真咲(2) 434 保守がてら

    

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72 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/05(火) 13:19:25.67 ZaKPyGb9O

 翌朝学校に来た私は、教室に入ったと同時に違和感を感じた。
 いつものようにクラスのみんなが友人とお喋りをしてるのは変わらない。 ただ、大半の瞳が一点に注視されているのが分かる。
 よくよく耳を傾けてみれば、「あの真咲さんが…」「私は怪しいと…」「嘘だよなこんなの」なんて声も時折。

典子「ゆこー!」

私に気が付いたらしく友人の典子が私に駆け寄ってきた。

ゆこ「のり?どうしたの?」

のり「真咲さんが…真咲さんが…」

と声を震わせながらみんなが注視する方向、つまり黒板へと私を誘う。

みんなが注視するものの前に立った私。

正直目を疑った。

そこには
白いチョークででかでかと

「鈴木真咲は女体化した元童貞の男だ。」

と書いてあった。


75 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/05(火) 13:39:26.24 ZaKPyGb9O

聞かれてた…?
昨日の話…
誰かに聞かれてた?
 その時はそんなことを思えるはずもなく、叩きつけるように黒板消しを取った私は猛然と黒板に書いてある字を消し始めた。
 どんだけ消しても上手く消えない。怒りで手元が狂っているせいだ。

「あれ?それ消しちゃうんだ?」

 そんな私の背中に投げつけられた声。壊れたマリオネットみたいな仕草でその声の方向を向く私。目の前に飛び込んでくるのはクラスの問題児の男の姿。

「これ書いたの…アンタ…?」

身を焼くような怒りの中、何とかその言葉だけを絞り出す私。

男「いや?俺が来た時にはもう書いてあったよ。 いや、でもねぇ…何の関係も無いゆこちゃんが消すとはねぇ…?
ひょっとしてアレ?
ゆこちゃんは真咲ちゃんのことが好きだったりしちゃったのかなあ?」
ゆこ「!!」
男「図星かよ!おいみんな聞いたか?うちのクラスの香山祐子はレズだ!ハハハ!こいつは傑作だ!
ゆこちゃん何だったら俺らがくっつけるの手伝ってやってもいいですよぉ?クラス一の美少女で人気者の真咲ちゃんとな!ヒャハハハ!おいみんな!ゆこちゃんを応援してやろうぜ!」

クラスの一部の男子から、「レーズ!レーズ!」とコールが始まった。



84 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/05(火) 14:00:55.46 ZaKPyGb9O

のり「止めてよ!ゆこが可哀想じゃん!」

のりの声に呼応して、友人達が私を庇う為に集まってくれた。

そんな彼女達にもレズコールが浴びせられる。

もう…我慢の限界だった。

ゆこ「のり…みんな…いいから。」

庇ってくれたみんなを押しのけ私は前に進みでた。
一瞬、教室内が沈黙した。

ゆこ「…好きよ。」

ゆこ「私は鈴木『正樹』が好き。」

男「…おい!みんな聞い…。」

ゆこ「あんたに分かる?好きだった人に女になられちゃった私の気持ち!」
ああ。もうダメだ。これは止まらない。ゆこ「あんたに分かる!?女になりたくなかったのになっちゃったその人の気持ち!」
言葉の奔流が止まらない。
ゆこ「あんたに分かるの!?助けに気がつけなかった私の気持ち!私に助けを求めてきたアイツの気持ちが!」

ゆこ「何も…何も分からないクセに…軽はずみに物を言わないでよぉぉぉぉぉぉ!」

薄れゆく意識の中で、私は正樹が廊下に立っているのを見た。


551 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 22:39:25.80 +0B4QOnqO

「ん…。」

 まどろみの中、かすかな灯りに私は目を覚ました。

まず私の目に飛び込んできたのは一面の白い天井。 ところどころ黒ずんでるところはあるもののさして気になるものでも無い。

のり「大丈夫?」
のりが私の顔を心配そうに覗き込んでいるのが分かる。

ああ、そうなんだ。
今保険室で寝ている事実、さらに気を失っていたという事実に気がつくまで私は少々の時間を要した。

のり「今ちょっと保険の先生出払ってるみたい。びっくりしたよ。突然倒れるものだから。」
ゆこ「のりがここまで私を?」
のり「私もそうだけど…私だけじゃないかなぁ…?」
ゆこ「…へ?」


