしても大変ですねえ、この世界は。どうやら無関係なこの世界の私も巻き添えを食らいそうですよ。まあこの世界の私がどうなろうと知ったこっちゃないですが」

千尋「ホントにもう滅茶苦茶だわ!!ぷんぷん!!そう言えば貴方は自分を助けたりはしないの?」
セバスチャン「しませんよう、面倒臭い。他人の為に働かない事が私のアイデンティティーですからね」
千尋「そう言えば貴方は執事ではなかったかしら?働いているのではないの?」
セバスチャン「くくく…、なるほど確かに」
千尋「じゃあ一般的なニートではないのですね」
セバスチャン「私の勤め先、覚えておいでですか?」
千尋「一族のお屋敷じゃなかったかしら?」
セバスチャン「私の実家はどこでしょう?」
千尋「ぽぽ一族ね」
セバスチャン「つまり私は実は家事手伝いなのですよ、お小遣いを貰っているに過ぎません。まあ それすらも元気にサボってこんな所に居る訳ですがね」
千尋「まあ、どうしようもないニート根性ですわね」
セバスチャン「まあそう言う事です、どの世界の私も基本こんなものです。でもマネ事くらいはできますよ」
そういうと鞄の中から取り出したティーセットを並べていく
セバスチャン「まあ、私にできる事と言えば美味しいお菓子と紅茶を入れて差し上げる事くらいですよお嬢様」

今日のデザートはニルギリティーにプリン
千尋「こんな事で贔屓はしないわよ」
セバスチャン「構いませんよお嬢様、コレもサボりの時間を楽しく過ごす暇つぶしに過ぎないのですから」


不定期連載シリーズ『さすらいのプリン小太郎』<+2/千尋>


第2回「プリン科学とは」

理科室の電源を使い、己のパソコンでインターネットに興じるアグレッシブ幸一

「ふーっ。やっぱ理科室だとでかい電力が取れるな。これで思う存分パソコンが弄れるぞっと」

そんな彼の目の前に突如プリン顔の男、プリン小太郎が現れる。

「どわっ、びっくりしたな。なんだよ、理科室なんかに何の用だよ(つったくイケメンとは程遠いプリン顔が)」

「何の用とは心外な。私とてプリン科学者という科学者の端くれ。理科室に来て自分の研究を行っても文句はあるまい」

「なんだよ、プリン科学って。大体理科室とプリンに何の関係があんだよ!」

「ふむ、私のプリン科学とは基本的に「見る」ことが重要だ。だから理科室にある器具は便利だ」
「顕微鏡とか、望遠鏡とかな。プリン科学は奥が深い。プリンをあらゆる角度、あらゆるサイズから眺めることで、中にあるプリン子を捉えることができる……。そしてプリン大次元変換が起き……」

「そ、そうか……もう分かったよ(顕微鏡はともかく望遠鏡ってなんだよ)。要するにあんたがプリンを見たら、あんたの手の中でアイテムになるって事だろ」

「かいつまんで言えばそうだが」

「それは肉眼で見なきゃ駄目なのか?」

「いや……私は幼少の時よりこのプリン科学に身命を捧げてきた」
「例え我が目を失おうとも、私の心そのものが今や常にプリンと供にある。誰かがプリンとプリン子の存在を感じさせてくれれば、プリン大次元変換は起こる」

「そ、そうか……けど目で見れれば楽は楽なんだろう?」

「ん、そうだな。例えば3メートルもあるでかいプリンなどがもしあれば、学園のどこにいようとも観測は容易だろうな」

「へええ……」

「ふ、そんなプリンなどがもしあれば、私にとっては夜空に輝くキラ星のごときもの」
「プリン子の観測、変換などまさに一瞬。たちまち空から降り注ぐように変換した物体が我が手元にやってくるだろう」

「それは凄い」

「そうだ、なんなら幸一君にそのプリンから高性能ノートパソコンでも創造してプレゼントしてやろうか?」
「もう電力など気にせずともよいし、君のそのアカシックレコードに干渉する力とやらも大いに強まるだろう」

「空の贈り物か……ロマンチックですねえ。でも3メートルもあるプリンなんてこの世には無いでしょう?」

「そうか? 意外と君のすぐ近くにあるかも知れんぞ? パソコンに熱中している今の君には目に入ってないかもしれんが」

「はははは、インターネットでだってバケツプリンぐらいしか見たことはありませんよー」

「ふ、まあいいだろう」

「たが、私のプリン科学を待つものは数多い。3メートルのプリンを見つけても君にパソコンをプレゼントしてやれるとは限らんが。
「いずれにしても我がプリン科学に相応しい、絶好の相手となるだろうな」

「そうですね。3メートルのでかいプリンなら是非もっと世の中に役に立つように使ってください」
「なんならとびっきりイケメン顔のお面でも作って自分につけたらどうですか? 似合いますよ」

