天国への手紙 孔明 ◆fzpLpgOYbk

    

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581 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/13(水) 17:45:47.48 uX0ifto20

新作・・・と見せかけて以前名無しで投下したものを修正+加筆してお届け。

俺には6つ年の離れた弟がいる。
両親が別居して今は離れ離れで暮らしている。
俺は親父と一緒に東京で、弟は母さんと一緒に栃木で暮らしている。
親父は東京で大企業の社長を務めてる。
母さんは栃木の実家で農家を手伝いながら生活している。
俺が15歳の頃に両親は離れた。そんなわけで弟との思いではあまり無い。
9年しか一緒に生活できなかったんだからな。

両親が離れて暮らすようになったのは弟の病気が原因だった。
弟はとても病弱な体質で都会の空気が合わなかった。そして、9年前に突然症状が急変した。
それで一家で母さんの田舎に引っ越すはずだったんだが、そんな時親父は会社の社長に就任。
何千人の社員を置いて田舎に行くわけには行かなかった。
そして、都内の高校に推薦入学が決まっていた俺は親父の所に残ることにした。

両親が別居して9年がたった。そんな時突然母さんから手紙が届いた
『友紀の症状が良くなったので、東京に戻ります。』

その手紙が俺の人生を狂わせた・・・


585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/13(水) 18:16:54.41 uX0ifto20

581の続き。名作じゃなくて迷作なwwwここまでは以前投下したものです

母さんからの手紙が届いて数日が立った。
いつになったらこっちに来るんだろう・・・まぁどうでもいいか。
そして俺は近所のスーパーに買い物に行った。
たしか今日は納豆半額の日だったな。納豆を1週間分買い、店内を少しブラブラして店をでた。
帰宅途中ふと思い出す
「あっ!今日ジャ○プの発売日だったな」
今週のワン○ースおもしれぇwww
つかいつになったらハ○ターハン○ー再開すんだよwww
      • そしてジャ○ーを読み終えた俺は、コンビニを後にする。

俺の前に15,6歳くらいの女の子が歩いていた。
そういえば弟もあれくらいの年齢だったな・・・
ん?財布落としたぞ。
「おーい君ー!財布落としてるよー」
そういって俺は財布を拾い、女の子の元まで走っていった。
「あっ・・・」
声がでなかった。完全に見とれてしまっていた。
これはカワイイとかのレベルじゃ語れないほどの逸材。
「あのぉ~僕の顔になにかついてますぅ~?」
あぁ・・・これが萌えなんだね・・・俺、何時死んでもいいかも。
「あのぉ~?」
はっ!?もう少しでお迎えが来るところだった。
「これ、君の財布でしょ?」
先ほど拾った財布を差し出す。ずいぶん汚らしい財布だな。
どこか少し見覚えがある財布だった・・・
「あっありがとうございますっ!」
そういって少女は立ち去ってしまった。
      • 鼻の下伸びてたかな?


587 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/13(水) 18:29:43.03 uX0ifto20

585続き。ここからは新規作成したものです。
自分のこと僕って呼ぶ娘が実在するとは、2次元でしか居ないものだと思っていたんだけどな。
ああいう娘をもっと尊重していかなければならない。
色々と妄想を膨らましながら家に帰る。

「ただいまー(って親父まだ仕事か・・・)」
いやー妄想が現実になることがあるもんですね。
さっきの娘が目の前に具現化しました。
「やべぇ俺、末期かも・・・幻覚とか見え始めた」
?「あれっ?さっきお財布拾ってくれた人?」
しかも幻聴も聞こえやがる。俺も相当疲れてるんだなきっと。
親父が帰るまで寝るか・・・
?「ちょっと無視しないでよー」
はいはい、ワロスワロス。
?「ねぇってば。何で無視するの?」
俺の手をその娘が掴む。あー感触とかあるあr・・・ねーよ!
いくら妄想とか幻覚でも感触までは再現できないだろ!
      • ってことは目の前にいるこの娘は、妖精さん?
?「違ーう!」
「えー、つかぬことをお聞きしますが、あなた様はどこのどなたでしょう?」
?「どこのどなたって。弟だよぉー!お兄ちゃんの弟の友紀だよー」
ないない。俺には弟はいたがこんな可愛い妹はいない。
「はいはい、迷子さんですか。お家はどこかな?お母さんは?」
?「お母さん?・・・お母ーさん!お兄ちゃんが呼んでるよ」
え?お母さんまで迷子ですか?・・・この親子大丈夫かよ。
母「あら、久しぶりねー。少し見ないうちに大人っぽくなって」
お母さん。俺のお母さんですよね?
「じゃあ、この娘だれ?」
母「だれってあんたの弟の友紀よ。・・・まぁ今じゃ妹だけどね」
ちょ、意味分からねぇ。弟が妹?