のりがちょいちょいと指差す先に視点を移す。
そこにはベッド際ですうすうと寝息を立てる正樹の姿があった。



553 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 22:51:17.41 +0B4QOnqO

のり「あの後凄かったんだよ?ゆこが気を失った後。」
ゆこ「凄かったって?」
のり「真咲さんが凄い勢いで入ってきてね。
『俺の悪口を言うのは構わね-が、ゆこの悪口だけは言うんじゃねぇ!』
って凄い剣幕。」
ゆこ「え?」
のり「それからゆこを背負ってそのまま保険室直行。
ちょっとだけ怖かった。格好良かったけどね。」
女の子に格好良いってのはやっぱりかなぁ?そう言ってのりは苦笑した。


559 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 23:04:10.74 +0B4QOnqO

のり「あ…あのさ。」
ゆこ「ん?何?ゆこ」
のり「真咲さん、元男って…黒板に書いてあったでしょ?」
ゆこ「うん…」
のり「真咲さんってさ、やっぱり正樹くん…なの?」
ゆこ「…。」
のり「TS症候群…ってやつだよね?…男の子にだけ発症するっていう。
今まで見たこと無かったから…。」
ゆこ「…。」
のり「でもさ、こんなに綺麗になるのは反則だよね。もうちょっとブサイクだったら『女になっちゃったんだ』って思えたのにさ。」
笑いながら言うのり。けれど私には笑ってるようには見えなかった。

のり「あはは…こんなじゃ諦めることも…諦めないことも出来ないじゃんね。
神様は残酷だよホント。」


567 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 23:19:44.61 +0B4QOnqO

のり「あ…っと、ちょっとしんみりさせちゃったね。ごめんごめん。今日の私何か変だよね。」
ゆこ「のり…」
のり「あ…いけない。そろそろ塾の時間だ。私行かなきゃ。あーもぉーすっかり話し込んじゃって…。」
のり「遅れたらゆこのせいなんだからね?
真咲さんは置いていくから後は宜しくぅ。」
ちょろっと舌を出してから、のりは保険室から出て行った。


573 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 23:39:39.33 +0B4QOnqO

 ベッド元のまーくんに目を向ける。
私の足元の方でまどろむまーくん。
 床に膝をついて、ベッドの上に乗せた腕の上に頭を乗せている。
 膝は痛くないのかな、とか思いきや案外ぐっすり寝ているようだった。
私をここまで運んでくれたんだ。
そりゃ疲れただろうな。  
堪らなく愛しく見えて、私はまーくんの髪を撫でようと手を伸ばした瞬間。


その手が掴まれた。


580 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/06(水) 23:53:48.12 +0B4QOnqO

ゆこ「寝たフリしてたの?」
真咲「…。」

私の問いには答えず、私の手を掴んだまま。まーくんはベッドの上の私にのしかかってきた。
ゆこ「ちょ…まーくん?」
私の制服のリボンを強引に引き抜くまーくん。
リボンとの摩擦で首にちりと痛みが走る。
ゆこ「まーくん?まーくんってば!」
制服のフロントジッパーが引き下ろされる。
私のピンクのブラがまーくんの前に晒される。
ゆこ「ダメ…ダメだってば!」

そこまで来てまーくんは手の動きを止めた。
私はおずおずとまーくんを見つめる。

まーくんは泣いていた。

ゆこ「まーくん…。」

ぽたりとまーくんの涙の一滴が、私の胸に落ちた。


587 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 00:10:19.37 9m4I4TslO

真咲「ごめん…こんなの今更だよな。マジでごめん。ごめ…。でも分かんねーんだよ自分でどうしていいか…」

 そう言ってまーくんは私の上で泣いていた。
 涙を見せないように両手で顔を覆うその仕草はまさに女性の姿だった。
抱きしめたい衝動に駆られた。
でも、多分今の自分はまーくんを抱きしめてはいけない。まーくんをここまで追い詰めたのは、私だ。そんな私にまーくんを抱きしめる資格なんかあるものか。
 だから、私に出来るのは、まーくんが泣き止むまで黙って見守ることだけだった。

真咲「俺…今日は帰るわ。」
ゆこ「うん…。」 真咲「さっきのは忘れてくれると嬉しい。」
ゆこ「…。」
ひとしきり泣いた後、まーくんは保険室から出ていった。

乱れた制服を見つめる。
はだけられた胸元にはかすかに流れる滴が一つ。

さっき、私はまーくんにどんな顔を向けていたのだろう。

不安?
恐れ?
期待?
罪悪感?

