保管庫
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211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 10:01:03.11 gQ6oYMhv0
職人さんたちがいないので、保守もかねてちょっと書いてみた
「きゃっ!」
俺が朝一番に耳にした声だった。
俺が朝一番に耳にした声だった。
何だ?・・・この家は俺のほかに兄ちゃんしかいないはずなのに、
甲高い声だすヤツなんかいたっけ・・・・
甲高い声だすヤツなんかいたっけ・・・・
時計を見る。まだ7時だ。休日だからまだ寝れるな・・・
惰眠を貪ろうとして寝床に潜りだす。
惰眠を貪ろうとして寝床に潜りだす。
ドタドタ・・バタン
ちょっと、お前起きろ!緊急事態だ!
そんな声を聞くか聞かないうちに布団を剥がされる。
そんな声を聞くか聞かないうちに布団を剥がされる。
うっせーな。誰だよ?ボーっとしながら目を擦る。
そこには見知らぬ女がいた・・・・
そこには見知らぬ女がいた・・・・
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 10:40:59.72 gQ6oYMhv0
保守兼>>211の続き
知らない人だから、まず誰か知っとかなきゃいけない。冷静に口を開く
「あなたは誰ですか?」
「あなたは誰ですか?」
女は、うまく舌が回ってないようでうまく聞き取れない。辛うじて聞こえた言葉は
「・・・ぉ・・・女になってる・・」
今一度、俺はその人を見る。セミロングの髪・男物のジャージ・細い手足
そういえば、兄ちゃんと同じジャージ着てるな・・・
頭にある考えがよぎる。
そういえば、兄ちゃんと同じジャージ着てるな・・・
頭にある考えがよぎる。
「兄ちゃん?・・・・」
そんな言葉が口から自然とこぼれた。
そんな言葉が口から自然とこぼれた。
女は、コクン。と頷いた。
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 11:15:43.73 gQ6oYMhv0
保守ついでに>>216の続き
「16過ぎても女体化しなかったからてっきりアレやったのかと思ってた・・・」
軽口をたたく。これが、気に障ったらしく、兄ちゃんはヒステリック状態に落ちかけてしまった。
あわてて、カバーの言葉をなげかける。
軽口をたたく。これが、気に障ったらしく、兄ちゃんはヒステリック状態に落ちかけてしまった。
あわてて、カバーの言葉をなげかける。
「とりあえず、落ち着いてよ・・・」
そう言ったら、たどたどしくも自分の部屋に戻っていった。
そう言ったら、たどたどしくも自分の部屋に戻っていった。
「これからどうするんだろう?」
ポツリと漏れた独り言が部屋に残る。
親は、海外の経営コンサルトをやってて家にはほとんど帰ってこない。
ポツリと漏れた独り言が部屋に残る。
親は、海外の経営コンサルトをやってて家にはほとんど帰ってこない。
- とりあえず朝食だな。軽い朝食を作り兄ちゃんを呼ぶ。
本人は今後、どう考えてるのか知る由もないので食べながら尋ねた。
食べ終わり程よく食欲が満たされた俺は、兄ちゃんの言葉を思い出してた
食べ終わり程よく食欲が満たされた俺は、兄ちゃんの言葉を思い出してた
「女体化のカウンセリングしてる所に行って来る。それと・・・し・下着とか買えそろえてくる。
あ・・・身長少し小さくなったみたいだから、服貸してくれ。」
あ・・・身長少し小さくなったみたいだから、服貸してくれ。」
もう少し、朝のことを思い出してみる。
顔は俺から言わせてもらうと童顔ではなくスレンダーなお姉さん系だったな。
身長は「服を貸して」と言ってきたから俺と同じかそれより下だ。
スタイルは着ているジャージがダボダボだったからよくわからない。
顔は俺から言わせてもらうと童顔ではなくスレンダーなお姉さん系だったな。
身長は「服を貸して」と言ってきたから俺と同じかそれより下だ。
スタイルは着ているジャージがダボダボだったからよくわからない。
なんてことを考えてると
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 11:44:22.69 gQ6oYMhv0
218の続き。
あくまでも職人さんが来るまでの暇つぶし程度になればいいと思ってるから
期待しないでくれ
期待しないでくれ
コンコン。ノックの音が聞こえる。
ガチャリ。兄ちゃんイヤ、姉ちゃんが来てクローゼットを掻き回し服を取って行った。
それを遠目から眺める俺。ガサツな行動と多少品のありそうな顔がなんとも変なギヤップを、
生み出している。
生み出している。
まあ、今は
「意外に肉ついてたのに胸に脂肪がいかなかったねwww」
とか、いつもの軽口は控えておいた。
「意外に肉ついてたのに胸に脂肪がいかなかったねwww」
とか、いつもの軽口は控えておいた。
数分後・・・
「じゃ、行って来る。」
やっぱり声が高くなってるのか・・・
やっぱり声が高くなってるのか・・・
「おう、間違って男子トイレとかに入るなよwww変態になるからwww」
ついつい減らず口を叩いてしまう。
ついつい減らず口を叩いてしまう。
だけど兄ちゃんは ハッ!!とした顔をして赤く頬を照らしながら出て行った。
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 12:53:34.01 gQ6oYMhv0
保守 >>222の続き
カーァカーァ
烏のの泣き声に沈む夕日。なんて、あまりにもベタ過ぎる夕暮れ時に目を覚ましたようだ。
- 鼻をくすぐるようないい匂いがする。
カレー?はたまた麻婆豆腐?