394 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/23(土) 22:44:04.81 8tLO4d7U0

予定より遅くなってすんません投下
http://blog.livedoor.jp/hikaruxakira/archives/50225444.htmlの続き。しばらく間が空いてスマソ
携帯の人はhttp://blog.m.livedoor.jp/hikaruxakira/c.cgi?sss=stseugroodevil&id=50225444ここですよ

「えと・・・なんで女の子になってるの?」
「ん~詳しくは説明してもらってないけどTS症とか言う一種の病気らしいのよ」
「病気!?それ大丈夫なのかよ!」
「健康的にはまったく問題ないんだって。そのTS症のお陰で友紀の体調も良くなったし」
「なんで?」
「なんか体の作りそのものが変わったお陰で悪いところがなくなったのよ」
「都合よすぎねぇ?」
「そういわれたらそうだけど・・・まぁ友紀が元気になったからいいじゃない♪」
「そりゃそうだけどよ」
いきなり弟が妹になってたら誰でも困惑するだろ。しかも、その実の妹(元弟)に萌えたしまった・・・orz
友紀は男のときも女の子っぽかったけど、それはまだ男としてだった。一緒に風呂に入ってチン○も見たし。
その弟がカワイイ妹になったもんだから、さぁ大変。俺、理性保てるかな・・・。
(説明しよう!この主人公である俺は妹属性にめっぽう弱いのだ)

次回『獣×覚醒×貞操の危機?』
お楽しみに!


474 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/24(日) 01:09:14.47 yr0OiL2J0

394の続き前作とは打って変わってコメディチックでスマソ

次の日の朝・・・俺はいつもの癖で台所へ向かう。トントントンッ―子供の頃に聞いた音が聞こえてきた。妙に心地いいリズム。
母さん・・・そうだった。やっと家族が元に戻ったんだな。そう思ったら涙が出てきた。
「あら、早いのね?・・・って、なーに泣いてるのよ?」
「やっと家族が一つになれたんだなぁ~って思ったらね」
「いらっしゃい」
母さんは両腕を広げた。母さん・・・俺は母さんの胸の中にダイブした。
「ずーっと一人で大変だったわね。今日からはおもいっきり甘えていいのよ」
(母さんの胸やわらけぇwww)
「おはよ~ってアレなにやってんの?」
寝ぼけ眼で友紀が2階から降りてきた。あぁ~そのダボダボのパジャマもいいっすなぁ~。
「これはだな、9年ぶりの親子の再会だ。・・・そうだ、友紀にもしてあげよう!」
「え・・・ちょっなにすん」
俺は友紀を力強く抱きしめた。(細いなぁ~。・・・ちょwおっぱい当たってるww結構でけぇwww)今日はどうやらおっぱい運が絶好調のようです。
「ちょっと、やめてよお兄ちゃん」
「感動の再開なのにそういう事言うんだ?お兄ちゃんすっごく傷ついたなぁ~」
「え、あの、別に嫌いってわけじゃなくて・・・えと・・・/////」
あたふたし始める友紀。顔を赤らめちゃって、この愛いやつめ。
「ほっぺにチューしてくれたら許してあげなくも無いぞ!」
「え?」
「ほれほれ」
ほっぺをつきだす俺。・・・今思うと母さんの前でなにやってんだか。
「今回だけだよ・・・(チュッ)////」
むっはー!ktkr!やわらけぇー!もうね、マイサンがギンギンですよ!
「ちょ、ちょっとトイレ行ってくる」
俺は前屈みでトイレへ爆走した。
「(あらあら・・・若いわねぇ・・・)さっ、友紀も朝ごはん手伝って」
「はーい♪」