「ふ、君も一言多いな」

「はっはっはっ」

しばし談笑の時を迎えるプリン小太郎とアグレッシブ幸一。
しかし幸一はまだ知らない。この話を聞き、外でがくがくぶるぶると震えているプリンの影があることに。
既にプリン小太郎が最大サイズの実験材料に目をつけていたということに。


不定期連載シリーズ『さすらいのプリン小太郎』<+2/千尋>

第1回「GUN道MUSASHI」

チート会に来たMUSASHI。
彼にはGUN道のという二つ名がつき、そして二挺のリボルバー拳銃が渡された。
拳銃を手にし、校庭を散歩するMUSASHI。

「なんだこりゃ、何で剣豪の俺にこんなもんが。まあこれなら疲れず戦えるけど」

だが、何故か拳銃に不思議と愛着を覚えるMUSASHI。

「ウガアアアーーーーー!!」

突如、MUSASHIにマントを大きく広げ、牙を剥いて襲い掛かる女吸血鬼。
チート会所属、夜渡咲である。

「くっ、なんだ!!」

咄嗟に手持ちの拳銃を振り回して応戦するMUSASHI。
だが、咲は風を巻き上げ思うように戦えない。

「うっ……!うっ……!」

たまらずMUSASHIは遂に手持ちの拳銃を発射した。

「おんみょうだんをくらえー!」

だが咲には効果が無く、構わずMUSASHIに飛び掛ってくる。

「うおっ、まぶしっ!」

咲を見上げて思わず叫ぶMUSASHI。
だが何が眩しいのは誰も知らない。

「MSUASHI、逃げろ!」
「MUSASHI!」

近くで見ていたセバスチャンと服部投人が声をかける。

「言われなくてもスタコラサッサだぜえ……ほらほら、そこのプリン!」

いつの間に、MUSASHIの後ろには校庭をサッサとほうきで掃除してるプリン小太郎の姿があった。
小太郎はMUSASHIの服に手を伸ばす

「いいプリンだな……少し借りるぞ」

MUSASHIの持つプリンを持ち出す小太郎。
そして小太郎は大きく飛び上がった!

「はあっ!!」

小太郎の跳躍は校舎の3階程にまで届く。

「とぁぁぁーーー!!」

手の持つプリンを睨み、前方大回転で飛び降りる小太郎。
すると小太郎の持つプリンがみるみる別の物体へと変化していく。
その様はまるで……

「すっげー、あのプリン……落ちながら変換してる!!」

呟く服部。

「ふっ!」

華麗に着地したプリン小太郎。その手には一振りの銃があった。

「これは……?」
「ガン鬼の銃。これがお前の本来の銃だ。思い出したか、MUSASHIよ」

懐かしそうにガン鬼の銃を見るMUSASHI。

「ああ、思い出したぜ。俺のGUN道って奴をな。ありがとうよ、プリン」
「大したことではない。これでお前は更なる力を発揮するだろう。ではな」

その場を立ち去るプリン小太郎。

「MUSASHI。これで斬りつけるなんてのではなく、普通に銃で戦えるんだな」
「ええ、私達の芝居の甲斐があったわね。(あんな叫び声まで上げて私ったら……)彼にはあの状況で本来の姿を思い出してもらわないと」
「ありがとう、プリン」

そんな2人を感慨深く見守るセバスチャン、咲、服部の三人であった。


『真名、緊急参戦』より~<+2/千尋:大変なヤツが来やがったぜ……>


『この世界では・・心の中で想い人へ呼びかけると、本当に来てくれるんだ!!』

その認識のずれが、とてつもない奇跡を呼び起こした。
駒沢を殺したい。
そう心に願った関口の祈りが、中禅寺秋彦、またの名を
京極堂を呼び出したのだった!!

「き、京極堂…まさかきてくれるなんて…!」
「勘違いしないでもらいたいが、
 ぼくは断じてきみの呼びかけでやってきたわけではない。
 ここの妄念に取りつかれた――そう、魔人たちの精神を救ってほしいと、
 彼らの親族に依頼されただけさ」
(意訳:かっ、勘違いしないでよね! あんたを助けにきたわけじゃないんだから!)

「京極堂…ここの生徒たちが妄念にとりつかれているだって?
 そんなまさか…現に怪奇現象は起きているじゃないか!」
「この世に不思議なことなどないよ、関口くん。
 仮にも作家が、怪奇現象などという陳腐な言葉を使わないでくれたまえ」
(意訳:大丈夫、自分がなんとかするから)

黒衣の男は、関口にくるりと背を向ける。
「そう――この不思議な世界、それ自体が、ひとりの少女の強い妄想から生まれている。
 その憑きもの、ぼくがしっかり落として見せよう」