保管庫

廣隆(2) 605

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622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 19:33:30.58 yYiFMXXh0

んじゃ、投下
620
学校で39.9度と出た時は、気持ち悪い通り越してハイになってました。
~~~~~~~~~~~
10月27日

それから、俺…じゃないな。もう廣隆じゃないんだから。
それから私は大学から徒歩15分、バイト先割と近め、近くにスーパーという夢のような物件を発見し、そこに暮らしている。
家賃は少し高めなのはこの際目を瞑ろう。

廣「ふぅ…」
店長「ご苦労様。こう、力仕事ができる人があまり居ないから助かるよ」
廣「だからって、か弱い年頃の女まで、荷物整理に借り出さないでくださいよ、もう」
店「ごめんごめん。今度は昇給も考えてあげるから」
廣「本当ですか~?また口だけじゃないといいんですけどね~」
店「今度は本当だって」
バイト先はやっぱりホームセンター。多少、慣れてる仕事の方がいいだろうと考えた結果、こうして力仕事ばかりという形になった。
それでも、身体を鍛える分にはいい運動になった。

友達と呼べる仲間もいた。
和「二人とも、話してないで手伝ってくれぇ…」
彼は、松下 和仁(まつした かずひと)
廣隆だった頃の私を知る数少ない人間だ。
私より1歳年上で、〇大生である。要は先輩(予定)になる人だ。
勉強も教えてもらっていたりするが、当人曰く「お前なら、へましない限り100%受かる」と言われているので、ちょっぴり嬉しい。


624 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 19:38:05.62 yYiFMXXh0

622
店「ああ、ごめんごめん。廣野さん、レジの方お願いできる?」
廣「わかりました。その代わり、そこの荷物の整理お願いできますか?」
店「わかった」
和「早くしてくれ…」
廣「今行きますよー」
こんな風に、少し野中家が恋しくなったりもするけど、楽しく生きています。

10月29日
たまに現れる、あの事については、

ぺろぺろ…
廣「うう、ひもじい…何が悲しくて、魚の血舐めなきゃいけんのだろう…でも美味しいと感じてしまう自分が憎い…」
身近なものからの摂取。

廣「う~~~、トマトジュースに鉄分のサプリはイケるかと思ったんだけどな~。今度はトマトピューレにしてみようかな?」
代用品の研究。

廣「青大将とったど~!!」
迷惑にならないような狩り
時には、山に行って…
廣「…」 ガサガサガサッ… 
廣「……!」 ザクッ!

廣「野うさぎGET…!」
グッ(軽くガッツポーズ)

こんな感じであんな事にはならないように日夜研究と、獲物捕獲のための鍛錬を欠かしていません。
そんなこんなで私、廣野悠里は(いろんな意味で)頑張っています。


551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 01:16:31.91 NL00viB/0

んじゃ、お言葉に甘えて

3月17日

廣「これで、私も大学生か…」
和「実は余裕だったろ」
廣「そうでもないよ~。英語とかちょっと厳しかったし」
和「ふーん。でも、まあお前も晴れて大学生になったんだし、飲みに行こうぜ。俺がおごっちゃる」
この春、私は晴れて〇大生となった。
和仁という先輩の助言もあってか、合格する事もできた。

廣「だーかーらー、私は飲めないって言ってるでしょ」
和「血なら喜々として飲む奴が何を言うか」
廣「うるさい!そんな事言ってると本当に吸っちゃうよ?」
和「おー怖い怖い」
ちなみに和仁は私のあの症状の事を知っている。
前に一度、仕事中になって、襲い掛かってしまったからだ。
あの時は、まだ軽度だったからなんとか自力で抑えられたので良かったんだけどね。


552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 01:17:58.76 NL00viB/0

4月15日
ようやく私にも女の子らしい仲間ができました。

?「ゆーりーん!松下せんぱーい!」