668 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/24(日) 20:33:27.85 dgqIGmkW0

474の続き。過去最大級の読みづらさになったことをお詫びする。だが、反省はしていない(オィ

俺は一人トイレの中で悩んでいた。
(はぁはぁ、実の妹で勃起するなんて尋常じゃない・・・)
「お兄ちゃーん!いつまでトイレに入ってるの?ご飯できたよー」
思わずビクッとなってしまう。あの声、あの容姿・・・ただ俺と友紀は兄弟、兄弟なんだ。自分にそう言い聞かせてどうにか息子を鎮めた。
親父も降りてきて9年ぶりに我が家で全員が朝食を摂った。
「こうして家族四人で朝食を食べるのも久しぶりだな・・・」
親父・・・そうだよな。親父も寂しかったんだよな。
「・・・あれ目にごみでも入ったかな」
親父の涙を初めて目にした。今までずっと感情を押し殺してきたんだな・・・。

この日の味噌汁はすこししょっぱかった。


670 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/09/24(日) 20:38:41.87 dgqIGmkW0

668
俺は大学を卒業してすぐに親父の会社に就職した。
しかし、大卒の若造が社会人として生きていくのはとても大変だった。度重なるミス、ストレス。一時期は軽い鬱病にかかっていた。
だが、周りの人に支えられて少しづつ少しづつ成長していけた。特に同期入社の美里には感謝している。俺のよき理解者だ。
そして社会人生活も2年目を迎えた。

「親父!早く行こうぜ」
「そんなに急がんでも間に合う」
「じゃいってきまーす」
いってきます。この言葉を使うのは何年ぶりだろう。社会人になってからは親父と一緒に通勤していたから言ってなかったな。
「いってらっしゃい」
俺と親父はどこか足取りが軽く感じた。
「友紀も早くしなさい!」
「はーい」
友紀は地元の高校に転校した。友紀の女性化は約2年前に起きたのだが少し様子を見る必要があったので実家の栃木で過ごしていたらしい(実は親父は2年前からしっていたらしい)。
そして安定してきたからこっちに戻ることを決めた。友紀にとっては仲良しの友達とお別れすることになったので辛かったと思う。
でも、友紀なら上手くやっていけると思う。なんたって俺のおと・・・妹だからな。まぁ友紀の身になんかあったら俺がすっ飛んでいく。
「じゃ、いってきまーす」

ここらで休止。ブログのほう改造してくるノシ


25 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:09:17.80 HAB6RL1y0

続きhttp://blog.livedoor.jp/hikaruxakira/archives/cat_50022848.html
ケータイhttp://blog.m.livedoor.jp/hikaruxakira/c.cgi?sss=stseugroodevil&id=50225444
やっとどこまで投下したのか把握できたので投下します

会社に着くとなぜかそわそわしていた。友紀はうまくやっているだろうか・・・仕事が手に付かない。
「なぁ~にサボってんのよ?」
「・・・なんだ美里か」
「なんだとは失礼ね。この超・美人な美里様が声をかけてあげたのに」
(確かに美人だよ。この正確さえ直れば最高なんだけどな・・・)
「はいはい失礼しました。仕事に戻りますよ」
「よろしい!・・・で、今日のお昼どうする?」
「う~ん・・・今日は社員食堂でいいや」
「じゃ私S定食ね~よろしく~」
「はいはい・・・って俺の奢り!?」
「さぁ仕事仕事!」
「(覚えてやがれ)」
友紀の事が心配だったが仕事しないと今度は部長に呼ばれかねん。俺はPCをたちあげた。

黙々と仕事をこなしているとメールが一通入った。
たぶん美里かな?とりあえず開いてみる。
件名:無題
本文:
友紀うまくやってるかな?