ゆこ「男の子になりたい…。」

身を焼く絶望ともしれない何かの中、私は漠然とそう思った。


823 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 22:49:43.97 9m4I4TslO

 翌日の放課後、私は図書館にいた。
 昨日の夜まーくんと一緒にいた時に抱いていたあの思いは、今はすっかり形になっていた。
 男の子になりたい。男の子になれば私は何の遠慮もしないでまーくんの思いに答えることが出来る。 女体化について調べれば何か分かるかもしれない。その思いで私は図書館に来た。
 けれど調べても調べてもワケの分からない数値やデータばかりで私の知りたいことについては書かれていない。
 ひょっとしたら学校にある本だけでは不足なのかも…もっと大きなところじゃないと見つからないのかな。
 いや、そもそも女が男になんてなれないんじゃ…いやまさか…。
そんなことを思いながら今日五冊目になる本を手に取ったところ、後方から聞きたくもない声が聞こえた。


828 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 23:04:24.94 9m4I4TslO

男「よう。」

 私はその言葉には耳を貸さず、ひたすらに本を探す「フリ」をしていた。
ひとまずの目当ての本はもう右手に抱えてある。

男「おい。」

五月蝿い。
私の中にはそればかり、うんざり。正直コイツの声は聞きたくない。私とまーくんの事を踏みにじった。そんなヤツの声なんか聞きたくない。
くるりと振り返りソイツに一瞥をくれると私はそいつの横を通り過ぎようとした。

男「待てよ!」
ゆこ「放して!」

私の手を掴むそいつの手を振り払おうとした瞬間。
私の手から持っていた本が落ちた。


834 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 23:21:54.30 9m4I4TslO

男が私が落とした本を拾いあげる

男「現代社会における女体化が与える影響と対策…か。
ワケも分からねーくせにこんなクソ難しそうなの読みやがって。」
ゆこ「アンタには関係ないでしょ。」

 男が手に持った本を奪い取ろうとする私。けど、その度に男が私の手を避ける為、私の手は空しく宙を舞うばかり。

ゆこ「返してよ。」
男「いーや返せねぇな。」

ゆこ「返して!」

何度目かの手を振り出したその瞬間、男が私の手を掴んだ。

男「お前…TS野郎なんかと本気で付き合っていけると思ってんのか?」


838 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 23:41:18.25 9m4I4TslO

ゆこ「え…?」
男「俺が質問してんだよ。答えろ。
お前はTS野郎と本気で付き合っていけると思ってんのか?」
ゆこ「そんなのやってみないと分からないじゃない!」
男「はん!茶番だな。」

 私の決死の言葉を、男は何でも無いかのように吐き捨てる。

男「TSになると、何もかもが変わっちまうんだよ。性別も変わる!名前も変わる!自分を取り巻く環境も変わる!
そして人生も…変わっちまうんだ。」
ゆこ「男…?」

ふと男の顔が乙女のような寂しげなものに変わる。


男「…中学ん頃、俺にはかけがえの無い親友がいた。バカ騒ぎをしたり、他愛の無い話をしたり俺はそれだけで十分だった。」
ゆこ「…。」
男「ある日、あいつに彼女が出来た。俺も自分の幸せのように喜んだ。
…でもそれもアイツが女になっちまうまでだった。」


840 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/07(木) 23:58:32.16 9m4I4TslO

男「女になっちまってからのアイツは悲惨だった。
 彼女に捨てられ、クラスでイジメにあい、仲間だと思ってたやつにはまわされて…、俺は他校だったしな。気づいた時には遅かった。
…俺の思いを伝える前にアイツは死んじまったよ…。」
ゆこ「あんたは男じゃ…?」
男「女だったよ元は。女はTSしねぇって言われてたのに、俺は社会に裏切られた。
 アイツに彼女が出来る前に男になってなきゃ俺が告白したのによ。全部台無しだ。」
ゆこ「…。」
男「だから俺はTS野郎と付き合っていこうってやつには吐き気をもよおすんだよ。TSになるってことがどんなことかも分からねーくせに偉そうに恋愛を語るんじゃねぇってよ。」

男になりたい私と、男になりたくなかった男。

知りたかったことが分かったのに、私は何となく複雑な思いがした。


843 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/08(金) 00:18:33.01 gA2JD684O

それでも私は言わずにはいられなかった。

ゆこ「なら私が男になれば文句は無いんでしょ?」

それを聞くや否や、男の顔がまるで鬼のような様相に変わる。
掴んだ手を持って私を本棚に叩きつける。
ゆこ「…。」
男「てめぇ…人の話を聞いてなかったのか?んな寝言ほざくなんて…」
ゆこ「寝言なんかじゃない!私のまーくんへの気持ちはウソっぱちなんかじゃない!」
男「んだとぉ…?」ゆこ「あなたの過去には同情するけど、私とまーくんのことは今なの!
だから私は男の子になるって決めたの!」
男「てめぇ!」

殴られる!
私は思わず目をつむった。
しかし、私の顔に男の拳は飛んではこなかった。
変わりに目を開けた私の前には、先ほどの本が突きつけられていた。
それをおずおずと受け取る私。