廣「あ、りーこ」
彼女は高瀬 理奈 私と同じ学科にいる数少ない女の子。
バイト先も一緒だから、よく和仁と3人で遊んだりしてる。
りーこの呼び方?なんか呼びやすいから。

理「ゆーりん、今日バイト?」
廣「ううん、私は和仁と同じで明日」
理「じゃあ、明日バイト終わったら買い物行こ」
廣「…可愛い系は勘弁してね」
理「わかってるって。ちょっと相談に乗って欲しい事もあるから」
廣「…ああ、はいはい。そういう事ならいくらでも相談に乗るよ」
りーこにはよく買い物で振り回される。
というのも、私のアドバイスは、結構合コンとかで男受けがいいらしい。まあ、元男の言う事ですから。
それにしても私の過去知ったらどう思うんだろ、この娘。




553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 01:22:02.94 NL00viB/0

4月27日
廣「遂に、今日全部知ることができるのね…」
今日はいよいよ、この身体の秘密を知る人、そしておじさんや親父の恩師。
武田 槍滋郎 (たけだ そうじろう)教授 と会う。

ちなみにどんな人か
一言で言えば、普段は優しいじぇんとるめん
でも、裏の顔は絶倫鬼畜爺

要は猫かぶりの天才
では、いまからそのかぶりっぷりを説明しましょう

~表~
廣「そういえば、さ」
和「ん?」
廣「教授ってどんな人よ?」
和「ん~、優しくて温厚でいい先生だよ。さすが、名誉教授なだけあるよ」
廣「ふ~ん」
私は知っている、このジジイの素を。
あれは私がまだ、廣隆の頃で小6ぐらいの時に家に遊びに来たことがあるのです。
その時の事+叔父さんが話してくれた逸話で化けの皮を剥いでいこうと思います。


554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 01:24:40.51 NL00viB/0

~素~
好「いいか、廣隆…じゃねえ悠里。あのジジイには気をつけろ」
廣「なんで?」
好「あいつは普段は優しそうな顔をしてるがな。実はとんでもない野郎なのさ」
廣「例えば?」
好「あのジジイは、大学で自分の所に来た女の子を片っ端から喰って研究室送りにするような奴だからな」
廣「…(呆然)」
好「それに俺の記憶が正しければ、あのジジイは今、86だったな。それでもなお、子種が尽きないとんでもないジジイさ」
廣「…(呆z)」
好「それに、ある伝説があってな」
廣「…どんなの?」
好「60の時に、13人孕ませて、その子供の養育費を自分の出した本の印税その他諸々で全部払ってのけた、という話もある」
他にも、今でも学生孕ませていたりとか、各メディアの弱みを握っているためその事が公にならないとか、
親子2代で子を授かったという人もいるとか、
それで密かに付いたあだ名が「炎の孕ませ名誉教授」という事だとか。

廣「そういえば、あの時も…」

~表~
廣「そういや、教授ってどうやって学校来てるのかな?」
和「送迎用の車に乗っていったのを観た事があるぞ。やっぱり、偉い人は違うな~。」
廣「…」
嘘。本当は…


555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 01:28:03.96 NL00viB/0

~素~
バタ~~~ン!!!
槍「ぃよ~~う!元気か~?」
父「先生、遊びに来るなら言ってくださいよ…」
槍「がはははは、すまんすまん。丁度、首都高仕様の550馬力のZ33ができたもんでな。それで調子に乗って、ここまで来ちまった」
槍「あ、奥さん。晩御飯ゴチになっていいですか?」
母「はい、判りましたー。」
槍「おっと、あの娘に電話しとかにゃ…」
とぅるるるるるるるるるる………
槍「もしもーし、あ、鈴ちゃん。晩御飯は外で食ってくっから。え?夜には戻るかって?
当たり前だろ。今日もこの俺のハイパー兵器でひーひー言わせてやるぞい。それじゃ」
カチャッ
大体こんな人である。…不安だ。

~~~~~~~~~~~~~~
今日はここまで
相変わらずの筆の遅さにがっくりですよ


え?教授がなんかのキャラに似てるって?気のせいですよHAHAHA
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