…親父…
今日は久しぶりに親父といっしょに早く家に帰ろう。


26 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:15:17.77 HAB6RL1y0

「えー、今日は転校生がきています」
『えー!?』
教室が騒がしい。まぁどこの学校でも転校生というのは特別な存在だ。例えるなら…ヴェルターズオリジナルくらい特別な存在。
「はいはい、静かに!…じゃぁ入ってきてくれるかな?」
僕は静かにドアを開けて教室に入った。
みんなの視線が僕に集中している。ちょっと照れくさいな。
「それじゃ自己紹介よろしくね」
「はい。えっと…木村友紀です。栃木から引っ越してきました。仲良くしてください」
…ふぅ、なんとか噛まずに言えた。
「スリーサイズは・・・くぁwせ」
「はいはい童貞はすっこんでろ」
教室の後ろのほうにいる男子が何か言おうとして隣の女の子に突っ込まれた。
なかなかおもしろいクラスみたいでよかった。

休み時間になるとクラス中が僕の周りに集まっていた。
みんなに一斉に質問を受けてなにがなんだか分からなかったけみんないい人っぽいので安心した。

視点があちこちに動くが気にしないでくれ


29 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:16:40.12 HAB6RL1y0

今日の夕飯はエビフライだった。俺と親父の大好物。
俺と親父は涙を流しながらエビフライを頬張った。今までで1番上手いエビフライだった。
そんな俺達を見て母さんと友紀は笑っていた。
やっぱり家族っていいなぁ・・・
友紀も学校のほうはなかなか順調らしく、隣の席の娘とお友達になったらしい。
それを聞いて俺と親父はほっとしてまた泣いた。


31 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:18:02.28 HAB6RL1y0

友紀が来てから半年の月日が流れた。

「ねぇねぇ、友紀ちゃんって好きな人いるの?」
「え?…いる…のかな?」
「えっ!?いるの?誰?隣のクラスの雄太君?」
「違うよぉ」
「じゃぁ誰なの?」
「えへへ、教えなぁーい♪」
「えっちょっおまっ」
(お兄ちゃんの顔がまっさきに浮かんだなんていえるわけないよ)

一気にラストまで行きます。
無理やり完結させたとかじゃないからね


33 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:18:35.63 HAB6RL1y0

「ただいまー・・・?。お母さーんお父さんたち帰ってるの?」
返事がない。おかしいなぁ。
「だれもいない…」
『ハッピーバースデー友紀!!』
突然お父さんたちが現れて驚きのあまり泣いてしまった。
「あれ?…泣かせちゃったかな?」
「親父のせいだぞ?」
「え?俺のせい?」
「ち、違うよぉ…いきなりだからビックリしちゃって」
「ごめんな。親父がどうしても驚かせてやりたいって言うから」
「ちょ、おまえがやりたくぁwせ「悪気はなかったんだよ…」
「ううん、凄く嬉しいよ」

4人そろったバースデーパーティーは何年ぶりだろう。
この日は時間を忘れて楽しんだ。友紀がローソクの火を消して、みんなでケーキを食べて、桃鉄やって。
プレゼントを渡したときの友紀の涙ぐんだ笑顔を俺は一生忘れない。


36 名前:孔明 ◆fzpLpgOYbk 投稿日:2006/10/10(火) 23:20:21.24 HAB6RL1y0

次の友紀のバースデーが来ることはなかった。
誕生日から1ヶ月が過ぎた頃、友紀の病気が再発した。末期の状態だった。
余命はもって半年との宣告だった。あまりにも突然で、残酷な運命。
そしてそれからの約半年、俺は会社を休み友紀と過ごした。
たった一人の兄弟として、そして最初で最後の彼氏として・・・。

天国で待っていてくれよ。俺が逝くまで泣かないでいい子にしてるんだぞ。
いい子にしてたらまたいっしょにお散歩しような。二人っきりで、雲の上を。お弁当もってさ。
二人だけの約束だぞ。

―天国への手紙【完】―
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