食欲がそそられる香辛料のほのかな匂いに釣られて食卓に向かった。
食欲がそそられる香辛料のほのかな匂いに釣られて食卓に向かった。
俺はキッチンを見て、石化したように固まってしまった・・・・
自分の取り柄でもある冷静さが取り戻せない。
自分の取り柄でもある冷静さが取り戻せない。
冷や汗が淀みなく頬をつたる。
今まで見たことの無い光景が眼下に広がっていた。
今まで見たことの無い光景が眼下に広がっていた。
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 13:28:38.62 gQ6oYMhv0
散乱してる中にあった小さなビニール袋を拾う。
どうやらカウンセリングの時にもらった薬のようだ。
プライバシーとかうんぬんは、兄弟だからって理由で勝手に黙認し中を見る。
どうやらカウンセリングの時にもらった薬のようだ。
プライバシーとかうんぬんは、兄弟だからって理由で勝手に黙認し中を見る。
「精神安定剤」
と袋に書かれていた。
おそらく医者が少しでも気を和らげるように、と渡したんだろう。
だから、祭りのようなハイテンションなのか・・・・
と思っていたら、兄ちゃんがご飯をもってきたらしい。
おそらく医者が少しでも気を和らげるように、と渡したんだろう。
だから、祭りのようなハイテンションなのか・・・・
と思っていたら、兄ちゃんがご飯をもってきたらしい。
保守 >>232の続き
やたら豪華だ。きっと母性本能にでも目覚めたんだろう。
「いただきまーす」 2人の声がハモった。
味はまあまあだったかな。
それにしても、なんでいきなり
それにしても、なんでいきなり
「ほら、あーんして」 とか
「よく噛みなさい!」
「よく噛みなさい!」
とか言うんだよ?こっちがリアクションにこまるってーの。
ったく、カウンセリングの名目で何やってんだよ医者は・・・・・・・
ったく、カウンセリングの名目で何やってんだよ医者は・・・・・・・
そんなグチを脳内で垂れ流しながら今はゲームをしている。
しばらくすると、目の前が真っ暗になった。
そして、首筋には一瞬の暖かい感触とざらついたものがついてきてた。
そして、首筋には一瞬の暖かい感触とざらついたものがついてきてた。
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 13:42:55.57 gQ6oYMhv0
保守ついでに>>234の続き
「わっ!!!」
思わず叫んでしまう俺。
思わず叫んでしまう俺。
「何すんだよ!!」
「ちょっとしたコミニケーション。意思開通よ。」
どうやらキスをされたらしい・・・・
そして、背中から抱きつくようにして俺の胸板に手を這わせてくる。
胸の感触がシャツ1枚ごしから軽く伝わってくる。
どうやらキスをされたらしい・・・・
そして、背中から抱きつくようにして俺の胸板に手を這わせてくる。
胸の感触がシャツ1枚ごしから軽く伝わってくる。
「これ以上変なことすると怒るぞ・・・」
「た と え ば ?」
クッソ、妙に艶やかな声出すな!俺の理性が混沌とした泥水のなかに漬け込まれていく・・・
しかたない・・・・ちょっと吹っ切れた俺は、
しかたない・・・・ちょっと吹っ切れた俺は、
「お仕置きだー」
という声が早いか行動が早いかわからんが、
押し倒して、俺が上で兄ちゃんが下になった。
という声が早いか行動が早いかわからんが、
押し倒して、俺が上で兄ちゃんが下になった。
こっから少しエロ入ってもおk?
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 14:07:46.83 gQ6oYMhv0
保守 やっぱりついでに>>240の続き
軽く胸を揉んでやる。最初は、
「なにすんだ・・・ちょwwwやめろwww」
冗談っぽくまくし立ててた兄ちゃんだが、
「なにすんだ・・・ちょwwwやめろwww」
冗談っぽくまくし立ててた兄ちゃんだが、
「ひっ・・・ひゃ・・・」
とかあえぎ声に代わってきた。俺も変なスイッチ入ったらしく
今度は服の中に手を荒々しくつっこんっでやった。
とかあえぎ声に代わってきた。俺も変なスイッチ入ったらしく
今度は服の中に手を荒々しくつっこんっでやった。
「冷たいっ・・・」
兄ちゃんはこう言う。しかし、力では俺のほうが強い。
ブラジャーのはずし方なんて知らないから強引に押し上げる。
兄ちゃんはこう言う。しかし、力では俺のほうが強い。
ブラジャーのはずし方なんて知らないから強引に押し上げる。
「これはどうかな?」
いかにも鬼畜のように声を出し乳首をつまむ。
いかにも鬼畜のように声を出し乳首をつまむ。
「やっ・・・きゃっ・・・」
どうやら体が火照ってきているようだ。額には小さなガラス球の汗がにじみ出てくる。
どうやら体が火照ってきているようだ。額には小さなガラス球の汗がにじみ出てくる。
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 14:29:01.66 gQ6oYMhv0
保守 >>243の続き
過激なエロを期待した人すいません。これが精一杯でした。
過激なエロを期待した人すいません。これが精一杯でした。
急にココロに理性が舞い戻ってきた。
ハッ!と自分のしている事に気がつく・・・
ハッ!と自分のしている事に気がつく・・・
何やってんだ俺!!!自問自答する。
まずい。マズイぞ。とりあえずいつもの軽口で誤魔化そうとした。
まずい。マズイぞ。とりあえずいつもの軽口で誤魔化そうとした。
「コミニケーションのお礼ってヤツだよ」
我ながら酷い誤魔化しようだね・・・・
とか思ってたら、兄ちゃんが小声で聞こえないが何か言っていた。
とか思ってたら、兄ちゃんが小声で聞こえないが何か言っていた。
「・・・・ありがと・・・・・」
夜10時を回っただろうか?