男「ふん…、じゃあ試してみるといいさ。処女を貫いて糞神に選ばれて、体を苛む激痛に耐えればめでたく男だからよ。」

そう言って、キビスを返す男。
その背中に精一杯の皮肉と本音を込めて私は「ありがとう」と投げかけた。

男「ふん…せいぜい糞な神にでも祈っておくんだな。」


332 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/09(土) 21:45:28.27 wUQGx1qKO

男を見送った私は、先ほどと同じように図書館のテーブルに腰をかけた。

テーブルには3冊ほど本が積み重なっているがそのどれもが難し過ぎて中途半端に投げ出したものである。

私は今回の本も意気揚々と開いてはみたものの、その本もまた暫くして、机上の山の一部に加わった。

何の気もなしに自分の周囲を見渡してみる。
日も落ち、下校するのピークの時間も過ぎたせいか、図書館の人の数もまばらになっている。

外も暗くなってきた。そろそろ帰ったほうがいいだろう。

私は、先ほどの本を二冊だけ借りることにした。


335 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/09(土) 21:56:22.13 wUQGx1qKO

 本を借りた私は、図書館を出て、げた箱に向かった。

自分のげた箱からミュールを取り出し、つっかけ外に出る。

ことのほか外は暗くなっている。早々に帰ったほうがいいだろう。

気持ち足早に私は校門へと向かった。

誰かいる…?
私は誰かが校門に立っているのを認めた。
シルエットから判断するに女性だろうか。
その姿は近づいていくと徐々に私の見知った姿へと変わっていった。


真咲「…よぉ。」
ゆこ「まーくん?」
真咲「今日は一緒に帰らねーか?」



340 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/09(土) 22:12:21.57 wUQGx1qKO

ゆこ「一緒に帰るのも久しぶりだよね。」
真咲「ああ。」

ゆこ「きょ…今日の西口センセ面白かったよね!」
真咲「ああ。」

ゆこ「まーくんが一緒に帰ろうって誘ってくれたのってさ、久しぶりじゃない?」
「ああ。」

ゆこ「女言葉止めたんだね。」
真咲「もう今更…だしな。」
ゆこ「…そか。」

私達は、夕闇の道を歩いていた。
足元が心なしか重い。
以前なら冗談を言い合って帰った下校路も、今はぎこちない会話が繰り返されるだけ。

道はあの頃と変わらない。
風景もあまり変化は無い。

変化したのは今私の横を歩くまーくんだけ。
ただ、それだけのはずなのに

風景も道も変わってしまったように私は感じた。


343 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/09(土) 22:33:06.38 wUQGx1qKO

真咲「明日はどうするんだ?」
ゆこ「明日は家で読書しようかなって思ってる。」
真咲「そうか。」
まーくんは何となく寂しげな顔をした。

今日HRで先生に明日は臨時休校になることを伝えられた。
詳しいことは良く分からないが、昨日のまーくんの一件が噛んでいるらしいことはバカな私でも何となくは理解出来る。いつもなら「やった!休みだ!」なんて小躍りしてたのに、今回は何となく理由が分かる分、すんなり喜ぶことが出来ない。
でも休みには違いないから、本を読む時間に当てようかなと私は思っていた。


347 名前:保守がてら 投稿日:2006/09/09(土) 22:51:19.13 wUQGx1qKO

ゆこ「でも別に本なんていつでも読めるから、大丈夫だよ。」
真咲「いや…やっぱり止めとくよ。ゆこには無理させたくないし。」
ゆこ「無理なんて私は別に…いいから言ってみなよ。」
真咲「本当に?無理してねーのか?」
ゆこ「いいから早く言う。」
真崎「わ、分かったよ。
明日さ、遊園地にでも行かないか?」
ゆこ「え?」
真咲「せっかくの休日だし、ゆこと最近遊んでねーし。
…ダメか?」
ゆこ「ううん?全然平気だよ!お弁当作っていこうかな?」真咲「マジで?ゆこの弁当とか食えんのかぁ?」
ゆこ「失礼な!ちゃんと食べられますー!
そんな失礼な言葉言うのはこの口か!このこの!」
真咲「ごふぇん、ごふぇん。いふぁいからははひてふははい。」

 あ、なんかまーくんの軽口久しぶりに聞いた。
まーくんの笑い顔久しぶりに見た。
軽口を叩くまーくんの口を軽くつねる私。
ほんの一瞬だけ昔に戻れた気がした。


真咲「それじゃ。明日弁当楽しみにしてる!」

久しぶりに笑顔で、まーくんと別れた。

…けど、ほんの一瞬だけ寂しげに見えたのは私の気のせいだろうか…。
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