兄ちゃんが部屋に来た。
兄ちゃんが部屋に来た。
「さっきは・・・その・・・ごめん」
「もういいよ、それより飲まない?」
俺も兄ちゃんも未青年だが、さっきのこともあるし、横に首を振れなかった。
俺も兄ちゃんも未青年だが、さっきのこともあるし、横に首を振れなかった。
そして、二人の宴は始まり、意識が戻ったのはベットの中だった。
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 14:51:45.71 gQ6oYMhv0
保守兼>>244の続き
朝。
爽やかとはいえないが太陽は出ていた。
頭が重いが何とか起きる。そして昨日と打って変わって叫んだのは俺だった。
「なんで隣に裸の兄ちゃんがいるんだ?」 と・・・・・
「なんで隣に裸の兄ちゃんがいるんだ?」 と・・・・・
「なに大声出してんの?・・・」
いつの間にか言葉まで女になってるのも気づかずに再び聞く。
と同時に、自分の記憶をたぐり寄せる。
いつの間にか言葉まで女になってるのも気づかずに再び聞く。
と同時に、自分の記憶をたぐり寄せる。
「誘った本人がなに言ってんのよ」
「えっ?」
思考が止まる。そして、蛇ににらまれた蛙の様な気分を味わう。つまり体が硬直した。
思考が止まる。そして、蛇ににらまれた蛙の様な気分を味わう。つまり体が硬直した。
247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 15:10:44.93 gQ6oYMhv0
保守と>>245の続き 短めだけどすいません
「どう?姉弟に童貞喪失してもらった気分は?」
といいながら使用済みのコンドームを見せ付ける。
といいながら使用済みのコンドームを見せ付ける。
「意外にSっぽいんだねあんた。私、驚いちゃった。」
俺が兄ちゃんと・・・・記憶には無いが恐らく本当なのだろう。
近親相姦という単語がよぎった。禁断の愛。
近親相姦という単語がよぎった。禁断の愛。
呆然としている俺に兄ちゃんは、1つの封筒を渡す。漫画に出てくるラブレターみたいなやつ。
焦り止らない。顔面蒼白とはこのことだろう。
焦り止らない。顔面蒼白とはこのことだろう。
生唾を飲み込み、意を決する。
それを見ると・・・・・・・・
それを見ると・・・・・・・・
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/09(土) 15:37:05.62 gQ6oYMhv0
やっぱり保守のついでに>>247の続き投下 一応これで終わりです
どうしても伝えたかった
津波のようにあんたへの愛情この関係を崩したくないとおもってた。だから、
気になるけど言えなかった・・・だけど・・・一言だけ書かせて、
離れなたくないよ・・・・・
津波のようにあんたへの愛情この関係を崩したくないとおもってた。だから、
気になるけど言えなかった・・・だけど・・・一言だけ書かせて、
離れなたくないよ・・・・・
と書いてあった。
俺の頭には女体化する前から現在までの思い出が走馬灯の様に駆け出していた。
俺の頭には女体化する前から現在までの思い出が走馬灯の様に駆け出していた。
「これがお姉ちゃんの気持ちだらか・・・・」
と俺を包み込むような春の朗らかな光の様にいった。
目には、しっかりとした決意。そして大粒の涙・・・・
と俺を包み込むような春の朗らかな光の様にいった。
目には、しっかりとした決意。そして大粒の涙・・・・
俺は自分のなすままに、理性という壁を越えて兄ちゃんを抱きしていた。
「正直、まだ気持ちの整理がつかない・・・
だけど、にぃ・・いや、姉ちゃんの為に幸せになるよ」
だけど、にぃ・・いや、姉ちゃんの為に幸せになるよ」
自分でもいまいち言ってることが分からなかった・・・
けれど、自分の意思言ったことは確かだ。
けれど、自分の意思言ったことは確かだ。
「・・・・・・片時も離れないから・・・・」俺と姉ちゃんはもう一度抱きしめあった。
おわり